198 冷たい校舎村4
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― 翌朝:校長室 ―
[ぼふんとソファーに埋まった私は、うっかりそのまま寝落ちてた。 そして、私は一度寝るとなかなか目を覚まさない。 志水が身支度のために部屋を出て行ったこと>>2:450も、来島が部屋のドアに手をかけたこと>>2:469も、全然気づかなかった]
ん゛あっ!?
[午前8時50分のチャイム>>#0で飛び起きる。腕時計で時間を確認。8時50分。寝すぎだよ!平日なら、遅刻確定じゃん! 目をこすりながら、もそもそと毛布から顔を出して、部屋の中を見回した。部屋の中には誰がいたかな。もしかしたら、誰もいなかったかも。 少なくとも、全員揃ってることはなかったんだ]
どこー……?
[まだ半分寝ぼけながら起き上がる。 顔洗わなきゃ。トイレも行きたい。 そんなことを考えながら大あくび]
(16) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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[女子だけだからいいよね、ってしわにならないようにスカートだけは脱いで寝た。 まだ半分寝てるような頭で、のろのろスカートをはいて、校長室のドアを開ける]
――――!?
[目に飛び込んできた赤い色>>2:482に、眠気なんか一瞬で吹き飛んでしまった。 何度見たって慣れるものじゃない。反射的に、いやいやって首を振ってしまうけど、なぜか赤から目が離せない。
ここ、夢の中だもん。 だから、須賀は大丈夫なんだよ。>>2:335
市宮に言ったことを思い出す。 その理屈が正しいなら、きっとこの赤の主も、大丈夫なはずなんだ。 だけど、それと、私が見るのが平気かっていうのは、やっぱり全然別問題で]
(19) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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[掃除。掃除しなくちゃ。 いや、それより前に、この赤の主を見つけないと。 目の前の赤から離れない視線を、無理やり引き剥がす。
そうして私は、職員室の前あたりに立っている後姿に気づいた]
宍戸……?
[この赤の主は宍戸かもしれない。そう思った私の声は、自然とか細いものになった]
(20) 2016/09/19(Mon) 01時頃
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[香坂に、志水のことを聞かれた>>31のは、まだドアを開ける前。その時私はまだ寝起きでぽやぽやした頭で、何かが起こってるなんて考えてもみなかった。 きっちりしてる志水のことだから、一足先に目を覚まして、きっと身支度をしてるんだろうって思ってたんだ。 昨日の夜だって、ソファーに埋まってる私と違って、志水はきちんとしてた>>2:393からね。
私の後ろから赤を見つけたらしい香坂>>32は、そのまますたすたと歩いていく。 そうしてようやく、私は宍戸の前に倒れている姿に気が付いた。 宍戸じゃない。じゃあ、誰? ふらふら、私の足は吸い寄せられるように香坂を追いかける。 ……ああ、あの靴下>>0:391は。知ってる。知ってるよ。 私が朝比奈に頼んだ、素敵なセンスのゆうちぇる靴下。 そんな靴下はいてるっていうのに、全然笑えなかった**]
(37) 2016/09/19(Mon) 02時頃
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[香坂の手で、マネキンは仰向けにされる。>>66 私は、そうだよね、うつ伏せだと苦しいよね、なんて見当違いのことを考えてた。 ……けど、仰向けにされたマネキンの惨状に、思わずびくっと体が震えてしまう]
……酷い。 誰、が。こんな……。
[須賀の時は。 頭が割れてるっていう酷い状態だったけど、それでも、誰かに何かをされたんじゃとは不思議なほど思わなかった。 だけど。来島のマネキンには何箇所も刺し傷があって、折れたカッターの刃が落ちてて。>>2:482 その傷からは、マネキンに対する殺意みたいなもの>>2:475が感じられる気がして。 ねえ、来島は何かと戦ったの?それで、負けちゃった? 私がそんなことを口にする前に、追い出されたの?って香坂が言う。>>67 その声が震えてて、私ははっとして、香坂のそばにしゃがみこんだ。 そうっと、背中を撫でる。香坂が立ち上がる>>70まで、そうしてることしかできなかった]
(78) 2016/09/19(Mon) 12時頃
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[香坂は、シャワーに行くって言う。>>70 私も、今日はシャワーに行こうって思ってた。だけど、一緒に行くって言わなかったのは、その前にやることがあると思ったから。
朝比奈が来たのはどのタイミングだったかな。>>71 ガチャンって何かを落とす音に顔を上げたら、朝比奈が呆然としてた。 その口から、零れ落ちた言葉>>73に、私は目を見開く。 今、志水も、って言った?]
