86 忘却の海
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[手にしていた指輪を傍らに置いて、変わりにスプーンを再び手に取る。 暖めなおされたそれはまた、冷め始めていた。 これ以上冷めてしまっては、わざわざ暖めてくれた彼女に申し訳ない。 食べながらでも良いか、と、視線のみで問うて。]
……戦争が、終わって、いない。
[あの国と、戦をしている国。 この言語を使う国。
―――大分、今いる場所が絞れてきたように思う。
そんな風にセオドアの言葉>>2:158に少しばかり、考え込む。]
(3) 2013/06/19(Wed) 01時頃
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[止まった手。細めた瞳の先は、皿の方を見ておらず。 そんな状態で説かれた駐在の言葉>>159に、暫しの思案は直ぐに引き戻された。]
……じゃぁ、もし俺が何かしでかしたら、その慈悲深さに縋ろうか、ね。 見て見ぬ振りは、得意か?
[そう、茶化す様に問いかけながら、指先で皿を引き寄せる。 温くなったパン粥をまた、一口。 ゆっくりと、ゆっくりと、口に運んで。]
……後で、荷を上に運ぶのを、手伝って貰いたいんだが。
[残り一欠片を残した皿を見下ろして。 それから物音の響く二階を見上げて。]
(4) 2013/06/19(Wed) 01時頃
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……んー、
[駐在の訂正する言葉に、また一つ眉を寄せる。 悩んで、唸って、それから息を吐いた。
無理に考えたところで、それが正しい情報なのかもわからない。 そも、己が考えて行き付いた答えが、正解なのか否か、判断する基準が無いのだ。
情報が集まるのを待つか。 それとも、傷が癒えるのを待って、あの国へ向かうか。
何れにせよ、時間は必要そうだった。
諦めたように落とした肩。 駐在の手が伸び、其処を軽く叩いた>>9。]
(17) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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……上に突き出した方が、早いって事はないのか。
[異国人。漂流者。 名を示す装飾品。 害なす存在であるならば、情報が集まりやすいであろう“上”に差し出すのも手の一つだろうに。
あまり村に持ち込みたくない情報。 それならば、セオドアに聞かせてはならないだろうか。
そんな事がふと過り、それ以上は何も、口にしなかっただろう。]
(-6) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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……それとも、その忠告が、あんたの慈悲か。
[耳元に触れた小さな囁き。 溜息に乗せる様な小さな音は、きっと声には成り得ずに。]
(*0) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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……助かる。
[頷く姿に軽く笑んで、最後の一口を口に運ぶ。
セオドアと駐在とのやり取りを横目で見つつ、ゆっくりと、その味を噛み締める様に口を動かした。 スプーンを置いて、グラスの水を空ける。 グラスをテーブルの上に置けば、満足気にふ、と息を吐いた。]
……皿は、奥に運んだ方が?
[先程、ミルフィが奥へ皿を運んでいた>>2:46を思い出して、この店はそういうシステムなのか、と、問いかけたか。]
(19) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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[駐在の提案>>16に対する返事は、あえてしなかった。 曖昧な、笑みとも呼べない表情で、視線を他に逃がすのみ。
筋肉馬鹿。 そして、残念駐在。
成程、間違っていない。 そんな事を、ワンテンポ遅れて、思っていた。]
(21) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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[間違ってはいないが、正しくもない、気がする。 それだけの言葉では、この男は量れない。
そんな気が、した。]
(-8) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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[宿屋を出る背中>>18を見送った頃、階段からクラリッサは降りてくる>>8だろうか。
美味しかった、有難う、と。 そんな月並みな感想を、ぎこちない言葉で彼女に告げれば、立ち上がる。 二つにまとめられた荷の片方を自分で持ち、もう片方をセオドアに任せて。]
……部屋は、どこだろうか、
[客たる自分は、宿の主が用意した部屋で待つ>>12事を未だ、知らないで。 クラリッサが答えたならば、その部屋に向かって歩きだすだろう。
