178 忘却の花園
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/* 死んだ
(-7) 2015/12/18(Fri) 20時頃
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/* いや死んでるが
(-8) 2015/12/18(Fri) 20時頃
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[何処かから、歌が聞こえる。 運命を、希望を、背負って少女たちと戦士が旅立つ光の路。
誰が旅立ったのかと考えるよりも。 >>3>>4 カリュクスの抱きしめたうさぎごと、抱擁して。 此処にある愛おしさと――哀しみを、抱く。 光の先へ、行って欲しくない。
驚く少女が振り向いた先には、 泣き真似ではなく、本当に涙を流すいい大人の姿がある。 他人に奪われるには、この子はあまりに若すぎる。
白が、 死装束を顕す色であり。 ウェディングドレスの色であろうとも。
送り出すには、ひどく早い気がしてしまう。]
(9) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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[この子は『少女』で 娘では、ないのに。]
しかし、決めた戦士と行くのであろう。 そうなれば置いて行かざるを得まい。
[カリュクスの決意も、願いも知らぬまま。 髭にも、伸ばした袖にも透明より透明な海が溢れた。 うさぎの挙動に微笑む仕草のあいらしいこと。
娘であれば送る年頃には早すぎると感じた傍から この子が今の姿より倍、歳を重ねたとしても 手放したくなくなる。
そんな子煩悩らしい想いを抱きながら、 自身の嘆きばかりを拾っていた鼓膜を さらに震わす、音色は。>>5]
(10) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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………は………?
……… なん………、
[一瞬、我が耳を疑った。
手を伸ばし、帽子の上から頭をなでる紅葉のような掌。 父になって欲しい。 先導するには足らぬから、導いてほしい。
漣を連れた海色の瞳が、何度も瞬く。]
(11) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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…………カリュクスよ。
[>>6
確かに、訊いた。 少女の導かれたい存在の名を。]
わしの名前を、覚えてくれたのだね。
[不器用な少女は。 一体、何度呼ぼうとしてくれたことか。 >>0:78 >>0:242 >>0:257>>4:202
本人すらも気づいて無さそうな、自然な調べで。 苗字では無い名前を――呼んでくれた。 ]
(12) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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この世界でわしの名を呼んでくれたのは お前さんが初めてじゃよ、カリュクス。 ありがとう。
[そもそも。 カリュクス以外に、名前を教えていない。
カリュクスが、響きが難しいと顔を曇らせたあの時。 この少女に、一番に呼んでもらいたくなった。
――だから、カリュクス以外の誰にも。
苗字を名乗っても、名前を、一度も名乗らず。 涙は布地に吸われたが、まだ目許は赤い。 カリュクスと揃いの色のまま、
わらった。 ]
(13) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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[その身に相応しき何者にもなりたくない。>>7
娘になりたいと望む、唯ひとり、 名を預けた、白い少女。
――約束を、したのだろうか。 約束を、交わしたかった。
この子を、娘としてずっとあいしていたいと。 夢現の両方で、ずっと想っていたのだから 夢の内容が、いま。 カリュクスの願いをきっかけに、ふわりと脳裏に―――…]
(14) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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ッ … もちろん……勿論だとも。 おまえは、わしの娘だよ。
―――……わしの娘、カリュクスだ。
[誘われるまま、首肯を何度も繰り返す。
すると、どうだろう。
アーチを根城にしていた白いばらたちが。 淡く、それでも確かに――海の色に、染まってゆく。
白ばら生まれの少女の『お母さん』たちが、 自身とばらの娘だと肯定するように。]
(15) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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[
――――花言葉は、奇跡。
青い色の、奇跡のばら。
三つ編みの留め具にしていたばらは、より青く。 同じ色の目をした男の娘なのだと、迎えてくれたよう。]
(16) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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………おや、
[白いうさぎが擦りぬける。 膝の上にちょこんと座り、外套の金具をかりかりと噛んでいた。 生まれたばかりのオリガと同じくらいの大きさの子の背を。 柔らかな体毛を、やさしく撫でて。]
