223 【身内】森真珠の村
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―大衆食堂『森の真珠』/午後―
[机と人の間をすり抜け、辿りついたのは一人の少年が座るテーブル席]
今日もサボってどこか行ってたのか?
[濡れた後ろ頭に声をかける。昨日姉の家に顔を出したけれど、トニーは不在だった。ヴェスの店にも行きたかったからそんなに長居もせず、会う事は叶わず仕舞いで。 イアンは甥っ子であるトニーを可愛がっていた。昔の自分も日に焼けて遊び回っていたから、時に懐かしむように、羨むように。 だから一年に一度帰るか帰らないかだったイアンだが、帰れば必ず姉の家には遊びに行っていた]
またデカくなったなぁ。
[トニーが振り向いたなら、その赤毛の髪をわしゃわしゃとしながら子どもの成長は早いなぁ、と感慨深げにそう一言]
(170) 2017/08/12(Sat) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2017/08/12(Sat) 20時半頃
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――午後/大衆食堂『森の真珠』――
[イアンが席を立ったのと前後して。 入口近くから、ベネット>>155と、スージー>>160のやり取りが聞こえてきた]
水も滴るいい女だって?ナイナイナイ
[ちらりと見やって小さく呟く。その声はベネットかスージーに届いただろうか。 二人は同学年。女子の中ではかなり話しやすい方。 スージーは同級生の憧れの的だったが、いかんせん当時ヴェスの世界の中心は姉だったから、他の男子のように思春期に意識して話せなくなることもなく、普通に親しくできた。 そしてベネットの方は……黒歴史。つい軽口を叩いてしまうのは、ベネット自身のせいではなく。中三の時に男女逆転仮装の催し物があり、ヴェスが姫、ヴェネットが王子に選出されてしまったのだ。その時ヴェスの身長は、ベネットより大分低かった]
(171) 2017/08/12(Sat) 20時半頃
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―大衆食堂/午後・夕刻近く―
のあ、イアンにーちゃん! サボってないよ、ちゃんとやってたやい! そうそう、かーちゃんから昨日、にーちゃんが 帰ってきたって聞いたぞ、おかえり!
[声を掛けられるとその相手>>170はすぐに分かった。裸足をばたつかせて久しぶりの叔父に挨拶する。タオルで拭いただけの濡れた頭を撫でられると、トニーは「へへっ!」とくすぐったそうに笑った。]
今日の雨すっげーなァ、店も昼間にしめたんだ。 海のむこうのむこうだって、雲みたいに まっ黒になっててさ。もしかしたら朝まで 降りっぱなしかもなー。
(172) 2017/08/12(Sat) 21時頃
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/*くそ、トニー君が可愛い…!!(ゴロゴロ
(-80) 2017/08/12(Sat) 21時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2017/08/12(Sat) 21時頃
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―大衆食堂『森の真珠』/午後・夕刻近く―
はは、ただいま。 まだだいぶ濡れてるじゃないか。 しっかり乾かしとけよ、風邪ひくぞ。
[といっても、昔の自分も雨なんてなんのそのだったか。 トニーの首にかけてあったタオルを取り、それを頭に被せるとしっかりと水分を布地に移す]
まーた木に登って遊んでたのか? 嵐がくるって言ってたもんな。 雨も風もさっきより酷くなってる。 危ないから帰る時は声かけろよ。送るから。
[髪が十分乾いたのを確認すると手を止め、窓の外の様子を見ながらトニーにそう言い聞かした]
(173) 2017/08/12(Sat) 21時半頃
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/*これトニー君が狼だったら泣く(真顔 でもよく森で遊んでるからその時入れ替わったとかさ、ありそうだよね、とか思ったり。
(-81) 2017/08/12(Sat) 21時半頃
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―午後から夕方/大衆食堂『森の真珠』―
