86 忘却の海
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[タオルを絞るのを、少女に頼もうとする男の様子>>1に、咄嗟に片方の手を上げた。 少し、視線を逸らして、言葉を濁す。]
……あ、いや、
[暫しの間で、言葉を考えて。]
……苦手なら、無理にここに居る必要は。 向こうで待てそうなら、……其処でまた、後で、……話を
[仕事を頼みたいのもわかるのだが、彼女の様子>>0を見ていれば、聊か頼み辛かった。 向こう、という言葉に、此方ににまりとした笑みを向けた青年>>187を少し、思い出す。
背を拭いてもらうのを手伝えば、シャツに袖を通す。 負傷した腕は少し手古摺ったが、何とか一人で着る事ができるものだった。
足を拭くのはまた、後で良いだろう。 どうにも扉の向こうでは、未だ青年二人が待っているらしいし。 借りたサンダルに足をかけ、袋を借りれば脱いだ服を其処にまとめた。]
(5) 2013/06/17(Mon) 01時頃
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[既に随分な大荷物だが、置く場所はあるのだろうか。 というか、これから自分はどうするのだろう。どうなるのだろう。 疑問は尽きないが、医者に頭を下げ、扉を出た。 知り合いの声に気付いたらしい男>>4が玄関の方に向かったなら、その背についてくような形になったか。
小さな待合室に、ちらほらと見える人の姿。 村人らしい彼らの視線が、余所者である自分に向けられるのが、わかる。
ここまで来るのを手助けしてくれた青年達の姿を見つけ、そしてその服が汚れている事に気付けば、申し訳なさそうな表情が浮かんだだろう。 海水や砂だけでなく、触れた箇所によっては血液の汚れも見て取れたかもしれない。
彼らの方に、少し早足で歩み寄って。]
……すま、なかった、
[謝罪の言葉は、これであっている筈だった。]
(8) 2013/06/17(Mon) 01時頃
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[青年達に軽く頭を下げて。 それから目覚めの挨拶のようなものをかけられた事>>9に気付けば、視線と身体は其方に向く。]
……こんにちは。
[挨拶には、挨拶を。 で、良いのだろうか、この場合。
男の名を呼ぶ様子から、知り合いなのだろうと推察される。 が、やはり狭いコミュニティから推察するに、村人であるということはつまり、全員顔見知り、なのではないだろうか。
そういったコミュニティに、いきなり自分の様な、素性も知れない人間を、匿う様な事があるのだろうか。 医者は安静が必要だと言った。 それは、症状を説明した人間全てに伝えられる事だろう。
だが、金も、記憶も無い人間は、何処に行けばいい。]
(10) 2013/06/17(Mon) 01時頃
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……あの。
[かけた声は、誰へ向いたとも知れない声。 それでも少しばかり、大きな声で。]
……俺は、これから、
[どうすればいい、と。 問いかけて良い物か、それすらも憚られる気がして。
暫く視線を彷徨わせた後、口を噤む。
医者には看て貰った。 だが、頭の奥の痛みはまだ、じわりと滲むように。]
(11) 2013/06/17(Mon) 01時頃
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/* 見合いの様だ
(-3) 2013/06/17(Mon) 01時半頃
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/* <ごっ……ご趣味は……
(-4) 2013/06/17(Mon) 01時半頃
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[口にできそうなもの、そう言われて、空腹と主張できる程度の腹具合だと気付く。 が、人目のある、診療所の待合室、である。 ここで、口にしていいものか躊躇われ、曖昧な感謝の言葉と、曖昧な笑みを浮かべたか。
行く宛てが無いのか、という問いかけ>>16に、言葉は口にせず、そっと頷く。 このジェスチャーは、どうにも万国共通らしい。]
……宿、
[クラリッサがあげた候補に、軽く眉を寄せて。]
……屋根があれば、どこでも。
身一つで、此処に来ているから、……恐らく、金も無い。 ……そんな人間を、泊める宿がある、のか、
[部屋、サービス、その対価として金を払う。 少なくとも、自分の中の“常識”では、宿とはそういうシステムの筈だ。
宿だけでなく、こういった病院でもそれは同じだと、思うのだが。]
(20) 2013/06/17(Mon) 01時半頃
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[宿屋の主人のダーラという人間の事を上げられても、それが男なのか女のかすらわからない。
―――それが、海岸でちらと見た女性>>1:121とまでは、行き付かない。
料理が上手い。面倒見の良い。 けれど、それは第三者から見ての感想なのではないか。 そこに、そのダーラという人間の意思は含まれていないだろう。]
その、宿とやらは、此処から近い、か? ……可能なら、そこまで案内して貰いたい、
……宿の主人が此処にいないのに、話を進めるのは……あまり、
[適した言葉が見つからず、小さく唸る。 考えながら呟く言葉は、やはり異国の言葉。]
(24) 2013/06/17(Mon) 02時頃
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……得策ではない? 良い事ではない?……感心しない……?
