130 【身内村】保留の村
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―花壇―
[また暫く。ぼんやり何もせずに花壇の側で佇んでいたか。 さっきまで近くに居た人がもう届かない場所に行ってしまって。
死んだ時には、殺した時にはこんな事を思う事はなかった。それだけ自分にとってこの場所は、ここの住人は大きな存在になっていたのだろう。]
…嫌だなぁ。
[またいつか来る独りぼっちが。 取り残されるのも忘れてしまうのも嫌だったから。
ふらりと立ち上がり、自分の部屋に向かおうと足を進めた]
(3) 2014/08/10(Sun) 11時頃
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[周りの住人が転生を甘んじて受け入れるのを、まだ複雑な気持ちで見ている自分が居る。 いつまでも自分だけ転生したくないなんて駄々は続かないし、そうこうしている間に皆新しい道を夢見て進んで行ってしまうのだ。 多分。私もそろそろ覚悟をしないといけないのかもしれない。でも、踏ん切りなんてつかない。
そう表情を硬くして扉を開けようとしていた所にかけられた声>>6。そちらを向くと、ついこの間来たばかりの住人。]
リー。ただいま。
[心配させまいとふにゃりと力ない笑みを返す。それから、ぽつり]
…私、どうしたらいいのかな。 [そんな言葉が漏れてしまって。彼の耳には届いたかどうか]
(11) 2014/08/10(Sun) 15時頃
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…モナリザ?
[いつも天真爛漫という言葉が似合う彼女が花を持ってやってきた。相変わらずのテンションの高さ、その明るさに少し羨ましいな、なんて。]
喜んで貰えて良かった。 ええと、その花…胡蝶侘助?それがどうかしたの…?
[そっとかけられた言葉には、彼女にも気取られてしまったか、と内心苦笑して。]
…今はもう叶わないけど、私…ずっとみんなで一緒に、ここに居たかった。 …また会いたいならば、転生をすれば良いのだけれど…ここでの楽しかった思い出が、記憶が無くなってしまうのは嫌で… でも、誰もいない保留荘なんて何の意味もなくて…
[泣き笑いのような表情を向けて、どうすれば良いんだろうと。 弱みを見せられる存在が減ったという不安もあって、いつもは見せない姿を"後輩"に見せてしまっているだろうか。]
(18) 2014/08/10(Sun) 16時半頃
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[モナリザの嬉しそうな様子>>20にどういたしまして、と。 それから続けられた言葉とリーからの言葉>>19にこくりと頷く。まだ来て間もない彼でさえそう思うのだから、ここは有る意味恐ろしい場所だ。]
…うん。皆、怖い筈だよね。それでも、すっきりとした表情で転生するって選択をして… …私に、その選択は…出来るのかな…。
[去り際の明の表情を思い出す。しっかりと前を見据え、私に、保留荘に別れを告げていった姿を。]
今有るものを、楽しむ…か。ううん、無責任なんかじゃないよ。
[二人からの励ますような言葉>>21が嬉しくて、こんな自分が少し情けなくもあって。つい、目頭を拭ってから。]
…ありがと、っ。 そんな事を言われちゃあ、甘えちゃうよ…?
[涙声で、そう告げた。
いきなり飛び出してきたはんぺんには少し驚いて。今度は、自然な笑みを浮かべ、くすくすとそれを受け取ったか]
(24) 2014/08/10(Sun) 21時頃
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[囁かれたのは、どこかで聞いたような言葉。確か自分が彼にそのような事を言ったような。]
…良いの、かな、本当に。
[ミナカタにはよく泣き虫だと称されていて、せめて後輩の前ではと思っていたのだけれど――その虚勢も、もう保たないだろうと。]
(-10) 2014/08/10(Sun) 21時頃
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…そうだね。 じゃあ、彼は…その不安を、乗り越えたのかな。
[>>34誰しもがそうだというならば、と。 彼が出来たなら、自分も出来ると思いたいものだが。]
ハンカチを、出そうと? …ふふっ、モナリザの想像力って、凄いわね。
[くすくすと笑いながらわたわた慌てる彼女に告げて。物を出せない自分からすれば出せるだけで充分凄いのだが。]
そんな事思ってないよ、私は。 少なくともあなたは、私を笑わせてくれた。
[ありがとう、と言いながら彼女の頭を撫でようとしたか]
(35) 2014/08/10(Sun) 23時頃
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褒めてるわよ。 色々な事を考えられるって事だもの。
[照れた様子のモナリザ>>36に微笑みかけ、彼女の機械の頭を撫でる。 彼女たちのおかげで、沈んでいた気持ちが多少は元に戻れたのだから。
それからしばらく、話をしていただろうか。ある程度の区切りが付いただろう所で]
…じゃあ、私そろそろ植物の様子を見なきゃだから。 ありがとね、二人とも。
[そう、扉を開いて自室に入ろうとしたか*]
(38) 2014/08/11(Mon) 00時半頃
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/* 雰囲気で透ける事に定評のある私です
(-15) 2014/08/11(Mon) 00時半頃
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/* おぼろんまじギャップ いや全然表で絡めなかったんだけどね
(-16) 2014/08/11(Mon) 00時半頃
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―自室―
[リーとモナリザのふたりに感謝をしながら、扉を閉じる。 草木香る仄暗い自室。随分と慣れ親しんだこの部屋の、自分の最高作。 "人間に寄生した冬虫夏草"をそっと手にとり、真っ直ぐに見据える。]
…大丈夫。
[ゆっくりと、目を逸らしていたものに向き合えばいいと。 苦しくなったなら――誰かが、支えてくれるから。 そう教えてくれた彼らを思い出し、笑みを浮かべ。]
[思い出す。]
(46) 2014/08/11(Mon) 14時頃