志水が、どうかした?
[来島も、志水も、って。 並べて話されるってことは、まさか。 そんな私の思考は、声にはならなかったのに、まるで返事をするかのような朝比奈の言葉。>>74 志水はグラウンドにいるって朝比奈は言う。校舎の外には、出られないはずなのに]
(79) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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待って!私も行く!
[本当は、来島のマネキンを運んだり、床の掃除をしたりしようって思ってた。 昨日、須賀の時には手伝えなかったから。 だけど、志水を迎えに行くっていう朝比奈の背中を反射的に追いかけてた。 朝比奈と二人だけになるのは避けてたことなんて、すっぽり頭から抜け落ちてた。覚えてたとしても、そんな些細なことなんて、今は蹴っ飛ばしただろうけど。
明日って、約束 したのに。そう、朝比奈は言った。 日付が昨日から変わってないこと>>#1に、私はまだ、気づいていない]
(84) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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[宍戸も行くって言う。>>85 市宮>>36はどうしたかな。その顔が芸術的になってるかもしれない>>61ことには、まだ私は気づいてない。
階段で足がもつれそうになって、私は足が震えてることにようやく気づく。 大丈夫。大丈夫だから。歩け。歩け! 何が大丈夫なのかよくわからないけど、そんなことを自分に言い聞かせながら、昇降口へ行くんだ**]
(87) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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/* 市宮の顔はなんとしてもつっこみたかったけど、タイミングがなかった…! 朝比奈を追いかけずに来島を運んだり掃除したり〜を優先してたらワンチャンあったとは思うんだけど。 けど、志水を確認しないって選択肢はこの子にはないよな〜。
(-25) 2016/09/19(Mon) 12時半頃
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[来んなっていう朝比奈の声>>95はガン無視する。 だって、私、朝比奈に用事があるわけじゃないもん。私は、志水に会いに行くんだもん。朝比奈の指示なんか聞かないよ。 その代わり、私はさっきの朝比奈の言葉>>94を咀嚼して、声を絞りだす]
朝比奈が突き落とした、とかじゃないんでしょ。 だったら、朝比奈のせいじゃないよ。 そーゆーのをね、自意識過剰って言うんだよ。 ばーか。
[志水は、どこかから落ちた。っていうのは、朝比奈の言葉から知れて。 朝比奈が落としたわけじゃないのに、朝比奈が原因だっていうんなら、朝比奈のせいで、まるで志水が自殺したみたいじゃん。 そんなこと志水がするわけないじゃん。だから私は、ばーかって朝比奈の言葉を蹴っ飛ばす。ばーかばーか。
昨日の夜、志水と手をつないだことを思い出す。 一緒に、毛布を集めて、運んだことを思い出す。 『私が死んだら、きゅっきゅの世話をする人がいなくなるでしょ>>2:319』 そうだよ、志水が、自殺なんかするわけないんだ]
(103) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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― 昇降口 ―
[走る朝比奈の背中を、震える足で必死で追いかけて。 昇降口のガラスの向こう、倒れて、雨に打たれている何かが見えた。 あれが、志水?嘘だ。嘘。 反射的に自分にそう言い聞かせようとして、それよりも圧倒的に「あれは志水だ」としか思えない自分もいる。 だって、いつもきちんとみつあみにされた綺麗な黒髪。 あれが、志水でなくて、誰だっていうんだろう]
……酷い。
[ガンガンと朝比奈がぴくりともしないドアを叩き続けてる。>>98 無駄だよ。だって、私、椅子があんな残骸になるまで叩いたけど、ヒビ一つ入らなかったんだよ。 そう思ったけど、必死に止めてる市宮>>102とは正反対に、私は止める気にはなれなかった。だって、ここをなんとしても突き破りたい気持ちは朝比奈と同じだったから]
(105) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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[周りを見回す。 靴箱……はいくら私でも無理だ。大きすぎる。 消火器……は、中身が噴き出しちゃうかも。 傘立て……も、ちょっと私の手には余る。 結局私が目をつけたのは、昇降口の隅に置いてあったスチールの台車だった。
てってって、と歩いて私はそれを取りにいって、がらがらと押してドアの前に戻ってくる。 朝比奈と同じドアにはやらないよ。ぶつけちゃったら危ないもん。 ひょいって持ち上げて、隣のガラスドアに向かって、思いっきりぶつけてみた。 私は女の子だからね。拳にはちょっと自信がないんだよね。だから道具を使うよね。 があん!ってすごい音がしたけど、やっぱりガラスのドアはびくともしないな。 でも、もしかしたら、もう一発やれば、今度こそ割れるかもしれないよね?]
