11 獄の、聖痕者
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[女は罪人の呟きに何を思ったか。 感情は、男の手に踏み躙られる。 滴る女の血を頬から掬い、 受け入れる状態では無い秘所へ]
――ッう
[塗りこまれ、押し込まれる。 堅い感触が身体を揺らす度に、意図せぬ声が]
……っ ぁ っ
[漏れてしまうのは止められず。 意識が、感情が宙を舞い身体からはなれて行く。]
(208) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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[其処へ入る制止。>>205>>207 男性の番人は身体の動きを止めた。 女の面は解けた茶の髪に遮られ、窺い知る事は叶わない。]
……
[ぐったりと。 男性の番人は女から身体を剥がし、 罪人二人へと標的を替える為に立ち上がるだろう。
女は――、]
(209) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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ひ………ふ、 は ははははは…
(210) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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あははははははははははははははははは!!
[男性の番人は行為を中断したというのに 未だ続いているかのように 身体を独りでに揺らしながら笑う]
ひ、ひひひひ あッは
はははははは!!
[涎と血液が混じったものを飛ばしながら げたげたと壊れたように貪る、行為。]
(211) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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/* メアリーがこえぇでがすぅ。
(-37) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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くだらない……。
罪人は咎を背負う。 罰を受ける。それは解る。
けれど番人同士? [ブンッ、と振るわれる拳に、痛みを覚えその場で崩れ落ちても]
くだらない……。 上下も何も無い無差別な世界なら、 番人なんて存在は無いに等しい。
[反抗と言うよりも諦観に近い口調で訥々と零す。 もう一人の制止の手の人物は如何なったろうか。]
(212) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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[狂々と嗤う女を横目に。
菫色は光を灯さない。 くだらない、くだらない、くだらない。
識らなかったから。 番人にも罪が、在る、だなんて。]
(213) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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[哂う女の眸には果ての無い空。 揺れて、揺れて、見つめても、煌きは無い。 濁った空が女を、罪人達を包んでいる。]
はははは… は、ぅ
[虚ろな眸が装束の隙間から針を取り出した。 それは何時か、罪人の手に突き立てた罰の針。 握り、秘所まで運ぶと]
……っ! んっ ぁ は、 ぁふ はは ははははは
[ぐちゅぐちゅと秘肉をかき混ぜるように 突き立てて、行為に耽る。]
(214) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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ほんにここの番人の質が落ちたの。 妾(わらわ)の接近を許すなど、昔の番人ではありえなかったであろうに。
[番人を嘲る。 もう一人の制止した女性が殴られ、その場に崩れ落ちるのを見て]
…道理だの。
[零された言葉に頷いた。 番人は首に手をかけようとするが、 扇子を畳んで伸ばされた手を叩く。]
妾(わらわ)に触れるでない!
[逆上した番人が拾い上げた石で殴りつけられ、その場に崩れ落ちる。]
……男としても最低点だの。
(215) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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――っ
[どれほどの慰めだったか。 女はやがて、びくと震え、身を仰け反らせては 足の先をぴんと伸ばし、達してしまう]
…
[くたりと力の抜けた身体は 罪人にどう見られていたかなど気付く間も無い>>213]
(216) 2010/05/29(Sat) 00時頃
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花売り メアリーは、朦朧とした意識の中で二人の罪人と男性番人の声を聴く。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
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[石で殴られた女性は血を流すだろうか。 女番人は理性を取り戻し罰を与えんとするだろうか。 日常茶飯事で慣れてしまっても慣れないこの不快感。]
質が落ちた、――か。
[言い得ている、とばかりに淡く復唱する。 下らぬ番人同士の争いに、 狂うた様な女番人の所作に、 逆上する男番人の暴力に。
ただ暴力を振るう男は、怖いけど、心を犯されないから怖くない。 寧ろ女番人の方が抉って来るのは解っている。 何故手を出してしまったんだろう。]
(217) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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執事見習い ロビンは、花売り メアリーに話の続きを促した。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
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…
[解けた髪がさらりと揺れる 緩慢な動作で上半身を起こすと座ったまま ほぅ、と熱い息を吐き空を仰ぐ]
もう、 あとは――
[未だ掠れてはいるが、]
私が確りと、無能共に罰を下しますから… ご迷惑をお掛けして、申し訳、 ありません、 でした…
[未だ怒り冷めやらぬという具合の男性番人の背に声を掛けた。 二人へと向かった番人はどうしただろうか。]
(218) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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花売り メアリーは、執事見習い ロビンに話の続きを促した。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
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ふむ、そうだのぅ。 …いっそ、そなたより上の番人でも呼ぶかえ?
[傷口を押さえながら男番人を見上げる。]
妾(わらわ)を怒らせたことを後悔するが良い。 そなたより上を呼ぶには様々な方法があるからの。
今の言葉でなんと言ったかの。 …ち、…ちくる、と言ったかの?
