人狼議事


104 愛しい貴方を逃がさない!?

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【人】 病人 エリアス

[携帯の充電はほんの少し。ミルフィとトレイルのメール>>0を見て、悩む。
繭身の家の離れに呼ばれてはいるが、さすがにご飯付きであるわけがない。
トレイルとのご飯に行くべきか。それに、手元にはミナカタから渡されたルーカスの携帯がある。]

……さすがになぁ。1日に2回も頼みごとしたら、トレイルさんに起こられちゃうかな。

[忘れ物を届けるなら、まとめて届けろと思われそうだ。
やっぱりこの携帯はトレイルにお願いするのは無理そうだ。自分が預かっておくしかない。]

トレイルさんとのご飯……どうしようかなぁ。
ご飯に誘われたからには、やっぱり断るのも失礼かもしれないし。
二人きりかぁ。

[携帯の画面を見つめて、ぶつぶつ声に出して悩む素振りを見せる。二人きりに文句があるわけではなく、お酒が飲めない自分が言ってもいいものか悩んでいるだけである。]

うん、やっぱり行こう。

[繭身に食事を済ませてくると断ろうとしたところで、鍵のスペアを渡され、住所を伝えられる。]

(11) 2013/12/10(Tue) 00時半頃

【人】 病人 エリアス

ありがとうね、繭身。
僕はトレイルさんと食事してくるから、遅くなるかも。
気をつけて!

[繭身が塾に行くのを手を振って見送った。何故、虫取り網?とはもはや突っ込めなかった。
自身も自宅を出て、商店街まで一先ず歩き出す。]

----------
TO:トレイルさん
MESSAGE:ご飯行きます!
----------

[自宅であるアパートが見えなくなると、立ち止まってメッセージを送信!]

わ、わ………どうしよう。

[送信ボタンを押したのが早かったか、あるいは画面がブラックアウトするのが早かったか。
充電が切れたようだ。果たしてメールがきちんとトレイルに送れたのかは分からない。
とりあえず、塾に向かってみるが、無事トレイルと会えるかは神のみぞ知るお話**]

(15) 2013/12/10(Tue) 00時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2013/12/10(Tue) 00時半頃


【人】 病人 エリアス

―昨晩・トレイルとの食事会―
[携帯の充電こそ尽きたが、無事トレイルとは会えた。
最近は食べ損ねることがない。自宅の扉こそ破壊されたものの総じて尽いている。
彼が仕事を終えるまで、律儀に待つ。塾講師にまたお菓子を貰った。何故か気の毒そうな目で見られた。]

……これ、食べてもいいんですか?
美味しそうですね。

[トレイルの家で並べられる料理の数々>>27。外見のイメージも尊重して、涎は辛うじてこらえた。
自炊こそするが、基本いかに光熱費を浮かせて、調味料をケチるかがポイントの自分の料理とはもはや比べるのが失礼なレベルで違う。
むろん、問いかけつつも遠慮できるわけもない。トレイルからの了承が得られれば、手を合わせてさも幸せそうに食べる。]

そういえば、ルーカスのコート。
今日無事返せましたか?

[寒い季節だ。塾に預けるのが一番早く彼のもとへコートが帰ると思っていた。
今日一日彼の姿を見ていない。
誤解があながち誤解でも無くなった交番での騒動を知らない自分はどこまでもきっと幸せだった。]

(75) 2013/12/10(Tue) 08時半頃

【人】 病人 エリアス

僕が施設の出であることは前に話したと思うんですけど。
最近、そこの中学生の男の子に恋人ができたみたいなんですね。

[トレイルに話す世間話。
ごっこ遊びをするほどにはもう幼くは無い微妙なお年頃の彼は、それでも年齢よりは幼かった。
大声で馬鹿騒ぎをし、時折思春期らしい反抗期でたてついてきた。
その男の子は今はもう自分に遊んでくれとせがむことはなくなった。]

子供だ、子供だと思っていても、すぐに成長しちゃんですね。
反抗期は相変わらずだけど、少し落ち着いてきたみたいで……。

[寂しいのかな?とぽつり呟いて、小さく息を吐く。]

