199 獣[せんせい]と少女 2
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―井戸―
[甘い匂いをプンプンさせた巨人を見つけた子がいたなら、 仕方がない、快くその果実を譲ってやったろう。>>159
決して独り占めしようとせず、 人にも与え、喜びを分かち合うことを知っているマリオ。
その優しさに触れる度、俺は春風を思い出す。 その顔が綻ぶ度、鮮やかな桃色の花が脳裏に浮かぶ。
桃の木の精霊とは、きっとこんな子のことを言うのだろう。]
桃の皮むきってのは、こうするもんさ!
[井戸で冷たい水を汲み、力を使ってそれを瞬時に沸騰させる。 桶に満ちている熱湯へ果実を豪快に潜らせれば、――ほら。 一瞬で、つるりとした実が姿を現す。]
(196) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
[だから、いつも通りに明るく振る舞うデメテルを撫でたのは、 おはなしが私の心にあの日の想い出と共に沁み渡ったから。>>125 顔には出さなくても、出せなくても、 彼女はあの小さな命を忘れてなどいないことに。 あの日学んだことがきっとあったのだという思いと共に。
一瞬、言葉を詰まらせた彼女に私はひとつ、瞬きをする。 そして、再び笑顔を浮かべた様子にまた、安堵するのだ。
私は右手ではどの少女にも触れることはない。
少女の記憶は共に歩み、刻んでいけば良いことだから。 いつか貰う命を、今は僅かも手をつけたくないから。]
(197) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
ー ピッパと食堂にて ー
そうそう、プリンアイスでもアイスプリンでも。 ほーらほーら、うまいぞー。 あつあつの林檎の上に乗せるととろってなるんだぞー。 いいのかー食べなくても。
[拮抗する理性>>146と誘惑>>148に意地悪く揺さぶりをかける。絵の具みたいに見えるらしい>>147プリン液が漸く食べ物らしくなってきたのを、有無を言わさず皿にのせれば……瞬く間に消え失せた>>151]
はい、よく食べた。
[空っぽになった皿とキラキラした目は何より嬉しい。頭をぽんぽんするだけじゃ足りずに、尻尾をはち切れんばかりに振ってみせる。 きちんとご馳走様をして片付けしてくれる間もずっと、尻尾と口元は上機嫌を浮かべたまま。
……急に尻尾に触れられたりしたら流石にきゃん!と鳴いたかもしれないが。]
(198) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
―食堂―
[厨房にはヘクターがいただろうか。 こっそり、と約束したから、静かに食器類を拝借して。
もし、見つかってしまったら? その口に一欠け捻じ込んで黙らせてやろうじゃないか。 …実際にあいつが黙るかは、また別の話だけれど。]
おう、この袋か?目聡いな。 はっはぁん、何を隠そう、 これはおまえ達への、誕生日プレゼントだ!
開けてごらん。…で、好きなのを一つ選ぶといい。
[桃を頬張る口元に、食べ残しを見つけて笑いながら。>>160 ひょいと指を伸ばして、それを拭ってやろう。
マリオが袋を開ければその中から、 大きな卵がゴロゴロ転がり出てくるだろう。>>48]*
(199) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
- ことりのおはなし -
おはよう、シルク。 くだものは沢山あるよ。
……きのう、何かあった?
[がっこうがいつもより賑やかだったのは知っていたけれど、 知っているのはそれだけ。 小さな命が喪われたことも、 少女が好物のジャムをつくるための果物を欲しがる訳も。 なにも、知らない。
ジャムをつくるのならヘクターせんせいに。 そのまえにシルクが好きな果物を ホレーショーせんせいに木からとってもらわなきゃ。 そんなことを考えながら、問いをかけた*]
(200) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
/* 湯剥きか!!せんせいすごい!!!!