〔カリュクスとオーレリアは夕暮れまでその場にいたのかそれとも部屋に行って休んだのか。部屋ならばぽつぽつこの村について案内の雑談をしたであろう 雨足は強くなる一方でこのまま部屋で一泊になりそうだ 部屋が一緒なのは彼女にとって息苦しいものならば宿のどこかで雑魚寝させて貰えばいいだけだ。 食堂では人狼の噂がちょこちょこ聞こえた。それを耳にする度自分の過去を思い出す。この村で同じことが起こらないとは言えない そんな事になったら今度こそ自分は死ぬのかもしれない けれど、それを恐ろしいと感じない自分はきっと自分にまで関心を無くしてしまっているのだろう
夜ごはんの時間。夕刻には食堂に人が集まっている。夕食をとろうと二人で席につくであろう そしてメニューを見つつ今度はポトフにでもしようか迷った〕*
(174) 2017/08/12(Sat) 22時頃
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ー森の真珠/夕刻頃ー っと、タオルありがと。 トニーも濡れ鼠仲間? お互い災難……って、失礼だな、トニーに出くわさないだけで、たまには買い出しとかにも出てるよ。
[>>165 スージーの反応を待つ間に、トニーにタオルを貰い礼を告げる。途中から唇を尖らせて弁明するも、目が笑っているから周りからもきっと子どもに向ける軽口のやりあいと分かるものだった筈だ]
ああ、えっと……うん、その……。
[トニーに貰ったタオルでわしわしと髪を無造作に拭いていると、>>160スージーが駆けつけてくれる。しかし、かけられた言葉に返す言葉がなかなか出てこないのは、そういえば自分って女だったな……と、まずそこにたどり着くのに時間がかかり、同世代のマドンナにそんなこと言われても冗談にしか聞こえないけど、冗談でなく言える性格だからスージーはマドンナ(よい娘)なんだよなぁ……と思考が流れていくからで]
(175) 2017/08/12(Sat) 22時頃
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―昼/大衆食堂『森の真珠』・店内片隅(回想)― >>146 ああいや、用事がある訳じゃなくて。食事に誘ったんだけど…それなら教会へ寄付をって事だったからね。寄ってもう一度挨拶を、というくらいさ。
(緩く首を振って笑みを浮かべると、改めて予定が出来たとばかりに満足げに笑ってみせる。しかし…やはりオブラートに包み損ねたのはバレてしまったらしい。ただ、カリュクスがこうして心配―少なくとも自分はそう思えた―をしてくれるのは、少々くすぐったくもあり嬉しくもあった。照れ笑いで本音は隠して、またね。と告げる)
(176) 2017/08/12(Sat) 22時頃
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―午後/大衆食堂『森の真珠』― >>139 (こんなに此処のオムライスは美味しかっただろうか。それとも昔を思い出しながら食べているから? 大陸で食べたどの料理よりも美味しく感じられるのは、隣にいる幼馴染やスージーの笑顔が見えるからだろうか。一口を食べ進めてしまうのがもったいない。でも冷めてしまうのももったいない。これがジレンマという奴か)
折り畳み傘じゃなくてきちんとした傘を持ってくるんだったかな…イアン、君の方は平気かい?
(食べ終わった皿の上にスプーンを丁寧に置くと手を合わせて"ごちそうさまでした"とつぶやく。昔から抜けない癖のようなものだ。本当はもう少し神へ感謝しろ、と言われたりしたものだが。)
(177) 2017/08/12(Sat) 22時半頃
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>>141 >>145 (不意の声に顔を上げれば…ポーラ?いや、違う。彼は弟の方だ。何とか判断出来たのはその背丈と声。ふっとそのまま立っていたら、姉の方と勘違いして声を掛けてしまっただろう。島に戻って来てから何度も繰り返している"自分当て"どうやらヴェスは驚きながらも気付いたらしい。したり顔で満足げに笑っては、紙袋の中の菓子を一つ差し出した)
お、気付くのが早かったねヴェス。皆一度驚くのは変わらないけど…はい、大正解のプレゼントだ。といっても、ただのお菓子だけどね。
(是非お姉さんにも。ともう一つ。隣に座るのなら昔の話に花を咲かせていくに違いない)
(178) 2017/08/12(Sat) 22時半頃
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ああ、お前の方が水滴ったら良いお姫様になりそうだね。
[返答に迷ったところに助け船>>171。 彼が黒歴史故の軽口なら、こちらは女性扱いされて反応に困った時に話を反らすための軽口だ。べネット的には持ちつ持たれつ……と一方的に思っているが、ヴェスパタインがどう思っているかは、互いに掘り下げたことがなければ謎である]
ヴェスがこんな時間にしかも嵐の日に外って珍しいね。 少なくとも暫く帰るの厳しそうな雨だけど大丈夫?
