70 ■ 【練習村】勢いで、RP、しよう
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レティーシャは、エリアスと一緒にロビーの端っこ、少し肌寒い廊下へ移動した。
2013/02/08(Fri) 13時頃
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あなたに、2票入ってたんだよ…… もし、あと1票でも、入ってたら……
[それまで強い口調だったのに、突然いい噤んでしまう。それから、顎ごと下唇がわずか震えて、涙がぼろぼろとこぼれ落ちる。]
私、今朝、すごく怖かったんだよ… エリアスが、私が名前を書いたせいで、死んじゃったのかと思って…… やっと安心したのに、票見たら…… もう一歩で、エリアスが、うぐ…っぐす…エリアスが消えちゃうところだったかもしれないなんて……
あなたが嘘をつくとは思えない……から、 たぶん……私の……勘違いなのが、いちばん、嬉しいの……
[それだけ言って、涙をごしごしと拭い、俯く。]
(-76) 2013/02/08(Fri) 13時頃
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……ああ。
[見てきてしまったか、と思った。当然のことだけれど。]
ごめんね、レティーシャ。 僕は約束を破っても、君に何かあるのが嫌だった。いや……僕に君の名前を書くことは、出来なかったんだ。
[正直な理由だった。弱く、レティーシャの気持ちを裏切ることなのだと分かってはいた。]
僕になら何かあってもいい、って思ったんだ。
[何故か。言わざるを得ない。]
僕の身体は、君が思っているよりずっと悪い。 だから、僕に何かあって……死んだとしても君のせいじゃないって思ってほしかった。
僕の票は、他の人に譲ったんだ。
(-77) 2013/02/08(Fri) 13時頃
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−ハナの部屋−
〔自室で休む。 ロビンにそう言って引き揚げて来たけれど、足が向かったのは、ハナの遺体が横たわる酷く寒い部屋だった。
いつものように扉を開けば、鼻を赤く腫らした彼女が居るのなら良いけれど。
『おねーじゃん』
無論、ハナはそう呼んではくれなかった。 雪の降る外よりも冷え切った室内に入り、椅子を引き寄せてベッドサイドに腰を下ろした]
(145) 2013/02/08(Fri) 13時頃
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[レティーシャの涙を拭ってやりたかった。だけど僕にそれをする資格があるとは思えなくて、ただ、こぼれ落ちるそれを見つめるしかない。]
(-78) 2013/02/08(Fri) 13時頃
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/*
! セレストおねー…
(-79) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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おいチビ、そんなんじゃ、寒いだろ。
〔青く凍ったハナの手に目を落とした。 燃えるように赤くして雪玉を捏ねていた指先も今は見る影もない。
ふと思い立って、枕元に置かれた彼女のお気に入りの、ラベンダー色のニットを広げ、 遺体の上に掛けてやり]
……。
〔たくさん懺悔したい事がある。 でも、どう言葉にしてももうハナには許して貰えない。 目頭を指で拭って、俯いた]
(146) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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/*エリアスは割と内緒話が多いな! ムパさんいらっしゃらないかなー
(-80) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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/* うおお タイミングかぶっててふいた
(-81) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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― 厨房 ―
[厨房に着くと、そのまままっすぐ端にある石窯の陰に行き、そこに座り込む。 そんなに人が来るような場所でもないけど、出来るだけ、目立たないように。]
……っ
[一人になると、我慢していた感情が、瞳から溢れてくる。 ぎゅっ、と猫を抱く。 自分勝手に抱きしめたものだから、逃げてしまうかもしれないと思ったけれど、にゃあん、と鳴いただけで、猫は大人しくしていた。]
駄目だね、あたしは…。
[感情の波をコントロール出来ない。 最初から、今日みたいに挑発的な態度をしていれば、クラリッサの代わりに自分がいなくなったかもしれない。 あるいは、今日も昨日みたいに、ただ泣いて拒絶し続ければ、嫌な事全部を認めずに済んだ。 ロビンの言うように、物事に全て正解があって、正解だけを選べたらどんなにいい事だろう。]
(147) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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/*そう言えばいまだにラディとお話してないんだよね おっとムパさんとラディ両方いらしたー! ムパさんはラディんとこかなあ
