255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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フローラ。 行かないでいい! [下手な事をするとフローラまで手配が掛かる。 重要参考人として。 薬屋に行くと言い出す妹を制そうとするも 言葉以外で引き止めることも出来ない。
階段を一人で下るのは困難を窮めて、 結局、呼び止める声よりも 妹の心配や責任感が勝ったか 妹は――行ってしまった。
それに緊張や寝ていない事、 無理な階段上りをした事で 普段使わない筋肉が悲鳴をあげているのか 倦怠感と眠気に襲われ、意識が遠ざかる。]
(152) 2018/12/09(Sun) 04時半頃
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[うつらうつらとしていると、携帯が鳴る。 着信が今後も続きそうだが電源は落とせない。 パピヨンからの連絡があるかも知れないのだから。
―――もう、ないのに。]
……、っん
[届いたメールに気をやれば、妹からで。]
…あれば、いいのにな…
[返信を打つには爪が痛い。 ただ、黙って読むのみに留め。]
(153) 2018/12/09(Sun) 04時半頃
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[そういえば――、 花屋の店主の弟はどうしているのだろう。 昨日の夕食にも姿を現さなかったようだが。
そう思っていた時。
背後でドアが開く物音を聞いた気がした]**
(154) 2018/12/09(Sun) 04時半頃
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―飛行艇―
[キングスの知らない言葉、持ち得ない感覚のひとつに、『哀れみ』がある。
籠の少年のように、綺麗に歌う子の目をわざと潰し、哀れみを乞い、金を得るというもの。 傷付ける事の影響を知らない訳でもなかろうに。
召集までの生き道は自由に認めているとはいえ、腑に落ちない点でもあった。]**
(+49) 2018/12/09(Sun) 08時半頃
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/* いつも失念するのですよね。 墓落ちしたら、ただの村人だって。 エピまで我慢。
(-60) 2018/12/09(Sun) 08時半頃
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―街中―
[朝早くに目覚めたからと、散歩に出たのが間違いだった。 テレビの占いでも最下位だったのに、ラッキーカラーを身に付けなかったせいかもしれない。]
っ!
[花壇へと撒いた水が引っ掛かり、服が濡れた。 当てがわれたタオルと貸してくれた服で肌が爛れた。
良くない話ばかりか耳に飛び込んでくる。]
……ただの事故、なのかしら。
(155) 2018/12/09(Sun) 09時半頃
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[誰が、何を、購入したのか。
誰に、何を、売却したのか。
ロイエへの問い合わせは―――ない。]*
(156) 2018/12/09(Sun) 09時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/12/09(Sun) 09時半頃
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[描かなきゃいけないもの。 その言葉にはっとする。彼が思い浮かべていたのは きっとパピヨンや、イアンだろう。だが、私は違った。 大学に置かれたままの絵、それが過った。
あの絵は、もう完成していた。けど 私にはどうしても、未完成に見えてしまった。 兄の手を握る手が震えるのはきっと]
(157) 2018/12/09(Sun) 12時頃
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………それなら。 …兄さん、ごめんなさい、私 段々訳がわからなくなってきている。
[植えたはずの種が 勝手に芽を出した。誰かが花を咲かせた。そんな気分だ。 首を振るのは、兄の出した証拠がないという言葉に そんな、というよう。本当にどうして。 分らないと手は震えており]
(158) 2018/12/09(Sun) 12時頃
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[―――貴方の願いを叶えたかった。 その想いの裏側で、揺れた天秤が無残な結果を産んだ。 人一人を、手にかけた。触れてはいけない。
ああ、でも、結局は兄に生きてほしい 息をしてほしい。連れていかないで誰も、もう 花のナカ、狂い、愛が、くるりくるりまわる]
(-61) 2018/12/09(Sun) 12時頃
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それなら、私がいけば 私だって像の現状みれば少しぐらい。
…先生にたのんでも。
[いくつもの可能性。 けど、自警団がそれをしないわけがなく。 問題は、キングスの銅像が壊れたことにあるのだと。 内心わかっていた。キングスを、模したものが いけないんだと支配されてる現状に 唇を途中でかみ。]
(159) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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そんな、数日って 兄さんが船にのせられちゃう
[船に乗せられたらアウトだ。 さぁぁと血の気がひく。そして、彼の言葉に。 身体の奥が、悲鳴をあげた。いきたくないと言ってくれた。 その事実が嬉しいのに、どうしようもなく
私を刺して、息を吐かせた]
(160) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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わたし が――――
[私が、召集にかかりやすくなる。 だ、なんて兄さんが、心配している事も、 今までの行動から分かってもいいはずなのに。 なんでだろう、自分に自信がなかったせいか、分からず。
一瞬きょとんとした。でも、ああでも]
(161) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[私を見てくれているの
―――今の私は キングスの孕み腹と何が変わるのだろう。 かわるとしたら、まだ。相手を選べることだろう。
けど、それはきっと兄を]
(-62) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[何度目だろう、首を振るのは]
………わたしだっていやだ 決まったことだって、いやだよ。
[どうしようもない。なんて むりだ、倖せになりたい。誰と、家族と。 兄と、その倖せになりたいという想いすらも、
簡単に奪われるこのちっぽけな街が、『嫌い』だと はっきりと思ってしまった]
(162) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[けど、それでも、力に頼るしかない]
うん。3年前 …私に、オズワルドって人があいにきた。 兄さんの意識がないときに
たぶん、狙っていたんだとおもう
