183 Hogwarts School ~lux et tenebrae~
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〜一階、玄関ホール〜
[階段を駆け上れば、さっきよりも轟音や爆発音が増している 地下から地上へ、見渡せば、暗闇が刻一刻と迫っていた
満月までは、あと少し
狼人間とは、なんて不便な能力なのだろうか。 月がなければ変身できず、薬がなければ自我も保てない おまけにお腹は減るし、変身後の身体への負荷も大きい。
同じ動物変化の「Animagus」の方が利便性がある上に、社会的差別だって受けなくて済むのだ。
どうして?
頭の中に浮かんだ素朴な疑問は歩くのを中断させ、遠い記憶を呼び覚ました。]
(37) 2016/02/15(Mon) 20時頃
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…幼き日の記憶…
「どうして、私は狼になってしまうの?」
[遠い昔、幼き頃の私 物心ついたとき頃から、特別な力があるということを知った
幼い私には、憧れがあった 凄いね、かっこいいね、可愛いねって 自分の本当の姿を見て、褒めてもらいたかった 一度だけ両親に内緒で、こっそり街の傍まで狼姿で行ったことがある ひょっとしたら、凄く珍しがられるかもって思って ]
(38) 2016/02/15(Mon) 20時頃
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[現実は違った 怖がられた、罵られた、沢山の暴言を吐かれた その夜は家に帰ってベットの中でめそめそ泣いた。
それ以来、人前で変身するのは止めた ヒトと関わるのも、極力避けるようになっていた だって本当の私を見たら、みんな離れていくんだもの
だから思ったの、何か言われる前に「食べなきゃ」って
おかげで、あの日以来涙は流していない 本当の姿を見た感想は、永遠に謎のまま。]
(39) 2016/02/15(Mon) 20時頃
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[一人だけ、このホグワーツに入ってから感覚の違う者もいたけれど 一個上の先輩で、猫耳を生やしたあいつ
彼は、本当の私を見て「凄いね」って喜んでくれるのだろうか 幼き日の願いは、叶うのだろうか
満月を見たら、約束通り見せてあげることにしよう きっとまたいつものペースで話してくれるはず そしたら少しは、自分のことが好きになれるかもしれない
日没までは、あと少し*]
(40) 2016/02/15(Mon) 20時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/02/15(Mon) 20時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/02/15(Mon) 21時半頃
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[突然、声が聞こえた>>*10
私の名前を呼ぶ声が
それはどこか甘ったるくて、耳に張り付くようなあの猫なで声 全部平仮名みたいな、聞き慣れたあの声
でもどこか切なくて、無理に笑っている、そんな気がした。
全然、彼らしくない]
(*12) 2016/02/16(Tue) 20時半頃
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…クシャミ?
[思わず彼の名前が声に出てしまった
掠れた小さな名前の音は、そのまま空気に溶け込んでしまって 彼にはきっと、届かない。
今までにない、妙な胸騒ぎがした 動物の第六感って、ヒトより優れている気がするって話は いつかしたんだっけ
分からない、分からないけど
私は導かれるように大理石の床の上を駈け出していた。]
(*13) 2016/02/16(Tue) 20時半頃
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[ ヤクソク は嫌いだ ヒトは直ぐに、「絶対」とか、「信じてくれ」みたいな言葉を使う癖に 平気で裏切って、欺いて、弱いものを喰らう。
『ボクも変身できるようになったら、ぜったい見せてね!』って
テンプレみたいな ヤクソク を、いつかの会話でしていた気がするけど その時私は黙っていたはず
嫌だったから
裏切られるのが、嫌だったから。]
(150) 2016/02/16(Tue) 20時半頃
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…行かなきゃ
[突然頭の中に響いた声は、はやくはやくって私を急かしているようで 止まることなく、迷いもなく、私は走っていた。
いつもはこんなに息が上がることないのに 心臓の音までも頭に響いて、白い吐息が荒っぽくリズムを刻む。
瓦礫の山を越えながら、もつれる足を立て直しながら 私は考えていた]
もうすぐ…だから ヤクソク まで、もうすぐだから
[もう一度くらい、信じてもいいんじゃないかって ここで守れなかったら、何だか一生後悔しそうな気がして
だから、だから…お願い
とにかく間にあって]
(151) 2016/02/16(Tue) 20時半頃
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[妙に綺麗に片付いた場所に到着した ここまでの道のりはあちこちが破壊されていたのにも関わらず、この場所だけ何もなかったかのように。 本当に何もなかったのか、それとも誰かが直したのか
それが心底どうでもいいと思うまで、時間は掛からなかった。
奥に見えるのはこの世のものとは思えない、謎の生き物>>125
いや、そもそも生き物なのかどうかすら分からない。
とにかく、「それ」は不気味な姿をしていた
どうしてここに呼ばれたのだろうか 私を呼んでいたのは、こいつなのだろうか。]
(152) 2016/02/16(Tue) 20時半頃
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クシャミ…なの?