[軽口ばかりでもなんなので、小首を傾げながら暗に彼の姉に関して心配を向けつつ]
さて、じゃあスージー、悪いけど服貸してくれる? できたらパンツも貸してくれると嬉しいんだけど。 スカートだと穿きなれてないしさ。
[絶対上は胸あたりがブカブカになりそうだよなぁ……とスージーの豊かな胸に視線をちらっと向けて、彼女の好意に甘えることにした。 そしつふと考えるのは、学生時代、彼女を一番にマドンナと考えてた男は誰かなということ。 実際はどうだったかは分からないが、いくつか浮かんだ顔の中、島にいるときには雑誌を買ってくれていた男に似た声がトニーの声と混じって聞こえた気がした]
(179) 2017/08/12(Sat) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/08/12(Sat) 23時頃
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/* あーー書いてたらもうオーレリアさん来てた! 書くの遅すぎるからね…こうなるよね… ほんとすみません!
読んでから修正しよ…間に合うかなw
(-82) 2017/08/12(Sat) 23時頃
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/*おぅ、一番にマドンナと考えていた男候補にw いや、一番に言いだしたのは私だけどな!
そしてこれはりんさんと蜜蝋さんにまたフラグが立つのか…!?w ベネットさん良い返しすぎる。
(-83) 2017/08/12(Sat) 23時頃
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/*さて、このままトニーの傍で一日目迎えた方がいいかな。 待機。
(-84) 2017/08/12(Sat) 23時頃
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[席を立とうとするオーレリア>>168に、特に用件を聞くことはしない。先ほど自分もそうだったのだし、必要なら向こうから伝えてくるだろうと思って]
では、注文は私が。 オーレリアさんは紅茶ですね。わかりました。 こちらは気にせず、どうぞ行ってきてください。
[微笑んで送り出せば、ちょうど近くを通りかかった店員を、軽く手を上げて呼び止める。 ひとまず皿を下げるよう頼むと、その間にメニューを開き、飲み物のページを探した。
紅茶。紅茶……。また、困ったことに、種類が多い。 この店は喫茶にも力を入れているのだろうか。手広いことだ。 しゃれた文字の羅列を見ても味の違いなどわからないので、おそらく店のおすすめだろう、店名のついたものを頼むことにする]
すみません、注文を。紅茶を二人分、ポットで。 この、森の真珠ブレンドをお願いします。 ……ええ。砂糖とミルクも一緒に。
[注文が済めば、そっとひと息ついて。 しばらくここから動けないだろうし、もし店員にデザートなどすすめられれば、それも追加したかもしれない]
(180) 2017/08/12(Sat) 23時半頃
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[店の様子や外の天気を眺めていると、やがて紅茶が運ばれてきた。 が、これは失敗だったかもしれない。長居するなら、と思ってポットで頼んだけれど、オーレリアの戻りが遅ければ渋くなりすぎてしまう。 一度茶葉を引き上げておいた方がいいのだろうか、などと考えていると、どうやら彼女が戻った>>169ようで、カリュクスの心配は杞憂に終わった]
お帰りなさい。ちょうど紅茶が運ばれてきたところです。 森の真珠ブレンドというものを頼みましたが、オーレリアさんもこちらでかまいませんか。
[ポットに被さるティーコージーを取りながら、そんな事を言いつつオーレリアを迎えた。 部屋の鍵を見せられれば、気の利く彼女に礼を言って、ありがたく受け入れる]
何から何までありがとうございます。 遅くなるようなら、そちらの部屋を使わせてもらいます。 でも、とりあえず今は、お茶をいただきましょうか。
