248 冷たい校舎村6
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―― 回想:お祭り ――
[日夏君は、やっぱり少し意地が悪いと思います。 男の子たちの勝負に参加しているつもりはなかった、 と主張する私を、本当に? なんて言って からかうんですから。>>2:609 本当の本当です。 そもそも私は何かを選ぶのが得意ではないのです。]
[ともあれ、優勝は黄楊君。 1000円の権利は無事黄楊君のものとなりました。 そして黄楊君のリクエストは、 みんなが引いたくじ引きの商品だそうです。>>2:704]
(235) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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え。私も? いいの?
[お祭りのくじ引きを私は引いたことがありません。 ただ一度の思い出の中のお祭りでも、 わたあめを買うのが精一杯でした。
そして、こう言っては偏見ですが、 夜店のくじ引きというのは大抵残念なものしか当たらない ものという印象がありました。 引くのが一番楽しいんじゃないでしょうか? そんな権利をもらってしまっていいのでしょうか?]
(236) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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[そんな風に思いましたが、優勝者の黄楊君の意向です。 異存はありません。
絶対くじの中には入っていなさそうな、 ほこりをかぶったゲーム機などが飾られている お店で、くじ引きを引きます。
私が当たったのは、プラスチックでできた、 小さな星座の早見盤でした。]
(237) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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こんなのでよかったかな。
[目盛りを今日の日付に合わせます。 時刻も合わせてから、黄楊君に差し出しました。]
これ、今の夜空だって。
[そう言い添えて。*]
(238) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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──少し前/一階空き教室前──
[ ふたり並んで>>232、 せせらぎでも覗き込むみたく。 血のにおいのする人形を見ている。
昨日の気まずさも残ってか、否か、 間を、投げやりな言葉ばかりが行き来する。
投げかけられた問いに、 視線をそちらに向けることもなく呟く。]
べつに出たくもねえけど べつに、出てもいいけど
[ どっちともつかないような、 どーでもいいようなことを言うけど、 ひとつだけ、分かったことがある。]
(239) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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おれはまだ、ここにいんのに。 いなくなんのは、ずるい。
[ だから、何と言うわけでもない。 責めていい理由もない。と、分かっちゃいるが、 単純に、空木はずるいと思う。むかつく。
結局のところ、苛立ちは収まらず、 空木はゆらりと立ち上がって、 振り返りもしない桜ヶ台>>234に、 去り際、返事が欲しいわけでもない問いを投げた。]
(240) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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おまえだって、 出たいほどの理由なんか、あんの。 指、噛み千切りそーなくせに。
[ 並んでしゃがみこんだとき、 弔うとき、見た指先>>1:83に、 絆創膏は、巻かれていなかった。*]
(241) 2018/08/26(Sun) 16時半頃
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──現在/三階廊下──
……あれは、
[ と、空木は言う。
あたらないのか>>227と問われて、 空木は、違う。と即座に浮かんだ感覚を、 なんと説明すればいいのか、 フライングで飛び出た一言をさておき、 空木は、至極まじめな顔で考えた。
言われてみれば、良いように捉えれば、 あのとき確かに、空木は心配、をしたが、 根本的に、全然、違う。と思う。
しばらく、開きかけた口をそのままに、 時間が止まったみたいに考え込んで、 空木は、ああ。と思う。わかった。]
(242) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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目の前に、それしかなかったからだ。
(243) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ どうして今ごろ気づいてしまうんだろう。 ────と、空木は思う。思った、気がする。]
(244) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ ……気づかなければよかった。と、空木は思う。
思うが、どうしてそう思ったのかは、 頭の中、なにかがぐずつくようで、 なんていうか、よくわからなかった。
とにかく、無性にこみあげる苛立ちの、 ひとつの理由はおそらく、それなのである。
ガキの癇癪じゃねえか。と空木は思って、 どこか懐かしそうな顔をしているみみずく>>228を、 一方で、どこかぼんやりと、眺めている。]
(245) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ 只管に、空木がわからないのは、 どうしてそうするのか。ではなく、 どうしてそれができるのか。であった。]
(246) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ ──身勝手に生きてきた、空木は。 自分をおもしろみのない男だとは思えど、 特別下等ないきものだなどと、考えたこともなく。]
(247) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ ……それでも、空木は続いた言葉>>229には、]
……はは、きっしょ。 ソートー、恥ずかしいね、それ。
[ と、冗談でも交わしたように、ちいさく笑った。
自分のために言ってくれているのだ。 ということは、嫌というほどよく分かり、 空木は、なんだか心配をかけて悪いな。と思う。
悪いな、と思って。
少し乱暴な手つきで頭を撫でる>>230、 その手を受け入れながら、笑い混じりに、 どこか、観念したように言う。]
(248) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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……あのさ、大丈夫。 おれ、ぶっ殺したいやつはいても、 死にたい。とは、思ったこと、ない。
(249) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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[ ──そうして、猫は気ままに廊下に消える。*]
(250) 2018/08/26(Sun) 17時頃
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──現在/食堂へ──
[ 気ままに、などと言いはしたが、 どうぶつの行動パターンなんて、 ある程度決まっているものである。
空木は、いったん教室に寄って、 自分の席から、買っておいたカップ麺を取り出す。
ついでに、黒板の前に立って、 またいびつな文字を重ねた。
『 いなくなった⇒安藤、弓木、黄げ 』
黄色の黄で、なにが”つ”だよ。と、 思った覚えがあったので、一文字目は記せたが、 やはり、最後が思い出せないので諦める。]
(251) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[ それから、空木の欲したのはお湯だった。 それも、熱々の熱湯だ。 確か、食堂に電気ケトルが置いてある。
そう思って、行き先をそこに決めた。
しきりに握り締めていた紙箱は、 いまだに濡れている感触がしたが、 空木はお構いなしに、ポケットに突っ込む。
カップ麺ひとつばかりを手に持って、 何の気なしに、扉を開く。
そこにまだ先客の姿はあっただろうか。 そこに、とりたてて特徴のない背中を見た気がして、]
(252) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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──庄司さん?
