239 ―星間の手紙―
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[撃墜報告。 戦死者報告。 重ね、重ね、つみかさなる名前たち《データ》の羅列。
本日の哨戒が終わってから キャンディは戦死者の名前を無表情に見下ろす。
知った名前がいくつかあった。 死者へ捧ぐための痺れるように苦い悔恨は とうに波打たない慣れの海の底だ。
いつかは、こうして自分も名前だけの存在に成り下がる。
そう信じきっているから (その続きがあるなんて考えたくもないから) 黙祷めいて、一定の嫌悪感に向き合う時間を 持とうとはしているけれど いつだって、ただ向き合うという作業には飽きてしまう。]
(15) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[いつもどおりそのデータから目を逸らして、 ルシフェルを起動させた。
着信がいくつかある。 順を追って、キャンディはその着信へ返信していく。
まずは―― 飴玉も水晶も甘いのか、と尋ねてきた 妙な送り主からの通信を。 ハッカ、ニッキ、シオ。 なんでよりにもよってそんな味しかないのか、
ちょっと笑った。]
(16) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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ハロー。そう、お前みたいなのが暇人だ。 ……イマジンって、イメージのことか? 間違いではないって、妙なことをいうね。
あ――……そこはふつー、 イチゴとかソーダとかじゃねぇ なんでよりにもよってそんな通好みな。
ハッカはすっとする飴。 ニッキは辛い飴。シオはしょっぱい飴だ。 お、あたしは食ったことないけど、 コハクトウとオウゴントウは甘いらしいな。
見つけたら食ってみなよ、 むちゃくちゃ、って言う前にさ。案外気に入るかも。
(-16) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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あの子――……? なんだ、お前はロボットみたいなもんなのか? あたしは人間だけど。 [あいかわらず変なヤツ、とはいわないけれど、相槌をうつように返して]
おー、好きな食べ物、見つかったら教えてよ。 あたしは今んとこ…ベイクドチーズケーキだ。
じゃ、またな。息災で。
(-17) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[それから。 次いで再生した音声に、キャンディはうえっ、と声をあげて 途端にボリュームを下げた。
通信主は キンキンがなる機械音の煩さを自覚していないらしい。
もう連絡してくるなっていっただろ ――知ったことか。 嫌がらせのつもりか ――よくおわかりで。
(――嘆くだけのくず鉄なら、 やっぱり、”お前”は死んだんだ、って 思いたかった。)
だから、無理だ、という言葉一つが出なかったことに 少しだけほっとして 叩きつけられる音声をようやく聞き取ってから 「ルシフェル」の音声通信を起動させた。]
(17) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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よう、元気にしてるかFu*k'n茶髪ゥ リハビリは順調かい? あたしはね、今日は3機くらい撃墜したかなー。
ジルコンの空は綺麗というには味気はねぇけど、 ちゃんと酸素があるから、 少し窓を開けて飛ぶとサイコーに気持ちいい。
あと、夜は星が近くなるな。
遠方にある恒星G12――ソルレが きらきら、宝石みたいに輝いて 星雲がとっても色鮮やかに見えるのさ。 手が届きそうに見えるんだ。
(-18) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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その空をどこまでも飛んでくと、 いつか宙とひとつになるみたいな感覚がくる。 その時がサイコーなのさ。
どーだ、羨ましいか。 マ、空を諦めたおめーには遠い話か?
ふふん。ざまぁねーな。 悔しかったら飛んでみろってんだよ
[――キャンディからの通信 END]
(-19) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[通信を終えてから、 キャンディは無意識に、過去の通信を遡った。
兵士に為った頃。 他愛もないピスティオとの通信を取り出して その音声ファイルを開いた。
少しの間その声を聞く。
――そのひとがどんなかたちをしていたのか そのひとがどんなこえをしていたのか きっと、いつかは忘れてしまうから。]
(18) 2018/04/27(Fri) 20時半頃
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[そうして、暫し、目を閉じた後。 短い通信に目を通して、少しだけ驚いた後 メールで手短にきたそれに、 やはりこちらも短く返そうとした。
けれど、少しだけ長くなってしまったのは ――……まあ、ご愛嬌だ。]
(19) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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ハロー。こちらキャンディ。兄ィじゃないか。 もちろん、この通信を打ってる頃は生きてるよぉ。
兄ィは元気にしてる? 運び屋の仕事についたとか、なんとか、きいたけど。 もうちっと仕事に余裕があれば、 兄ィに荷物でも頼むんだけどね。 よけりゃ近況でも聞かせてくれると嬉しい。
あたしは、リザからケーキのレシピを貰って やっぱぼっちで食うよりエデンにいた頃の方が うまかったなーって思ってるところさ。
そういや、人工の口とか知らない? ピスティオのバカが口なくしたらしいよ。
[最後の文章は冗談めいて*]
(-20) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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ハロー。ステラ。 さっそく名前で呼んでみるけど、こう、気恥ずかしいな。 もう少ししたら慣れると思うけど。
そうそう、ステラの星の特産品、すげー便利なの。 光るのに電気や炎、空気がいらねぇってのが 中々画期的だよなぁ。 海の中とかも照らせたりするのかな。 あたしは行ったことないけどさ。
ミストのシャワーって、どんな感じなんだろう… 洗いづらくねぇ? 砂が多いなら。 肌がぱさぱさしてきそうだなぁ。
そうだぞ、宝石いっぱいだ。物好きは沢山買ってくよ。 オレンジだったり、水色だったり、 とにかく色とりどりの宝石が塊でとれて…… それを加工して、アクセサリーにしたりするんだよな。 ステラにはどんなのが似合うかなあ……赤いハートか、水色の星か
(-32) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[楽しそうに考えながら、キャンディはステラの姿を思い浮かべる。]
白い髪に似合いそうなのっていうと、そのあたり? ああ、ステラの好きな色の宝石でもいいね。 あたしに似合わない色が似合いそう。
届けられるかどうかって、わかんないけどさ。 できれば、送ろうか? 何かアクセサリ。 時間かかるかもだけど。
――そっか。家族の話は、わからないかあ。
(-33) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[彼女、がどういう生い立ちだったのか、 キャンディは思い出そうとしてみるけれど その記憶は薄れて消えてしまう。 たしか、名前の成り立ちくらいは聞いた事があったかもしれないが
それ以上詮索することはやめて、 末っ子、という言葉の響きに目を細めた。 目の前にステラがいたなら、 そっと頭をなでていただろう。]
(-34) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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エデン。あそこのみんなは家族だったよな。わかるよ。 あたしもあそこの一員だった頃は、 無邪気に騒ぎまわってたもんだ。 お洒落を覚える前は お前はオンナじゃない猿だ、っていわれたりして。
――次は、あたしの事。 なんて呼ぼうと思ったのか、聞けると嬉しいな。 あたしも、ふわふわ煌いて見えるあんたが 素敵だと思うよ。
つい長くなった。悪ィな。 じゃあね。ステラ。
[キャンディからの通信 END]
(-35) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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[最後の通信は、語りかけるようにゆっくりと。 元々のメッセージが長めだったこともあるが 頭の中に、遠い記憶の中の彼女を思い浮かべて*]
(31) 2018/04/27(Fri) 21時頃
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/* 兄ぃ…
(-37) 2018/04/27(Fri) 22時頃
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