189 【突発RP村】ココロロボットの憂鬱
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/11(Wed) 13時半頃
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―05月XX日の金曜日:出立の日―
[普段通りの格好。 普段通りの態度。 それでも大人しく園長の話を聞いているのは、一応まだここの生徒であるためだ。
スーツ姿で立つ校長の言葉には無表情を貫く。 ラッシードはうるさく良い人間とは言えなかったが、それでも同じ機械化生だった。 その彼の死を知らされ、他の機械化生たちはどのような気持ちでいるのだろうか。
「――生還してほしい。」
校長の言葉は、本音なのだろうか。 特に教師に期待をしている訳ではない黍炉にはわからない。
しかし、宣誓の言葉は決まっていた。」
(43) 2016/05/11(Wed) 20時頃
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言われなくとも。
[誰かに願われなくとも。 誰かと約束せずとも。
黍炉自身が生還すると決めたのだ。
それは、まだ自身の役割を果たしていないからだけかもしれない。 特に何か、生還後にしたい事が見つかった訳でもない。
だが、口にした言葉を守るのは、黍炉のプライドで、誇りだった。]
俺は、必ず戻ってくる。
[その誇りだけでその願いが叶う程、戦場は甘くないだろう。 その願いに添えられる気持ちは、声は、届くのだろうか。
出立まで、残り数時間。**]
(44) 2016/05/11(Wed) 20時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/11(Wed) 20時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/11(Wed) 22時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/11(Wed) 22時頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/11(Wed) 22時半頃
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/* あ、メモだとちゃんと書けてない気がしているので。
機械化生がメインじゃなく、みんなが主役だから、非サイボーグの生徒さんらも別れを惜しみたい!とか、あばよ!って言いたい!とか、そう言う主張してくれたら喜んで会いに行くよ!って言うような意味を言いたかった。
多分、非サイボーグ陣営の方々は、機械化生の方々の別れロルを優先してくれようとしているのかなって思ったけれど、非サイボーグ陣営の方もやりたい別れがあればいくらでも踏み台にしてねって言う。
(黍炉はあんまり考えてないし)(すでに十分楽しんでいる)
(-16) 2016/05/11(Wed) 22時半頃
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/* おお!伝わった? 遠慮するよりお話ししたいもんね!
しかし私は風呂に入る。 そして、最後までシリアスが続かないのは中の人仕様である。 (メモ会話苦手な人いたらごめんね)
(-19) 2016/05/11(Wed) 23時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/11(Wed) 23時半頃
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― 木曜日:資材倉庫 ―
[キャサリンとマーゴットと昼食を終え腹いっぱいになった黍炉は昼寝から起きた所であった。 昼寝はもちろん人気のない所がいい。 気持ち良く眠っている所に起こされるのはたまったものではない。
そのままプラプラと校内を歩いている時だった。
扉から音が聞こえた気がした。 それは、中側から何かを抑える音。>>94]
(98) 2016/05/12(Thu) 00時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/12(Thu) 00時頃
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― 木曜日:資材倉庫withキャサリン&トルニトス ―
[一歩下がって全景を見る。 ここは資材倉庫だ。 そうそう人が来る場所ではないし、埃っぽいし使われていないものばかりが積み込まれていて昼寝には向いていない。>>26
つまり、普段は人がいない場所のはずだ。]
誰かいるのか?
[内側から音がするのならば誰かいるのだろうかと、扉に手をかける。 内側からトルニトスのパワードスーツが抑えているとも知らず。 力はきっとトルニトスの方がずっと強いだろう。 開かない扉に、ガンガンと扉を拳で打つ。]
誰かいるのか?
[もう一度問う。 誰かいるのであれば、積み上げられた資材のせいで扉が開かないのだろうかと。果たして返事はあるのか。*]
(99) 2016/05/12(Thu) 00時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/12(Thu) 00時半頃
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/* あ、またすれ違っている!<キャサリンさんの投稿と
打つのが遅くてほんと申し訳ない…。 (そしてマジで間男も美味しいと思っている。NTR…) (その前に付き合っていない)(知ってる)
(-31) 2016/05/12(Thu) 00時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/12(Thu) 00時半頃
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/* え?コータ君悪役に徹するの!? (それはそれで美味し…ごほごほ)
この立ち回りは初だなぁ…(ドキドキ)
(-36) 2016/05/12(Thu) 00時半頃
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[声が、聞こえた。
扉越しに聞こえた絶叫。 それはつい先程共に食事をしたキャサリンのもの。]
キャサリン?!