(76) 2013/12/10(Tue) 08時半頃

【人】 病人 エリアス

ルーカスにも早く恋人ができるといいんですけど。
そうしたら、少しは落ち着くんじゃないかなぁ。

[彼の想いの矛先は知らない。知るわけも無い。繰り返すが、交番での出来事ももちろん知らない。
さらには今自宅前で彼が叫んでいることも知らない。つくづく自分は知らないことだらけだが、世の中きっとそんなものだ。

混じりっ気無しの100パーセント純度の善意での言葉。
もし、彼に恋人ができたら、その時も今と同じ寂しさを感じるのだろうか。
よく分からない。分からないけれども、彼が幸せならそれでいい。]

あぁ、でもルーカスと付き合う子はきっと大変でしょうね。

[それはまるっきり自分がそうなることを想定していない他人事の言葉。
だって、男だし。同性に対して、自分が恋人になるかもしれない想定なんてするわけもない。
そもそも、自分はお金がかかるという理由だけで恋人なんて作る気はさらさらない。
トレイルとの夕飯は和やかに過ぎ去っていった。**]

(77) 2013/12/10(Tue) 08時半頃

【人】 病人 エリアス

―昨晩・繭身宅離れ―
[トレイルと食事を終えた後は、教えられた住所の通りに繭身宅へと向かう。]

こんばんは。お世話になります。

[さすがに離れへ無断進入するわけにもいかずに、チャイムを鳴らす。
彼女の母が出てくれば、礼儀正しく頭を下げる。

彼女の母はとても若々しく>>1:178、繭身の年の離れた姉と言っても信じてしまいそうなほどだ。

人の良さそうな笑みを浮かべて、開口一番、彼女の母は言った。]

(98) 2013/12/10(Tue) 13時半頃

【人】 病人 エリアス

[可愛らしいお嬢さんね!と―――。
さすがに周囲を見回したりはしない。だって、この場には自分しかいないのだから。
ミルフィのように女装してないのに、線の細さと髪の長さで女に間違われることもあることにはある。]

……ちが、……!!

[否定の言葉を紡ごうとして、口ごもる。繭身がどのように彼女の母に伝えたかを知らない。
多分、友達とかそんなところか。そして、普通は娘の友達を泊めると聞けば、女の子と考えるだろう。
彼女の母も、彼女も悪くは無い。
年頃の娘が男を連れ込むような汚点を彼女に与えるわけにはいかない。苦渋の末に出した結論]

初めまして、宜しくお願いしますね。

[1オクターブくらい声を高くして、恥かしげに俯いた。もう消えてしまいたい。名前は名乗れなかった。
ただ、幸か不幸か、彼女の母を経由して、ルーカスの両親に話が行ったとしても、女の子が泊まりに来たという程度。
今は未だ翌日に彼が起こすであろう行動>>18とその難易度をひっそりとあげたことを知らずに離れですやすやと眠ることにする。*]

(100) 2013/12/10(Tue) 13時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2013/12/10(Tue) 13時半頃


【人】 病人 エリアス

―昨晩・トレイルとの食事会―

……恋愛ごっこ、ですか。

[自分よりも年上のトレイルが非常にもてることは知っている。
施設の話をすれば、大体が同情の目を向けてくる。
確かに皆が当たり前に持っているものを持っていないけれども、可哀想だと思われるほど不幸せではなかった。
トレイルにはそれが無く、あるがままを受け止めてくれるから、今でも時折世間話として話すことができる。

そういえば、ルーカスも同情の目は向けてこなかった気がすると好感度が上昇しようとしたところで、そもそも施設の出であることを話すほどの関係でもなかったこと>>1:524に気付いて、好感度は結局現状維持のまま。
否、むしろ誤差の範囲内と言われるほど微々たるものではあるが、上がろうとしたのを止めた反動で、彼にとっては不当なことかもしれないが、好感度は少し下がっている。]

(124) 2013/12/10(Tue) 19時半頃

【人】 病人 エリアス

それもそうですね。きっと、恋なんて一過性のものなんでしょうね。

[トレイルに見抜かれているように恋愛経験は確かに無い。想いを寄せられて、断り続けた。だから、誰かと付き合ったことなどない。
ただ、それでも分かる。断る時に罪悪感を覚えても、数週間後には別の人と付き合っているなんてざらだ。
それを否定はしない。ただ、真面目に取り合うのもひどく億劫なだけだ。変わらない想いなんてない。こちらが避ければ、相手も心変わりする。
今まさに自分の住んでいたアパートで心が折れるどころか、燃え上がったように宣言する存在を知らないのは幸せなことか。
世間話をしながらも着々と食べ物は胃の中に入っている。]

全力で逃げる……?

