68 熱砂の絆
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息がある者を放置してはおけない。
…あなたは、サラサの者? 部族の民で行き倒れとは、珍しい。
[浅黒い肌の男へとそう、問うた。]
(194) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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/* >>188 一文のなかに「めいた」を2回も使ってしまった。ごふっ
2時だぜ、寝よう自分
(-58) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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[檻に触れる手を感じて、白子はもう一度瞼を開く。 緩慢に上げられた淡い赤が、輝く黒檀に向けられた。
一、二度瞬いた赤は、薄く細められる。
近づけばわかるだろう。 空気を重く甘く満たしている蜜の香りは、 吊られた男の肌から匂い立っている。]
(195) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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――― それが用意された運命ならば。
(-59) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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[差し出されたエメラルドの原石を手にとって、 行商人は灯に翳したり叩いて音を確かめたりしたのち、 にこやかにこの奴隷との交換を了承した。
手枷を外された男はそのまま倒れ込み、 体を起こすこともできないようであったが、 行商人は構わずに衣服を着せ、首輪を羽目、 鎖の先端と足かせの鍵を差し出す。
要望があれば、宿まで運ぶとも請け負った**]
(196) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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お、ホント? やー、何から何まで済まないなぁ。
[>>193水をくれればコレ幸いと、ありがたく頂いて手に持った。 頭の上からゴスゴスと催促があったので、 はいはいと言いながら手の平に少し水を移して鳩にもやった。]
(197) 2013/01/10(Thu) 02時頃
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[さて一命を取り留めたのはよかったものの、 『秘密裏にジットへ潜入し、仲間と接触する』 という予定がここで破綻した。 笑みを浮べ礼を述べながら目の前の人物らを見やり計画を立て直す。
命の恩人は白人のように見えたが、ショールの隙間から見え隠れする色は、影に覆われているのを差し引いても砂漠に似つかわしくなく白い。 始めはこちら側の人間かとも思ったが、背後に立つ者は明らかに砂漠の人間だった。事前に詰めていた知識に当てはめるならば、おそらく砂漠の混血児に合致する。商人には見えず、また身なりは非常に良い物のように思えた。
ならば位置的に片翼の鷹の、おそらくは上のほうの人間かと。]
(198) 2013/01/10(Thu) 02時半頃
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[とここまでを、働き始めた頭を回転させて導き出した。 >>194問いかけがくると、少しの沈黙したが 都合の良い答えを探していたというよりは、 砂漠の人間と間違われた事に一瞬、瞬いた為だった。]
あーいや。 肌は黒いが俺はホレーショー・ヘップバーンっていって…サラサの外から来た人間だ。 ココへは行方不明になった友人を捜しに来て…
サイモンって名前なんだが。
[聞いたことない?という風に、軽く首を傾げて問うた。]
(199) 2013/01/10(Thu) 02時半頃
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─ 帝都・薬屋 ─
[シビルの背の向こうで、騒音の塊が通り過ぎて行った。 疑問を思ったが、関係ないことだと思い直す。どうせどこかの金持ちの新しい玩具だろう]
爺ィ、生きているか?
[人の気配のないカウンターに声をかける。 思ったより近くで返答があり、思わず一歩を下がる。気配がなかったのに。魔物爺め、と小さくこぼした]
解熱剤と沈痛剤、あと腹痛に効くものを。
[魔物用かね、人間用かね、と萎びた薬商は、歯のない口で笑った。 聞こえていたようだ]
(200) 2013/01/10(Thu) 03時頃
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肌の濃い外国人といえば、どこの国だ。 布をこう巻いて、衣服飾りは宝石の……あれはなんだったか、翡翠ではなかった。緑柱石か?