(-82) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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……うそぉ……
[溢れ出る涙を拭う暇がなくて、床にぽたぽたと水滴が落ちていく。]
……わたし、あなたが、私の名前を書いてくれるって、……思ったから、昨日、やっと書けたんだよ…… わ、わたし、ばかみたい……
そんなの、わたしがあなたの名前を書く限り、思わないわけ、ないじゃない… あなたがたとえ私の名前を、書いてくれなくたって…… それは変わらないよ…
私じゃない、誰かに……譲ったんだね…… そっか…… はは…… はぁ……
[涙を拭って、天を仰ぐように顔を上げる。少し、笑っている。]
(-83) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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ねぇ、マイケル。 全部が嫌なんだよ。マイケル。 本当に、もう、いなくなってしまいたい…。
[自分がいなくなれば、もう、怖い事も、疑う事も、疑われる事もしなくていい。 いっそ、吹雪の中出て行こうか、それじゃなくても、他にも方法はある。厨房には刃物が置いてある。
いや、駄目だ。死ぬのなら、罰を受けるか、選ばれるかでなくてはならない。 そうじゃないと、無意味に皆を混乱させるだけだ。]
でもね、マイケル。 クラリッサの事は、思い出せて良かったよ。 自分達で殺したのに、死んだ事を忘れるなんて、酷いもんね。
[ハンカチを口元に当てながら、嗚咽をこらえて言う。]
(148) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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[そうだ、クラリッサ。 セレストの言葉>>59を思い出す。 票を託したのは、生きている人を殺すよりも、自分を思い出して欲しかったからじゃないのだろうか。 復讐や罰という言葉よりも、思い出して欲しいとか、寂しいから連れて行くとか、そういう話ならクラリッサに似合っている気がした。
いや、ただそう思いたいだけなのだろう。本当の所は、聞いてみないと分からない。]
…聞いてみても、分かるかなぁ?
[相手はクラリッサだ。よく分からない返答が帰ってくるかもしれない。 ラディは嗚咽と笑いが混じった泣き笑いをしながら、膝を抱えた]
(149) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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[話しながら僕は考えていた。 レティーシャへの疑いが消えたわけではないけれど、僕はこの女の子をやはり信じたい。 決めたのに、決めたんだけれど。
胸が、苦しい。]
(150) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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― 厨房 ―
[エリアスの後姿を見送った。]
食堂にもいないや。 部屋かな……
[部屋をあたる前に、食堂に来たついでに水を飲みに厨房に入ろうとする。 小さな話し声が聞こえた気がした。]
……?
[厨房に顔を覗かせる。 ラディスラヴァが石窯の傍に座りこんでいるのは、この位置からは見えにくく、最初どこに居るかわからなかったが、マイケルの、にゃあという声で、気付いた。]
……何してるんだいそんなとこで。
(151) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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[ムパムピスに声をかけられて、びくり、と肩を震わせる。 顔が見えないように、壁の方を向いて、前髪を少し整える。]
ちょっと、一人になりたかっただけだよ。
(152) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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〔ふと思い立って顔を上げた。 今まで聞いた皆の言葉の中に違和感を覚えるものはなかっただろうか。
明晰に理路整然と考える程の知恵は回らないけれど。 何か引っかかる棘はないか。 思案しながら、少し膨らんだハナのカーディガンのポケットを見つめた。]
……あっ。
〔ガタン、と音を立てて椅子から立ち上がった。]
そうだ、あいつ。 探さないと。
〔そう言えばあの時。あの間際。あれは何だったんだろう。湧き上がる疑問に突き動かされるようにハナの部屋を飛び出した]
(153) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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/*やっぱりあっちかー! 乱入!wwww
(-84) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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[ラディスラヴァの顔が壁のほうを向く。 声で、泣いているとわかって、ぎくりとしてから、困った顔をした。]
……そっか。 ぼくは、ラディがどこに居るのかと思って、さがしてて。
さっき、寝てる間、ありがとね。
[言葉に詰まったように、少しの間黙りこんでから、ラディスラヴァの傍に寄って]
隣にすわってもいい?
