25 仮面舞踏会
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[私が放った謎かけに答えなどないのです。 ですから、頂いた答えに、私は仮面の下からくぐもった正解とも不正解とも違う言葉を紡ぎました。]
(0) 2011/02/10(Thu) 01時頃
|
|
私のお母様は、どのような想いで私を産んだのでしょうね?
(-8) 2011/02/10(Thu) 01時頃
|
|
[囁いた後は、その飄々とした表情に、仮面越しでもわかるように、くすりと笑む音を響かせました。]
ええ、起こってしまったことは戻しようは無いわ。 だから、私は今こうしてあるのだもの。
……送ってくださるのなら、喜んでお願い致します。 愉しいお話は先程のように出来ないかもしれませんけれど。
[白の袖から差し出す手、きっと取って頂けたのでしょう。 お部屋前に辿り着きましたら、私は淑女の礼を持って、鸚鵡の鮮やかな後ろ姿を見送ったのでした。]
(1) 2011/02/10(Thu) 01時頃
|
|
― 自室 ―
[自室に戻ると、もう良い時間でした。 私はあることに思い馳せながらも、床に着く準備を致して居りました。 そこに響きますのは、規則正しいノック音。 その音だけで、私は誰の訪れか判りました。 昨夜、狸寝入りをしていましたが、今宵は自分の手で扉を開きます。]
……おやすみなさい。
[見えたお姿に、私は素顔のまま挨拶を向けました。 もしかすれば少しだけ会話をして頂いてから、私は冷たい寝台へ身を滑らしたのかもしれません*]
(9) 2011/02/10(Thu) 02時頃
|
|
―昨夜のこと―
……そう。
[頂いた応えに、私は少し困惑したように、頷いたように思います。
どこか、引かれる手にも違和感を感じているように、道中冷たい私の手は、鸚鵡の君の手を緩く握ったり離したり何度もいたしました。]
ありがとうございます。 ……おやすみなさい。
[別れの挨拶は、このように。 お礼の言葉は、送って下さったことだけにかかるではないこと、鸚鵡の君は気がついて頂けたでしょうか?*]
(-29) 2011/02/10(Thu) 12時半頃
|
|
―夜のこと―
私より、きっと先生の方がお疲れではないかしら?
[扉を開いて見えたお姿に、紡いだ言葉は、どこかよそよそしく響いたでしょうか。 お話を聞きたいという思いと、何故あのようなこと口走ってしまったのかという思いの間で、揺れた結果だったのですけれど。 背後でアンナが気をきかせて、席を外す音、聞きながら、私はそれでも話を続けるを欲するのです。]
なんでも……。 先生は、どれだけのものを持って来られたのかしら。
[お言葉に、私の唇が微かに歪んだのは、仮面舞踏会の夜、両手では収まらなかった、赤のドレスを思い出して。
――……欲しいのは、 なのに。]
(-30) 2011/02/10(Thu) 12時半頃
|
|
何故、お謝まりになるの?
[夕刻の出来事は、欲しい何かに近い気がしています。 先生はお気づきでしょうか?頭垂れる間に先生の視線が掠める寝間着に隠れない肌にある日焼けの痕に。
その手が私を汚さなくても、私は勝手にきっと染まっていくのだと――ふっと思うのでした。
だから、勝手に私の唇から零れる言葉がありました。]
……私が、望んだのに?
(-31) 2011/02/10(Thu) 13時頃
|
|
[貰う謝罪に不服そうな顔を致しました。 何処が悪いと思っているかにもよりますけれど。 なんとなく、悪くないところを悪いと思っていらっしゃる気がして。
けれど、不満そうな表情は、肌に触れられると崩れるのです。]
ぁっ……―――
[あの時、背を触れられたときと同じような声が、薄く開いた唇から漏れました。ふるっと身を震わせると、私は色の薄い眼を碧にむけて、戦慄くように告げました。]
これは……亡くなったのが、貴方ではないって 確かめたかったから。
[あの時、誰が亡くなったのかは判りませんでしたから。 ただ、今目の前にいる人でないか、直ぐに確かめたかったから、飛び出したのだと。]
(-34) 2011/02/10(Thu) 13時半頃
|
|
私にとっては、1番大事なことだったのだもの。 ――……んっ、
[また、不服そうな顔作ろうとして、失敗致しました。 赤に触れる指の感覚は、痛いのではなくて――……溶けそうで。 それは、とても心地よいものでしたから、私の目は少しだけ氷がとけるように潤みます。 もっと、欲しいのに、届かなくて、もどかしくて。 私は家庭教師の眉間の皺をぼぅっと見上げながら、問いかけには答えようとするのです。]
上着はフェ……フィリップ様?に貸していただいたの。 先程、お返ししたわ。
[銀の皇女様がお呼びしていた名の方が良いかしら?と途中、秘密の名と仰ったそれを言いかけて止めました。]
(-36) 2011/02/10(Thu) 14時頃
|
|
[二人だけの秘密の名、呼ばれれば、視線は眉間から碧へ移ります。 頬に添えられた手に、私は無意識に摺り寄せます。 裡から溶けるような感覚が、気持ちよくて。]
………?
