233 冷たい校舎村5
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[ 『女子、保健室で就寝』の文字>>21。 蘭を見つけられなかった焦燥感に駆られていたあたしは、 疲れた足取りで日向よりも前に寝袋へと潜り込んだのだったか>>65。
温かい何かを感じたなら、 欲しがるように身を寄せるだろう。
窓枠に切り取られた白い景色が映り込んだ 灰色の壁の保健室で、 薄れる意識がチャイムの音を聞いた>>#0。 目を覚ましたのは、だいぶ後。]
え………、 誰か起こしてくれてもよくね…?
[ 其処に、まだ芽衣がいただろうか。 それにしても伽藍堂になった部屋に呆気に取られた。 蘭の事を考えると寝覚めが悪いなんて事は無かったけれど。 同じ事を言っている奴がいるとは思いもしない>>97。]
(199) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
─ 一階廊下 曲がり角 ─
[ とりあえず自分達の教室に行けば情報はあると理解していた。
微睡みの中ではあったが、 確かにチャイムが鳴ったのは聞いている。 蘭の格好をしてマネキンが現れたのはチャイムが鳴った時だ。 格好つけて法則性という言葉を使うならば、 チャイムは決して無関係ではない筈だ。
此処はどう見ても学校で、 あの録音された決まり切ったチャイムも耳馴染みあるものであるのに、 どうしてこんな物騒な思考になってしまったのだろう。
思い出すのは文化祭の日、 赤が目立つ学校は綺麗に色付いて見えた。 雪の光で白んだ廊下を、今はただ歩く。]
(200) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ チャイムの音とマネキンの死体。 さて次は何だろう。
十朱が本物の死体が出てくるとも言っていたのを思い出して、顔をしかめた。 会ったら、文句を言ってやろう。 あの後の体調も心配だったから ───
「 そうか、十朱もか じゃあ次には3人消えるかもな」
曲がり角の先で聞こえた声に>>163、 思わず身を隠す。]
(201) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ " も "って何だろう。 逃避する思考が宣った。 決まっているじゃないか。
十朱は、消えた。
最後に一緒に居たのは、誰だ。]
(202) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ どの位考え込んでいただろう。 気付いたら来た道を走り出していた。 途中、行き摩りに清掃用のバケツを蹴っ飛ばして、 けたたましい音も聞こえない。 頭の中で何度も何度も反芻するのは、 ひたすら同じ言葉だけ。
" また あたしのせいだ " 」
(203) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ 中学の頃に仲が良かった友達は、 おとなしくて真面目な子達ばかりだった>>0:885。
交友関係はあまり長く続かない。 仲良くなるまでは早いのに、 仲良くなった途端に離れてく。 所謂、あたしは" 重い "らしい。]
凛ちゃん、 呼び出したのにまた来なかったね。
[ あたしは凛ちゃんの顔を見て笑ってるのに、 凛ちゃんはあたしの顔を見て顔を硬ばらせる。
……だって塾があったから… 小さな虫、蚊みたいな声。]
(204) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
声小さいよ。聞こえない。 そもそも理由は聞いてない。
[ 優しい声で言ってんのに、 こっちを見ない凛ちゃんの髪の毛を掴んだ。 痛そう。痛いんだろうな。 此方を向く顔がどんな表情だろうとどうでも良かった。 あたしを見て。 どう見ても笑ってない凛ちゃんの顔を見てあたしは安堵する。 口元に手を当てて微笑んだ。]
(205) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ 最後に 好き と言いさえすれば 「いいよ」って。
雨上がりの花壇に鞄を落としても 外開きのトイレの扉を足で塞いでも 課題のノートを生ゴミに放り込んでも 何だかんだで、 笑って許してくれてる。
自分で傷つけて、自分で治す。 あたしはあたしでもおかしいとわかってる友愛を、 やっと受け入れてくれる人が、]
(206) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ 終わりは呆気ない。 周りからの「それ変だよ」の一言でまたあたしから離れて行く。 いつも通り相手を責めた。
離れるなら何で友達になったの。 周りに変な事言われたせいだよね。 嫌じゃなかったでしょ? 全部凛ちゃんが許してきたせいだもん。]
(207) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ 凛ちゃんの目を見た。 何も言えなくなる。]
