134 幽冥異聞
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ジジイ……?
[倒れ伏した沼太郎の姿を見やる。上空で蒸気が爆発し、濛々として先は見えない。あれだけの水を注ぎ込んだ術で志乃らが全くの無事とは思わないが、それよりも]
ジジイ?おいこら! 何寝たふりしとんねん!熊か! 熊がおらんようになってから死んだふりすな!アホか!
……寝たふりちゃうやろ?寝たふりは狸がしとったらええねん。 亀が寝たふりすなや……聞いた事ないわ……
ジジイ……… ほんま、こらえんで、ジジイ……
[そう叫んでいた声は次第に元気がなくなって、 やがて地に伏せたまま、嗚咽へと変わっていく**]
(5) 2014/09/29(Mon) 01時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 01時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 22時半頃
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[どのくらい経ったろうか。鎌鼬も、志乃という娘もその場から消えて、ようやく体を起こす。桃色の衣はかなり土で汚れていたけれど、それは気にならなかった。 かつての主によく似た姿>>21が、話しかけてくる]
あんたは……分かる、風雪様の姿を借りとるだけやろ。 どないか知らんが、それはわかる。 せや、うちらいろいろあって風雪様に遣えとってん。
それももううちだけや。鍵も……うちのは本物とはちゃうみたいや。 ………なんや、あんたもう行ってまうんか。 ……何でもない。早行き。
[ぷいっとそっぽを向いて、華月斎が去るのをそのまま見送っていた]
………どのみち、うちにはもう関係のないこっちゃ。
(45) 2014/09/29(Mon) 23時半頃
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せや。気にやしとらん。 どうせジジイや、老い先短いんは知っとったし。 閻魔さんに顔向けできんような事もジジイの事やからどうせしとらんやろし。
気にやしとらん。思ったよりおらんようになるんが早かっただけや。 ………あんたも早行き。ほんでその鍵は手放すんちゃうで。
[陰陽師の男にもそれだけ告げて見送って。誰もいなくなった邸でひっそりと片隅に土を盛り、土饅頭の上に板を建てた。]
……線香ないけど化けて出んなよ。
[宿から持ってきた酒の徳利を逆さにして中身をばしゃばしゃ振りかけ、空になったものを盛り土の前においてその場を後にした。]
(46) 2014/09/29(Mon) 23時半頃
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─ 回想:夜半:宿屋にて ─
なー、ところでジジイ。鍵の事は分かってんけどな。 ジジイが耄碌しとらんのやったら、うち分からへん事が一つあるねや。
[>>1:7 鍵と剣の話を、沼太郎が一通りし終えた後。 煙管に詰めた煙草の煙を吹かしながら、ふと疑問の言葉を呈していた。 悪しき者が剣を狙って京に来るというなら、 何故わざわざ土御門の鍵を京に持ってきたのか。 遠くへやってしまえば奪われもしない筈なのに。]
(47) 2014/09/29(Mon) 23時半頃
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『そう思うやろ? 甘いんやなぁこれが。』
[翁はにやりと小馬鹿にしたような顔で、話を続ける。]
『扉が出るんは、京の「結界」が緩む故に起こる。 そやから、張り直さなあかんのや。あの鍵でな。』
『時間はそないあらへん、早う事を起こさなあかん。 ………時満ち、結界が緩めば、"アレ"が目醒める。』 [>>0:149 それは、かの風雪も懸念していた存在。]
(48) 2014/09/29(Mon) 23時半頃
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アレって何や?ジジイ勿体ぶんなや。
今時百鬼夜行やら、天神様やら讃岐の天皇はんやらが化けて出る時代でもないやろ。 何やっちゅうねん。
(49) 2014/09/29(Mon) 23時半頃
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『…………怨霊や。数えきれん程のな。』
[老亀は声を落とし、低い声でその正体を明かす。 部屋の灯が、その顔をおどろおどろしく照らした。]
『黄泉の迎えを拒み、今も世を怨み続ける無念の塊。 "アレ"の封が緩んだら、ほんまに世も末や。』
『小娘やったら、恐ろしゅうてちびってまうやろ。 その前に安部と賀茂の鍵、全部揃えるで。ええな?』
[冗談めかしていうが、裏腹に翁は焦っていた。 あれは平安か室町か、それとも別の世であったか。 この老亀は、以前にも封が解けた折に遭遇したのだ。 当時はすんでの所で食い止めたが、次はどうなるか…*]
(50) 2014/09/29(Mon) 23時半頃
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……ホンマにおるんやろか。 そんな御大層な奴。
ホンマやとしたら……あいつら、今度こそいてまうかもわからんな。
―――――けど、うちにはどうでもええ話や。
[宿に戻ったら荷物をまとめようか。これから先どうするか… そんな事も考えつつ、騒ぎの去った先を眺めながら、妖に荒らされた京の大路を歩いていた]
……ホンマ、アホばっかりや。
(51) 2014/09/29(Mon) 23時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/30(Tue) 00時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/30(Tue) 22時半頃
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― 少し前・京の大路 ―
……何や、あんたか。
[目の前に現れたのは、先ほどの陰陽師…安倍の家の者だといったか。 沼太郎を手にかけた張本人に向ける視線は冷たく、怒りを内にともしているようにも見えるかもしれないが、声色は常と変わらぬ様子。]
……鍵はうちは持っとらんで。 せや、大方あんたの兄貴とか言いよったあの兄ちゃんとちゃうか。
……何や、そないにしょうもない事言いに出てきたんか。 ジジイも風雪様との盟約あってわざわざ都まで出てきただけの事や。何かあるとしても覚悟の上やろ。
[煙管を取り出して刻み煙草を詰める。火をつけて吸い口を咥え、煙を吐き出した。煙はまっすぐに天へと昇って溶けていく]
(110) 2014/09/30(Tue) 23時半頃
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ま、琉球辺りやったら今から行っても間に合うかもわからんな。 うち暖かい方が好きやねんな。 せや、糖黍も植わっとるいうてジジイが言いよったな。 糖黍も……ええな。噛んで味なくなるまでしゃぶっとったらめっちゃ美味いねんて。
せやから……あんたが何考えとるかとかうち興味もそんなないし、そないにして逃げてもええねんけど。
[もう一服煙を吐き出して、口を開く]
(111) 2014/09/30(Tue) 23時半頃
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けど、ちっと気変わったわ。
うち、なんかあんたの事気に食わん。 出てこんかったら気にもせんかったけど、その態度が何や知らんけどトサカに来るねんな。
せやからジジイのお礼参りなんぞする気はさらさらないけど、うちも、あんたの事邪魔せんと何や気が済まん気がしてきた。 ……まあ、待っとき。また顔見したるわ。
[表情を変えるでもなく、そういうと京の大路を抜けて何処かへと姿を消す。去り際に一言だけ告げて。]
――――姉貴はもう居らん。どこぞ行ってもうた。*
(113) 2014/09/30(Tue) 23時半頃
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