(106) 2016/09/19(Mon) 14時頃
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[保健室の椅子より、スチールの台車は頑丈だった。ガンガンぶつけても、椅子の時みたいにあっという間に壊れたりはしない。 だけど、ガラスのドアもしぶとかった。びくともしない]
なんでよ……これじゃ、あんまりじゃん……!
[がんっ!がんっ! ガラスドアを叩く音を響かせながら、私は呟く]
(107) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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出せなんて、言ってないよ。学校にいろって言うなら、いるよ。 だけど、志水をあそこにあのまんまにしとけっていうのは、あんまりじゃん……!
[あれは、マネキンだ。志水の死体があそこに転がってるわけじゃない。 だけど、朝比奈は、志水が落ちるのを見たって言った。 だとしたら、やっぱりこの世界では、死んだらマネキンの体になるんだ。 だったら、マネキンだろうとなんだろうと、あれはまぎれもなく志水なんだと思う。 あそこにいるってわかってるのに、あのまんま放置するなんて、私にはできない。できないよ。 だから、私はガラスドアに向かって台車を叩きつける。 大丈夫だよ。私は朝比奈みたいに拳で殴りつけたりしてないし。 衝撃は伝わるけど、手なんか全然痛くない。それよりも、心臓の方がきりきりしてよっぽど痛いや。 それだって、私より志水の方がずっとずっと痛かったに決まってるじゃん**]
(108) 2016/09/19(Mon) 14時半頃
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[ぶつけても、ぶつけても、ガラスは割れない。 だけど、もう1回ぶつけたら割れるかもしれないじゃん?あと1回。あと1回。 そう思ったら、止まらなかった。 朝比奈に止められても>>119、それは変わらない。だって、この台車、椅子より頑丈なんだよ。 あと1回、もう1回で、もしかしたら割れるかもしれないんじゃん]
だいじょーぶ、だし。 大道具係、なめんな、よっ!
[痛いだろって>>120。朝比奈の声に、首を振る。 カナヅチ、のこぎり、ドライバー。 いろんな工具を駆使してがんがんばりばり、働いてた私を知ってるっしょ? こんなの、平気だよ。全然全然平気だよ。
だけど。 「志水のため」その言葉に、私はぴたりと静止する]
(122) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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[台車を振り上げたまま、私はガラスドアから視線を外して、朝比奈の方を見た。 一回帰って、頭が冷えたら、何かいい方法は見つかるのかな? 例えば、優等生の茅原とか御堂なら、いい方法がわかるのかな?]
……うん。
[頷いて、私は台車をおろす。がたん、って着地の音は、台車のため息みたいだった。やれやれ、俺はこんな使い方をする道具じゃねえよ。そうだったね、ごめんね]
そーだね。 ……来島も。あのままにはしておけない、し。
[グラウンドで雨に打たれてるのと、廊下に転がってるのと。 どっちが酷いかっていったら、やっぱり外だと思うけど、だけど廊下に放置っていうのもあんまりだ。 戻ろうっていう朝比奈>>121に、こっくり私は頷いた]
(123) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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[そうして、昇降口に集まった面々の顔を見回して、ようやく私は市宮の顔が芸術的なことになっている>>61のに気が付く]
なんて顔、してんの。
[私は、泣いてなんかなかった。だけど、市宮の顔はおっかしいのに笑うこともできなくて。 泣き笑いみたいな奇妙な表情になっちゃったと思う。
階段をのぼりながら考えるのは、志水と来島のこと。そしてメールの送り主のこと。 志水は自殺なんかしてない。だったら、志水を落としたのは誰? 刺されてた来島。自殺するとして、あんな無残な死に方は選ばないと思う。来島は、何と戦ってたの? はっきりわかるのは、志水も来島も、メールの送り主ではなかったということ。
志水と来島は、そして須賀も、どうなったのかな。 文化祭で止まったこの世界から外に出て、明日に行けたのかな。 現実で目が覚めて、ああやっぱり夢だったって思ってたりするのかな。 そうだったら、いいのに**]
(126) 2016/09/19(Mon) 16時頃
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[いかない、っていう宍戸>>133を私は無理に誘わなかった。 宍戸の選択もわかるような気がしたからだ。 だから、私は小さく頷く]