[更に扉をガンガンと叩く。 開こうと何度も扉を引くが、開かない。 中で何が起こっているのかはわからない。 低いトルニトスの声も、黍炉には扉越しでは聞こえない。 それでも聞こえた声を頼りに、何度目か繰り返したその扉を引いた手が、横に滑る。 扉が開いた。]
おい、無事か!
[放課後の夕陽がちょうど扉から差し込むかもしれない。 二人が動かなければ、身を隠さなければ、その姿が扉の前に立つ黍炉から見えただろう。 目の前に広がる光景に、驚き、目を見張った。*]
(108) 2016/05/12(Thu) 01時頃
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/* 「誰が呼んだかこの俺を!」 「この世に悪が蔓延るためしなし!」 「この俺の目の前で、そんな悪事は見逃さない!」
みたいに、逆光で登場したかったけど、さすがに自嘲した。 (そろそろシリアスの準備しないと)
(-39) 2016/05/12(Thu) 01時頃
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/* 一応、今の所考えている方向性は、コータくんがせっかくキャサリンに好意持ってるので、失恋させてやろうかと(ゲス顔)
ほら、人間らしい感情を芽生えさせてあげさせたいじゃん?(ゲス顔その2
そして、可愛いキャサリンをわが手に! ふはははは!(ゲス顔その3
(-40) 2016/05/12(Thu) 01時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/12(Thu) 01時半頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/12(Thu) 19時頃
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― 木曜日:資材倉庫 ―
[扉から見た光景は、予想もしていなかったものだった。>>114 トルニトスの声が聞こえていなかった事もあるだろう。 キャサリンを拘束しているのは、黍炉が見たことがない男の姿だった。]
キャサリン!
[しかし、男の素性を確認する前に、体が動く。 「――きびちゃん、たすけて!」と。 確かに聞こえたキャサリンの声に、一歩中に足を踏み入れようとして、こちらに押しやられた体を抱き留める。 キャサリンの体越しに見えた"男"の顔は、不機嫌なもの。>>116]
おい、お前、どこのどいつだ。
[通常であれば不祥事、と呼べるだろうその光景を前にして、無人のパワードスーツには気付かずに誰何の声をあげた。 "男"の言う王子様、との台詞には、それが黍炉には盛大な皮肉に聞こえる。]
(138) 2016/05/12(Thu) 19時頃
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[男の背後でパワードスーツが動き始める。>>117 そこでようやく気付く。 "この男"がトルニトスであることに。]
お前、なんだって…。
[同じ機械化生であるトルニトスが、何故同じ機械化生であるキャサリンを? 喉まで出かかった言葉は、トルニトスの大げさな声に飲み込む。
誰がどう見ても、今、この場の悪役はトルニトスで。 黍炉が助けに入った王子様なのだろう。
だが、黍炉がここに到着したのはたまたまで。 ならば、トルニトスの目的は?
キャサリンとトルニトスがこんな資材倉庫でお茶会をしようとしたなどと知らない黍炉は歩き出したトルニトスの肩を掴むと、その素顔に一発拳を叩き込もうとした。]
(140) 2016/05/12(Thu) 19時頃
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[パワードスーツを着ていないトルニトスに、その拳は届いただろうか。 もしかしたら、スーツを着ていなくても、(この時黍炉は知らなかったが)最前線>>120に送り込まれる程見込まれているトルニトスには避けられたか、受け止められたかしたかもしれない。
だが、なんとなく。 黍炉はトルニトスがわざとキャサリンを傷付けようとしたように感じたのだ。]
興が削がれたのならば、すっきりさせてやる。
[誰かを傷付ける事で、自分の存在を残そうとしたのか。 それはキャサリンだったからかもしれないし、誰でも良かったのかもしれない。 ならば、と、もう一発。 きっと誰にも見せた事がないその素顔に一発傷を付けてやろうと。]
どうせ明日は戦地だ。 傷の一つや二つ、先についた所で問題ない! 土産に一発持っていけ!
