233 冷たい校舎村5
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[ ── そうして、恐らくは二人揃って てくてくと教室への道のりを引き返したことだろう。
パン屑よりは物騒な道標は拭き取られており、 シンデレラの正体>>201を知ったのなら、
「 ありがとう、ワーカホリックめ! 」
…… とでも言えたのだろうが、 生憎、安楽一記はまだ知らない。]
(223) 2018/02/16(Fri) 01時半頃
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/* >>222 いやまあ、投下する時に思ったけど直すの面倒だし別にいいかなって(
(-63) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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── 回想/事故 ──
[ 稀好の父は、大学時代から旅行が好きで 亀森家はその影響でか遠出を多くする方だった。
年に四回は旅行に出るので 家は大体慌ただしく忙しなかったが 稀好も、嫌いでは決してなかった。
四年前も、いつもと同じ。 行き先を決めるのは父の仕事で スケジュールを組み立てるのは母。
姉の受験も近かったから、二泊三日。 人も多い 近場の観光地。 温泉も、勿論ある。 ]
(224) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ 着いた旅館はそこそこ綺麗で、上品で、 抜群に料理が美味しかった。 宿を決めた父は、旅行先の食事に拘るタイプだ。
ただちょっと、観光地とされてる賑やかな市場が 少しばかり歩かなきゃいけない距離にあるのが 唯一といってもいい程の、その旅館の難点で。 ]
ねえ、これ重いよ 持ってくときも大変だよ?
[ 海鮮の瓶詰を持って唇を尖らせた稀好は、 声だけを後ろを歩く父親へと投げた。
市場から旅館へ戻る、帰りのことだった。 ]
(225) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ 腕いっぱいのお土産を抱えて会話を交わしながら のんびりと歩いていた亀森一家は。 幻だったみたいに、一瞬でぐちゃぐちゃになる。
稀好は、今でも覚えてる。
ふたりずつ、二列で歩いてた。 前が、車道側に姉で、出店側に稀好。 後ろが、車道側に父で、出店側に母。
不満を父に溢しながら、視線を落とした足先。 稀好。 そう、大声で。 姉に名前を呼ばれて、衝撃。 押された。 と、理解する前か後かに、また、衝撃。
瞬きの暗闇の後、視界がぐるりと回ったこと。 急すぎて脳が理解できなかった。 ]
(226) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ あ、なに。 なんだこれ。 稀好は起き上がろうとして、腕が震えた。
いつの間にか寝っ転がっていたのかも、 今見える景色がさっきと同じ場所のものなのかも まったくもって、分からなかった。
ぼやけて、ちゃんと見えない視界には ぐしゃっとなったつやつやしたのと、 ぐしゃっとなったざらざらしたの。 あとなんか、何方でも無い太い枝みたいなのが 腕を伸ばしたら届きそうなとこに、あった。
救急車! 救急車! って、 誰か、知らない声が叫んでいるのが聞こえて 事故なんだって気付いた時、稀好の心が逆立つ。
動かそうと思った腕は、力が入らなかった。 ]
(227) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ 父の声も、母の声も、姉の声も、 全然、全く、聞こえない。 呻き声さえ、聞こえなかった。
は、は、と息が短く出て それだけがやけに大きく耳に響く。
意識あるの、自分だけなんだ。 父さん、母さん、姉ちゃん、ねえ。 どうして。 どうしよう。
何処だ、って。 皆何処、って、 探したいのに、身体は動かない。 あつい。 あついのに、震えが止まらない。 視界は狭いし、瞼が、重い。 ]
(228) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ 動けない中、耳だけが働いていた。
キャーとか、わざとらしい悲鳴は無かった。 やば、とか、事故だ、とか。 そんな呟き。 救急車呼びました!とか。 そんな叫び。
喧騒はある。 人は居る。 でも見知った家族の気配が、無い。
ざわざわとして、心臓から喉まで 息苦しさが貫かれてしまったとき、 じわじわと、稀好の視界に赤が滲んで。
同時に諦めが湧き上がって、 冷たい熱に踊らされるままに 稀好は意識を、手放すことにした。 ]
(229) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ 今思えば、見えたあの枝みたいなものは 姉の、吹き飛んだ足か腕、だったんだろう。
と、稀好は考える。 ]
(230) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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── 3-4教室 ──
[ ゴトン、と。 固いものが落ちる音がして、 稀好の意識は現実へと戻される。
一つ落ちたら、堰を切ったように たくさん、たくさん転がり落ちていくのは 丁寧に並べてたペットボトルだ。>>103 ]
あっ 平気だよ 僕直しとくから
日向ちゃん、深呼吸、深呼吸
(231) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ 拾い上げて、机に置く。 稀好の手つきはさっきよりも適当だ。
当たり前だろう。 女子に囲まれてたときは、これでもかって位 笑える位に、几帳面に置いてたのだから。 ]
おかえり 壇、出てっちゃって戻ってないよ
