86 忘却の海
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
/* もしかしてなんだが俺は更新時間を勘違いしていないか
ごめん
(-3) 2013/06/21(Fri) 23時半頃
|
|
……診療所まで、歩くのは骨だな、
[診療所までの痛みを取るか、この場での痛みを取るか、といったところか。 どちらにしても大差はないかと結論付けて、扉の向こうへ。
冗談に返す余裕は、まだあった。 誰かと話している間は、まだ、深く考え込まずに済んだから。]
……先に痛み止め飲んだら、マシになったりする、か?
[そんな事を問いながら、包帯を解く。 抜糸すらされていない傷口はまだ、醜い。 自分の腕だというのに、嫌悪感を隠さない表情。]
(3) 2013/06/21(Fri) 23時半頃
|
|
/* 俺は、なにもの
(-7) 2013/06/21(Fri) 23時半頃
|
|
[多少麻痺させたとて、痛いものは痛いだろう。 わかってはいたが、気を紛らわす為に言った軽口。
痛みを与えられるとわかっていて、誰がわざわざそんな経験を積もうというのか。 脱脂綿が傷口に近付くにつれ、表情は強張る。
そうして、薬剤と、傷口とが触れれば、]
────………、!
[息を、呑んだ。 かろうじて声は上がらなかったが、握りしめた掌に爪が食い込み、新たな傷になりそうな程度だった。
しかし、ここで下手に気遣われて、治療が長引いても事だった。 無言の視線は、早く終わらせろと訴える。
唇を開いたら、泣き言を言いそうだったから、という事は、絶対に悟られたくなかった。]
(5) 2013/06/22(Sat) 00時頃
|
|
[痛み、肌に触れる痛み。 良い器具はあるだろうに、そういう慣わしだからと大仰な器具を使い、刻まれた印。
それを背負うのだと、背負わねばならないのだと、涙目の自分に告げた声。 針を叩く音。痛みに叫び声もあげられない、拷問にも似た“儀式”]
……ぁー、………
[治療が終われば、がっくりと項垂れるように声を漏らすか。 まだ、薬の痛みが腕に残っているような気がして、包帯越しに患部を摩るか。]
……これ、お前の祖父さんがやったら、マシだったりする、のか、
[薬は一緒だから、変わらないとは思うが。]
(6) 2013/06/22(Sat) 00時頃
|
|
……治療、だしな、 多少痛くても、堪えないと、
[仕方のない痛みだ。傷を、負ったのだから。
仕方のない痛みだったのだ。あの場所に、産まれてしまったのだから。]
………有難う、
[未だ痛みは残っていたが、あまり摩っていては包帯が崩れるか。 手を離し、立ち上がる。
まだ階下に服などの荷が残っていた筈だった。 それらを回収して、少し、一人で考えよう、と。 自然と、宿屋の外にセシルを送る形になるだろうか。 傷のない方の掌を、軽く振った。
時間が欲しかった。 けれどそれは、待ってくれるようには思えなかった。
(10) 2013/06/22(Sat) 00時半頃
|
|
若いうちに、失敗は経験しておいた方が、良いんじゃないか、?