[トレイルからのアドバイスに意味が分からないと言った風に首を傾げる。
ルーカスは別に逃げなければならないほどの相手でもない。
ルーカスにとって自分はただの遊び相手の一人。追いかけても来ないだろう。知らぬは本人ばかりなり。
トレイルが何かを言いかけて、心配そうな素振りすら見せ、それでもその真意は通じていない。]

(125) 2013/12/10(Tue) 20時頃

【人】 病人 エリアス

[考え込んだ後、1つだけ思い当たることがあった。そう、それはしわくちゃにしてしまったルーカスのコートのこと。
コートはルーカスに渡った。そして、トレイルの何か言いたげな視線>>111。それが表すことはすなわちルーカスはものすごく怒っているのではないかということ。]

……そうですね、しばらくは全力で逃げることにします。

[コートの弁償代…否、クリーニング代でも求められたら、扉の修理費すら払えない自分に払えるわけもない。

トレイルと時を同じくしてアパートの隣人達もまた心を1つに「エリアスくん逃げて!ちょう逃げて!」と思うような出来事が起こっており、その願いが神様に通じたのか、深刻な顔で1つ頷く。

しばらくは…そう、時効が成立するまでは、顔を合わせないようにしようと心に決める。この狭い商店街で実際可能かどうかは分からない。時効っていつだろ?
そもそも、自分のポケットの中には本人に返さなければならないルーカスの携帯がある。

ご飯を食べ終えれば、片づけを手伝い、御礼を言ってトレイルの家を後にした。*]

(128) 2013/12/10(Tue) 20時頃

【人】 病人 エリアス

―朝・繭身宅の離れ―
[トレイルの手料理を食べて満腹のまま、温かい布団の中で眠る幸せ。
食べてすぐ眠ると太るらしいが、元々栄養が足りていない自分には無縁のことと言えば、ダイエットを志す女子を敵に回すか。
携帯電話もちゃっかり充電していたが、電源は切ったまま。
だから、アパートに住む隣人達が心配して送ってきた94(0..100)x1通のメールを受信していたが、電源を切っていたため気付くわけもない。]

ふわぁ……よく寝た。

[太陽が沈むとともに寝て、太陽が昇るとともに起きる生活で培われた体内時計は非常に正確だ。
夜が遅くなろうとも、朝日が顔を出せば、目覚ましなくとも起きることができる。目覚まし時計を買うお金なんてそもそもない。
小さく欠伸をし、伸びをする。安心して眠れる環境は本当に貴重だ。
時間を確かめようと携帯に手を伸ばし、電源を入れる。]

(138) 2013/12/10(Tue) 20時頃

【人】 病人 エリアス

勿体無い…。

[受信代が勿体無いと先ず思うあたりが間違っている。
論点はそこではない。そのメールの数だ。94通なんて、ありえない。
迷惑メールであろうか。分からない。分からないけれども、尋常な量ではない。

受信メールの名前を見れば、トレイルからの1通>>21を除けば、全てアパートの隣人達。
隣人達は携帯代を気にする自分のことを知っているから、滅多にメールなんて送らない。
それが93通も送って来ている。]

メモがまずかったのかな。

[探さないで下さいと書いたのは、借金取りにあてた意味もあるが、隣人達にも借金取りの狙いが自分であるなら、巻き込みたくないとの思いも込めた。
でも、そのことで心配をかけたのだろうか。
確かにメモがまずかった、まずかったが、メモを見たのは隣人達ではない。
目が一気に覚めてしまった。慌てて内容を確認する。]

(140) 2013/12/10(Tue) 20時頃

【人】 病人 エリアス

僕の名を叫んで、……退治する?……覚悟しろ?
何のことだろ?

