31 グロい村
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[>>3:62 狗が持つシャベルの切っ先が振り下ろされる感覚。重い衝撃、殴られて変色して凹む皮膚、骨にヒビが入る。そこに追撃が加わり、ぱっくりと肉が割れて血が噴き出す。何が折れる嫌な音がする。 咄嗟に内臓と頭とアンプルを庇おうとして、背中はスコップの形に抉れた穴だらけの荒らされた赤い畑のようになる。足が折れて曲がり、踵が正面に来るような形にみるみる変形してしまう。
飛び散る肉混じりの血飛沫は、一緒くたにシャベルで打たれた老人の体液と混じる。老人のまき散らす赤い液体とは異なっていたが、スティーブンの血も痴死病患者の腐臭で粘ついたそれ。]
いてえええええええええ、えええ えええ ええええええ、えええ
えええええええええ、えええ
[苦痛にのたうち地面を転がると、老人の骨張った身体の上にのしかかってしまい、凹んだにスティーブンの皮膚に、ぶよぶよとした紫色の染みのような痣が広がった。]
(0) 2011/05/17(Tue) 02時半頃
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[>>3:67 痛みで自分が何を言っているのか、良く分からない。 良く分からないのだが、このまま打たれ続けて、四肢がバラバラになっても自分が死ぬ事が無いのだと言う事が、何故かうっすらと理解出来る。
色の悪い爪で汚物の臭いがする地面を掻き、身体を跳ねさせ、這いずり逃げようとして、ふと──振り返る。有り得ない角度に捩じれた老人の首と突き刺さった骨の影だけが、半分傷ついた右眼球に映る。 それは鋭利な武器か何かに見えた。]
い、や、あああ 流石、年の功ですです。 おじいさ 、
よ、よ、良い物 お、
[飛び出した老人の首骨を掴んで引き抜こうとする。]
(1) 2011/05/17(Tue) 02時半頃
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[繋がったそれはメリメリと音が響くが、老人の身体から完全に離れるには至らず、逆にスティーブンの身体が地面に再び転がる事になった。]
カ して くれたって
いイじゃないです か、あああああッ
[両目から体液を流しながら、両手を闇雲に振り回す。 老人の尻に癒着したままの異物や、枯れ木のような太腿を引き、またメリメリと裂こうとした。]
(2) 2011/05/17(Tue) 02時半頃
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[スティーブンの手がようやく掴んだのは、折れたシャベル刃部分の小さなパーツだった。血臭とは異なる鉄錆の臭い。触れるだけで指先にざわざわと気持ち悪い感覚が走るのは、シャベルも長年不衛生な状態に置かれた品だからだろう。そのままスティーブンの動きは数秒停止していた。 小さなコレは武器になるかもしれないと思うと、]
ウ レ シ …
[痙攣していた口元が緩んで、血混じりの唾液がたれる。]
(3) 2011/05/17(Tue) 03時頃
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[>>3:70 嬉しい、だが、よく分からないが、狗の攻撃が止んだ、今の間に逃げよう。踵が前方に螺子曲がった足で、半ば這いながら逃げようとした所を、白衣の裾を掴まえられた。 「…くすリる?>>3:81」と、訛りの強い聞き取り難い声が降って来る。]
く、薬 だともッ! お、お、お おまえらは、 俺を 重病人にでも
す する 気か、かあああ
お、俺、オレだって、 い、い、い、医者なんだぞッ!
お、おまえらを た、た、助けられるかもしれないんだぞッ!
