88 めざせリア充村3
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生きていたいんだ。 ごめんなさい。 死にたく、ないんだ。
[ざわ、鳥が動いた。]
(84) 2013/07/04(Thu) 00時半頃
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[長いようで、短い口付け。 甘く蕩けそうな優しい時間。
離れる気配に薄く瞳を開ければ、もう一度。 今度は啄むような、軽いキス。 気恥ずかしそうにナユタが笑うから、恥ずかしさが伝染する。
薄らを頬を染めると、緩く微笑んだ。]
(-119) 2013/07/04(Thu) 00時半頃
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[身体に、心に刻む様に。 ナユタの温もりを確かめて。
束の間の、優しい時間に身を浸す。 しかし、やはり気になってしまうから。]
……実験室に、戻っても? 誰が、起きたのか気になるの……それに、もし…
[チアキやソフィアが目覚めた時に、傍にいてあげたかった。 傷つけて、苦しめてしまったから、悪夢は終わったんだよ。 って、伝えてあげなくちゃいけない]
(+55) 2013/07/04(Thu) 00時半頃
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[拒まれるかと思っていたが抵抗はなく、リッキィの顔はヤニクの胸に埋まる。 背中に置いた手はそのまま降りて腰を支え、彼女の小さくて温かい身体を抱き寄せる。 それが思いの外柔らかかった、などと。 気がついてしまえば動きはぎこちなくなるものの、手を離すことはなく。
先ほどヤニク自身が放った言葉が思いかえしても恥ずかしくて、ほんのわずかな沈黙が落ちただけでも怒らせたのではないか、と不安になっていると。 返された言葉は、少なくとも怒っている物ではなくて。]
……た、まには言わせろよ…… 俺様はこんなこと、めったに言わねぇ、だろ……
[たまには、でもめったに、でもなく初めてで。 ドクンドクンと打つ心臓の音が、半分はリッキィのものであればいい、と思いながらもうしばらくそのまま。]
(+56) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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[どういうわけか、いつまでたってもうるさい心臓は大人しくならず、その状態のままでリッキィに見あげられて、細められた目で囁かれて。 何だか嬉しそうな笑みを向けられる。]
――リッキィ
[その時、ヤニクの声はどんな色だったのだろうか。 自覚できずこれまでとは違う声を出して、リッキィの唇をそっと指でなぞる。 一度、二度、三度。 柔らかく色づいた唇をなぞる。 やめろと怒られなければ――怒っても遅かったのかもしれないけれど。
紺の目を伏せて、彼女の唇に近づいた。]
……なあ。
[声を出すのはぎりぎり触れない位置。 これがどういう行為なのかは一応知っていたけれど、どうして今そうしたくなったのかは自身でもよくわかっていなかったけれど。 混乱しつつもヤニクは本能に従う。]
していい?
(-120) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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/* ……あ、志乃たちが実験室に戻るのか…… ど、どうしようかな(あたふた 寝落ちる前には戻っておきたい
(-121) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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私は、ナユタさんの事が好き。 だけど、"家族"を守りたいの……幸せにしてあげたいの
[だから、その為にどんなこともしてしまうだろう。 悲しませないように、苦しませないように、 寂しくさせないように。]
どうやって、止めてくれるのか…… 楽しみにしているわ
[真剣な表情を、笑顔に変えた。 ナユタを信じているから、きっとそうならないように、 力を貸してくれるだろうと。]
(-122) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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[小さく囁けば、笑みを浮かべた。 信頼しているというように。
いくつか言葉を交わせば、共に部屋を後にしただろう**]
(+57) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/07/04(Thu) 01時頃
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[キィはとてとてと実験室を物珍しげに見まわっていた]
食べちゃダメだよ。
[言いつけておかないと食べそうだった――。
>>+54 ミナカタが実験室にやってくれば手をあげてそちらへと。 小さなオスカーをキィだと説明して分かってもらえるだろうか]
先生はあっちへこっちへと忙しそうだね。
[四人の戦いはいつまで続くのだろうか――。 モニタへ視線を向けるも終わりはまだ見えそうになく。]
(+58) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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/* 志乃は、シスコンでブラコン、ファザコンなので。 ファミコンですね。家族大好きすぎて……!