[ クラスメイトが一人戻ってきて>>217 稀好は当たり前に声を掛ける。
本当は「お疲れ様」とか「ありがとう」とか おかえり、の後に言いかけたのだけど アレの片づけに対してだって考えたのなら どうにも不謹慎に思えて、飲み込んだ。** ]
(232) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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── 一階廊下 ──
[ ……働き者のシンデレラに遭遇する代わり、 ふらりと歩く影一つ>>167見付けて、 安楽一記はその足を止めた。
高槻が手を洗おうとしているなど 知る由もなかったが、
奇妙な儀式>>166のほんの終わりだけ 目撃してしまって、首を傾げる。]
…… 何をしてるんだ?
[ 廊下の真ん中で目を瞑り 何やら物思いに耽る(?)姿は、 見た者になかなか強烈な印象を与える。]
(233) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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―幸せの先―
[ 白と黒とも判別つかない笑み>>1:441は 何を思い何を映し何に揺らぐのだろうか。
何処か幼く思える話し方といい、 要領を得ない問答の繰り返し。 曖昧なやりとりに首を傾げた。 ]
…………? 古守はおばあちゃん、じゃないんだから それは、おかしくない?
[ まるで一心同体のように言うものだから、 言葉の綾だとしても、 不思議は募るばかりだった。 ]
(234) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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[ 解き明かせないものに疑問を得て。 責任が持てない事はするもんじゃないと、 教えてくれた副委員長の事もすっぽ抜けて
細まる瞳の中>>1:445 「考えたことがない」>>1:448に 眉を寄せて。 ]
…………、でもまぁ、古守が幸せなら、 それで、いいんじゃない。
[ いや、まさか。 もしかして、と浮かんだ五文字が残される。 ]
おばあちゃんって、さぁ。
[ 生きてんの 、とは尋ねられず。 ]
(235) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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古守にとって、……何?
[ ひとつだけ、問いかけるもの。 なんというか、噛み合わなさを感じる。
どうせ立ち上がるつもりでいたし、 対して仲が良いわけでもなく、 誰かのように面白おかしい問答を 繰り出すような頭脳もない。
はぐらかされたって構わなかった。 ]
もう、ちっちゃい子じゃないんだし、 おばあちゃん離れ、しなよ。
[ 笑いながら一方的にそう告げた。 言葉を交えたって到底理解できそうにない級友。 まあ、自分相手に話したくないだけだろう、と、 決め込むことにしたのだけど。 ]*
(236) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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…… 何か探知できるなら、 是非とも守屋の行方を調べてくれると助かる
[ すこぅし意地の悪い誂いは、 副委員長がいたなら非難された気がする。
が、指摘にあった>>5通り、 委員長はどうも冗談が あまり上手じゃあないらしい。
はは…… と笑って、ひょいと見下ろす。
汚れを落としてご満悦の安楽一記は 機嫌の良さそうな笑みを湛えている。**]
(237) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/16(Fri) 02時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/16(Fri) 02時頃
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[なりたくないものがあって、なりたいものもあった。 かけられたくない言葉があって、かけられたい言葉もあった。
だから何だというのだろう。
現実は、思い上がりを粉々に壊してくれる。]
(238) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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— 回想:川辺が紅に染まるのは何時? —
[遅くなった帰りの通学路。晴良に付き添って歩く、いつも通りの小川沿い。 ——その日も、物好きな連中がオレの前に立ちふさがった。 見たことも無い顔に、九重生じゃない制服だった。]
「法で裁けない悪党の一家って聞いたけど、マジっすか?」 「怪我させられた女の顔写真がネットに出回ってんだよねー」 「お前、関係者だろ。特定できてっから。」 「なーカノジョ。そいつの兄貴、犯罪者なんだけど?」
[そいつらを存在まるごと無視して、間をすり抜けて帰ろうと思った。 いつもよりもヤバさを感じる。絶対に関わり合いになってはならない。 晴良の手を引いて、歩幅を大きくする。
しかし、彼女は今日も黙りはしなかった。]
(239) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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/* 匿名メモないのかぁ。
★現在 3年4組:古守、亀森、有川(?) +帰って来た:永谷 1階廊下:高槻、安楽、黒岩(?) 3階廊下:十朱、吹田 保健室:壇