[合計93通のメールを送ってきた隣人達は皆一様にパニックになっているように思われた。
ほとんど支離滅裂だが、それは隣人達だけが悪いわけではないことはむろん知らない。
内容を全部確認して、まとめると借金取りが、エリアスの名前を叫んだ後に、退治するから覚悟しておけと言っていたらしい。

隣人達は壁越しに聞いただけ。
だから、正確には「退治」ではなく、「対峙」であったが、聞き分けられるわけもない。
自分よりも気が弱い隣人なんかは、可哀想に借金取りの唸るような不気味な笑い声が耳から離れないと涙ながらにメールして来ている。]

退治って、……悪いのはそっちじゃないか。

[理不尽だと思ってしまった。
人間死ぬときは一人だ。いつ死んでも構わないと思っている。
それでも、扉を壊されて、呪いのような物を置かれて、退治されるなんて絶対に浮かばれない。
穏やかな青年にしては珍しく沸々と怒りが湧いてきた。]

(147) 2013/12/10(Tue) 20時半頃

【人】 病人 エリアス

バイトとそれに学校…。布団も欲しいし。警察はどうしよう。

あぁ…でも、一回家に戻った方がいいかな。
戻りたくないけど。戻っちゃだめって言われているけど。
――――……もやし、食べてないし。

[怒っていたところで、やること盛りだくさん。今すぐに行動には起こせない。
警察には1度行こう。自分の家の周辺をもしもパトロールしてくれるなら、それに越したことはない。
隣人達の様子も心配だし、何よりも日持ちしないもやしが冷蔵庫に入ったまま。
ここ数日はご飯を食べさせてもらうことが多かったから、八百屋で買ったもやしは活用されないまま。
今日くらいには食べてしまわなければならない。
ぶつぶつ色々考えながら、身支度を整え、先ずは外に出ようとし]

寒っ!

[温かい布団で眠った後、さすがに外の寒さはこたえた。
暫し迷った後、おそるおそる手に取るのはミルフィから貰った真っ赤なダッフルコート>>2:309
目を瞑って、一気に羽織った。うん、温かい。温かいけど、やっぱり恥かしい。外を俯きがちに歩いた。]

(155) 2013/12/10(Tue) 20時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2013/12/10(Tue) 20時半頃


【人】 病人 エリアス

―商店街―

どうしよう、この携帯……。

[ルーカスの携帯は一度も鳴る気配は無い。
そもそも、随分古い携帯を持っている自分にはこの携帯の扱い方なんて分からない。
暇人ではないから、四六時中は見ていないが、こんなものだろうか。
彼には連絡をくれる友人があまりいないのだろうか。
確かに自分に着た94通のメールは多いにしても、ぴくりとも動かないのもどうなのだろう。もしかしたら、電源が落ちているだけの可能性はすっかり頭から抜け落ちている。
中二病ごっこに付き合う程度には面倒を見ている相手。当たらずとも遠からずな想像をして、胸を痛めた。]

普通、携帯落としたら、電話してくると思うんだけど。

[自分ならそうする。何故、彼はそうしないのか。もしかして、携帯が無くとも全く困っていないのだろうか。
今、彼は別ごと……―――主に自分に迷惑が被ることに夢中になっているとは知らず、緩やかに首を傾げる。
一度この携帯を預けたミナカタに相談しようかと思ったところで、自身の携帯が鳴る>>168。]

(173) 2013/12/10(Tue) 21時頃

【人】 病人 エリアス

もしもし、ミナカタ先生、おはようございます。
エリアスです。

[かかってきた電話>>168にはもちろん出る。コールバックなんてことになれば、お金がかかる。]

えっと……、家はその。ちょっと、今立て込んでいるので。持って来て頂くのも悪いので、取りに行きますよ。

[申し出には遠慮がちにそう伝え、やんわりと断る。家があんなことになった以上、布団を運ぶ場所が問題なのだ。
いつまでも、繭身の家の離れでお世話になるわけにもいかない。
野宿できる場所さえ確保できれば、その時には布団を受け取りに行くつもりだった。]

あの、ミナカタ先生。ルーカスの携帯なんですけど。
これ、拾ってからどれくらい時間経っていますか?