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[冬虫夏草とは、昆虫に寄生し、それを殺して昆虫の体から茸を生やす菌類のことである。 "彼"は、漢方の中のとりわけこの草についてを研究していた。]
[閑話休題。]
[ある毒殺犯の処刑を――斬首をした時の事。 ころりと落ちた首からぴしりと草が、茸が生えたという奇妙な事例が有ったそうだ。 調べると頭の中は既に侵食をされており、恐らく毒殺犯は処刑の間際は、自我が"それ"に乗っ取られる寸前だったのだろう。
通常ならば人間に寄生する事の無い"それ"がどうして寄生をしていたのか――]
[彼はある時から、よく私に紅茶を淹れてくれるようになった。紅茶だけではない、ハーブティーや、珈琲も。 それらはいつも、最初の一口は苦いのだが、そのうち慣れてきて気にならなく――むしろ、美味しく感じてくるのだ。]
[ぴしりぴしりと、何かが蠢く音がする。 私の中に、私じゃない何かが。 …あぁ、鬱陶しい。]
(48) 2014/08/11(Mon) 14時頃
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[冬虫夏草は活物寄生菌であり、必ず生きた昆虫にとりついて体内に入り込む。まず菌糸が昆虫体内の隅々まではびこり、昆虫を殺した後で表皮を破ってきのこが生えてくるのである。]
[頭がぼうっとする。]
[彼は私が彼の淹れた飲み物を美味しそうに飲むのを、嬉しそうに眺めていた。 あなたは飲まないの、そう言うと決まって僕は良いんだと言っていたか。]
[私は何をしていたんだっけ。]
[目の前には調合中の薬。今回はうまくできたんだ。実験台を彼が用意してくれた。ありがとう、いっぱいくるしんでしんでね。]
[痛い。]
[×××、無理はしていない? 体調が最近悪そうだから心配だよ、しっかり休んで。 だって君は僕の大切な――]
[前のような高品質の麻薬が造れなくなってきた。でもいい、彼らは麻薬であるとわかれば幾らでも金を出すのだから。]
(49) 2014/08/11(Mon) 14時頃
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[君だけは助けたいんだ、だからもうこんな事はやめてくれ… あの男に騙されているんだ、前のように手を動かす事すら震えて出来ないんだろう!?]
[頭が良い子に住まわせた方が居心地は良いだろう。金も持っている、研究も出来る…あぁ、なんて良い××を見つけられたんだろう!]
[あの牢屋の女の子、毒殺犯なんだけどね。共犯者に変な薬盛られてたらしくて。
可哀想にねえ。]
[―――――]
[結局独りぼっちだ。]
(50) 2014/08/11(Mon) 14時半頃
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…。 そっか。
[思い出した自分の人生は、やっぱりろくでもないもので。 目の前の骸骨をこつりと叩く。]
これ、私だったんだね…
[誰の為だったか、はっきりと思い出した。 冬虫夏草狂いの優しかった彼。結局は、私も彼の実験台だったのだけれども。
何故か、すっきりした気分だった。**]
(51) 2014/08/11(Mon) 14時半頃
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[――過去についてはっきりした所で、別に転生への恐怖が無くなった訳ではない。自分の中の何かがすっきりとしただけだ。
やっぱり、独りは怖いから。
ただ、少しだけ。来世への希望を持てるようになったのかも、しれない。]
…あんな人生だったもの。 今度は幸せに生きられるって、信じたいじゃない。
[そう、冬虫夏草に向かってひとりごちる。 あんなに非道い事をした"彼"を未だ恨む事は出来ず。…ただ、私を助けようとしてくれた彼には悪いことをしたな、なんて。
――多分これは、誰ひとり幸せになれなかったお話。]
(55) 2014/08/11(Mon) 21時頃
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[しばらくはそのまま、部屋の中に佇んでいて。いつものように植物の世話に観察の記録をしていただろうか。
来客がいつ来ても良いように、珈琲豆は用意してあり。
一杯分だけ注がれたコーヒーカップの傍には、骸骨が置いて有るだろう。]
(56) 2014/08/11(Mon) 21時半頃
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/* メアリーが保留行きになったのは、最終的にほぼ自我の無い状態であり、殺したのは確かではあるが誰かに操られて、その状態にさせられていたがゆえ。という事だという設定。
でも、知的欲求は本物。麻薬作り頼まれて喜んでいたのも本当、実験の為なら人死んでも良いっていうのも本心。
ややこしいやっちゃ。
(-27) 2014/08/11(Mon) 21時半頃
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/* 小鈴やおぼろんとも表で絡みたかったん…うぅ
\キャーアカリチャーン/
(-28) 2014/08/11(Mon) 22時半頃
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[ぱたりと何冊目かの観察記録ノートを閉じる。 遠くから声が聞こえて、また誰か居なくなるのか、そう思うと一層寂しさは募って。出会いは別れの始まりだなんてよく言ったものだ。]
…。
[きっと、自分の順番もそう遠くない。思い出してしまったから。 小さなわがままとしては、もっと残って、色々な人を見送って――最後まで彼らの事を忘れないで居たい、なんて。]
[花を植えよう。 去っていった彼らを忘れないように。 確かに此処にいたという証を。]
また、会いましょう。
[部屋の隅の翡翠葛と胡蝶侘助が、小さく揺れた。]
(78) 2014/08/12(Tue) 09時頃
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[花壇の隅に新しく作ったスペースに、何本目かの花を植えた頃。彼女の所にも転生の使いが来るだろう。
名残惜しげに部屋と、花壇と、それから保留荘を見回して。 今までの思い出を。楽しかった日々を胸に――
彼岸花をひとつ残し、彼女は去っていく*]
(79) 2014/08/12(Tue) 09時頃
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