家族幸せ計画。 どうしようかな……研究所を逃げ出しても。 能力者って目立つからな……。
(-123) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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そう、だね。聞いた事ない。
[確かに、ヤニクの口から飛び出してくれば驚くような言葉ばかりで。 少なくとも、共に過ごしてきた中では聞いた事は無い。 ヤニクの動きがぎこちなくなるのは気がつかずに、そのまま大人しく腕の中へ収まっていただろう。拒む理由が今の彼女には無い。 ……触れていられるのが、酷く安心する、なんて言葉には出さなかったけれど、抵抗はしないし機嫌を悪くするわけでも無かった。]
(+59) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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[オスカーの説明には耳を傾けつつ、 動き回るキィが近づいてこれば>>+58 手を伸ばして頭を撫でようとする。]
小さいな。並ぶと兄弟か親子みたいだ。
[キィに手を拒まれれば小さく笑い 大人しく撫でられても笑うだろう。]
――俺はお前らがいないと仕事もないからな。 恐ろしく暇だ。 ……余計な事考えちまうぐらいにはな。
[オスカーの言葉には首を横に振り。 またあのにぎやかな日々は来るのだろうかと―― そんな寂寥に近い感情を抱く。]
(+60) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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……逃げないよ。
[後頭部に手が添えられる。 問いかけに小さく苦い笑みを浮かべ、 静かな命の音に耳を傾けた。
耳元で囁かれた言葉に肩を揺らして。 答えのかわりに、背に回した手に力を込める。 踵をあげて顔を寄せ、]
(85) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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[口元に唇を寄せた。 ありったけの想いと、お別れを込めて。
幸せと絶望が入り混じった笑みを。]
(-124) 2013/07/04(Thu) 01時頃
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[―――ぞくり。 今までとは明らかに違う、少し艶っぽい声色で名を呼ばれればぽく、と反応し。 ヤニクの長い指が、唇の端から端まで行ったりきたり。 ほんの少しだけ、またぞくり。 ドキドキするし、クラクラする。明らかに、自分の様子はおかしい事に気がついていたけれど。]
……それ、や。
[何だか、自分の知らない自分、が出てきそうな気がして嫌だと首を振る。指を、離してくれと。 彼は願いをかなえてくれたかもしれないし、そのままなぞり続けたかもしれない。
(-125) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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[ライジの手から力が抜けて、その先に光が見えれば、 背に回していた手を袋から引き抜く。 加減なしの能力は、体が離されるより先に 彼の背中の一部を抉り取るだろうか。
会えてよかった。 最後にちゃんと抱きしめられた。
…戦いたくなくても、戦わなければならないなら。 ライジにだけは殺されてあげない。**]
(86) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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[――――紺色が、間近に見える。息が、かかる。低い声心地よい声が、芯に響く。 心臓が、………煩い。顔が、熱くなる。意図せずに、熱っぽい息をはく。 それら全てが、意地っ張りなリッキィを崩していって。 男の声に、視線を泳がせてそれでも、ヤニクの胸元の洋服を軽く皺にすれば]
………勝手に、すれば。
[視線を合わせられないまま、ぶっきらぼうな答えを。 でも、これが彼女の精一杯の返答、だった。]
(-126) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/07/04(Thu) 01時半頃
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できる限りの、全力は尽くす。
[命に代えても、とは言わなかった。 残された者の辛さが分かるから。
ただ、それくらいの覚悟は必要だろうと考える。
志乃の“家族”に対する大切さは 彼女のミナカタやチアキに対する接し方を見ていれば 言われずとも理解できた。
きっと、彼女の命を代償にしても 志乃は彼らを幸せにしたいと願っているだろう。
ナユタが、志乃を幸せにしたいと思うように…。]
その楽しみ…が 永遠に来ないことを願ってるんだけどね。
[困ったような表情で、笑顔に答えた。]
(-127) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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/* 復活までに時間がかかった…… 悶え殺されるかと思った。
(-128) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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[>>+60 てこてこと歩きまわり、ミナカタの近くに行って頭を撫でられると首をこてんと傾げた。 丸い陶器のような白い眼にミナカタの姿が映るわけではなかったが、視線はじぃと見つめていた]
どちらかと言うとお兄ちゃんだね。 お父さんって年じゃないし、もしそうなら先生はお爺ちゃんになっちゃうよ。
[くすくすと笑みを浮かべると、キィはオスカーの方を見て首をこてん。 喉から聞こえるのは金属を打ち合わせたような音が聞こえ、ぽんと肩に手を乗せると――]
ああ、そうだね。お父さんもお母さんもいるもんね。
[キィに微笑みを返して――]
あ、先生。抱っこせがまれてもしちゃダメだよ。
[ギックリ腰になるから、と付け加える]
これからまた忙しくなるんだからね。
(+61) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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[僅かだけど、確実な優しさを感じた時間。 再度彼女の頬に手を触れて温もりを確かめ 安らぎを覚えながら…
だけども、もう一つの気がかり。]
だな。 俺も気になってる。
[扉の方へと視線を送る。 ライジは、あの後どうしただろう…。リッキィは…。 伝えたいことが、まだあった…。
立ち上がると、志乃に行こうと頷き、 実験室へと向かうだろう。**]
(+62) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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だ、から大人しく聞いとけ! ありがたく!!