(181) 2017/08/12(Sat) 23時半頃
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―午後→夕方/大衆食堂『森の真珠』―
[そうしてカップが空になれば、部屋の方へ移動する。 案内されたのはかなりいい部屋だったので、驚いた。 彼女は持ち合わせが少ないと言っていたから、支払いは後回しにしたはず。あとで宿の者に言って、支払いをこちらに回してもらわなければ。
部屋で村の話など聞きつつ>>174、ふと窓を打つ雨風の強さに目をやる。どうやらこのまま本格的な嵐になるらしい。 どちらからともなく、今日はここで夜を明かすことになりそうだという話が出れば、カリュクスはオーレリアと同室になるのを喜んで受け入れた]
[夕刻再び食堂へ戻れば、嵐のせいか、人の顔も口に上る話題も、昼間より暗く沈んでいるようで。 特に聞こえてくるのは、大陸でも話題になっている人狼の噂話。 それがやけに、カリュクスの耳に残った]*
(182) 2017/08/12(Sat) 23時半頃
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――午後〜夕刻/大衆食堂『森の真珠』―― >>178 いやーまさか…いやーそんな………久しぶりだね!
[蛹が蝶になるというやつか。驚いたがやはり懐かしく、最後は珍しく破顔して]
この島にはない菓子だね?美味しそうだ。ありがとう。 ん?姉にも?
[イアンが戻ってくるのを計算に入れてもトレイルの側の席は数席空いている。近所の者は雨がもっとひどくならないうちにと、いつのまにか帰路についたのかもしれない。 トレイルから菓子を受け取りつつ、遠慮なく隣に座る]
>>179 あ、ブーメランが返ってきた。
[聞こえていたかと首をすくめて苦笑いし。 続く「珍しい」とか「大丈夫?」という言葉には]
仕事の都合で長居してたんだけど。 急激に天気が崩れたね。こんな雨は想定外さ。
(183) 2017/08/12(Sat) 23時半頃
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/*そういえば森の真珠の取材も出来てないんだけど、雨降って来て忙しそうにしてたから出来なかったよね( ˇωˇ)夜にしよう 人死ぬのに出来るかどうかは不明。 さてはて、役職はどうなるやら。
(-85) 2017/08/13(Sun) 00時頃
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/*っていうか勝手に乾かしちゃってごめんね…!(今更)
(-86) 2017/08/13(Sun) 00時頃
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/* スージーさんはほんと可愛いよね。 まさにマドンナ。わたしコゲ猫さんのこういう女の子キャラ大好き……。ポーラさんと村の人気をわけていてほしい。
(-87) 2017/08/13(Sun) 00時頃
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―大衆食堂『森の真珠』/午後・夕刻頃―
>>175 うん、すぐ走ったけどソッコーでベシャベシャだ! そっかァ? 本屋のねーちゃんいっつも 寝てるトコばっか見てるぞ?
[ケラケラと笑いを転がしながら冗談の応酬。店内に先に案内されると、ベネットに手を振って人混みの中に入っていった。]
>>173 ヘーキヘーキ。こんなのなんともないって。 そうそう、朝はあんなに天気よかったのになァ。 イアンにーちゃんはココの宿とまってるんだっけ? ダメそーだったらさ、いっしょに入れてくんない?
[尋ねるのはなんとなく、空と海の機嫌は朝までこの調子だろうと直感したから。島のやんちゃ坊主は宿の従業員にも顔が利くのか、誰かが泊まっている所にお邪魔する分にはオマケをしてもらえるだろうと考えたのだった。]*
(184) 2017/08/13(Sun) 00時頃
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