173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
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ラルフ! 今日がお前の命日だ!
2015/11/09(Mon) 00時頃
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[ これは、きっと ]
[ おちた星を追いかけた、ひとりぼっちの夜の話 ]
(0) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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― よる が おちた ひ ―
[ 諸星先輩が死んで、何か月か、経って。 季節は、冬。
やっぱり日常ってやつは変わらないから、 ただ、ただ、思い出を置き去りにしたまま、 今日も藤舎明夜は、鈍感に生きていた。
ずっと、十何年も、そうしてきたように。 今日も遅刻ギリギリで、国語の成績は底辺で。 少ない友達とお昼ご飯、愛とやらだけ無駄にこもった、 お母さんのまずい卵焼きを食べて。 放課後、掃除当番。一人でごみを捨てに行って。 雑踏に紛れて、太陽の下。夜のこどもは。 手を、取らずに、生きていた。 ]
(1) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[ だから、その日、その時も。 いつも通りの、つもりだった。 ひとりで帰った自宅、進まない古典の課題を放って。 夜になったから、ホットミルクと、携帯を持って。 ――夜空、撮れるかなあ、とか、呑気に、思って。
両親の寝ている隙に、私の場所、屋上に、ひとり。 白い息。髪を撫でる冷たい風。 パジャマにカーディガンという薄着だけど、 きっと風邪はひかないんだろうなあ、って。 そう、ぼんやり考えながら、
やっぱり、いつも通り。 望遠鏡の前、空を、見上げて。 ]
(2) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[ ――ほしが、みえなかった。 ]
(3) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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………?
[ 多分、本当は。曇り空に紛れた、とか。 そういう、真っ当な理由だったんだと、思う。
(―――そう、たとえば、大雪に紛れた、みたいな)
何時もならそう考えて、 大人しく部屋に引っ込む筈、なのに。 どうしてだろう、その日は、血の気が引いた。
――ない、どこにも。
マグカップが転がる音すら、遠くに聞こえて。 ]
(4) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[ 人っていうのは、あっけなく死にます。 身体じゃなくて、きっと、こころのほうも、あっけなく。 まさに今、それを、自覚したようで。 ギリギリのところを保っていた"何時も通り"から、 突き落とされた、みたいな、感覚。 ]
(5) 2015/11/09(Mon) 00時頃
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[ 鈍感なこどもは、他人事を貫いていたこどもは。 無意識に支えとしていた、照らす星を亡くした途端。 そして、それを自覚した途端、あっけなく崩れました。 いざ自分に何かが降りかかって来た時に、 耐えきれるうつわを、持っていませんでした。 ]
(6) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ くらあい、夜空。 どれだけ茫然と見上げていたんだろう。 何を考えていたの、と聞かれれば、 多分、わからない、と、答えたと思う。 鈍感、とか、そういう話じゃあ、なくて。 表現してしまうと、本当に、崩れそうだったから。
……どっちにしたって、もう、意味なんてないけど。
だって。 ぼんやりとした意識で、気が付けば、屋上と、その先。 ぎりぎりの境目のところに、つっ立っていた、から。 屋上、だけあって。 たかいなあ、って、思う訳です。 ―――さむいなあ、とも、感じて。 ]
(7) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ ああ、ほんとうは、すこし、怖いです。 家の屋上、ぎりぎりのところに立って、震えています。 落ちたらどうなるか、想像して、しまうと。 わたし、しぬのかなあ、いたい、のかな。
でも、ひとりの夜、さみしいよるに。 孤独を埋める方法を、知らなかった。 なにより、あなたがいないことが、いちばん、―― ]
(8) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ 星の無い、暗い夜。知っていますか。 とてもさみしくて、さむくて、いたくて。 きっとあの日、死んでいた先輩の様に。 誰にも見つけて、もらえないんです。