[恥ずかしさにそう言いながら、リッキィが拒まない>>+59ことに安心して。 腕の中におさまっている彼女の金髪に、黙って頬を擦り寄せる。 甘えているように見えたかもしれない。 実際甘えていたので。リッキィに指摘されない限りはそのまま。
そうして、二人で部屋でしばらく過ごしてから。 彼女の手を引きながら部屋を出る。 あの部屋でまだ目覚めていなかった、オスカーのことが気になったから。
もしもリッキィがどこかへ行きたいと言えば、先にそちらへ行くだろうけど。**]
(+63) 2013/07/04(Thu) 01時半頃
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[や、と小さな声が聞こえる。 首を横に振っている姿をもう少し見たくて、しばしなぞり続ける。 リッキィの顔がいつもと違う気がして、その姿がもっと見たくて何度か指を往復させる。 ようやく離せば、今度は吐息が互いにわかる距離。 彼女の息が熱い気がしたけれど――ヤニクの息は、ずっと熱い。
先ほどまでなぞっていた唇は、うっすら赤くなっていただろうか。 ぶっきらぼうな答えを一つ聞けば――]
――わかった。
[呟くと残りの距離はなくなり、柔らかい唇にそっと合わせる。 帯電などしていないはずなのに、ピリと何かが唇から伝わってドクリと心臓が音をたて、じわりと背中を熱が這いあがってくる。]
(-129) 2013/07/04(Thu) 02時頃
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……――リッキィ
[一度唇を離して彼女の名前を呼ぶ。 もっと優しく。なぜかもどかしく。 唇をなぞっていた手は顎の下に添えられて、顔を上向かせていたけれど、その手でリッキィの眼鏡を取りあげる。 返してと言われても知らぬ顔で、そばにあった机の上に置く。]
そうして、今度は伺いをたてることなく。 彼女の表情だけをじっと見ながら、抵抗がなければ、あるいは多少あっても弱いものだったら、もう一度、二度、唇を合わせる。
[側にいたい、一番近くに。 泣かせたくない、笑顔を見たい。 壊しそうだけど、抱きしめたくて。 恥ずかしいけれど、手を取りたくて。 衝動のままに、何度でも唇を味わいたい。
そんな感情を表わせそうな名前をヤニクは一つしか知らず、それが正解なのかどうかもわからなくて。 こんな苦くて甘くて切ない思いが、その一言で正しく言い表せる事が出来るとは、到底思えなかったのだけれど。]
(-130) 2013/07/04(Thu) 02時頃
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――好きだ。
[その一言。たった一言。 何て事のない音の羅列のはずなのに。 震える声で告げてから、じわりと胸が熱くなる。
これが"好き"ということなのか、と―― そう思いながら、恥ずかしさにそれ以上リッキィの顔を見ることはできず、けれど離れるのはもっと嫌で、無言で額を彼女の額に合わせた。]
(-131) 2013/07/04(Thu) 02時頃
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[首を傾げた姿は愛らしく>>+61 その様子は本当に子供のようだった。 こちらを見上げる白い眼には 慈しむように笑みを向ける。]
爺さんは勘弁。さすがにそんな年じゃない。
[キィと会話する様子をしばし見ながら こうしてみると本当に兄弟のようだ、と思いつつ、 オスカーに注意されて頷いた。]
ああ、金属だから重いのか? それは気をつける。最近腰が痛いしな。
[仕方がないのでキィは撫でるだけにとどめて オスカーの言葉には苦笑い。]
……忙しく、なるといいな。
[以前のように。あの子たちと共に。**]
(+64) 2013/07/04(Thu) 02時頃
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/* …………な、長い…… リッキィへの愛がまとまらなかった。
というかまとめたらこの長さになった。 下書きが倍ある恐怖……
(-132) 2013/07/04(Thu) 02時頃
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/* み、見直しても深夜テンションでわからん… 長くてごめんねリッキィ…(ばたり
(-133) 2013/07/04(Thu) 02時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/07/04(Thu) 02時頃
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[…どこにいるのか。それを考えているうちに。
その考えの対象となっていた、オスカー君がやってきたことに気がつく。>>+37]
…オスカー君も、まずは無事に、帰ってきたのですね。
[最初に出てきたのは、そんな言葉。
目の前にいるのは、自分を殺した相手。 だけど不思議と。それはいわゆる「家族」だからか。
恨む気持ちは、殆ど起きなくて。]
…オスカー君は、もしかして、分かっていたんですか?
[皆とは違う実験室にいたのであるなら。何か知っているのではないだろうか、と。]
(+65) 2013/07/04(Thu) 03時頃
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うん、そうだね。
[>>+64 でも、その内そう呼ばれるかもねと胸の内に秘めておくことにした]
その外見で多分60kgはあるよ。 いきなり抱きあげようとしたら、腰に行くでしょ。
[分離する時に余剰分を持っていかれ、組成する時にかなり使ったらしいがまだそれだけあった]
――忙しくなるよ?
[自分たちが悪戯するし、やはり胸の内に秘めておこう]
(+66) 2013/07/04(Thu) 04時半頃
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