[トルニトスの言う王子様だろうが悪役だろうが、今ここにいるのは同じ機械化生だとばかりに告げると、キャサリンを放置してトルニトスに殴り掛かった。*]
(141) 2016/05/12(Thu) 19時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/12(Thu) 19時半頃
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/* 出立ロルしたコータくんに対して過去を増やすのはどうかと思ったが、やりたかったんや!
そして、キャサリンの事好きなの? どうなの?ってしようとしたけど、それは長くなりそうなので、拳で交わす男の友情編に切り替えてみた。
が、手のひらで踊らされる感じでもいい。 (基本なんでも楽しい)
(-56) 2016/05/12(Thu) 19時半頃
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― 回想・木曜 ―
[右手の拳が頬にあたった感触がした。 黍炉の右手は義手であったため、しっかりとトルニトスに当たったのだろう。 ずっとその素顔を見る事がなかった男が吐き出した唾に赤が混じっている>>142のを見て、この男もまた人であったと実感する。]
お前のそれが着脱可能とは知らなかったぞ。 スーツを着ていなければ恐ろしいと言うのならば、着る時間待ってやってもいいぞ。
[にやりと笑うのは挑発もかねている。 もちろん、日頃から人と深く交わる事の少ないように見えるトルニトスが、そのような時間を求めるとは思わない。]
(144) 2016/05/12(Thu) 20時半頃
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なかなか骨があるじゃないか!
[読み通り。 トルニトスはスーツを着ずに生身のまま向かってきた。 スーツを着ていればあまり感じない体格差は、組み合うには不向き。 トルニトスの左足が地面を擦り上げたのを見れば、傍にいただろうキャサリンを扉の外へと押しやる。 トルニトスの足から逃がすためだったが、その一瞬が致命的だった。 逸らした視界、そこに混じる砂。 まだ人のものである黍炉の瞳は、砂を感じて反射的に閉じてしまった。 そして、見失ったトルニトスから食らうボディブロー。]
(145) 2016/05/12(Thu) 20時半頃
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――…ぐっ。
[まともに食らい足がもつれる。 だから、そのまま体重をトルニトスの方に傾けた。 左わき腹にトルニトスの右手が触れていれば、そのまま倒れることで左肩からトルニトスへラリアットを食らわせる体になるだろう。 そして、わざと重心をずらしたまま、トルニトス毎床へと倒れ込もうと。*]
(146) 2016/05/12(Thu) 20時半頃
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[トルニトスは、黍炉の体格を支え切れずに床へと体が傾く。
取った。
そう思ったが、そうは上手く行かなかったようだ。 黍炉の体の下、動いた左腕だけは感じた。 だが、黍炉自身の意思で重心をずらした身はもう自分自身でも止められない。 そのまま床へと倒れ込めば、トルニトスの膝が腹に入った。 それはトルニトスが蹴り上げるだけではなく、黍炉の体重分、しっかりと。]
ッッッ!! ――…お前は!! 手加減ってものを知らぬのか!
[もちろん、腹に膝を入れられてそれ以上身を動かす事など出来ない。 組み合うことはないけれど、物理的に重石となってトルニトス上へ乗っている。]
(148) 2016/05/12(Thu) 21時頃
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[すぐに退く体力なども残っているわけもなく、トルニトスの上から至近距離で叫んだ。 顔が近ければ、耳の近くで叫ぶことになったのでうるさかったかもしれない。]
こう言う時は、拳で語り合って、 「やるな…!」 「ふっ、お前もな」 と、やる流れだろうが!
痛いわ!