[けれど、少し頬から顔浮かすのは、疑うような言の葉に。]
私、ずっとお伝えしてるのに。貴方のことが一番大事よ?
[きょとんとするのは、ずっと言っていることが伝わってなかったのかと。嗚呼、臆面もなく言えるのは、この感情に名がついていないから。名を知らないから。
――……私が死んで、貴方が自由(幸せ)になれるなら、死ぬのに。
ずっとそう、お伝えしているつもりなのです。]
(-38) 2011/02/10(Thu) 15時頃
|
|
[そう言葉紡ぐ間に、狭まる距離。 伸ばされる手は、私の髪に。 撫でられれば、私の身はまた勝手に震えるのです。 触れられた箇所から、染められるような感覚が、愛おしくて。]
楽しくお話をしてくださったわ。 あと、心配してくださったの。
――……何故、私が攫われたいと、思わないといけないの? 私がいなくなったら、貴方はいけないのでしょう?
[微かに震える声で伝えられる質問の意味が判らずに、小首を傾げれば、ディーノ様の手に触れられていない髪が、まるで私も染めてというように揺れるのでした。]
(-39) 2011/02/10(Thu) 15時頃
|
|
[折れるほど抱きしめられれば、このまま折れればいいと思います。 吐露される言葉は、私だけのものだと思えば、痛さより喜びが勝ります。]
私は私の価値がどれ程のものか知らないけれど 例えば、貴方が貴方の家の為に私を利用しても 例えば、貴方が何方か想いをよせる人の為に私を利用しても 私はそれでも構わないもの。
ただ、私は貴方が一番大事、それだけだから。
これも、ずっとお伝えしているつもりだったのだけど?
[何を許すなというのでしょう。 心傾けないこと?それとも心傾けてくださることを? どちらにしても、一番大事と想うことが許すことなら]
(-41) 2011/02/10(Thu) 15時半頃
|
|
でも、それが厭なら、私を殺せばいいのよ。 貴方のその手で。
[そう思います。許す為か、嗚呼それとも言葉とは裏腹咎める為でしょうか。私の指先が宙を舞って、抱きしめてくれる人の背に爪先を立てるのです――……どんな答えでも、貴方が染めるなら、貴方に汚されるなら構わないと刻み込むように。]
(-42) 2011/02/10(Thu) 15時半頃
|
|
ん、ゃぁっ……―――
[耳朶から、耳孔から、熱が私を溶かします。 唇から吐息零れて、まるで熱が産む蜃気楼のよに、かすんで行く思考。優しくなる抱擁に、けれど、逆に私が立てる爪先の力は篭るのです。]
困ると、かなしいは、違うの?
[この身体が溶ける意味を知らぬまま、幼子のように問いかけます。かすむ脳裏に過ぎるのは『かなしい』という言葉くれた、もうひとつの顔。
あの時何に私は驚いたのでしょう。 判らないまま、縋るのは、ずっとかなしいと言ってくれていた人の背。]
(-46) 2011/02/10(Thu) 16時半頃
|
|
― 朝のこと ―
[私が常より早く目覚めた理由は、今は伏せておきましょう。 いいえ、その内の1つの理由は明らかにしないといけません。
常にはない香り、いえ、ここ数日は幾度か香ったかもしれません。鉄錆の匂いを微かに部屋で拾ったのです。それは私自身からのものでなく、どこからか風に乗ってくるような気がいたしました。]
――……此処から、かしら?
[香りは壁の隙間より。そしてふっと思い出すこと。 私の離宮にも、1つだけ抜け道というものがありました。 命狙われたときに、逃げ出せるようにと。 血の香り薫る壁は、その抜け道が在る壁に、よく似ていました。
昔教えられたとおり、壁の溝に指を這わせていけば開かれる道。 それは、もしかすれば見取り図からは抜け落ちていたものかもしれません。 私は躊躇いながらも、その道を行きました。 はたして、そこにあったのは……―――]
(19) 2011/02/10(Thu) 17時頃
|
|
銀の、皇女様?
