220 ナラティブの木
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― 麦藁帽子 と 夏の海 ―
[『ブナティラ』での最後の夜。 僕は、夢を見た。
白黒の、色のない夢。 ふわふわと柔らかそうなものが散る砂浜で。 ぽつんと現れたのは大きな麦藁帽子。
なんでそんなところに落ちているんだろう。 帽子はかぶるものだろう。
首を傾げて拾い上げようとした手が止まる。 網目の間から何かが出ていることに気づいたから。 解ける麦藁。枝分かれした蔓が成長し空へと伸びていく。
ああ、あれは男の手だと思った。 背中を向けていた男の顔は、僕からは見えない。 あれは誰だったんだろう。]
(+4) 2017/07/12(Wed) 01時頃
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[──ゆっくりと夢の輪郭がぼやけていき。 塗りつぶされるように、夏の海の潮騒の音に溶けて、
プツリと途切れた。]*
(+5) 2017/07/12(Wed) 01時頃
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― 朝 ―
[二段ベッドの上段で目を覚まし。 洗いたてのシャツとスラックスを身に纏えば、陽の光を存分に浴びた夏の匂いが微かに弾けた。]
ん。少し焼けたな。
[屋上にいたのは長い時間ではなかったが。 腕時計との境が数日前よりくっきりしているのを見て、苦笑する。 けれど紫外線の降り注ぐ中で昼寝をしていた誰かさんほどではない。>>3]
(+6) 2017/07/12(Wed) 02時頃
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[シャツを第一ボタンまできっちり留め、ネクタイを締めれば、忘れ物がないか今一度ベッド周りを確認して。 枕元に妙なものを見つけた。>>6]
……………。 これはさっぱりなのか濃厚なのか。 熱いのか冷たいのか、どっちですか。
[謎すぎて飲むのを躊躇う商品名は勿論のこと。 矛盾しているキャッチコピーに眉をひそめて鞄に突っ込んだ。 犯人は心当たりがある。 不味かった時に突き返せないことだけが残念でならないが。]
(+7) 2017/07/12(Wed) 02時頃
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[昨日と同じように、カフェで軽い朝食を摂った後。 チェックアウトの案内に従って、『F』の鍵をフロントに返し。>>2:*0 宿泊中の食事分なども追加精算をしてから。 改めてぐるりとラウンジを見回せば、ふと思いついた。]
オーナー、伝言ってお願いできますか。 エリアスさんになんですが。
本を読み終わったら あそこの本棚に入れておいてほしいんです。 ”いつでも”いいですから、と。 [指を差したのは、ラウンジの本棚。>>2:35 それはパズルのピースを隠すのを頼むように。 ここにいる間に読み終えられなかったら、彼がまたここに本を置きにくる理由になるように。
あの時だんだん俯いていく彼の様子が、なんとなく息苦しそうに見えたから。>>1:38 なんてことない、ただのお節介だ。 昨日、住所は渡された手帳にも書きこんでおいたし。>>7 彼が理由なんて必要としないようなら、それでも構わない。]
(+8) 2017/07/12(Wed) 02時頃
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それと、オーナーにもひとつ頼みがあるんですけど。 ココアの作り方、教えてもらえませんか?
[昨日のデザートがおいしかったから。 土産代わりに教えてもらえないかと。]**
(+9) 2017/07/12(Wed) 02時頃
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/* ログ読み返してたらみんなやさしすぎる…… >>3:+1オズワルドさんご心配していただきほんとありがとうございます
そして助さんがさいごまで燻製法螺吹き男でインプットされたままになってしまった件 伝言誰に宛てるか迷ったけど、エリアスへ ホットかき氷の御礼は墓下ログにうめようとおもいます
(-8) 2017/07/12(Wed) 02時半頃
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/* 帰宅してから仮眠のつもりが爆睡……(めがさめた) おとなしくねます
オーナーは伝言とれしぴありがとうございます!!!
(-24) 2017/07/13(Thu) 02時半頃
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― 出発の朝 ―
ちょ、ちょっと待ってください! 今携帯出します。
[料理初心者に1分で覚えろなんて無茶振りすぎる。>>*0 悠長に書き写すには時間が足りない。
慌てて鞄の中を探ってスマホを引っ張り出し電源を入れれば、年季の入ったノートをパシャリ。 口頭で告げられた補足をふんふんと頷きながら、折れ曲がったりボコボコしている紙面にピントがなかなか合わず、結局6枚撮り直し。
ここでの土産を、しっかりと保存した。]
はー。ココアってこんなに手が込んでたんですね。 ありがとうございます。
[レシピの伝授に加え、改めてご馳走になったココアへの、感謝を伝え。 スマホをスラックスのポケットに押し込んだ。]
(+29) 2017/07/14(Fri) 00時頃
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[誠に残念ながら、約半日ぐっすり寝倒してもカルシウムを摂取しても、背丈は来た時と変わらないまま。]
ええ、言えば伝わるはずです。 よろしくお願いします。
[言い忘れたんです、なんて白々しく呟き。>>13 オーナーの言葉に甘えて、有難くバスの時間が近づくまで涼しい室内で過ごすことにする。>>*1 暑さで倒れてバスに乗れず逆戻り、なんてことになったら目も当てられない。
せかせかした都心と違い。 ゆるやかに流れる時間とも、あと少しでお別れだ。 到着した時と変わらない、フロント周りを見納めしながら、時折左手首の腕時計を確認する。
さて、僕と同じバスに乗って帰る宿泊客はいるだろうか。 この数日間、施設内で顔を合わせた数人を順に思い浮かべ。]
(+30) 2017/07/14(Fri) 00時頃
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……今日も暑そうですね。
[もしあの意外とフレンドリーな強面男だとしたら、描かれていた麦藁帽子の完成が少しだけ、気にかかった。]*
(+31) 2017/07/14(Fri) 00時頃
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