[もちろんそう言う黍炉も全力で殴り掛かっていた。 が、全力で返されると思わなかったなどと、自分を棚に上げて言う。]
(149) 2016/05/12(Thu) 21時頃
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空気を読めんから、お前、友達が出来ないんだろう。 だからキャサリンにも嫌われるだろうに。
[すぐそこにキャサリン本人がいようが知った事ではない。 なんだかんだで、殴り掛かって体を動かしてすっきりしたのは黍炉本人である。 元々遠慮を知らぬ性質な上、消耗した体力と、高揚した気分で、好き勝手言う。*]
(150) 2016/05/12(Thu) 21時頃
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/*
あ、相変わらずシリアスが行方不明だけどどうしよう…
でも、ほら、友情には、最後笑顔が似合うじゃん…?みたいな…。
そして、自分の出立をまるで考えていない人がこちら。
(-59) 2016/05/12(Thu) 21時頃
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[言いたい事を言ってすっきりし、ようやく少しずつ脇腹と腹の痛みも治まって来た。 トルニトスの顔の横に手をついて、体を起こそうとしたその時。 見えたのは、暗い瞳。>>151]
……ああ?
[口から洩れるのは低い声。 『出来損ない。』 役に立つために生まれ、役に立つためにここに在り、そして役に立つために戦場へと向かおうとする黍炉にとっては、聞き捨てならない言葉。]
それは、誰に言っている? 俺か?それとも、――お前か?
[出来損ないなどと、人に格差を付ける者こそが、人として何かが欠落している。 本気で言っているのだろうか。 間近く見たその瞳の色を見ようとも、太陽は暮れはじめ、良く見えない。]
(156) 2016/05/12(Thu) 21時半頃
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俺たちが出来損ないであると言うのならば。 お前はなんだ。
心まで学園に売ったか。
心まで機械になったか。*
(157) 2016/05/12(Thu) 21時半頃
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/* セシルありがとうー!(アイドル風に手をふりふり)
コータくんが素敵だ…。 だが、うまい切り返しが見つからぬ… シリアス…(行方不明)
(-61) 2016/05/12(Thu) 21時半頃
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はっ、誰が…
[どけと言われて退くものか、と、言いかけた時だった。 トルニトスの視線を追えば、そこには、トルニトスの抜け殻であるべきパワードスーツの姿。>>160]
なっ…――!
[声は、反応するよりも早く撃たれた銃声に掻き消される。 人ならざる、何の考慮もなされない銃弾。 機械化生と、サイボーグと呼ばれても尚、人のココロを持つ者に囲まれていた黍炉に、反応が出来たはずもなかった。]
(163) 2016/05/12(Thu) 22時頃
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/* >>120に繋がった! コータくんすげぇ!!!
(-63) 2016/05/12(Thu) 22時頃
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[押し退けられた体は、埃臭い資材倉庫の床に転がる。 振り返った黍炉が見たのは、すでに黍炉たちに背を向けたトルニトスの姿。
ごくりと飲んだ生唾は、地面を抉った銃弾を見て。 "ナニカ"が違っていれば、先ほどの銃弾で貫かれていただろう。
再度トルニトスを見ても、その背中からは表情を伺うことは出来ない。 しかし…――。]
…あぁ、次だな!
[警告として告げたのだろうその台詞を拾う。 明日は出立の日。 今のような奇跡は二度と起きないだろう。
だが、次と先に口にしたのはトルニトスだ。]
(165) 2016/05/12(Thu) 22時頃
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次は、俺がその身を貫いてやろう。
[拳銃などを武器として扱ったことがない黍炉に、その術はない。 だが、黍炉に向けられた銃弾とて、男同士のかわした拳の延長であると。 何でもないように大きな声で、トルニトスの背に声を投げた。]
楽しみにしているぞ!
[埃にまみれた資材倉庫の床の上。 客観的に見れば、どう見ても負かされているだろうその状況で黍炉は笑った。
見えぬトルニトスの苦悶の表情と対照的に。]**
(167) 2016/05/12(Thu) 22時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2016/05/12(Thu) 22時頃
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― 木曜日:資材倉庫withキャサリン ―
そう言えば。
[ひとしきり笑うと、キャサリンのことを思い出した。 トルニトスと拳を交わす前に、扉の外へと押しやった気がする。 か弱いキャサリンのことだ。 怪我をしていないだろうか。]*
(168) 2016/05/12(Thu) 22時頃
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