そっか。……うん、志水のそばに、いてあげてよ。 もし、何か方法が見つかったら、中に入れてあげて。
[私も、またあとで来るから。 そんな風に宍戸に言った。 ガラスを一枚隔てたそこを、そばって言っていいのかはよくわかんないけど。
最後にもう一度、ガラス戸の向こう側、雨にかすむ志水の姿をしたマネキンにごめんねって言って、私は3階に向かったんだ]
(149) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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― 3階 ―
[戻ってきたら、マネキンの姿はなくなっていて、篠崎が毛布で床を拭いていた>>147。篠崎の他にも掃除してくれてる人がいたかもしれない。 反射的に、毛布使っちゃったら、今夜も泊まる場合困らない!?って思ったんだけど、ああそうか、って納得する。 そうだ、毛布は2枚いらなくなったんだ]
ありがと。また、やってもらっちゃった。
[私はそう言って、篠崎の顔に向かって手を伸ばす。 顔に付いた赤い汚れ>>148を拭おうとした。 かなったなら、赤い汚れは篠崎の顔から、私の指に]
(150) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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……志水の、マネキン、が。
[悩んだけど、いつまでも隠しておけることじゃない。それに、いくら言いにくくても、隠しておいていいようなことじゃない]
グラウンドに、倒れてた。 朝比奈が、落ちるところ、見たって。
[死んでいるような様子のマネキン。私はあれが、この世界での「死」じゃないかって言った。 その推測を伝えた相手は、志水>>2:241と市宮>>2:331で、でも、その志水は、もうこの世界からいなくなってしまった。 だけど、落ちるところを朝比奈が目撃して、その場所にマネキンがあったんなら。もう確定だって思っていいと思う]
この世界で死ぬと、マネキンになるんだ。 多分……そういうこと、なんだと思う。
(159) 2016/09/19(Mon) 20時半頃
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[篠崎>>174にこっくり頷くと、私は自分の手に目を落とした。赤く汚れた指。来島の血。 ケチャップかもしれない、なんてなめてみようとは思わない]
……変だよね。 この世界は多分、自殺したい誰かの夢なのにさ。 ここで死んでしまった人は、この夢の主じゃないんだよ。
[皮肉だなって思う。 死にたい本人はこの世界に残されて、他の人たちがどんどん死んでいくなんて。 またチャイムは鳴るのかな。そうしたらまた誰かが死ぬのかな。 次が私でないってどうして言えるだろう]
……死ぬって、どんな感じ、なんだろうね。
(175) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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志水のマネキン、雨ざらしはあんまりだから、中に運びたいんだけど。 外に出られないから、マネキンのところまで行けなくて。
[どうしたらいいんだろう。 学校から出られないっていうなら、ひとまずそれでもいいから、志水を回収させてくれないかな。 それくらいの融通、きかせてくれないのかな。
これがもし私の夢だったらどうしよう。違うって思うけど、夢を見てる自覚なんて普通ないんだから100%ないとは言い切れない。 もしそうだったら、私志水に顔向けできないよ。 ……ううん。志水だけじゃない。須賀にも、来島にも。この夢の中にいるほかのみんなにも。 申し訳なくてどう謝ればいいのかわからないや。
いなくなると、帰れるんじゃないかって朝比奈は言う。>>177 だったらいいな。何事もなく、現実世界に戻れていたらいい]
向こうの世界に帰るために、体がなくなって、なくなった体の代わりにマネキンが配置される、ってことなのかな。
[乱暴な帰還方法だなあと思う。だけど、もしそうなら。 死んでしまった人たちに希望があるなら、私はその希望を信じたい。 それが、気休めかもしれなくても]
(179) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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朝比奈、手、大丈夫?
[そうして、ようやく私は、朝比奈がさっき無茶をしていたことを思い出した。 無茶の度合いで言ったら、私の方が派手かもしれない。だけど、私は台車を使ったし。 めちゃくちゃに拳で殴ってた朝比奈の方がダメージはでかいと思う]
自分の手の手当てって大変だよ。 やろうか?