それは、とても――さみしい、なあ。 ひとり、紛れてしんじゃうのかなあ、 だれのきおくにも、残らないで。
…だれの、きおくに も? ]
(9) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ …そこでようやく、 ぼんやりとした意識が、ゆら、ゆら。 多少なりとも、かたちになって。
ほんとうにわたしは、どこにもいなかった? ――ちがう、私も、誰かの記憶の何処かにいるって、 確かに実感できた、あの日。ぶんか、さい。 確かに、わたしは、いた。
―――――あのひに、もどれたら、 あのとき、準備から、ずっと。 確かに一緒にいたひとたちに、残ったら。 せめて死ぬ前に、誰かの中に、私を遺してくれたなら。
そんな願いは、見えない星に届くのでしょうか。 ]
(10) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ メールを送ったのは、きっと、無意識だった。 ぼんやり、画面の光を見たのは覚えているけれど。 夢か、現実か、彷徨っていたから、 きっともう、内容も覚えていない。 迷惑メールと捨てられても、仕方ないかな。
ごめんね、どうか悲しまないで、恨まないで。 自分勝手な私を、赦して下さい。 ]
(11) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ 星を追いかけるのに、地に落ちる、って。 なんともばかみたいな話だと思う。
先輩、今こうして、夜の空。風を受けている私を、 叱ってくれるのでしょうか。怒ってくれるのでしょうか。 それとも、風邪ひくよ、って、心配するのでしょうか。
わからない、けど。 わたし、もうだめみたいです。
――わたしのよるに、あなたはもういない ]
(12) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ ――――そうして、明夜は。 夜の街へ、おち、て、 ]
(13) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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[ 願いが届いたのは、偶然でしょうか、それとも。 真白な世界で、星も見えない、だけど、それは。
あの時の、"楽しかった文化祭"の時のままで、 クラスメイトに"覚えていて欲しい"と願った、
藤舎明夜の、せかい* ]
(14) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/09(Mon) 00時半頃
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/*
なげえよ……
(-0) 2015/11/09(Mon) 00時半頃
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― 朝・8時50分 ―
[ 夢で見る、よりは。悟る、に、近かった。 ゆらゆら、何処かの境で揺らいでいた意識は、 チャイムの音と、もう、慣れた頭痛と。
思い出さないといけない事実に、引き戻され、て。
丸まった身体を起こして、のろのろと。 横にある鏡を、見て、――痣は、昨日のまま。 やっぱり、痛い。な。 多分、現実ってやつだと、もっと、痛い。 ]
(22) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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―――頭から落ちたのかなあ……
[ 呟きは誰にも聞こえないって、知ってるよ。 おんなのこは、もうみんないないし。 そうでなくても、他に"残った"ひとたちは、教室。
それにしても、ひっどいかお。ギョーギの、わるい。 岩動の割れた拳を笑えも、叱れもしないです。 隠しても意味ないかなあ、これ。 隠したって――わたしの、せかいに、変わりない。 ]
(23) 2015/11/09(Mon) 01時頃
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[ スリッパをはいて、髪と制服を整える。 深呼吸をすれば、わたしのせかいに出て行こう。
藤舎明夜は、思い出した。 楽しかった文化祭、時の止まった校舎。 それは全て、自分の願ったものだって。 星が見えないのは――、きっと。 死んだところで、せーしんせかい、にいったところで。 先輩は、偽りの星にすらなってくれないで。 もう、どこの世界にも、空にもいないって。 見ないふりして、ほんとうは知っていたから、だし。
それか――きっと。さみしかった、の、かなあ。 こころが泣くという表現を、どこかできいたけれど。 雪まで降るって。白く、霞んだ視界って。 どれだけ耐えられなかったんだろう。
ばかな、おんなです。 ]
(24) 2015/11/09(Mon) 01時半頃
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― →教室 ―