[複雑そうな表情の兄に。 こくんっと頷いた。今思えば、私に投石をしたのは あの人だった。きっとあの人はこうしたかった。 ――過ったのは母の貌]
(163) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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私のことはいいの。 それに、たぶん、兄さんのほうがきっと
………ごめんなさい
[私の携帯におちた。 お困りですか、という文章。私だってわかる。 善意からじゃないことを。私が頼ったものの恐ろしさを。 あのひとたちは、母に復讐したかったのでは 兄にはいえない。何処までも曖昧に。
けれど、私はいいんだって。]
(164) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[これは、交換条件だ。 うまい話なんてどこにもない。
私はきっと兄に。けどそれでも離れたがらざる この足は、貴方のことばかり、考えて
動けずにいた。不自由なのは]
(-63) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[兄を置いていく事に不安はあった だが、このまま何もせずにいたくなかった。 正常な判断なんて、もう何もできない自覚はあった。 兄が制止するのを嬉しいだなんて思うのに。
けどこのままじゃ駄目だって。 何もせずぐずぐず泣いているような女は]
(165) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[彼の好みじゃないと思った。 思わず自嘲気味に笑ったのは、きっと 今更、彼に嫌われたくないと思っているから。 その気持ちが段々と強くなっていく。
兄が、兄が、私を大切にしてくれていたから。 それが仮面だったかどうかなんて、もう………
考える余裕も、暴く理由もなかった。
だって、居たいと言ってくれた。
ただそれだけで、それだけを叶える為に]
(-64) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[兄の元に
――――悪魔が訪れる>>154]
(-65) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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『お迎えにあがりました。』
[オズワルド。と申します。 そう名乗った男は、下着の事を囁いた男とは 全くの別人だった。手をかしましょう、と彼はいう。 恰幅のよい彼は、兄が抵抗する前に
階段下に運ぼうとするだろう]
『うちのお嬢様が 貴方の御父上には とても世話になったんですよ』
[―――ねえ。知っていますか]
(-66) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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『貴方には死んでからも』
[秘密の部屋の事を囁いたのは この男。復讐者は2人いた。**]
(-67) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[花屋を訪れる男は
―――>>154昔、誰かに恋をした。 花屋の主人と妻の間をくぐりぬける 彼らもまた、二人を引き裂いた原因のひとつだ。
昔、叶わぬ恋に泣いた。恋いした人を
奪われてそれからずっと願っていた。呪っていた
復讐の機会を*]
(166) 2018/12/09(Sun) 12時半頃
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[壁に靠れながら――考える。 制止を振り切って出かけた妹が不意に零した話を。
自身が意識不明の間に義母方の親戚が 訪れていたなんて知らなかった。>>163
ただ、何を狙っているかという事は 今一要領を得なかった。
自警団の英雄は副あの時現場指揮を取り その功績で副団長に昇格するミナモトだが 前妻の息子であるアポロが何かを狙われる理由は 正直なところ、何も思い当たらない。 強いて言えば命になるのだろうけれど…… 義母がヌヴィル家に嫁いだ為、 良家の資産相続権は存在しないと言って良い。 フローラは序列が低い権利もあるかもしれないが それでも良家の家名を継ぐ者らが 全員死ぬか召集に掛かる以外に有り得ない。]
(167) 2018/12/09(Sun) 13時頃
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[だから、フローラ自身が狙われた、 と受け取るも、それなら何故今なのだとも思う。
アトリエを持つようになってからは 実家に帰らない事が多かった為に アポロの留守を狙う事は難しくなく フローラを脅かす機会など幾らでもあったろうに その前提がそもそも狂っており 義母が何かしらを零す相手だと>>0:151 ――― 思いつく事が出来ない。]
(168) 2018/12/09(Sun) 13時頃
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[もう一度考えてみる。
それでも相続権の絡む話にアポロの出る幕はなく キングスの酸を浴びて 健常な身体機能の一部を失われたとて。 不幸なことだ、で終わる話だった。
実子でもなければ良家の恥として “親戚”に忌まれることもなく 家督も財産も彼方が遥か上なのだから 唯一価値があるとする命を奪う―― 始末する理由にはならない。
聞いた話だけでは親戚であるのか 従者であるのかすら理解及ばなかった事もある。
そして、やはり手配者を匿う理由が見つけられず。 妹は嫌がっていたが>>162掴みどころの無い話には 乗るべきではないというのがアポロの見解で。]
(169) 2018/12/09(Sun) 13時頃
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[だって、金持ちほど損得に敏感だ。 少し貧乏なくらいが分け合う心をもっている。
だからアポロは金持ちの女が嫁いでくるのは 反発を覚え、警戒心を働かせた。
そして、事実そうだった。>>166 何かしらの利益を求めて人は動く。 単にそれが――
家の名誉や家督と無関係であった、という話。]
(170) 2018/12/09(Sun) 13時頃
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/* まって、これおんぶはないよな…?抵抗してまうし。 ちょっと暈そうwwww
(-68) 2018/12/09(Sun) 13時半頃
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[杜撰、と言われればその通りだろう。 今まで一度もなかったのだから。 その指摘は仕方ない。>>130 ここに来ての油断は男としても手痛い。 ――期待を裏切っている、その意識は深い。
だが、犯人の線は薄いと聞こえれば、安堵はする。>>131
火事と、それに彫像の事件。>>128 パン屋の事件もまだ解決してはいないだろう。 召集を前に慌ただしいのは何も召集対象者のみではない。]
……その点は理解している。
お疲れ様でした。 お気をつけてお帰りください。
[話が終わったのなら、店の入り口まで見送り、扉を閉める。 そのまま扉に背中を持たれさせ、ため息をついた。*]
(171) 2018/12/09(Sun) 13時半頃
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