(208) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ あ、違う。 これあたしのせいだ。 ]
そう……なんだ。 はは、何にも言い返さなかったから平気なのかと思っちゃった……り、 そんなの…ッ、さぁ……言ってくれればやめたのにーなんて、
[ なんてね。笑ってみたけど、 口端が引き攣った所から動かない。
此方を向くのは潤んだ眼。 敵意と非難と正義を垂れ流す目だ。 身体の奥から嫌な熱がこみ上げる。 首の後ろから、熱が垂れて悪寒がする。 ヒュッと吹き損ねた笛みたいな、あたしの喉。]
………………ごめんなさい……
[ もう、いっそ許さないで。]
(209) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ 傷つけ合うのも一つの愛だなんていった奴は何処の誰だろう。 あたし達は正しく傷つけ合う関係だったのに、 「夢に見た愛」というものよりも、
「生々しい殺し合い」という言葉がよく似合う。
身体のどこでもない中身が痛い。 お腹、ズキズキする。 別にこれといったイメージはないのに、 明確に死にそうだとは思った。]
(210) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ 死にそうだとは思ったが、 死ぬのは怖かったから、唯すら逃げた。 ]
(211) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
[ 今日の今日まで、 死に損ねた日から続く後日譚。 幸も不幸もないまま時が止まったこの校舎で、 逃げる足は裏方に徹した舞台へと向かう。]**
(212) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
/* この時間までト書きとか動きとか悩んでおりました…遅いのは罪だほんとに… 心配おかけしました
(-59) 2018/02/18(Sun) 02時頃
|
|
─ 体育館 ─
[ 舞台では学園祭の演劇が流れていた。 シーンは丁度中盤あたり。 起承転結の「転」の部分。 舞台の上では役者が台詞を喋ってる。 一点カメラで撮影したかのような映像は、 仕掛け台車や回転扉で掻き回されて場面の転調を浮き彫りにしていた。
役者が舞台の上で動く。 沢山の脚がもつれにもつれて、 目まぐるしい立ち回りが移り変わる情動に重なった。
物語は名目上ハッピーエンド。 演出は吹田実瑠。 脚本は、]
…………、日向。
(413) 2018/02/18(Sun) 22時半頃
|
|
[ 振り向いた顔は、生気の無い色をしている。 日向、ともう一度名前を呼ぶ。 まるで其処に立っている人を再確認するようだった。 そうだ、日向だ。笑わなきゃ。 口角を上げて、笑う顔はいつも通り。
何か喋らなきゃと思ったが、 自然と口を吐いた。]
委員長、胴体運んだんだって。 2人消えたらしいよ。 十朱と、後1人は分かんないんだけど。
[ 自分の喉笛に手をあてがう。 うまく喋れている気がしない。]
十朱と一番最後にいたのはたぶん、 あたし……
[ 一瞬歪んだ口元を掌で隠した。]
(414) 2018/02/18(Sun) 22時半頃
|
|
もしかしたら十朱、 あたしが無理やり止めれば消えなかったかもしれない。
[ たらればの話をしてもしょうがない。 けれどそう思うべきだと思っていた。 吹田実瑠はそういう人間だから。]
むしろあたしが追い打ちを掛けたかもしれない。 どうしよう日向、 あたし人を殺したかもしれない。
[ 眉を顰めて笑う。]
(415) 2018/02/18(Sun) 22時半頃
|
|
[ 日向が近付く。>>423 足が一歩後ろに下がる。 距離を取ったのは無意識だった。
黒岩も消えた。 勝ち逃げすらしていない賭けはどうなる。>>2:409 此処で消えてもまた会えるのか。
頭の中は混乱したむま立ち竦んで動けない自分を他所に、 冷たい頬にそっと広がる温かさがある。>>424 相変わらず笑う顔は白かった。]
………、理論とか、 日向も委員長みたいなこと言うんだ。 優しいね、日向は。 何でそんなに優しくする、の。
(448) 2018/02/18(Sun) 23時半頃
|
|
[ 笛を吹き損ねたような呼吸をする。 頬を撫でて柔らかく笑みを浮かべる日向の姿が、 どうしてもかつての友人と重なる。>>0:284
真綿で首を絞められている気分。]
ずっと……学園祭の準備の時から、 会った時から疑問だった。
(450) 2018/02/18(Sun) 23時半頃
|
|
[ 欲しくて欲しくて仕方がなかった、手を、そっと拒む自分は震えていた。 それに触れるのすら怯えている。]
日向はそんなに優しくていい子なだから、 ハッピーエンドなんて簡単に書けたんじゃないの。 皆んなの物語を継ぎ接ぎする意味あった? そのハッピーエンドに、あたしの手助け……必要だった?*
(453) 2018/02/18(Sun) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る