[どっちみち、来島の体を何とかしたら、志水のところに戻るつもりでいた。 保健室は1階だから、ついでだし]
(180) 2016/09/19(Mon) 21時半頃
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[手を洗ってくるという篠崎>>183に、もう一度ありがとう、って私は言った。 二回目なら慣れてるって篠崎は言ってたけど>>173それが嘘だということくらい私にだってわかる。 慣れるわけがない。実際、私は見るのも慣れないもん。
死んでまで戻りたいかわからないって篠崎は言った。 戻らなかったら、どうなるんだろう。 ずっと、ずうっと、ずーーっと、ここで文化祭の日を繰り返すのかな。 永遠にこの世界はなくならないのかな。そんなこと、あるのかな。
私は、帰りたい? 私の大事なものが壊れてしまった後の世界に、帰りたい? 帰らないのは逃げでしかない。 そんなことはわかってるけど、だけど、よくわかんないや]
(187) 2016/09/19(Mon) 22時頃
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― 回想:応援じゃないメール ―
[一年の頃、一度だけ、篠崎にメールで聞いてみたことがある。 『恋をするって、どんな感じ?』 もしかしたら篠崎は、からかわれてる?って思ったかもしれないね。だけど実は私は真剣だった。 二次元に恋したことはあったけど、それってアイドルにきゃーきゃー言ってるようなもんだよね。つまり私は、現実の誰かに恋をしたことがなかった。だから恋愛感情っていうものがよくわからなかったんだ。
それなのに、中学に入った頃からかな。あいつとの仲を聞かれることがどんどん増えていった。 好きなの?って聞かれたら、好きだよって答えた。だって大事な弟だもん。 付き合ってるの?って聞かれたら、付き合ってないよって答えた。だってあいつは弟だもん。
私の言う好きと、他の人に聞かれる好きがどうやら違うらしい、って気がついたのは、いつ頃だったかな。 その頃には、誰と誰が付き合ってるなんて話が、あちこち飛び交っていたと思う。
ねえ、恋をするって、そんなにいいものなのかな]
(199) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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― 現在:3階廊下 ―
[頼んだって言われて>>198こっくり頷く。実のところ、朝比奈と二人にうんぬん、というのはすっかり忘れてた。 だけど、覚えてても多分私は同じことを言ったと思う。 そんなこと言ってるような場合じゃないし、そもそも、こんな状況であいつのことを聞いてきたりはしないだろうっていうのもあるし]
うむ、頼まれた。 よし、それじゃ行こ!
[怪我の手当ては早い方がいいと思う。本当なら、ここに戻る前に真っ先に行くべきだったよね。気が付くのが遅くなって悪かったなって思う。 くるり、回れ右して目指すのは1階の保健室]
(203) 2016/09/19(Mon) 22時半頃
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― 保健室 ―
[手は洗ってなかった。篠崎の顔を拭った時、赤く汚れた私の右手。 実際のところ、そんなに汚いとも思ってなかった。だってこれは、来島の血だ。 だけど、手当てをするんだったら、やっぱり洗った方がいいよねえ。 というわけで、私はまず保健室の水道で手を洗う。
保健室は、篠崎と二人で来た時のままだった。ホワイトボードに書かれた持ち出した物品リスト(と、私が椅子を壊した報告)。そこに名前を連ねた志水も、来島も、もうこの世界にはいない。なんだか、信じられないような気がした]
(224) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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私はなんともないよ。 もしかしたら、明日筋肉痛になるかもしれないけど。
[朝比奈>>223に返事しながら、思う。 どうなんだろう。文化祭で止まったこの世界で、次の日に筋肉痛がきたりするのかなあ? それなら、朝比奈は?明日になったら、なにもなかったみたいに治ってたりするんだろうか。 そもそも、私も、朝比奈にも、明日が来るかなんてわからないけど]
打撲だよね?とりあえず冷やそう。 骨折してなかったらいいんだけど。
[冷蔵庫から氷を取り出して、ビニール袋にざらざら入れる。 とりあえずこれで冷やしててって押し付けて。 戸棚をごそごそ。冷却シートないかな]
(225) 2016/09/19(Mon) 23時半頃
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/* 冷やす!心臓より高く!以外の打撲の対処法がわかりません! どうしよう。
(-57) 2016/09/20(Tue) 00時頃
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[消毒液、冷却シート、包帯はいるかな? 戸棚の中の目に付いたものを取り出した。 差し出された右手を手にとって、検分する。血が出てた>>98なら消毒して、骨が折れてるかもしれなかったら、添え木をしたらいいのかな。 怪我が酷いようなら包帯を巻いて、その上から氷で冷やした方がいいね。 包帯を巻くほどじゃないなら、冷却シートをぺたり。 患部は心臓より高くって聞いたことがあるよ。ほらほら、腕を上げよう。いまさら遅いかもしれないけど]
平気なわけないでしょ!
[零された言葉>>226に、めっ!とすごんでみせた。こんだけ腫れてるのになにが平気か。 けど、続く言葉>>227にちょっとたじろいだ]
私、は……どうだろう。
[腕は平気だ。こんなの、なんともない。 だけど、朝比奈が聞いてるのはきっとそんなことじゃないだろう]
(238) 2016/09/20(Tue) 00時半頃
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