[薬の用意が出来る間の暇つぶしに、シビルは先ほどの男たちを話題にした。 緑柱石ならばファルケンじゃないか、とこちらも見ずに薬商は言う]
聞いたこともない国だな。 どうせ田舎の小国だろう。
[室内にこもりがちの為に日焼けしていない腕で、濃い茶の髪を掻きあげる。 深く濃い色だったあの外国人とは違う、文明圏の人間の肌だ。 無精で伸ばした髪は、後ろでゆるく束ねている。職業から、ヒゲだけは剃っているが]
[仕上がったいくつかの革袋を差し出しつつ、それがどうかしたのかと聞く薬商に、シビルは年齢以上に見られることが多いしかめつらに、苦いかけらを浮かべ]
まあ、……もう関係ないことだ。
[銀貨を老爺に押し付け、シビルは薬を手に取った]**
(201) 2013/01/10(Thu) 03時頃
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/* 出来ればサイモンが死に掛けてるって情報が欲しいが…。
(-60) 2013/01/10(Thu) 03時頃
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済まない。 鳩の食べられるものは積んでいなくて。 少し、水だけで我慢して貰わなければならない。
[鳩が男の頭をどついている。頭が定位置なのか。 砂にまみれた所為かもしれないが、確かに巣のような頭だ。 などと失礼なことを思いながら、頭の良さそうな仕草を眺めていれば]
(202) 2013/01/10(Thu) 03時頃
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[返答を得て、ゆるりとひとつ瞬く。]
異国からの訪問者? 外にも、この地の民の肌と似た色を持つ者がいるの。
………、そう。
[少し、男を見詰めたまま思案するような間があった。 なるほど、水も乏しく餌探しも困難なこの砂漠で珍しい鳩連れとなれば、ファルケンの者ではないのも頷ける。]
(203) 2013/01/10(Thu) 03時頃
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[鎖国政策を取るファルケンが異国に開く窓口は、交易拠点たるサラサ。そのオアシスは国境を兼ねると同時、ジッドの秘密を守る檻であり。 この男は部族民にのみ許された領域に足を踏み入れた。 つまりは、“帰せない”―――]
サイモンという者のことは、知っている。 近年、この国の国王の元へ下働きに入った。 共においで。会うつもりがあるのなら。 …どのみち、三人と一羽で砂漠を横断するには物資不足だ。 引き返し、王宮であなたに引き会わせよう。
[帰すことは、できない。 片翼の鷹の、きまりごと。]
(204) 2013/01/10(Thu) 03時頃
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/* シビルさんのめも、ペラジーさんに対する早速の嫁呼ばわりにちょっとふいた。
キャラチップどおりの顔のまま言っているのかと思うとね… 萌えるね。
(-61) 2013/01/10(Thu) 03時半頃
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あーいいのいいの。 こいつぁ逞しいから、 腹減ったら虫でも何でも、勝手に捕まえて食べるさ。
[鳩に対して気を使うような言葉をかける恩人に、ひらと片手を振る。 実際雑食の鳩は、ほっとくと何でもつついて餌にする。 半分飼われてはいないような物だから、当たり前なのだが。]
(205) 2013/01/10(Thu) 03時半頃
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ん? 日に焼ければ黒くなる奴なんて、それこそ何処にでも居るだろ? まぁ最近は、流行りだの何だので、日焼けを嫌う奴も多いがなぁ。
[帝国の一部でより白い肌がもてはやされて、 日傘が流行りだしたのは何時からだったか。 それでも外での仕事を主とする者らが、日に焼けて黒くても不思議ではない。 もっとも確かに砂漠の民と比べれば、その色は薄い者が多いし、 自分は白人の中でもとりわけ浅黒い方だという自覚はあるが。
>>203恩人の疑問の深さは知らずに返すと、 先の問いに答えが帰って来て口の端が上がった。]
(206) 2013/01/10(Thu) 03時半頃
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お、そっかー、生きてたかー。 やーどっかで野垂れ死んでねーかって、みーんな心配してたのよ。 いやぁ良かった、良かった。
[なら仕事はちゃんとこなしてくれてるだろう、と。 そんな思いは秘めたまま、安堵した様子だけを前面に出して快活に笑った。]
会わせてくれるってんなら在り難い。 あいつの父ちゃんから、もし生きてたらってことづても預かってるしな。
[ファルケンの政策は当然知っている。 知っていて話を振ったのだから、帰れないのは覚悟の上だったが。 まるで知らぬかのように振る舞い、恩人の申し出を有り難く受けた。]
(207) 2013/01/10(Thu) 03時半頃
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ありがとな、兄ちゃん。
[悪気も他意も見せぬ笑みは、 嘘と本当が混ざっている分自然な笑みに見えるだろうか。]
にしても王宮って、アイツんないい場所で仕事してたのかぁ。ふーん。
[適当に雑談めいた会話を挟む間、 頭の上の鳩が何か主張するようにこつこつ頭を叩いたが、 どうせ餌の催促だろうと、その時は相手にしなかった**]
(208) 2013/01/10(Thu) 03時半頃
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/* 村的に逃げ出そうとする奴が一人くらい居た方が美味しいのかなー? 危ない橋渡るつもりはあまりないんだけど。様子見つつかな…。
(-62) 2013/01/10(Thu) 04時頃
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それなら良い。 蠍にさえ気をつければ、鳩は… 空を飛べるからね。