階段を昇る足取りは、痛みのせいか、ぎこちない。**]
(22) 2013/06/19(Wed) 01時半頃
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[あ、と、止める間もなく皿を持っていたセオドア>>23に、礼を言うのも忘れ、立ち尽くす。 彼が戻って来た時に、軽く礼を告げるだろうか。 家に帰ると言うその言葉を、引きとめる心算はなかった。
元より、発見された時に近くにいたというだけ。 それだけなのに、今の今まで色々と手伝わせてしまって、申し訳なかった。 階上へと上がる際も、先に行けばいいというのにわざわざ、此方の様子を伺う素振りを見せて>>24。
荷を受け取り、軽く頭を下げる。]
……色々と、有難う。
[診療所までの手を貸してくれたこと、指輪を拾っておいてくれたこと。 何だか彼には、沢山の事を気を使わせている気がした。]
(27) 2013/06/19(Wed) 09時頃
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[彼が階下へと降りるのを見送った後、示された部屋を探す。 未だに宿の主は降りてきていない。 とすれば、部屋の中にいるのだろうか。
閉じられた扉を、とりあえず、ノックした。**]
(28) 2013/06/19(Wed) 09時頃
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[返事よりも先に、扉が開く>>39。 出迎える顔に、一歩足は下がり。 それからまた、招き入れられるように中へ入るか。
動作は矢張り、機敏とは言い難かっただろう。 荷物の一部は、床を引き摺るように。]
……部屋を用意して貰えるだけで、充分だ。 助かる、……宿代は、……持ち合わせが無いのだが、
……何か、仕事があるなら、言ってくれると有難い。
[一通りの説明の後、申し出たのはそんなような事。 彼女の気を利かせたらしい冗談混じりの言葉には、一拍置いて小さく笑った。 その点なら心配いらない、と、そんなような素振りを見せて。]
(46) 2013/06/19(Wed) 22時頃
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……すまない。 何かあったら、頼らせてもらう。
[そう告げれば、頭を下げる。 彼女の背が扉を抜け、階段を下りる足音が遠のいて。 寝台に腰を下ろせば、深く、息を吐いた。
人と接している間は気にならなかった事が、一気に押し寄せてくる。 不安だとか、焦りだとか、そういった、負の思想。 精神的な摩耗、肉体的な疲労。 全てを吐息に乗せて、また、重い溜息。
自分は、どうしたいのだろう。 自分は、どうするべきなのだろう。
────かつての自分は、どうしていたのだろう。
取り留めの無い思考に、意識を浸らせて。 そうしているうちに、深まる夜。 疲れきった身体は、素直に睡魔に身を任せた。*]
(47) 2013/06/19(Wed) 22時頃
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─ 翌朝 ─
[目を覚ました理由の一つに、腕の痛みがあった。 熱を持ったように、痛む左腕。 刀傷のいくつかは、縫合が必要な程に深かった。 出血量によっては、危なかったとも言われた。
化膿する危険性もあるので、また直ぐにでも来るように、と言われているのだが。]
……っ、………
[腕を庇うようにしながら、身を起こす。 着替えにもまた、苦労しそうだ、など、頭の片隅で思いながら。
後で、流れ着いた時に着ていた服の場所を聞かないと、と。 寝台の上、上体を起こした姿勢のまま、ぼんやりと思う。]
(49) 2013/06/19(Wed) 22時半頃
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[昇る朝日。 照らされる村。
寝台の上から明るみを帯びてくる村を、窓越しに見下ろす。 本当に、小さな村だと思った。 朝の早くだというのに、既に働き始めている人の姿もある。 階下からは既に、朝餉の用意をしているらしい気配がする。
いつまでも、見ていた夢の反芻をするのは、止めた方がいいだろう。 明確な映像は一つとして覚えていないのに、向けられる悪意と、殺意ばかり、覚えていて。]
……、
[やめよう、と、言い聞かせるように母国語で呟いた。]
(62) 2013/06/19(Wed) 23時頃
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……今は、体を、休めねーと、……
[溜息混じりに、そう呟く。 何はともあれ、身体がなっていなければ何にもならない。]
(*1) 2013/06/19(Wed) 23時頃
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[寝台の上から身体を引き剥がす。 一度真水で体を洗いたかったが、傷に染みる事を考えると、少し躊躇われた。 借りた荷を解き、着替えを捜し出せばゆっくりとした動作で着替えて。
途中、階下から響く声>>55に、釦を掛け違えかけたが、何とか無事に着替えは済んだだろう。 一番最後の釦を留め終わった時、女主人は扉越しに声をかけた。]
起きている、気に、……しなくて、……するな、?
[少し、言葉が危うくなりつつも、そう返しながら、扉を開く。]
……毎朝、こうなのか?