[去る背中に、そんな演技の悪い言葉を投げた。
健康体ではある。だが、この後にどうなるかは、わからない。 この後、どんな運命が待っているのか、全く分かりやしないのだから。]
………、
[セシルが遠ざかれば、浮かべていた笑みを消して宿へと戻る。 棚に置かれた荷を抱えて、二階に戻ろうとすれば、女主人は預かり物>>4:126の事を告げるだろうか。 それらも全て纏めて、抱えて。]
……すまないが、今日は、夕食はいらない、んだ、
[二階へ上がる階段に足をかけながら、そう告げた。]
(17) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
[一人の部屋。灯ったランプ。 寝台の上に積まれていく、紙、布、紙。
文字を追う視線は、決して穏やかなものではなかっただろう。 一行を読むごとに、眉間の皺は深くなっていく。 喉が渇いたような感覚を堪えながら、また一頁と進んでいく。
隣国の近況。第一皇子の突然の死。 砂漠を越えてやってきた流行り病、不作。
領地を奪う。領地を奪われる。 誰かが死ぬ、誰かが、殺められる。
紙面の文章は、何処か、作り事のように思えてならなかった。 作り事であって欲しいと、願う自分が此処に居た。 だからこそ、それらの出来事の起こっている方に、自分は立っていたのだと、そう思わされてならなかった。]
……王位、継承権、
[紙面を辿るうち、見つけた単語にぽつりと、呟く声。]
(18) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
[落ちていく陽に、ランプの光では足らなくなる。 部屋の明かりを灯し、最後の一冊に手をかける 見慣れた文字の並ぶ表紙に、僅か、安堵感の様なものを覚えた。
えいゆうヘクトルのぼうけん。
単語の並びなどに、子供向けの絵本らしい配慮が見える。 所詮は、幼い子供の読むものだ。
読み進めて行くうちに既視感を覚え、自然と頁を捲る手は早くなる。 文字を追うより先に、次のページへと、次のページへと。
―――耳に響く声は誰の声だろうか。
霧の向こうから響く様な声、女性の声であることはわかるが、何を言っているかまではわからない。 もう少し、もう少し近付けば、聞こえる筈なのに。]
(19) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
[近付きたくないと、理解したくないと、そう思っているのも事実で。]
(20) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
[裏表紙を閉じれば、倒れ込むように寝台の上へ。 紙と布とが擦れ合う音に、片付けねばと思うのだが。]
………、
[何も考えたくない。全てを思い出さなくてはならない。 何も知りたくない。これを放棄してはならない。
目を閉じる。 ゆっくりと、息を吐く。
胸に何かが閊えているようで、呼吸がし辛かった。
重い、海水の中にいるような、感覚。*]
(21) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
― 翌朝 ―
[また、同じ夢を見たと、確信できた。
映像を覚えていないのも、同じ。 殺意を向けられた事を覚えているのも、同じ。
それに、反抗したいと感じた事は、異なっていた。
身体を起こすのが億劫だった。 それでも、立ち上がらなくてはならない。 いつまでも、此処にいてはいけない。
立ち上がり、一歩、二歩と進む。着替えが其処にある筈だ、と。 歩む道中、寝台の傍のテーブルに置かれた、薬草酒と焼き菓子とに目を止めた。 少し悩んだ後、焼き菓子を手に取り、やや湿気たそれを、齧る。 口の中の物を、薬草酒で流しこむ。
良い食べ合わせではないと思った。 それでも、美味しいと思った。]
(22) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
[*だからこそ、ここにいてはいけないのだろう、と、思わされた。*]
(23) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
/* だーれーにーしーよーうーかーな
クラリッサ[[who]]
(-14) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
/* くらりっさ委任!
(-16) 2013/06/22(Sat) 01時頃
|
|
/* さて、なんとか終われそうか。 終わってしまうのか。
一週間あっという間でした、ニヤニヤしていました。 無茶ぶられるのがこんなに楽しいとは思っていなかったです。
そして一体俺は何者なんだ。
日曜には無理言って休みをもぎとってきたのできっと村の皆の絵がかける!予感!※予感だけ
(-17) 2013/06/22(Sat) 01時半頃
|
|
/* こんなにエピ入り前で「うわー、アレ誰だろううわー!!」ってならないのは久しぶりである。
(-23) 2013/06/22(Sat) 02時頃
|
|
/* 平穏ですらある。
(-24) 2013/06/22(Sat) 02時頃
|
|
/* たのしかった。 エピも楽しいといいな。 俺は、何者なんだろうな。
マジで王子様だったらやばいな。
(-25) 2013/06/22(Sat) 02時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る