[一見、ただ寝ていらっしゃるように見えました。 けれど、むせ返るような血の匂いが、それを否定します。 私は確信を得る為に、かけられたシーツを剥ぎました。 そして見るのは、明らかな死の色(紅)。]
ディーン様に、皆様に、お知らせしない、と……―――
[私は暫く紅を見詰めておりましたが、ふっと我に返ってきた道を戻ろうとして―――再度、紅混じりの銀を覗き込み……。
暫く後、知らせを聞いた皆様が、お亡くなりになった銀の皇女様を拝見なさるのならば、そこには乳房以外に欠損している箇所があることに気がつかれるでしょう。 それは魅惑の紫――左の目が一つ*]
(20) 2011/02/10(Thu) 17時頃
|
|
[違うといわれれば、傾ぐ首。 見詰められれば、極薄い青は碧を見詰め返します。 爪先は、未だディーン様の肩に立てたまま、紅滲むまでは行かずとも、爪あと残るほどの強さで。]
……今までと、何一つ変わらないわ。 産まれてからずっと呪われている私が
今更新たな呪いを、どうして厭うというの?
[告げられた言葉の意味、もしかすればその時は完全には理解していなかったかもしれません。けれどどちらにしても、私にとっては瑣末なこと。
傾いでいた顔は、今は囚われて上を向いていました。 私の唇は自然に弧を描き、背を抱いていた手が一つ、伸びる先を変えます。触れるのはサラリ揺れる金の糸。次に私の頬に震える手に重ねて。]
私は 貴方が 一番 大事
(-48) 2011/02/10(Thu) 17時頃
|
|
あっ……ぁ、ん……―――
[私の口腔も、きっと他人のそれよりは冷たいと思うのです。 啄ばまれたその先、口腔に感じる熱に、私は熱いといいかけて、その言葉を全て奪われてしまいました。 手と手、重ねていたのを解いて、ディーン様の頬に添える間に、抱き寄せられる身体――触れればそれも熱くて、溶けそうで心地よくて。 もっと溶かしてと擦り寄れば、一度とかれるぬくもりに、きっと私は寒そうな表情をしていたと思うのです。]
……貴方が、望むなら。
[両の手取られて接吻けを受ければ、小さく震える身体は、恐怖や不安からでなくて。抱くという意味、全く知らないわけではないけれど、きっと正しく理解してないことに、頷くのです。
たった一度だけ、アンナに男女の営みについて学びました。 けれど私はその内容よりも、殿方にあるという器官を模し作られた翡翠の碧の方をよく覚えているくらいなのでした。確かそれも、私の宝箱の奥底にしまってあるはずなのですけれども。それは、今は関係のない話でしょうか。]
(-52) 2011/02/10(Thu) 17時半頃
|
|
[笑みが見えたと思った次の瞬間に、私の身は浮遊感を覚えておりました。 反射で縋るのは、私を抱き上げたその人で。 顔うずめた先、揺れる金糸から、いつもの清涼感強い香り嗅げば、隠された部屋から香ったものよりも、酩酊を覚えるのは何故でしょうか。]
気分が悪いといったら やめてしまわれるなら言わないわ。 どんなことでも 貴方が教えてくれることなら全部……だいじ
[降ろされたシーツの波間にたゆたう私には、無知と相手故に不安の色はないでしょう。 放った言葉、嘘でないと示すように、この身に散らされた色を大事そうに指先が追います。]
んんっ
[ドレスを暴かれれば、微かに身を捩るのは、感じる羞恥から。日頃、身の世話を使用人に任せるのと、どこが違うのか判らない行為なのに不思議だと、思った矢先に]
やぁっ、……あっ、ぁっ
[ワルツでポーズをとるときのよう、しなる背。 輪郭なぞられれば、くすぐたさでない感覚をこの身が襲ったのでした。]
(-55) 2011/02/10(Thu) 19時頃
|
|
― 別館/廊下 ―
[隠し通路を戻った私は、そのまま私の家庭教師の部屋に向かおうとしました。 それを止めたのはアンナです。身を整えてからいってくださいという必死な訴えに、否と言えぬ事情が私にはありましたから、急いで着替えを頼んだのですけれど]
……もう、見つけてしまわれた?