[ 一段、二段、三段。慣れないスリッパでのぼって。 先に、残ったふたりに会いに行こうか。 知ってるよ。貴方たち以外のふたりは、帰った。 あのこにもかけた、まほーのじゅもん、効いたって。 それに、さあ。 帰ったクラスメイトには、皆で会いに行きたいし。 …そうすれば、記憶には、のこるかな。 ]
(25) 2015/11/09(Mon) 01時半頃
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[ 扉を開く音が、静かな空間に響いて。 ふたりを、ブラウンが捉えて。 ] ―――おはよ、
[ ごめんね、痣、さ。 スプラッタというか、グロテスクというか。ホラーかも。 視線を受けたなら、へら、苦笑を浮かべる。 ああもう、ぜんぜんおんなのこじゃないや、この痣。 いいかな、別に。私、おんなのこらしくないし。
そういえば。 この世界に来てから、よくしゃべる様になったと思う。 怒ったし、笑ったし。 死のうとしてから、感情豊かになるって、 なんとも、まあ。 ]
(26) 2015/11/09(Mon) 02時頃
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[ 入口、教室を見渡せる位置で。 ]
檜山、かがり――あのさあ、 帰ったふたり、さがしにいこう。 それから…やりたいことあったら、言ってね。
[ 世界の主の、わたしの気持ち。 マルをつけなくたって、そのままいえば、良い。
思ったより、声は出たよ。何時もより、声でてる。 かがりは。私と似て、言葉少なな貴方は。 私のこの様子を、どう思うんだろう。 準備の時より、この世界に来たばかりの時よりずっと。 私、喋ってるって、自分でも思う。 ]
(27) 2015/11/09(Mon) 02時頃
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そうしたら…、帰って、いいよ。
ここ、…私の世界、だったから。
[ ああ、ごめん。 浮かべた笑顔は、ちょっと、ぎこちなかったや** ]
(28) 2015/11/09(Mon) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/09(Mon) 02時頃
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[ きっと、かがりの声>>29の方が、早かった。 ]
…うん、それなりに?
[ まあ、落ちた訳だしなあ。 学校程高くないにしたって、屋上から落ちたら、ねえ。 現実世界の私の身体、どーなってるんだろ。 こうしているってことは、まだ生きているんだろうけど。
…ああ、そういえば。 チャイムの音と一緒に、なにか、割れた、なあ。 遠く、音を思い出せば、また鈍く痛んだ。 ]
(32) 2015/11/09(Mon) 11時半頃
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[ 世界の主です、って。 流石に、そんなさらっと言えるわけじゃなかった>>28。 他人事には、できません。 だって、気付いたこと、とか。 もう、この学校には三人しかいないこと、とか。
それはもう、終わりがくるって合図で。 終わらせるためには、閉じる、ため には。 "誰か"が、必要なんでしょう。
ひとごと、には――できない、なあ。 ]
(33) 2015/11/09(Mon) 11時半頃
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[ 檜山の反応、どうだっただろう。
ブラウンに映るかがりは、 気付いていたんだろうか>>30。 考えてることは、分からなかった。 あんまり、大げさに驚くとか、 そういう人だとは思ってない、くらい、で。
静かに目を細める様子に、 きゅ、と、同じくブラウンを細め。 いつもみたいに、名を呼ばれれば、なに?って。 淡々と、した、返事をしたのだけど。 ]
(34) 2015/11/09(Mon) 11時半頃
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[ ここに、いたいとか、 ―――帰りたくない、とか、言う、から。 ]
(35) 2015/11/09(Mon) 11時半頃
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――それは、さ。 …意味、分かってるの?
[ ただ、映るものを見ていたブラウンが、 ほんのわずか、咎める様な、色を灯して。
教室の窓―――ぴしり、罅が、入る。 ]
(36) 2015/11/09(Mon) 11時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/09(Mon) 11時半頃
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/*
95(0..100)x1回説得されたら帰れる (やってみたかった)
(-4) 2015/11/09(Mon) 11時半頃
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