[空には鷹も居るだろうが、まあ、保護者の頭の上ならばそうそう狙われまい。 そういえば飛べる鳥を伴っているのにこの男、何故迷ったんだろうとの疑問は内心に沈めておいた。]
周囲は、生まれつき色が黒い者が多い。 ……私など、二十年以上砂漠の強い日差しを浴び続けても、一向に同じようにはならないから。白く生まれた者は、皆、そうなのかと思っていた。
上手くすればあなたくらいにはなるのか。 …ふうん。
[口振りからするに、彼は生まれつき色の黒いわけではないらしい。 精々サラサまでしか足を伸ばすことを許されない身では、異国と接する機会は多くはなく、「そういうもの」としか捉えることが出来ない。]
(209) 2013/01/10(Thu) 04時半頃
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[関心を抱きながらも、けれど、手は意識とは裏腹にショールを引き上げる。 降り注ぐ日差しから逃れる為でなく、視線から逃れる為に。 長く続けたい話でもない。早々に話を下男に移した。]
個人的に付き合いがあるわけではないけれどね。 元気 …… に働いている。 飛脚に言伝でも託せば、お父上も安心なされるだろう。
[断定するまでに間が空いたのは、何時見ても血色の悪いサイラスの顔を思い出したからだ。 そういえばあの男のことも、肌が青白い人種なのだと思っていた。彼が体調を崩したとかで休みがちになっていることも当然ながら知らない。
素性も何も知らぬ者のそのまた知己として今目の前にこの男が居るわけだが、何が本当で何を隠しているのかも分からぬ故に、淡々とした態を保ちながらも警戒は解いてはいない。]
(210) 2013/01/10(Thu) 04時半頃
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――… … 礼には及ばない。
[少し視線が宙を彷徨ったが、言葉を急ぐこともない。 会話も途切れれば、裾を払って立ち上がった。 尻餅ついた時とは別人のように、毅然とした仕草。]
クアミ、フランシスカに伝言を。 行き倒れを拾った。ジッドにゆく、と。 そんな顔をしないで、ジッドまではごく近いのだから。
[自分以上に警戒露わに男を睨んだままの従者には、宥めるように言う。 かつてジッドに連行された異国の者らの目的は、碌でもないものも少なくはなく、敵意も警戒も分からぬではないが。 言いつけ通り、曲刀短刀とは別に、毒を仕込んだ武器も隠している。]
(211) 2013/01/10(Thu) 04時半頃
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[男を駱駝の背へと促して、それから]
そうだ。 私のほうの“探し物”はまた次の機会のようだ――とも。
[道中交わした言葉。 思い出して伝言を託す。
まだ、何も知らず。]
(212) 2013/01/10(Thu) 04時半頃
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名乗りが遅れてしまった。
……私の名は、イザナ・ラルフ。 正統な王の血族からは外れるが、 この地を統べる片翼の鷹の民。
道中、よろしく頼む。 ホレーショー・ヘップバーン。
[特に何事か止められることなければ、 駱駝を駆って一路、ジッドへと向かう。 程なくして、民の至宝たるエメラルド鉱山が見えてくる*はずだ*]
(213) 2013/01/10(Thu) 04時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 04時半頃
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/* >>210
Σサイモンの名前間違tt
(-63) 2013/01/10(Thu) 05時頃
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─ サラサ・路地 ─
[共通語の他にも様々な言語が入り乱れた、 人々の雑多な話し声が聞こえる。
町の入り口から暫し離れた路地に入ると、 鼻の奥を突く香辛料の匂いや、甘い香水の香りが強くなった。
異国の魚の干物に、小麦粉を練って作られた焼き菓子。 精緻な柄の描かれた陶器、色取り取りの釦や布。 吊るされて、光を反射しながらくるくると回るガラス細工の飾り。
あまり値の張らぬ品々を扱う店の前を大股で通り過ぎ、 途中、帝国語で書かれた物語の本を購入した。
着色された挿絵が多く挿入されたもので、表紙をめくれば 真っ先に雪深い森の中で遊ぶ少年少女たちの絵が目につく]
(214) 2013/01/10(Thu) 10時半頃
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[占い屋の呼び込みを断って、さらに歩を進めると 他の露店もまばらとなった奥まった場所に陣取り、 水煙草をふかす男が見えた]
──頼んでいた物は?
[前置きも抜きに声をかける]
(215) 2013/01/10(Thu) 11時頃
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[隻眼の男はゆっくりと目を細めると、煙草を持たぬ手で 背後に置いていた一抱えほどもある木箱から、 目当ての品を取り出した]
「ほれ、所望のモンだよ。 毎度の事ながら、んな古い品よく保たせてんね」
[ダンの掌に乗せられたのは、細工の彫り込まれたオルゴール]
(216) 2013/01/10(Thu) 11時頃
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[オルゴールの職人であるその隻眼の男は、 ダンからの返答が無くとも特に気にした様子も無く 煙草をふかしながら、手元に広げた売り物の品を 取り上げては元に戻している。
手渡されたオルゴールの螺子を徐に巻き蓋を開けば、 滑らかに旋律が流れ出した。
この地のものでも、帝国のものでもない異国のメロディ]
(217) 2013/01/10(Thu) 11時頃
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