(-80) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
[まなびやの屋根から "がっこう"の中は、限定的に、遠くまで見渡すことが出来る。
青い猫目を細めたのは、獣>>193と視線が重なったから。 一緒に居る少女にも視線を投げ掛けて 俺は、鷹揚と尻尾を振ってみせた。 なあに、別に逃げも隠れもしてるわけじゃあない。
加えてなにを思うか、それは獣のみぞ知るもので 獅子の、面の大まかを占める口をにんまりと笑わせた。]
……… すう、
[――――… と、獣は息を吸った。 届く"声"があれば、肺腑に残してやろうもの。]
(201) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
おう、たくさんのものを見て来な。 使い方が分からなけれりゃ、先生に聞きな。
[元気いっぱいにかけていく背を見届けたら、また厨房に。 ピッパの林檎は断ってしまったけれど、冷たい氷を詰めた樽から新しいトマトを取り出してはそのまま柔らかな果肉を嚥下した。
嚥下した果肉は、口の中で酸味を広げて……やがて舌の上で消えた。
これじゃあ満たせない。 腹が減って仕方が無いのに。
フォークを差し出したピッパの手から匂った甘い甘い蜜の香りを思い出しては、それを押し隠すように二度三度と真っ赤なトマトに齧り付いた。]*
(202) 2016/10/07(Fri) 23時半頃
|
|
/* >>198 きゃん!と鳴くへくたーせんせい……
なんなの?????なんなのねえ????しぬの????? わたしをころしたいの????みんなして????????
どうしてこうもオッサンチップでかわいいことするの??? わたしを試してるの?????ねえ???????
(-81) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
赤と、青と、黄色。 私たちの世界の源の色だね。 宵の黒も世界の一部だけれど、そのおはなしには明るい色が似合うと私も、思う。
[皆もきっと気にいると、私は言って綻んだ顔に目を細める。
聞こえた小さな鈴の音は、何かを祝福するようだと私は思った。>>126]
枝葉の先、空を仰いでも待っていた鳥は見つからなかったようだ。 私に視線を移すデメテルが立ち上がれば、私よりも目線が高くなる。 得意げな様子を、少しの間眺めてから私も立ち上がろう。]
食事を採るならばヘクターのところへ行こうか。 きっと何かおいしいものをくれるだろう。
[彼女へ左手を差出し、私は食堂へと向かう。
デメテルの手にした花の名前は雛罌粟。 白い花弁のそれは眠りを意味するらしいと私は語った。*]
(203) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
[俺と顔を見合わせるのは何度目になるだろう。
気が向けば、契りを結ぶためでなくとも "お客様"として訪れては、彼らの声を肺腑に残す。 ―――――… それが、俺だ。
その俺とは異なり、100年未満で顔を見合わせる、あの獣。 真意を尋ねることこそしなかったものの "声"を残しながら、見られるという居心地の悪さを保証する。]
やれやれ、よく会うのう。
[にんまり笑う獣の口から、鷹揚にそれは零れるのだった。*]
(-82) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
[おぬしの声、記憶を
また
留めてやろう、この肺腑に。 金色のお客様は、吸い、留め、集め、見守る。*]
(204) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
[反省の言葉を受け取ると一転、息をついて頬を緩める。>>138 少女を受け持った経験は少ないために扱いにまだまだ戸惑うことはあるが。 無邪気な子が多いのは確かなように思う。
半生分の遠さの昔、叱った子に怖がられて半年も避けられたのは笑い話だ。
あの時よりは幾分か優しくなれただろうか。 ほんのいっとき、手のひらに受ける髪の柔らかい感触が重なって感じられる。]
はいはい、注文承知しました。 砂糖はたくさん溶かしたのが好きだったかな。
[言いかけた音が消えたのに、なんだろうと尾をゆらりと。 お説教の後だから様子を伺っているのか、それとも……と思っていれば。 どうやら萎縮させてはいなかったようで、内心ほっとする。]
(205) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
そうですね、風は気持ちいいし天気もいいけれど。 お腹と背中がくっついてしまうでしょうね。
……うん?
[風に揺れる少女は似合うだろうなと思い浮かべもするが、 お腹を空かせるまで置いておくのは、相当な悪さでもなければ偲びない。 そんな想像から空の色合いに気を取られて、お願いには反応が遅れた]
(206) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
[言いにくいことを伝える時、 この子はわかりやすく素振りに出るのが愛らしく面白いのだが。 この時は勘違いから、ピンと尾が天に向かって立ちあがった。]
別に良いけれど、これを?
