251 洋墨と躍れ、心の随に
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[ 過ぎた時。 切り取った空から引用された言葉。 狙い定めず引かれたトリガーは脇腹を貫き
─── ぱしゃ、ッ
と霊子の水音を響かせた。
膝着いた石畳に深まる影落ちて、 疵口にあてた掌を濡らす黒が上書きしていく。 編まれた髪が尾のようにその場で弧を描いた。
漏れ出る呻きは唇噛んで、>>59 地を蹴る姿に向け、言の葉を諳んじる。 ]
(84) 2018/10/19(Fri) 22時半頃
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【 限りない影海、彼淵より出でる黒があった。 】
(85) 2018/10/19(Fri) 22時半頃
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[ 弧を描いた編み髪が 膝着いた影、その地にしゅるり、と這入る。
混ぜ合わせた洋墨のいろ。 啜り含んだ幽霊白。或いは浸した虚無の黒。 霊子を通じて潜り込んでは 地を蹴る彼の、その足元背後より 鋭く突き出る髪の黒槍があった。
────それが彼を穿つことなくとも。
十字剣を手に立ち上がり、 彼との距離を詰めようと地を蹴りだしていた。 ]**
(86) 2018/10/19(Fri) 22時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/19(Fri) 22時半頃
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[……私は何かという問いに、今ならこう答えよう。 書物を焚こうとする者であり、 書物を蒐める者であり、
書物を読む者である―――と]
(87) 2018/10/19(Fri) 22時半頃
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[男をやっつける方法――書物の“殺し方”、 それを望み、問うたのなら、彼は確かに応えた。>>45 既に焚かれたものすなわちデッドコードではない書たるそれは、 正しく、焚かねばならないこと。 そのための術も、含めて。>>46]
……真の名前……?
[ぽつり、と呟きだけが漏れる。 そんなのあったか果たして。 だが、相手を殺すのに真の名前を掴むのは時に非常に都合がいい。 爪よりも髪の毛よりも。だから魔術師も真の名前を隠すのだ]
(88) 2018/10/19(Fri) 23時頃
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[答えを望んだ問いは、もうひとつ。>>47 果てしなく理にかなわない行動に至った理由。
古き物語の登場人物は情ゆえに自らの殺し方についてのヒントを語る。>>48 では、情なきはずの書たる男が、 それを語った理由、は、>>49]
……誤植が出たと言いますか。 その解釈は気に入らない、ですね。
あのピンクの靄を作り出した人はとーっても子供らしく好奇心旺盛さんですからね。 その人の思いが力となってちょっと貴方の頁を書き換えてしまったわけですよ、 「もしもし教えてください!」――とね。
(89) 2018/10/19(Fri) 23時頃
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[はてさて、あの現象に名前を付けるとしたら何がいいものか。干渉以外で。 眼前の男の霊子でできた身体を揺るがしていったもの。 そういえばソフィア研は世界の記録を目的としているそうだから、 つまりは、記録しやすいように、読みやすいように、引っ掻き回して―――]
……、
[ふと、何かに気付き、瞬きをする。 何度か繰り返しても男の右手首に近い部分に見えた綻んだような歪さは消えない。>>52 其処に微かに滲む黄金色も。 ヒトの身に当てはめるなら傷があり、血が滲んでいるかのよう。 そう、血だ。ただし霊にとっての血たる洋墨とは―――]
(90) 2018/10/19(Fri) 23時頃
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[ぽつり、と滲むように一つの興味が駆け巡る。
確かめる、そうと決めたなら、 まどろっこしい問答は嫌いではないがひとまずここまで、だ]
(91) 2018/10/19(Fri) 23時頃
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ところで貴方、そこから「洋墨」らしきものが流れてるようですけど、 この場にもっとソレが流れれば、 私の知りたいことももっと、読みやすくなるんじゃないでしょうか、……今、なら。
[そう、男の言うところの“毒”の影響が回っている今なら、 例えば流れ出る「洋墨」に触れただけで黒瀬にも何かが読めるのではないか。 この身はあくまでただの人だ。空振りに終わるかもしれないが。
まず一度引鉄を引く。 狙うのは右腕。まるで傷口を押し広げるかのように。 その後も二発、三発と意識せずして同じ方向に狙いを定めて撃つ]
(92) 2018/10/19(Fri) 23時半頃
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/* 待っている、が。眠すぎるます……!
(-95) 2018/10/19(Fri) 23時半頃
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/* 襲撃先確認済み。よし。 これだけはちゃんとしなきゃ… 今から墓下や灰を見るのが怖い…恐怖…
(-96) 2018/10/19(Fri) 23時半頃
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……あの青年、か?
[靄を作り出した人、と示すを聞けば、浮かんだのは先程見た、「獣」と対峙していた姿だ。成る程あの風があれば、遠くはないだろう距離、流れてくるものがあってもおかしくはない、と考える。 そういえば、 「獣」は、どうしたのだろうか。 対峙の成り行きは]
――子供らしく、好奇心旺盛、とは。 極めて相応しい肩書きだ。 改竄の、無邪気なる蛮行には。
[ふ、と唇の片端を震わせた笑いと、声色は、皮肉るに似たものだったか]
(93) 2018/10/20(Sat) 00時頃
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「 …………そうだな。ここで消えれば、 私という『解釈』は消える。いなくなる。 “ よく似た誰か ”ならばまた何処かで 喚ばれる事はあるかもしれないが……
今の私と、まったく同一じゃあない 」
少年の見解には、私も異論の挟みようがない。 が、そこに彼の物とは思えない考えが混じった。
(-97) 2018/10/20(Sat) 00時半頃
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「 世界が変わると“ 言ってた ” …… ───── ああ、そうか。 君を喚んだ“ 黒いそれ ”の考えだな。
その意見の真偽は、私には分からない。 が、仮にそれが本当に実現したとして、 変わった世界には、誰が残るんだろう? 」
彼の望みが叶い、居場所が与えられたとして それがどんな世界なのか、と尋ねたのは>>75。
あるいは、少年を追い詰めてしまったかもしれない。
(-98) 2018/10/20(Sat) 00時半頃
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……
私が、 したいから、 …… 私が、 したい事、 ……?