(154) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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セレストは、足音を立ててギシギシ音を立てる廊下を走り、寮の中を走った。
2013/02/08(Fri) 13時半頃
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エリアスが、体悪いのなんて知ってるよ…… でも、治らないんじゃないんでしょう? もし、治らなくても、こうして生きてる……
私の家族はみんな死んじゃったけど、貴方は生きてるんだよ。すごいことだよ。 だからそんなの、関係ない。
エリアスは生きてるんだから、生きてていいんだよ。
[それから、悲しそうに笑う。]
でも、エリアスは、私のこと、騙したんだね…… 嘘、ついたんだ。 もう、なんにもわかんなくなっちゃった。あなたが私に嘘をつくんなら、みんな嘘つくよねぇ〜…あはは……
ごめん、私、部屋戻るね。
[それだけ言って、自分の部屋にかけ出した。]
(-85) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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[誰の声でも顔を上げる事なんてないと思ってた。 どこからともなく聞こえてきた、囁きは 暗いほうにぐいぐいと心が引っ張られる感じがした。]
『おいチビ』
[その声を聞くまでは、ほんとうに、そう思ってた。]
(+50) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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ハナは、ゆっくりと顔を上げて、部屋に入ってきたセレストを見上げた。
2013/02/08(Fri) 13時半頃
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[ベッドに誰かが寝てる。その子に、ハナの大事なラヴェンダーのカーディガンをかけていた。]
ちがう ちがう
ハナは ここだよ
[ケイトに抱きしめられたまま、か細い声でそう訴える。だけどやっぱり、 届く事はない。]
(+51) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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[本当は、こんな時に誰かに側にいられるのは困る。 みっともない所を見せてしまうし、落ち着いてからじゃないと、何を言うか分からない。
でも、嫌だ、とは言いたくなかった。]
好きにしなよ。 でも、その大きなお尻が汚れちゃうよ。
[冷静さを取り戻そうと、できるだけ、いつもと同じ様に。]
(155) 2013/02/08(Fri) 13時半頃
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レティーシャは、エリアスと何か話した後、ロビーを突っ切るようにして駆け出し、自分の部屋へ入った。**
2013/02/08(Fri) 14時頃
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ハナは… ここだよ。
[どうして聞こえないの。 どうしてこっちを見てくれないの。]
ハナは、…
[どうして ―――― **]
(+52) 2013/02/08(Fri) 14時頃
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[くす、と、笑い声をたてた。 無理にわらったような顔になってしまったけれど。 ずうずうしく座りこんで、膝を抱えるようにする。]
……なんか 泣かせてばっかりいる気がするので
ほんとにごめんなさい
[ぽつりと言う。膝に顔を埋めた。]
(156) 2013/02/08(Fri) 14時頃
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[泣く女の子を慰めてもやれない自分。だって僕のせいなのだから。 君の名前を書けなかったのは、僕が弱虫だから。ごめんね、ごめんなさい。君は少なくとも僕より強く在れる。 どんなにその姿を見て僕の胸が苦しくなろうとも、手を伸ばせない。
……僕は、君や皆の哀しみを見たくなかっただけの、卑怯者だ。 だから僕を責めてくれていい。怒ってくれていい。 だからどうか、泣かないで。] ……。 [彼女の哀しみに満ちた笑顔に、僕は本当に心臓が止まりそうになる。これが、彼女を騙した罰。 駆け去っていく彼女を追うこともできない。 ただ、その背中に小さく声を投げかける。]
ああして票を交換することで君が誰かの名前を書けたなら、それはきっと間違いじゃなかった。 だってきっと、書かなければ終わらない。 ……僕は、終わらせたい。だから、誰も彼もを疑うことにしたよ。
[分かるだろうか、やさしい彼女にこの言葉が。 分かるだろうか、僕の瞳が鬱屈とした暗い、恨みの炎に燃えていることが。
その言葉を置いて、僕も彼女と逆に踵を返した。]
(-86) 2013/02/08(Fri) 14時頃
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−食堂−
〔各部屋を覗いて人を探している。 ロビーを覗き、見渡せば端でエリアスとレティーシャが話し込んでいたのが見えたかもしれない。 が、すぐに取って返して、食堂へ。
奥の厨房と続く出入り口を見遣れば、そこに探す男の背が見えただろう。 同時に石窯の横に座り込んだラディスラヴァと。
勢いよく飛び込んで来たものの、たたらを踏むようにして止まり、そしてぐるりと背を向けた。
派手に物音を立てていたので、気付かれないつもりがあったわけではない。ただ、二人が話す邪魔をした、と踏み込むのを躊躇った。]
(157) 2013/02/08(Fri) 14時頃
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でも。ラディ。 お願いだから 消えてしまうかもしれないのに、 ……自分の名前をかけなんて、言わないで。
…… きみが、あの日、いなくなった二人のどっちでもないことだけは、ぼくが、おぼえてる。
[膝に顔を埋めたまま、いう。]
(-87) 2013/02/08(Fri) 14時頃
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別に…
泣いて、ないし…
[嘘にもなっていない。 でも、泣いていないという事にした方が、自分にとっても、多分、ムパムピスにとっても都合がいいように思える。
膝に顔を埋めたムパムピスは、ひどく傷ついているように、疲れているように見えて、その背を撫でようとして、迷ってから、手を引っ込める。]
(158) 2013/02/08(Fri) 14時頃
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え?
[ムパムピスの言葉に、動きが止まる。]
(159) 2013/02/08(Fri) 14時頃
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