[人の手で尾を掴んで、差し出すか差し出すまいか。 胸の前に持ってきながら悩むこと数秒。 間違いに気付かぬままそろりと差し出すのであった。]
(207) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
[ワクラバせんせいが笑ってくれたことに>>194 わたしはちょっぴり安心したの。 せんせいはわたしのお願いごとを叶えてはくれなかった>>195
どうして。なんで。 そういう気持ちは確かにあったの。 でも、鳥さんに触れるせんせいの手があまりにも優しかったから、いじわるしてるんじゃないって分かったのよ。
それにお休みしているなら起こしちゃいけないでしょう? だから、そっとおやすみなさいを。 でも、いつまでも。 あの小鳥のことを思い続けてしまっていることをせんせいが知っているなんて、わたしは知らなかったの。
決して触れてはくれない右手>>197を一瞬だけ見つめながら、わたしは笑った]
(208) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
[ 僕もうあんな大きな暗の中だってこわくない。 きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。 どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。 ]
(209) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
うん。この3つはいろんな色を作れるのよね。 きいろとあおいろでみどり。 あかいろとあおいろでむらさき。 黒色もきらいじゃないけれど。 静かな夜は少し寂しいから。 お話を聞いてくれて、ありがとう。ワクラバせんせい。
[お礼を口にして。 しばらくの間、わたしがおねえさんのようにせんせいを見つめていたけども、その時間も終わり]
わぁい。あのね、ヘクターせんせいはたくさんのものを色んなものに変えることが出来るから、たのしみ。 また、食べ過ぎちゃうんだわ。
[せんせいにはいつも通り右手を差し出して、一緒にぷらぷら揺らしたの。 わたしのだいすきなせんせいのうちの一人でもあるヘクターせんせいのお話をしながら、向かいましょう。
ヒナゲシというお花を揺らしながら。 まだ眠るには早いわ、なんて歌いながら]*
(210) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
─回想:物知りなせんせいとー ─
わからないけど! 食べたらしゅわしゅわと泡みたいに弾けるらしいの。
[目の前にあるのはどう見てもただの林檎。 だけどその時のわたしからしたら、それは雷の実。 恐る恐るというせんせい>>163を後押しするみたいに両手をぐっと握ったわ。
でも、残念。 どうやらこれは雷の実じゃなかったらしい]
う、ぅ、…うそ……っ! やだ。間違えちゃった…!?
[がっかり。というのとびっくりと。 それから遅れてやってきた“もの” それが恥ずかしさだっていうのはヘクターせんせいが教えてくれた>>164]
(211) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
[本を読むのは得意ではないけれど、 読み聞かせてもらうのは好きだ。 絵を描くのだって苦手だ。 ごはんも、お菓子もすきだけれど。 じぶんで作れるようになりたいというよりは、 作ってもらったものを口にはこんでおいしい、と微笑んでいたいのだ。
- ぼくたち、いっしょにいこうねえ。
何度も、なんども。 せんせいに読んで、とせがんでいるお気に入りの本がある。 題名は思い出せない。 夜空を汽車というものが駆ける、ふしぎなおはなし。*]
(212) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 00時頃
|
[わたしのほっぺたは今ばかりは萎みそう。 気持ちとは裏腹にせんせいの指を受け入れながら唇を尖らせたの]
……んん。知らないことが多過ぎていつも大変なの。 おんなじ林檎なのに、いろんな姿に変わるのね。
[それって、紅茶みたい。檸檬とミルクとお砂糖と。 中に入れるものを変えたら味も色も変わっちゃう。
だからせんせいが授業をしてくれる時は喜んだの>>166 そこに他のみんなの姿があったなら同様に喜んだ筈。
トロトロのカラメルソースを眺めながらお行儀悪く味見して。]
ヘクターせんせいは、どうしてお料理をしてくれるの? せんせいは、食べなくても平気なんでしょう?
[なんて。美味しい砂糖水を思い出しながら問いかけたのは、ちょっぴり前の出来事ね]*
(213) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
……プレゼント?
[指が口元に伸びて、されるがまま優しく拭われる。 きょとん、と瞳をまあるくした。]
かたぐるましてもらったし、 桃もむいてもらったよ?