[部屋の外から上がる悲鳴は、けれど直接私の部屋にも届きます。 緩く首を振れば白の髪が踊ります。 銀の皇女様のお部屋と私の部屋の隠し通路は、開いたまま。
どちらから向かおうか悩みながら、一先ず廊下側から現場に向かうのです。 一寸の隙もない、白を纏って。]
(33) 2011/02/10(Thu) 19時半頃
|
|
― 夜のこと ―
[白い肌は密やかに薄く薄く――紅薔薇の雫一滴たらした程淡く色づいていたのですけれど、それは蝋燭の灯に打ち消されていたでしょうか。]
やぁ、んっ…んっ……ディー……―――
[唄わされれば、か細く上がる声。 それは、徐々にもっとと強請る様な、はしたないものに変わります。識らなくても、本能に刻まれた欲求、もっと刺激の強いところに触れてと。伸ばす手は、けれど、宙をかくのは、彼の人が私の足元にあるから。
問いかけに返す声は、声にならず。 唯、ガクガクと頷くだけで。 けれど、違う言の葉は、唄の間に間に零れ落ちました。]
とお、い、の……もっと、近く、にきて? 寒いの、……あっためて?
[足元から見上げられれば、全て見透かされてる気がするのも落ちつかなくて。 時折、肌を掠める彼の人の服の布の感触が冷たくて。 舌足らずに、私は希うのです。]
(-58) 2011/02/10(Thu) 20時頃
|
|
― 銀の皇女様の部屋近く ―
[私が駆け付けたのは、丁度アイリス様が膝をつかれたところ。 それを私の家庭教師とその侍女が支えている時分でした。]
………。
[その様子を見守りながら、私はゆったりとした姫袖の中で、ある物をきゅっと潰さぬ程度に握りこみました。少しの間、手の内のそれに意識を集中させたその後に]
……私は大丈夫です。だって、私が第一発見者だから。 それよりも、アイリス様、大丈夫ですか?
[かけられた声に、淡々とした口調でお応えしたのでした。]
(38) 2011/02/10(Thu) 20時半頃
|
|
……私の部屋と、銀の皇女様のお部屋が繋がっていたから。
[言葉は酷く足らなかったでしょう。 仮面をつけていれば、浮かべる表情は誰にも見られることもありません。 とあるもの握っていない方の手で、隠し通路を指さして。]
直ぐにお伝えしようと思ったけれど 私は身を整わせないと外に出れないのです……。
[仮面の底、揺らいだ視線は一度、眉間深くする家庭教師を見ましたけれど、直ぐに逸らしました。]
(42) 2011/02/10(Thu) 20時半頃
|
ヨーランダは、時間はつい先ほどですと、漏れた情報を付け足しました。
2011/02/10(Thu) 20時半頃
|
[軍人の方の裸を拝見したことはありませんから、晒される上半身が薄いものだとは判りません。唯、私(女性)とは違うのだと、平たい胸板に思います。触れたくて、伸ばす指はまだ遠く、焦れたように唄うのは、下から上へ走る濡れた感触に。]
佳い?って、どうなれば、佳い、の?
[判らないと首を振る間に、近付く素肌。 唇を噛まれれば、また反る背。 宙を舞った指先は、今度は一番大事な人の肩に触れました。 そのことに安堵すれば、じわりと濡れるのは、眸ではなくて……。 どうしてそこが濡れるのか判らないまま]
……傍に、いて、もっと、傍に
[息継ぐ人の裸の胸に、私の胸を擦り寄せるのです。 そうすれば、頂に鋭い感覚が走って あっ と私もまた息を吐くのです。 どくりと心臓が跳ねた音が、聴こえた気がしました。]
(-60) 2011/02/10(Thu) 21時頃
|
|
物音は……判りません。 朝、壁から微かに、血の香りがしたのです。 私の離宮にも、同じような隠し通路がありましたので もしかして……と。
[アイリス様の問いかけに、ポツリポツリと答えながら、私の仮面下の視線は家庭教師が検分する様を追います―――手に握ったそれ、眼球を差し出すタイミングを失って、戸惑った表情をしたことは誰にも知れないことでしょう。
増えて行く人影。眩暈を覚えたのは、どのような理由だったでしょう。 ふっと楽になったのは、影が差したから。 その影が私の家庭教師のものだとしれば、どこかほっとしたように、仮面の奥の瞼が瞬いたのを見た人はいるかもしれません。]
(58) 2011/02/10(Thu) 21時半頃
|
|
[唇塞がれれば、酸欠の魚のように少しの痙攣。 自分の身体が制御できずに、導かれ回した背に、立てる爪。 それはまだ、先程と同じく型が付くくらいでしたけれど。]
もっと、欲しい、ところ?