[ と、空木は思わず、といった素振りで声に出す。*]
(253) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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―― 現在/三階廊下 ――
[それは――
目の前にそれしかない、と言い切るほど 桜ヶ台のことが気になっているのか
それとも、 それ以外が単純に思い浮かばなかったのか
理解が及ばないから、 ヨスガは「そうなのか」と相槌を打った。 ……打つしかなかった。>>243
経験を話しても、伝わってはいない気がした。 ……まあ、言葉にひとを動かす力はない。 ゆえに差し向ける言葉はすべて、 ヨスガ自身のエゴとなる。]
(254) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[……感情も動機も何もかも 名前がついて生まれてくるわけではない 生じた情動、委ねる衝動
……そこに「優しさ」「思いやり」という 丸くて柔らかい言葉を当てはめられることを嫌った。]
(255) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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……恥ずかしいわ。 女子に告白したこともないのに こういうこと言わせるお前が悪いね
[肩を竦めて笑っておいた。
――お前のために言った? いや、基本的に俺のため。
そう言語化はしないけれど不遜に笑ったヨスガは ごまかすようにわしわしと頭を撫でておいた。]
そりゃあ、何より ……いや殺したいってのもどうかと思うけど!
[笑ってつっこみをいれてから、 ふらりとみみずくは違うほうへ飛んでいく。]
(256) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[大丈夫という言葉が 信用ならないのはよく知っている。 お前は一体何が大丈夫なんだと思った。]
(257) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[手を伸ばしても どうにもならないものがあるのもよく知っている。 深入りしていいかを躊躇った。]
(258) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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[勝手に轢かれないようにと言ったが 矛盾に満ちていて笑ってしまう。
実際空木には死なれたくないが 自分自身は既に生きていたくない。]
(259) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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――あー。
[矛盾に満ちたエゴイズムに吐き気がしそうだ。 やはり、昼の世界は息がしづらいと知る。]
(……メシでもくうか……)
[もやもやするこの感情は 野良猫から 勝手に奪ったということにしておこう。
自分のことに関しては、 もはや、阿蘇に吐露したように 自分でもどうしようもないから 考えれば考えるだけ虚無しか広がらないが 人のことを考えれば、まだそれなりに心は動く。 やはりそこでも、破綻していた。
降りていく。 食堂ではなく購買に寄り、いくらかパンを買った。**]
(260) 2018/08/26(Sun) 18時頃
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―― 食堂 ――
[ホットケーキを食べ終えて、私はコーヒーを入れました。 座っていた席に戻ると、 いつものように何も入れていないコーヒーをすすります。
一度目のチャイムで、校舎は文化祭になりました。 二度目のチャイムで、安藤君はマネキンになりました。 では、三度目は? また何かが起こったのでしょうか。]
(261) 2018/08/26(Sun) 18時頃
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あ。 空木君、おはよう。
[そんなことを考えていたら、 背後から名前を呼ばれました。 振り返って、私は朝の挨拶をします。
手に持っていたものを認めて、>>252 至極当たり前のことを聞きました。]
朝御飯?*
(262) 2018/08/26(Sun) 18時頃
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──現在/食堂──
[ ひとり穏やかな朝を過ごし、 庄司は言う。「 おはよう 」。
少し、面食らったような顔で、 空木もまた、もごもごと応える。]
……おはよ。 そ、腹減ったから、 昨日食い損ねた分、食べよーと思って。
[ 朝ごはん? という問いかけに、 空木は手の中のカップ麺を軽く持ち上げて見せた。
そのまま、身体がケトルのほうへと向かい、 カップ麺に湯を注いでから、 庄司の前の席へと座って、三分間を待つことにする。]
(263) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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[ ああ、こういう顔を以前にもしたな。 と、空木は少し、懐かしくさえ思う。]
(264) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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