[今の言葉や武器などには疎いのでどうしても疑問形になる。 力では勝てなくても、そういった事には長けている。]
(219) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、花売り メアリー
2010/05/29(Sat) 00時半頃
漂白工 ピッパは、花売り メアリーに斬られた腕の付け根が、微かに震えた
2010/05/29(Sat) 00時半頃
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―――――――…ひた、ひた、…ひた。
[地を擦る不規則な足音を追うように、女の通った後には深紅の道筋が出来る。両腕を捥がれて片足を引きずりながらも、口元は緩やかに弧を描いていた。 …彼女は笑っていた]
嗚呼。
[何処までも続く荒れ果てた奈落。彷徨う足に、求める先などありはしないが]
御機嫌よう。
[遠目に見えた番人と罪人たちのひと騒動。見知った姿を認めて静かにほほ笑むと、優雅にお辞儀をしようとして]
ぐしゃっ
[片足で体重を支え切れずに崩れ落ちた]
(220) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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ソフィア、きた〜ヾ(。・▽・)ノ
(-38) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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/* って、おにゃのこばっかり。 男すくなっ――(*´艸`)
(-39) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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[>>218の言葉と、>>219の言葉を聞いて、 男番人は納得したのか、満足したのか、はたまた怯えたのかはわからない。
それでも、立ち去っていくのを見れば小さく息を吐いた。
同じように制止しようとした女性に名乗り、名を求めただろう。
>>220の姿を見れば畳んだ扇子をもう一度広げ、口元を隠した。**]
(221) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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[女の言葉と、罪人の言葉 >>221 男性番人は未だ不服そうではあったが、 一つ、二つ、厭味を残しもう一度女を強く蹴りつけると]
……ぐ あり がとうございまし、た
[そのまま他の罪人を探し去って行く]
(222) 2010/05/29(Sat) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 00時半頃
花売り メアリーは、漂白工 ピッパの手首に添えられた名をふと思い出した。
2010/05/29(Sat) 01時頃
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[ふらふら、り。 余韻の残る身体が立ち上がる。 過ぎった名に己が手を見下ろした。]
……どういう心算?
[止めに入った罪人へ問う。 其処には何時も通りの無表情が在る。 少なくとも"優しい"等とは称されぬ手を握った。]
そんなに罰が欲しい?
[ぴた、ぴた、と秘所から零れる血液が 獄の地を紅く、染めて行く 右手には慰めた後の、針を握ったまま。]
(223) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/29(Sat) 01時頃
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[男の番人が去っていくのをぼぅやりと眺め 振り返れば、理性を取り戻した様な女番人の問いかけ]
さぁ……どうなんでしょうね。 唯、とてもバカバカしかった……。 あんな男、死ねばいいのに――
[物騒に濁す]
罰は受ける、それが私が此処にいる上での義務ですから。
[針に怯える様子はなく、 菫が揺れる先には、深い色を湛える女番人の瞳。]
(224) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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[肌蹴た装束を正す。 細めた眸は罪人の言葉を追った。 曰く、死ねばいいと謂う。]
死した地で死を願う。 ……喜劇にもならないわ。
[思いは恐らく、同じ質であったが。 番人の口先は罪人とは違う方向を向いた。]
好い心がけ、ね でも、お生憎様――。
[からりと針を放って]
今すぐ、私からは無理ね。 ……ご覧の有様だから。
[ふらりと揺れる体。]
(225) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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だから。
[針を見て、罪人を見て]
其れで、アレを滅多刺しにするか もしくは、自分を慰めなさい
[>>220 アレと称された方を見遣って 罪人へ視線を戻し、命令する]
(226) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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ええ、下らないですね。 一層死ねれば、あんな醜い世界も見なくて済むのに。
下らない、願い、です。
[針が落ちれば、意外そうに瞬くが]
……、
[今にも倒れそうな番人の肩に、手を置いて支える。 今こそとばかりに殴っても好かったけれど、 そんな気にはなれなかったから。]
(227) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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――…分かりました。
[針を拾い上げ、思案する。 どちらが楽か?どちらが嗜虐的か? どちらが―――]
ふ……
[短く息を吐くと、針を手に――>>220 ソフィアに駆け寄る。]
(228) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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嗚呼。 [自分を信じて好いと言った彼女への]
ッ―――おひさし、ぶりです
[挨拶のように、崩れ落ちたソフィアに針を突き刺そうと振りかぶる。]
……お赦し下さい。
[ソフィアの抵抗が無いならば、彼女の腹部にそれは突き刺さるだろう]
(229) 2010/05/29(Sat) 01時頃
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[支えられた身体。 身体に触れようとする罪人など居なかったから 僅かに驚きの色が眸に浮かんだ。]
…
[>>228 駆けて行く背を見遣る 何も謂わず、眸を細め。]
[やがて顛末の音が耳に届くだろうか。]
(230) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[白いワンピースは赤黒く染まり、己が血だまりの中に沈み込む。微かに体を震わせながら顔を上げれば、扇子の上から覗く眼差し>>221に気づいて]
――――――……、…っげほげほ、うぇ
[何かを言おうとした唇は、言葉を紡ぐ前に激しく咳込み血を吐いた。 それでも何処か穏やかな表情を湛える姿は、彼女の眼にどう映ったのか]
(231) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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ねぇ
[離れた位置から声を投げる]
そんな事を言っちゃ駄目でしょ?
[言葉の意味が伝うまで 罪人にはどれほどの猶予が要るのだろうか。]
(232) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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[番人と罪人の間で、どのようなやり取りがあったのかは認識できてはいない。ただ、針を持ち駆けよって来るケイトを見やれば、その後の展開はある程度予測が付いたのだった]
其れが貴女の望みなら。
[振り被る姿を見上げながら、にこりと微笑んだ]
赦します。
[腕があったなら、きっと彼女に差し伸ばしていた。けれど今の私は、どちらの腕も持ってはいないから]
げほっ、がっ、…かはっ
[ただ、腹部へと針は深く突き刺さり、浮かべていた笑みは苦痛に歪む。顔を伏せれば、目元は髪で隠れる。覗いた口元からは、荒い息と血が吐き出されるだけ]
(233) 2010/05/29(Sat) 01時半頃
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