[気になった事を、尋ねた。]
(68) 2013/06/19(Wed) 23時頃
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/* この布……生きてやがる……!
とはならないのか。 ハナかわいい。
(-19) 2013/06/19(Wed) 23時半頃
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/* 漂流者……一体何ターなんだ……
(-20) 2013/06/19(Wed) 23時半頃
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/* ていうか封蝋は誰が開いたんだ。 俺なのか。洗濯娘共か。
後者なら封蝋の意味が消失する。
(-21) 2013/06/19(Wed) 23時半頃
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/* テッドの投薬ロールが上手くて流石と言わざるを得ない。
そして皆、処刑への運びが上手い。 流石や。
(-24) 2013/06/19(Wed) 23時半頃
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たまに、なのか。 ……毎朝その声で起こされるんなら、健康的かと思ったんだが、
[述べた感想は、冗談めかしたもの。 手招きに従うまま、階下へと降りて行く。 しっかりと寝たのがよかったのか、腕以外の傷の痛みはだいぶ気にならない程度にはなっていた。
朝の空気の中に、漂う料理の香り。 見知らぬこの地で迎えた初めての朝は、どこか懐かしさに似た感情を思い起こさせた。
───この地方でも、この料理を作るのか、など。
そんな事を思いながら、席の一つに着いた。]
………お早う。
[セシル>>76やクラリッサ>>81の顔を見ればそう告げて、薄く笑んでみせたか。]
(91) 2013/06/20(Thu) 00時半頃
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/* #何故か俺がにやけた
(-32) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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定期的な方が、覚悟が出来て良いだろう?
[大分頭も整理されてきたのか、異国の言葉は大分慣れた調子に。 暫くここで過ごしていれば、多少の発音の違いも無くなってしまいそうな、そんな気がした。
セシルが棚に置いた荷物>>97は、先程階下から聞こえた“届け物”だろうか。 布が殆どを占めているように見えたが、良く見ればそれは己が来ていた衣ではないだろうか。 なかなかに厚手の布で作られていた筈なのだが、それをあの診療所から運んで来たならば、そこそこな労働だったのではないだろうか。
彼が朝食も兼ねて此処に来たならば、先に朝食を済ませてもらうべきか、それとも先に荷に関しての話を聞くべきか。
悩んでいるうちに、その荷から一つ、白いものが滑り落ちる。]
………、
[腰を上げて、棚の方へ。 滑り落ちたそれを手に取れば、表を見て、裏を見て。]
……これも、俺への物か?
(102) 2013/06/20(Thu) 01時頃
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/* 秘話で……秘話で何かが行われている予感……
(-37) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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/* 何が行われているのだ!!!!!!!!!!!!!!と!!!!!!!!!!!!! ぼくは!!!!!!!!!!!ぼくは!!!!!!!!!!!!!!11111
(-38) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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……あぁ、……助かる。 わざわざ、すまない。
[本来なら自分が取りに行くべきものなのだろうが、何だか至れり尽くせりで申し訳なかった。 その申し訳なさも、一般的な家庭料理だと思っていた其れが、村民であるセシルにとっては珍しいものと言う意見に何処かへ飛ぶのだが。
拾い上げた封筒、封蝋の剥がされた跡。 ワックスに捺された印は、昨日セオドアに渡された金色の指輪の意匠に似ている、ように見えた。
自然と、眉間の皺は深まる。]
……開けても?
[既に封の開かれている今、その問いかけは無意味だったかもしれない。]
(112) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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/*封蝋は 剥がさない
(-39) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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[開いた紙面。 滲んだインク、所々、読める文字。
この地域の言葉ではない。とすれば、彼らがしきりに口にする“隣国”か。]
…………、
[王。軍。侵攻。病。 かろうじて読める単語を、口に出して読み上げる。 その響きは、ここに居た者には馴染みのない音だったかもしれない。 翻訳するにしては、あまりにも野蛮な内容の単語が殆どだった。
殆どの文章が意味を成していなかったが、何度か読んでいれば理解できるだろうか。 己の来ていた衣に縫い留められていたということは、自分の文字か、あるいは自分宛ての手紙か、どちらかだろう。]
………、
「んなもん、わかるかよ。
そんな、悪態にも似た砕けた言葉を母国語で呟き、手紙を畳んだ。」
(115) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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/* へ、へくとる……
(-45) 2013/06/20(Thu) 01時半頃
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