[それが贈り物だと思っていたと視線で訴えた。 何気ない日常の一コマでさえ、せんせいからのプレゼント。 何にも代えられない大切なもの。
けれど、開けてごらん>>199と促されれば、 開けない選択肢など選べる筈がない。]
(214) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
ゎ、 ゎ
[袋の紐をとけば、中からゴロゴロと大きな卵が転がり出た。 机の端から落とさないよう、ゆっくり中身を取り出した。 なかに詰まっているものはそれぞれ違うらしい。]
せんせいがつくったのっ? すごく きれい
……最初に、もらっていいの?
[興味津々と言う風に、ひとつひとつの卵を眺める。 手はお行儀よく机の下に隠したまま、 触りたそうにうずうずしながら伺わしげに視線を向けた。*]
(215) 2016/10/08(Sat) 00時頃
|
|
/* うわああああああ全員獣もひっくるめて俺んとこ来いよ!!!(バァーン)
(-83) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
|
|
─食堂 ~tres tenedores~ー ─
[そうしてワクラバせんせいと食堂に向かったの。 そこには誰か他にいたかしら。
ホレーショーせんせいとマリオの秘密の計画>>199は知らなかったけれど、誰かが残したしあわせの匂い>>153が残っているような気がしたのから、鼻をくんくん、っと動かして]
焼き林檎……? ………お腹空いちゃった!
[広がるしあわせの匂い>>16 あんまり人が多いようなら、また後でにしようかなぁ、なんて思っちゃいながらも、ワクラバせんせいを見上げて困ったように笑っちゃった。
左手にあるヒナゲシは静かに揺れていたけれど]*
(216) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
|
|
/* かわいいいいいいいいこれをどうやって選べというの!!!!やだもううええええええ(´;ω;`)
(-84) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
|
|
[指先についた桃を、ペロリと舐める。
…あぁ、甘いなぁ。なんて。 口の中に広がる香りは旬の果実よりもなお、甘い気がした。 それが少女の唇を拭った指だから…というのは錯覚か。 何せ俺は、腹が減っているんだ。]
そ、俺が作ったの。綺麗だろ?>>215 今日、最初に会ったのがおまえだからな。 美味い桃も食わせてくれたし、特別サービスだ!
さーぁ、どれにする? 使い方がわからなければ、聞いてから選んでもいいぞ。
[楕円の水晶を薄く削って作られた、意匠の品。 この卵は、風化能力を持つ友人に、特別に作って貰ったもの。
密閉可能な小さな蓋を開ければ、中に様々なものを入れられる。 温暖な気候でしか花開かない苗、温度で色の変わる宝石。 水は、ただの水だけど…だからこそ存外面白い。]
(217) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
|
|
/* 誕生日プレゼント素敵すぎてなやむ。
(-85) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
|
|
[触れた物にしか能力を発揮できない子もいれば、 念じただけで温度を自在に操る子もいる。 固体、液体、気体。 対象となる物との相性だって、様々だ。
毎回色々な中身を用意するが、 中にはこちらの意表を突くような力を発現させる子もいて。]
…まずは、触れてごらん。 それから頭に思い描く。 この水が沸騰するところ…さっき井戸で見たろ? あんな感じさ。
上手くいかなかったら、色々試してみな。 まだ予備はあるから、気に入らなかったら代えてもいいしな。
[少々説明不足ではあると思うが。 質問や模索をするのもまた、勉強ということで。 少女達には、自由な発想で能力を使って欲しい。 …それを俺が決めちまったら、なぁ。つまらないだろ?]*
(218) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
|
|
― 眠った鳥と 空が視えた日の夜 ―
[ ワクラバせんせいの落ちた鱗の雫をさいごに わたしは何とか涙を堪えていたけれど それまでに流した不安や不安や不安とかが ぱんぱんに目元に詰まっていた。
埋葬をして お別れのおやすみを云って。 いつの間にかおおきな三ツ星が輝く空の下 わたしは、おおきな腕の中>>176に逃げ込む。
みんなよりもずっと背が伸びるのがはやくて だからちょっと”おねえさん”で居たかったり、 いい子でいようって思っているんだけれど この日はぜんぜん”おねえさん”になれなかったから
いつもだったら強がってしまうのに この日は(この日だけは)すっぽりと腕に収まった。 ]
(219) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る