まだ、会えていないので、渡せていないんです。

[また一人、逃げてと応援してくれる存在>>167ができたことを知らない。
会わない方が幸運だと知らぬは本人ばかりなり。]

(177) 2013/12/10(Tue) 21時頃

【人】 病人 エリアス

……っ!!…空き巣ですか。
物騒ですね。気を付けます。

[それは、多分自分の家だとは言えなかった。
気を付けようにも、扉を真正面から破壊されるなんて、思わなかったとは言い訳か。
悔しさに涙が滲みそうになる。]

トレイル先生に?……そうですね、それが確実かもしれません。

[トレイルは昨日もコートを返すのに頼った相手。自分からは頼めなかった。
でも、ミナカタから頼むのであれば、それはいいアイデアだ。
肩の荷がおりた気がして、ホッとした。]

分かりました。今からお持ちしますね。

[ルーカスの携帯に視線を落とす。鳴る気配はあるだろうか?
一先ず、ミナカタとの通話を切って、診療所へと向かうことにした。]

(187) 2013/12/10(Tue) 21時半頃

【人】 病人 エリアス

― →診療所へ―
[巷で話題のびぃえるについてだが、噂話に疎いエリアスの耳には届かない。
エリアス自身の認識としては、特に偏見は無い。
友人が男を好きだと言っても、友人付き合いをやめるつもりはない。
恋愛を自分とは切り離している。すなわち、他人事であれば、いくらでも寛容になれる。

ちなみに、びぃえる小説を読み聞かせられたら、大体の男はトラウマになるであろう。
それも耳元で切々としかも男に語って聞かせられたら、偏見無くとも偏見を持ちたくなる。
素晴らしき世界!と感動して、新しい窓を開くことは残念ながらない。
お金を貰っても嫌かもしれない。嫌だと断言できないところが、情けないが。]

すみませーん。こんにちは。

[診療所まで辿り着けば、常識ある学生は当たり前のように入り口から入っていく。
そこには既にトレイルの姿>>194もあったか。]

(197) 2013/12/10(Tue) 22時頃

【人】 病人 エリアス

[トレイルとミナカタがエリアスの姿に気付けば、その表情が普段よりも蒼褪めていることが分かるだろう。
ミナカタに手を取られれば>>202、エリアスの手が小刻みに震えているのが伝わるはずだ。]

ミナカタ先生、大変なんです!
もう、僕どうしたらいいか……

[伝わる温もりと優しい言葉に気丈に振舞おうとできたのもそれまで。
不安そうに眉を寄せ、瞳を伏せる。僅か瞳が涙で潤んでいる。
男の子だ、泣いてはいけない。だから、泣かない。でも、涙ぐみたくなることがあったのだ。
それは、この診療所に辿り着くほんの少し前に遡る。]

(207) 2013/12/10(Tue) 22時頃

【人】 病人 エリアス

―時間軸は少し舞い戻って、診療所に辿り着く前―
[ルーカスの携帯見つめていたら、突然鳴った。
ディスプレイに公衆電話と表示されているのを見て、首を傾げる。
不慣れな手つきで操作して出てみることにした。]

も……ッ―――!

[もしもしも言わせてもらえなかった。公衆電話の雑音と低めの声音で、相手が誰か分からない。
自分の記憶に残るルーカスの声はどちらかというと高め。すなわち絶叫する声ばかりが記憶に残っている。
電話の内容を聞くうちに徐々に徐々に表情を蒼褪めさせる。]

あの、……!

[ふっと我に返り、言葉を返そうとしたところで、一方的に電話は切れてしまった。]

(210) 2013/12/10(Tue) 22時頃

【人】 病人 エリアス

殺してやるっ……って、どういうこと?