恐らくメイビーこんな感じ? 間違っているかもしれないので あまり鵜呑みにはしないでくれ
個人メモは一個前に貼ってる また朝くらいに元通りの個人メモに貼り替えに来る
(-64) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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「いい加減にしてよ!! 警察呼ぶからね、アンタたち!!」
[オレの前に出て、恐れることなく言ってのけた幼馴染。 それを面白がるように、奴らはニヤニヤと不気味に笑う。]
「……って、彼女はそう言ってるけど、兄ちゃんどうすんの。」 「ケーサツだってケーサツ! 呼んでみろよ犯罪者のくせに!」 「つーか何も言わないの。男のくせに彼女に庇ってもらっちゃって?」 「情けねぇの! ぎゃっははは!」
[晴良の手を握る力を強める。 唇を強く噛みながら、そこから早足で逃げ出した。
奴らが追いかけてくる気配はない。 その変わり、カメラのシャッター音が連続で聞こえてきた。
それが聞こえてこなくなるまで、小川沿いの道を逃げる。]
(240) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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「……なんで。」
[納得いかないという顔で、晴良が睨み付けてくる。 しかし睨みならばオレのほうが怖さは上。]
なんでじゃねえよ。 明らかに関わっちゃダメな奴らだろうが。
「だって、黙って見てられない。可哀想だもん。 龍騎だけじゃなくて、私も悔しいよ。」
[このまま、いつものように発展しない問答が続く。 晴良も譲らないし、オレも譲らない。
オレのためを思ってくれているのに、オレの主張は聞き入れない。 オレがどんな気持ちで黙って耐えているかを、分かろうともしない。
吐き気がしてきた。]
(241) 2018/02/16(Fri) 02時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/16(Fri) 02時頃
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[——オレは、そんなに“可哀想”か? そうやって庇って貰う必要があるほど、弱く見えるか? 例えそう見えていたとしても、オレがそれを望んでいないのを、 なんで分かってくれないんだ?
バカにしやがって。 どいつもこいつも。
人のためだと言いながら、平気で人のプライドは傷付けるんだ。
可哀想。そんな一言で片付けるな。 生きて行くために必死で折り合いをつけてきた苦労を、そんな安い哀れみで終わらせるな。]
(242) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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……うるせえよ。
[震えていた両の拳を、握り締める。 これ以上ないくらい険しい目付きで、晴良を見た。
オレがお前のために苦労を受け入れているのは、 当たり前のことなんかじゃない。
分かったような顔で、隣を歩くな。 分かったような顔で、オレの気持ちを語るな。]
(243) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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/* 起きた!> < 話しかけられたところをリアルタイムで見学してしまった。 かずきくんありがとうと念を飛ばす。 精神世界の単語が欲しい。
(-65) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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「だって分かっちゃうよ、龍騎、本当は辛いんでしょ」
(244) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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うるっせえぇんだよ!!!
(245) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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[堪えられず突き出した腕。 それは、こちらに身を乗り出した彼女の肩を強く突き飛ばす。
舗装が甘い川辺の細道。 バランスを崩した彼女の足が、もつれて、
倒れ込んだ、その先 には
見えてなかった
角張った 岩]
(246) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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[—— 重い音。]
(247) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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[>>27川辺が、紅に染まっていく。*]
(248) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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/* 悩みを公開するのがあまりに遅い(無駄に領域を広げすぎた
2d落ちを想定してないペースで考えてたせいである
(-66) 2018/02/16(Fri) 02時半頃
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