[立ったまま肩で息をして、見下ろす狗の足にタックルするようにしてしがみつく。押し倒すようにしながら、シャベルの刃を狗の腹にグリグリと突き立てようとした時、内ポケットから、リーレイにも見せた薬のアンプルの一つが滑り落ちた。]
(4) 2011/05/17(Tue) 03時頃
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う、 わあ た、高い薬なんだ だ。 こ、こ、これさえ あ、れ──あれば、
死にかけのじいさんや、 乳児だって、し、死体置き場寸前から、甦る。
[慌てて、いかにも大事なもののように回収する片方のアンプル。実際は、寺院の僧の誰かに高価なそれと引き換えに、引き渡した誰か1名を返してもらう程度が精々だろう。 狗にめり込ませた欠片を慌てて引き抜こうとすると、何かに引っ掛かってもつれ、ぷつと濡れた音が響いた。]
(5) 2011/05/17(Tue) 03時半頃
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い、医者じゃないと アンプルは、打てん。
刺す部位を間違えたら、 ひ、一財産が あぶく になる。
……と、言っても、 自分以外に生き返らせたいヤツなんて、 居るはずないよ な。 わ、私ですら、そう なんだ。
はは、 は、は、はははは、
[めり込んだ欠片を取り出すのをあきらめ、止まる動作。 逆にいっそ、腹の中に欠片を埋め込んで、よく見えていない視界で、まるで人を励ます時のように叩く動作をした。何処を叩いているかもわからないまま。]
(6) 2011/05/17(Tue) 03時半頃
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─ 拷問室近く ─
[そこからどうやって逃れたのか。 拷問室近くへ移動した。視界に入ったのはスティーブンにも見覚えのある術衣のおんなの背とノコギリと、もう一人、鋸を持ったおんな。 獲物を狙う視線に捕われ>>3:86 そして**。]
(7) 2011/05/17(Tue) 03時半頃
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[すでに、捩じれて歪み、裂かれ、脳や臓物を食われ、壊れて、蛆の湧いた、腐れたつぎはぎだらけの身体に、痴死病ワクチンを打ち込んだなら、死ねない身体はどうなるのだろう。なるべく、自分の病だけは進行させまいとスティーブンがしていたのは、痴死から正常に戻ると言う事がすなわち。
死んでいて死ねないにも関わらず、本能的な──死への恐怖が有った。]
(34) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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[ わしを治せんか>>27 ]
[老人のその言葉に、その時、せり上がって来たのは、傷口から血を流し続ける身体がねじ切れそうな程の、わらいの衝動。]
……は、は、は、はははははははは
あはははははははは、はははははははは ………… はは はは ハ はは はははははははは はははははははははは、 は、 はははははははははははははははははははははははは ……はははははははははははははははははは…………ッ
はははははは はははははは はははは、は ハ ァ あはは、は ──…… はッ
[絶望的だ。本当は治せないのだ。医者なのに。 老人が倒れた後も、狗の肩を同じ調子で叩き続けた。口から泡を噴きながらわらい続け、そして、そこから逃げ出した。]
(35) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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[彼等から、逃げ出した先での遭遇。 スティーブンに殺意を向けたおんなは“よんばん”に肉塊にされる。 “よんばん”は、スティーブンが近付いて来る事にも気付かず、白い蛆塗れの塊を何処かに運んで行く。]
(36) 2011/05/19(Thu) 00時半頃
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スティーブンは、コリーンに近付こうと言う移動の動きは、酷く緩慢な速度だったのだろう。
2011/05/19(Thu) 00時半頃
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[老人が、スティーブンを薬にする為に僧院に差し出そうとした事の意味を、もし、“よんばん”を追い掛け大門まで辿り着いたとしても、果たして、スティーブンが理解する事は出来たのだろうか。]
(37) 2011/05/19(Thu) 01時頃
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[“よんばん”を追い掛ける事は、スティーブンには叶わず。 しろく甘美な薫りのするたわわな果実に溺れるような──この寺院には有り得ない幻影だけを見る。
“よんばん”が引き摺って行った方のおんなが使用していた錆びた鉈を拾った。それからどれ位の時間が経過しただろう。背の皮と腹の皮が癒着しそうな程の空腹。緩慢な動作で彷徨い続けるうち、日も暮れようとしていた。]
…… み、いつけたァ あ あ あッ
[至近距離にある一体の人影。 懐かしい日常をスティーブンに想起させ得る可能性を持ったおんなの変わり果てた姿。]
(38) 2011/05/19(Thu) 01時頃
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スティーブンは、ピッパに、壊れた眼鏡のフレームがめり込んだ顔で、ニタリと笑みをみせた。
2011/05/19(Thu) 01時頃
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