[最後に聞こえた言葉は紛れも無く殺意。
呆然と繰り返せば、貧血で身体が傾いで、ルーカスの携帯を取り落とす。
慌てて拾い上げれば、傷がついてしまっているが、それどころではない。
それ以上携帯が鳴ることはない。よもや10円玉切れが原因であるなんて裏事情は知るわけも無い。

借金取りに追われ、扉をつい昨日破壊され、夜中には覚悟しろと自宅前で宣言されていたと聞いた繊細な青年にはその言葉は衝撃が大きすぎた。

大半は意味が分からなかった。
電話相手は、貴様が私が探している男か?と問いかけてきた。この携帯の持ち主はルーカス。ルーカス宛にかけるのに、そんなことは言わない。つまりは自分宛?、ということは借金取り?見事に繋がっていく電話相手に対しての推理。強ち外れてはいない。

思案するように口元に指を寄せ、診療所までの道を急ぐことになった。*]

(215) 2013/12/10(Tue) 22時半頃

【人】 病人 エリアス

―そして時間軸は今・診療所―

あ、じゃあお言葉に甘えて……って、違います!

[足湯を勧められれば、当たり前のように頷こうとし、首を振る。
さすがにいくら無料でも足湯>>209なんて試している場合では無い。
ルーカスの電話にかかってきた殺害予告とも言える電話。
自分宛のような気もするし、もしかしたらルーカス宛なのかもしれない。
ちなみにどちらも全く違っていて、目の前で足湯を用意しようとする医師宛が正しかったが、そこまでの推理はどんな名探偵だってできるわけもない。]

そうじゃなくて、えっと。

[上手く言葉にできないながらも、困惑したようにミナカタを涙目で見上げる。
それは外から見れば、まるでキスを受けるように見えたかもしれないが、実際そこまで近くもない。]

その、殺してやるって……、電話がかかってきたんです。

[先ずは状況を説明しようとミナカタに訴えかけた。]

(221) 2013/12/10(Tue) 22時半頃

【人】 病人 エリアス

あっ……!トレイルさん。
昨日はありがとうございました。

[トレイルに気付けば>>222、頭を下げる。
さぞお疲れでしょうと労わるミナカタ医師の声を聞けば、トレイルにあまり頼るのも良くないと思われた。
ルーカスの携帯を握り締める。ミナカタ経由でトレイルに渡すつもりだった。

でも、お疲れのトレイルにこれ以上迷惑をかけてはだめだ。]

そうですね。すみません、ミナカタ先生。
やっぱり、僕……心配なので、この携帯は自分で渡します。

[素直に渡してしまえば、危害も無かったかもしれないのに、自ら難易度を上げることを宣言する。
よもやそのルーカスが盛大な勘違いをしていること>>229は知らない。
というか知っていたら、この携帯を投げ付けている。]

(240) 2013/12/10(Tue) 22時半頃

【人】 病人 エリアス

[ミナカタが確認するように問いかけてくれば>>231、こくんと頷く。]

そうなんです!この携帯に……。
殺害予告を聞いたのは僕なので、やっぱり僕が警察に行った方がいいのかなって思うんです。

[電話を受けたのは自分なのだ、ミナカタもトレイルもそれぞれ忙しい。
これ以上迷惑をかけるわけにもいかない。
むしろ、この携帯はミナカタから押し付けられたのだが、そこは抜け落ちている。]

すみません、お騒がせして。ってうわ、……っ!

[ミナカタにソファへ誘導されていた>>241が、ゆっくりしている場合でもない。
断ろうとミナカタの腕に右手を添えた瞬間、体勢を崩したミナカタの手により、華奢な身体はソファへ深く沈まされる。
添えていた右手が彼の首筋に回され、誘っているように見えたかもしれないが、誤解も誤解。
痛そうにするミナカタをそのままの体勢で心配そうに見つめた。]

(250) 2013/12/10(Tue) 23時頃

【人】 病人 エリアス


僕は大丈夫です。ミナカタ先生は大丈夫ですか?

[額を抑える姿>>249に声をかけて、自分もまたソファから立ち上がる。]

そうですね。
また、何かあれば相談させて下さい。

[そう返した後、トレイルからの言葉>>254には何度か瞬く]

いえ、のんびりしている場合でもないんで。
毎日、遅くまでトレイルさんのお宅にお邪魔したら……迷惑じゃないですか?
……僕は嬉しいですけど。

[その言葉は毎日のようにトレイルの家に遅くまでいると認識されたかもしれない。
毎日と言っても、昨日だけだ。嬉しいと言っても、ご飯が食べられるからだ。
外で木々が揺れる音なんて耳にも入っていない。]

(262) 2013/12/10(Tue) 23時頃

【人】 病人 エリアス


今日は急ぐので、失礼します。

[殺害予告を受けたのだ。ゆっくりしている場合ではない。
話が終われば、二人に深々と頭を下げた。
対策を打たなければと、診療所を後にした。**]

(263) 2013/12/10(Tue) 23時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2013/12/11(Wed) 00時頃


【人】 病人 エリアス

―診療所―

―――………〜っ、……!