[思わず、声が震えた。 声に出さないようにしていたのに、出してしまったら、認めてしまうようなものなのに その場所には既にヒトがいた、少なくとも二人 彼らが私に気がついたかどうかは、分からない。
近寄るべきなのだろうか 大声を出すべきなのだろうか
その物体は、私を見つけてくれるだろうか。*]
(153) 2016/02/16(Tue) 20時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/02/16(Tue) 20時半頃
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[立ち尽くしていた私に、そっと差しのべられた「手」>>162は 微かに、震えているようにも見えた。]
…どうして?
[どうして、こうなってしまったの? どうして、助けを呼ばなかったの?
どうして…
山ほどある疑問は、殆どが声にならずに心の奥底へ消えていった。
溢れる気持ちをぐっと堪え 私は、その「手」を優しく包み込む]
(197) 2016/02/17(Wed) 00時頃
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[ 苦しかったね
辛かったね
寂しかったね
気づいてあげられなくて、ごめんね
なんで謝っているのかは分からない でも、言わなきゃいけない気がしたの ゆっくり、ゆっくりその手を撫でると、堪えきれずに目から大粒の涙が溢れてきた。
それは昔、ベットで泣きじゃくった日以来の涙だった]
(198) 2016/02/17(Wed) 00時頃
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だから”ヤクソク”は嫌いなんだ
[今回ばかりは、真っ直ぐ瞳を見つめていられたのに 視界が滲んで、結局俯いてしまった。
押し殺したようなしゃくり声が、静かに、大広間に響き渡った]
(199) 2016/02/17(Wed) 00時頃
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[”ヤクソク”は嫌いだけど、けれど、これがきっと最期だから もう一度だけ、貴方に誓おう 包み込んだ手のひらを放して、そっと小指を添える。]
本当の姿、必ず見せてあげる
[「ユビキリ」って、知ってる? 小さいころ母親に教えてもらったの、ユビキリの約束は、絶対だって いつの日か”交換”>>165って、言ってたじゃない 変身のお手本、しっかり見てなさい
そんなぶよぶよしたの、私は認めないから。
いつもみたいに、言えただろうか 顔を上げると、涙が全部零れ落ちて、視界が晴れた。]
(203) 2016/02/17(Wed) 00時頃
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[昔、誰かが言っていた旅立ちの言葉を贈ろう 昼間貰ったスコーンのお返し、まだだったもの まさか、『まだやられてないし!』とか言うんじゃないでしょうね
もう一度、手のひらで包み込んで 囁くように、呟いた]
おやすみ、ヒトの子よ、おやすみ。
*
(204) 2016/02/17(Wed) 00時頃
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[ふいに、その場にいた一人の視線が私を捉えた。>>179
クシャミの最期を見届けたであろうその人は 私に向かって杖を構えるのだろうか
私は、何もしない 杖も構えない
だってもう、月が出るから*]
(205) 2016/02/17(Wed) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/02/17(Wed) 00時半頃
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[髪の長いグリフィンドール生の第一声は、えらく落ち着いていた>>211
”仲良し”という言葉がぴったりかどうかは分からないが 今思い返せば、きっとそうだったのかもしれない
乾ききっていない涙の跡をそっと拭って、ゆっくりと頷いた。
彼に話を聞けば、何が起ったのか全て話してくれるかもしれない けれど、きっとそれは無意味なことだ 知らないほうがいい真実も、きっとあるから。]
(226) 2016/02/17(Wed) 01時頃
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私…彼とヤクソクしてたの けど守れなかった、正直になれなかった
[ぽつりぽつりと、自分に言い聞かせるように呟く 目の前のグリフィンドール生には聞こえただろうか。
ただ、次の一言は、しっかり力を込めて言い放つ]
だから、もう一度ヤクソクした 次は絶対守るって、決めたの
[もう迷ったりしない 決意は、視線と言葉によってしっかりと固まった。
空を見上げれば、雲の切れ間からゆっくりと 月明かりが私を照らしていた*]
(227) 2016/02/17(Wed) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/02/17(Wed) 01時頃
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