[喘ぎは全部吸い取られて、濡れた箇所に熱い何かを感じながら、こくりと喉を鳴らしました。落ちて行くディーン様の唇、胸の頂に触れかければ、あっ と声が上がるけれど、フェイントのように掠めるだけで。]
やっ……―――意地悪。
[見上げられて見降ろして、じわりと滲むのは矢張り眼ではないのです。その意味合い知らず、揺らす腰。昂りに触れれば、またじわりと。
私の片方の手の指先は、ディーン様の背を離れ、また空を舞いました。彼の方の手、震える手で取ると、胸元に導きます。]
ここ、が
[全てを言うのは何故か恥ずかしくて、そのようにお願いをするのですけれど、聴き届けてくれるのでしょうか。]
(-73) 2011/02/10(Thu) 22時頃
|
|
う?……ひんっ……っ!!
[意地悪といえば浮かぶ笑みに、ぞくりと私の背になにか走りました。 常の家庭教師であるときには、あまり見ない表情。 怖いというより、新たな一面を知って、まるで嬉しかったのですけれど。 唇塞がれて、彼の人の指先が導いた箇所に触れれば、また跳ねる身体。]
ん〜、んっ、っ……ん……―――
[空気を求めども、得られなくて。 吐きだす息も喘ぎも全て貪り取られて。 合わさる唇と唇の隙間、くぐもった吐息と喘ぎの欠片零れ落ちて行きました。 何度も何度も。まるで私は溺れる魚。
酸欠故にでしょうか世界は白くコントラストを上げて行って。 ふっと白の高見から、がくっと正反対に『堕ちる』と思う瞬間がありました。 それは、とても気持ち佳くて、けれど堕ちる前に解放される唇。]
(-121) 2011/02/11(Fri) 04時半頃
|
|
やぁっ!
[身体は私の意思とは関係なく、新鮮な空気を求めて、背中反るほど息を吸いこもうとします。そうすれば、私の身体の中、数少ない色持つ箇所に触れる濡れた感触。私は溜らず片手を金糸の中に埋め、ディーン様の頭を知らず抱き抱えてしまうのです。]
……さっき、の、……好き 連れて、いって?
[最早何を口走っているのかも判らないほど、意識は白濁しておりました。 私は、また白から闇の底へ堕ちる瞬間が、いいえ、堕ちてしまいたかった。
きっと、堕ちる瞬間は 死ぬ のに似ていて。 きっと、それは言葉につくせぬほど気持ち佳い。
私は知らず知らず、太腿に力を込めていたようです。 誘うように間にあるディーン様の身体を、ぎゅっと締めつけたのでした。]
(-122) 2011/02/11(Fri) 04時半頃
|
|
― 回想 ―
[どうにも意識がぼぅっとするのは、栄養不足でありましょうか。 思えば、ここ数日、まともな食事をしておりませんでした。
過ぎる色々を見聴きはしていたのですが、あまり反応出来ず。
左眼の話題にようやっと、それを差そ出そうとすれば、ローズマリー様の死という話題に、また機会は失われてしまうのです。 物言いたげに、私の傍を行き来する家庭教師を見詰めるのですが、この場で彼はとても忙しい立場で、なかなかに声をかけることが出来ずにありました。]
……第四王子様が銀の皇女様を?
[そうこうする間に、場は一転致します。 第四王子様の自首。その内容は銀の皇女様が第二王子様を殺めたことを苦にし、殺害を依頼したように聴こえました。]
(134) 2011/02/11(Fri) 04時半頃
|
|
たぶん、それが、全てではないわ。 いいえ、きっと……―――。
[私のポツリ呟く言の葉を誰か聴いた人はあったでしょうか。 アイリス様も同じようでいて少し違う疑問を口にされておりました。 私の脳裏に掠めるのは、銀の皇女様をお部屋にお送りしたとき、交わされた会話。
追憶に浸っていれば、第四王子様の上げられた悲鳴に現に引き戻されます。 びくりと跳ねる、私の身体。 よほど、片手にある紫を提出しにくくなってしまいました。]
え、ええ……。 私は少し体調が悪いので、おそらく部屋に居ると思います。 アンナは傍につけるつもりなのです。
―――……貴方も、お気をつけて?
[場を去る私の家庭教師の言葉に、そう告げるものの私の足は重いまま動かずに。 家庭教師より前に出て行く騎士様には礼をぎこちなく向けてから、視線を銀の皇女様のご遺体に向けました。]
(135) 2011/02/11(Fri) 05時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る