[ルーカスの大声>>257は聞こえてはいた。その内容は筆舌に尽くしがたい。

何がどうなれば、そんな話になるのかルーカスの思考回路は分からない。
違う!!と思わず叫びたかった。否定したかったのが、前半か、後半か、あるいは全部かは多く語るつもりはない。というか、後半は明らかに違う。
ただ青年はちょっと貧乏ではあったけど、あくまでも一般常識があり、普通に理性が働いた。
どう考えたって、往来で叫ぶ内容ではない。言い返せば、火に油なのは明白。]

すみません……。ミナカタ先生にまでご迷惑をかけて。

[自分だけならばいい。そもそも、この商店街においてルーカスの信用度がいかほどのものか。
いつも突拍子もないことを言ってくれているから、良識ある人間なら信じないはずだ。――――……そうであって欲しい、頼むから。
ミナカタに謝罪をするが、何故自分が謝らなければならないのか腹が立ってきた。自転車の鍵を受け取れば>>269、衝動のままに外に出る。
自分はともかく、ミナカタには謝ってもらわなければならない。]

(374) 2013/12/11(Wed) 19時半頃

【人】 病人 エリアス

[青い自転車の鍵を外そうとしたところで、ケイトに話しかけられる>>275。]

あぁ、ケイト。昨日はおでんをありがとう。
どこか悪いの?

[ルーカスに対しては怒っていたが、他の人にまで当り散らすような性格ではない。
診療所を訪れたということは体調が悪いのだろうか?心配そうに見遣る。
そもそも、もうルーカスの声も聞こえなくなった。今更追いかけても間に合うわけもない。
大体にして、追いかけるのに無駄な体力及びカロリーを消費するのも納得がいかない。それが自転車でもだ。]

僕に……?誰から…?

[渡された紙袋は少し重たい。中に入っている本を確認して、凍りついた。]

(379) 2013/12/11(Wed) 19時半頃

【人】 病人 エリアス

[何の嫌がらせだよ……
あらすじ見ただけで、くらっときた。中身をこれ以上確かめる気はもうない。
こんな嫌がらせをする人間は、自分の周囲には……――――、いた。借金取りと、それに今大声で去って行ったルーカスだ。まさかそれが同一人物とは気付いていない。
動揺は胸のうちに隠す。ケイトは何も知らないようだし、当たるわけにもいかない。]

………うん、ありがとう。ケイト。
僕にってことだよね?確かに受け取ったよ。

[自転車の籠に心なしか乱暴に紙袋を突っ込む。人違いではないことを確認しつつ、自転車に乗る。]

最近寒くなってきたようだし、身体には気をつけてね。

[最後まで理性的に振舞った。誰か褒めて欲しい。どこか混乱する頭で、それでも放っておけないために自転車をこぐ。
商店街に去っていった諸悪の根源を追いかけるために。
風に舞って、乱暴に入れた紙袋の中から零れ出た1冊のびぃえる小説がぱらぱらと捲れる。
そこに描かれている濃厚なシーン>>132がちらり見えて、泣きたくなった。]

(380) 2013/12/11(Wed) 20時頃

【人】 病人 エリアス

ルーカスッ……!

[その姿>>376が見えれば、青年にしては珍しい大声で呼び止めようとした。]

え、うわ、ちょ……!

[自転車なんて普段乗りなれないものを全力でこいだ。さらに地面はやや凍結気味である。
ハンドル操作を誤って、ルーカスの近くで止まるつもりが、ルーカスへと突っ込んだ。
ブレーキをかけてみるが、壊れているのか、効かない。
全速力でルーカスへと――――*]

(381) 2013/12/11(Wed) 20時頃

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