……書物である私が……
[呟きに、返された応え、 雪なる声に、それは、復唱するように]
(*31) 2018/10/20(Sat) 00時半頃
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……私は、語る。
私は、語るものである。
私は語る、故に語る。
私は故に、永久に語る。 それに終わりが来ようとも。
それに。……それとは、何だ? 終わり。……終わりは。
(94) 2018/10/20(Sat) 00時半頃
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[また、独りごちた、 それは僅か伏し目にして、すぐにまた、上向けた。相手自身の沈黙を挟んで場に発せられたその声に]
洋墨、が? ――
[言葉に、その視線を追って、 止まる。見やった、己が右手首辺りからは、確かに、己がものなる洋墨が、淡く輝く色が滲み出ていた。「悪霊」より受けた、塞がれない弾痕、 今更に、思い出したかのように、 それは確かに、「血を流して」いた]
何故、
[今になって。 魂なき器が。 かたる に 反して]
(95) 2018/10/20(Sat) 00時半頃
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「 ……………… そうだな、君のいう通りだ。
考える事は色々あるけれど、 結局どれも、根っこの解決にならない。 さっきからずっとそうなんだ、実は 」
“ 雪国 ”、やはりその名を私は知らない>>68。 しかし少年の一連の挙動を見れば、 何かの関係がある一冊なのだろうとわかる。
けれども私は、彼の問いに明確な答えを出せず まるで迷宮にでも嵌り込んだような気分だった。
(96) 2018/10/20(Sat) 01時頃
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拘束の糸はほぐれ、牡丹となって消えてゆく。
しかし倒れた身を起こすので手一杯だった私は、 少年を傷つけたくないと思っているのに 傷つける以外に止める方法を持たない私は、 結局何も出来ないまま、その言の葉を聞く>>72。
それは、眠りのようでもあった>>73。 凍りついてしまえば洋墨の巡りは無となり、 私の意識が狩り取られるのは確かな事である。
(97) 2018/10/20(Sat) 01時頃
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あ、 っが、
[――呻き声が、漏れる。 向けられた銃口。放たれた弾丸。 避けるに慣れていない、 否、 避けるを「前提に持っていない」それは、弾丸を避ける事なく受ける。 明確な苦痛に面を歪ませて]
―― 、
[眼前の姿を、見据える、 眼差しは、 忌々しげに、睨み据える、ものだった]
(98) 2018/10/20(Sat) 01時頃
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[穿たれた、重ねて穿たれた傷口からは、 滲むを超し、溢れる、 洋墨が、どぷりと、溢れて、だらだらと、流れて、
洋墨瓶を倒したかのように、 地面を、 淡く輝く黄金色に、 染めていく。
流れるその色をよく見れば、 微か、その、 翠かかるも、見えたかも知れないが、 ごく微かなその混じりに気が付くより先に、彼女の足元に洋墨は辿り着き、
手を伸ばしたならば。 触れたならば、彼女は、「読む」だろう。 黙読めいて頭に浮かぶ、 文章の欠片があっただろう]
(99) 2018/10/20(Sat) 01時頃
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私を取り巻く世界が、常冬に染まる。 しかしすべてが閉ざされるまでの間に 少しの猶予が許されていたのは、
『 野の百合の如く綴られたきみ達は きみ達で在る事に意味がある 』
そう遺して闇に沈んだ>>2:345、 彼の言の葉のおかげだったのだろう。
(100) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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洋墨の巡り、その霊性が脅かされるまでの間に “ 私 ”はひとたび凍てつくような息を吸い、そして。
(101) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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アリキアの木々の下に眠る 鏡のように穏やかな朝 その木々の
m e die .
Le roi est mort, vive le roi!〔王は死んだ。王に栄えあれ!〕
(-99) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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[本文の、欠片と、]
(-100) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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暫くの間、私は原始の迷信と宗教に関する概説的な著作を準備していた。 …… 私はそれだけを十分に展開する事とし、概説書からは切り離して、別個の研究として出版する事を決めた。
(-101) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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[ 序文]
(-102) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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/* やばいこれ何言ってるかわからない自信があって申し訳ない……!
(-103) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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《「原始の迷信と宗教に関する概説的な著作」の「附随物」》
と序文にて語り、フレイザーは金枝篇の初版を出版した。これは本来金枝篇を著する切っ掛けとなった書「ネミの司祭」の著者ルナン、彼について、ロバートソン・スミス――フレイザーが何よりこの金枝篇を捧げたかった相手が、否定的な立場にあり、正しく着想を示したものならば、けして読んでは貰えまいと推測されたからである。
(-104) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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[それについて解説した、 あるいは解釈した、 ひとまとまり]
(-105) 2018/10/20(Sat) 01時半頃
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