(17) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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……………おとうさん。
[ふと。 膝を遊び場にしていたうさぎが、走っていく。
周囲に集った仲間たちのもとへと。 離れたうさぎの傍には、二匹の親と思わしき存在と。 まだ幼いちいさなうさぎの姿があった。]
『わたし』の娘、カリュクスよ。 ………お父さんと、呼んでくれるかね。
[家族のもとに帰ったうさぎから。 カリュクスへと視線を移して。 少女の身体を抱き上げようと。]*
(18) 2015/12/18(Fri) 21時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2015/12/18(Fri) 21時半頃
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/* うっ・・。涙出る。。。。
(-16) 2015/12/18(Fri) 22時頃
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ほっほ、嬉しいことばかり続く。 わしも胸を張って、明日へ旅立てるわい。
おねえさんになった娘を連れて、
[>>22 密かに練習を重ねていたのは知っている。 失敗の数々を敢えて指摘する不躾はせず うれしそうなカリュクスに合わせ、頷きを。
少女がなにもできない、なにも取り柄が無いと これまで何度も他者と自身の違いに 劣等感を噛み締めていたことを、知っている。
他の少女たちが、戦士の名を呼ぶのを聴き 己の名を当たり前に呼べず過ごしていたことを思えば その嘆きに拍車すら掛けていたかも知れなんだ。 ]
(36) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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のぉ、カリュクスよ。 これから『先』も同じことじゃて……
なにを得意と自慢できずともえぇ。 ひとつを学ぶことに時間をかけても構わん。
[ちいさな少女は。 これからも壁にぶつかるかもしれない。 ちいさな手を。 細い指ごと握り、言い聞かせるよう――口を開く。]
わしはおんしのために待つ。 待ち続ける。
それはこの先ずっと変わらん。 ―――――……たったひとりの味方で、
(37) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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たったひとりの、父さんだもの。
[>>24 笑顔を浮かべ、嬉しいと告げるカリュクスに。 どれほど待たされようが構わない。
すこしずつ、前に進むために。 いつまでも、こうして手を握っていよう。
園での記憶をなくし。 共に連れ立ったこの子の記憶を失くしたとて。 必ず、待とう。
カリュクスが、この手に掴めるその日を。
――――だから、旅立つのも恐ろしくは無い。]
(38) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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[みな、こんな気持ちで旅立ったのか。
さすれば、倖いであろうとも。
信じる。 信じ続ける。
白き少女が、敬愛を預ける存在として。>>6 再び己を必要としてくれるその日が 先の未来にもあると
信じて、]
(39) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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[―――だから。
オリガのおねえさんになるとカリュクスが誓ってくれて。 うみが、またひとしずく。
嬉しい時に流れる涙は、きっと。 朝露よりも、あたたかい。
カリュクスの袖を、また濡らすのだ。]
(40) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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いやいや。
お母さんが多いのを、わしは羨んでおったもの。
[>>26 いつかの言葉遊びを思い返し。 髭を揺らし、わらう。 アーチに縋るばら一面。 青く輝いているのを知り。
カリュクスに結んだ ばらも。 自身の目と同じ色へと 色づいたのを、識る。
別れを意味する白では無い。 海の深さと、晴天の色を写鏡にした色。]
(41) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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妻が多い分、あいはたくさん生まれる。 ひとつひとつが、カリュクスを生んだ すてきな、『お母さん』なのだから
――……重婚罪を咎める、無粋なかみさまもおるまい。
嬉しい。
[ うれしいよ。 ずっとだいすきだった黄色に負けないくらい この青を、あいせる気がするもの。
次の世も、この子をきっと探し出してみせる。 奇跡の花と共に咲く、我が娘。 なによりも目印になるに違いない、から。]
(42) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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[――よもや。 二番目の願いを、いま叶えてしまったとは識らず。>>27 父と奏で、倖せそうに声音を浸透させる娘がここに居る
わたしが、 わたしを
確かに捕まえた。 ]
……叶うなら、旅立つその時に。 お前さんに雪をみせてやりたかった。
わしの世界に、一番存在していたものだから
(43) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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[雪解け水は、朝露のように溶ける。
そのとき。 ふと、あることを思いついた。]
いや、わしに名案がある。
春の園に、雪を降らしてやろうではないか。 ……路を辿るまで、お楽しみに。
[この園でカリュクスへ最後に教えることを、ひとつ決めて。
抱き上げた娘を、なくさぬよう。 強く、けれど毀さないように 抱きしめた ]*
(44) 2015/12/18(Fri) 23時頃
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[>>45 オリガは父親が軍人だと、 今や妻に聞かされているはず。
けれど、愛娘が物心ついた今 再来も再会も、―――… 死しては叶わぬ。
オリガの代わりに。 生まれてくるはずだった子の代わりに。 立派な父と認められたことが嬉しい。
――いや。
誰の代わりでもない。 カリュクスの思うまま、頼ってくれて。 敬愛を白いばらと共に籠めてくれて。
これほど嬉しいことは、他に無く ]
(59) 2015/12/19(Sat) 00時頃
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まったくだのお。 向こうの世界に忘れてきたもんだと思っとった。
――忘れ物を、ショコラが見つけてくれたのかのぅ
[帽子に手を触れる。
ショコラといえば、『海』の話を思い出した。 しかし、ここまで来るのに。 池の近くも通り過ぎたが、 それらしき『海』は見当たらず。]
海があるなら、灯台があるかも知れんのぉ。 高い場所なら雪を降らすのにも都合がえぇ
(60) 2015/12/19(Sat) 00時頃
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[海を見渡せるし、高い場所なら『雪』も降らせられる。
あてもなく探すよりかは。 今生で最もあいしたウォトカを、連れていくことも考えて。>>55
クラリッサに最後の挨拶を交わしにいくのも、いい。
運よければ、いちごの礼と。>>54 サムライにも、逢えるかも知れないし。]
ほっほ、いちばんのお母さんか。 それはええわい。 キスをしたばらを連れてこれて良かったよ。
[朝露を飲んだあの時を。 カリュクスはまだ、覚えているだろうか。 キスの意味をしらないなら。 あいを誓う行為だとでも言い添えて]
(61) 2015/12/19(Sat) 00時半頃
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ふむ、二つ目の願いはわしの思い出か。
[屋敷の方面へ足を進めながら。 >>51 三つめが二つめと変わった カリュクスの願いに耳を傾ける。]
ひまわりは、―――……
わしがまだ父さんになる前に。 妻になる前のイリーナへ、告白した時に渡したのだ。
[一歩一歩、草原を踏みしめて。 語らう言葉も、一言一言と重なってゆく。]
(62) 2015/12/19(Sat) 00時半頃
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Лебединое озеро……白鳥の湖、
知人に連れられて、バレエを観に行った カリュクスは、バレエを知らんかものぅ。 皆の前で音楽に合わせ、踊るお芝居。
イリーナは、白い衣を纏い、バレリーナだった。
[そういえば。 白い鳥も、あの妻の衣装もまた、白。
カリュクスも、あのふりふりの衣装がきっと似合いそうだ。 今着ているワンピースも、ふわりとしているもの。
まるで何かに導かれているように、白銀の舞台を脳裏に描く。]
(63) 2015/12/19(Sat) 00時半頃
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あまりに美しく、華やかで、……なんとも優雅でのぉ。 拍手を浴びるイリーナは、皆に愛される、お姫様のようだった。
………何度も足を運ぶ度、わしは悔しくなったのだよ。 たとえお芝居であっても…王子と結ばれてしまうのが。 わしも昔は、わがままで欲張りで、――青かった。
[今の落ち着き払った自分と。 語るわがままな人物が一になってくれるか否かは別として。]
公演の最後の日に、のぉ。 イリーナにひまわりの花束を渡すことが出来た。
ひまわりは、太陽だけを見詰めて咲く花。 『わたしはあなただけを見つめる』 そんな意味を持つ花じゃて。
(64) 2015/12/19(Sat) 00時半頃
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勢いのまま、想いをぶつけた、 無論、断られたが……、次の演目の終わる日にも、 何度も何度も、めげず重ねたよ。
[情熱に満ち溢れていた『あい』の話。 負けても負けても、涙を流す暇もなく。 妻の王子役と、胸のうちで戦争を続けた。
そんなおとぎ話は。
シルクに教えることも叶わなくなったが、 あの子は、きっと。 自分よりももっと、強く寄り添える戦士を探せることだろう。 旅立つ時も、風のように寄り添って。]
(65) 2015/12/19(Sat) 00時半頃
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そうしてわしは、ある日。 白鳥を、手に入れた。
イリーナがわしを太陽として見つめてくれた、
はじめて、キスをした、
わしの妻になってくれた――……すてきな日だった。
[仕舞いまで語り終えたところで。 すこしだけ気恥ずかしくなり、軽く咳払い。
長い話を奏でる時間と共に、屋敷はもう、――目の前 ]*
(70) 2015/12/19(Sat) 00時半頃
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