[いくら己の言葉で探したところで、彼らに伝わらなければ意味が無いのだが。 言葉というのは、かくも難しい事なのか。
痛感する。]
(*0) 2013/06/17(Mon) 02時頃
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[そんな風にクラリッサやセシルへの言葉を悩む間。 先程見ていた腕環>>1:137とは、また違う方の腕環を手に、男が戻ってくる>>19。 銀のプレート。純銀製のためか、削れているせいで読み辛くなってはいる。
だが、推測できる単語そのものには見覚えがあった。 見覚えと言うべきか。知識の一つと言うべきか。 その知識の出所も、何処かわからない。]
……ヘクトル。
[そう、口にした言葉は、彼らの使う言葉と響きが少し違っただろう。 読みは、“母国語”の其れだった。]
(25) 2013/06/17(Mon) 02時頃
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[欠けた文字は、TとO。 H、E、C、T、O、R、と、単語を構成する文字を一つずつ、読みあげていく。]
……この綴りだと、この地の言葉で、何と読む? 他に、名らしきものがないなら、……そう、呼ばれた方が良い、のでは、
[男に、周りに、そう提案する。
名が無い事は、兎にも角にも、不便である。]
(26) 2013/06/17(Mon) 02時頃
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……それなら、……案内を、頼みたい、のだが。
[誰でも、という言葉に甘えていいのなら、と。 セシルに、セオドアに、クラリッサに、そう尋ねながら、視線を向ける。 ダーラの元に用があるというクラリッサは、きっと案内してくれるだろうと、甘い考えながらも推測できた。 医者の孫らしいセシルは何か作業があるらしい>>29が、セオドアは、どう答えたか。
診療所の中に置いてあった荷物などはないだろうか。 何とか一人でも運べるように、全てを一つに纏めて。]
……ヘクター、 じゃぁ、……そう、呼んでくれると、有難い。
[そう言ってまた、頭を下げるが、表情は幾らか和らいだもの。 こうしてつけられた名前も、また、直ぐに村中に広がるのだろう。
己が、宿屋に向かう事も。]
(30) 2013/06/17(Mon) 02時半頃
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[背を追う様に、宿屋へ向かう。 未だ身体に慣れないせいか、足取りはゆっくりとしたものだっただろう。 その上、無数の傷が未だに身体に痛みを齎した。
それでも、転ぶ事は無かっただろう。 休憩も不要な距離に、目的地はあった。
扉を叩いたのは、開いたのは、誰だっただろう。 傷と荷物とで両腕の塞がっている自分では、無い。**]
(31) 2013/06/17(Mon) 02時半頃
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/* いやーやっと名前がつきましたわー やっとここまできましたわーながかった
長かった!
(-8) 2013/06/17(Mon) 03時頃
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[ノックの意味を問いたくなるような動作で、開かれた扉。 勝手がわからないので、おそらく入室は最後になるだろう。 セオドアと宿の主との、やり取りに、軽く目を細める。
纏められた荷の、その一番上に、ハンナから貰った焼き菓子は置かれていた。 宿の主から貰ったものだ、と、ハンナは言った。 そして、作ったのは恐らくクラリッサであると。
まだ口にしていないそれを、いつ口にするのだろう。 礼は誰に、どのタイミングで言えばいいのだろう。 少女からの頼まれ事を、無下にするわけにもいかないとは、わかっている。 タオルを絞ってもらった恩もあるし。
少しばかりそんな事を悩んだせいで、宿の中に入るのが遅くなった。
気を取り直すように荷を抱え直し、宿の中へ。 示されたテーブルに向き直ると、軽く頷き腰掛けた。 荷は、床の上。]
(47) 2013/06/17(Mon) 22時半頃
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………貴女が、ここの、……えぇと、……店主?
[そんな事を、女に向けて問う。 選んだ単語は、質問に適したものではなかったかもしれない。 言葉を選ぶ様子は、わかりやすく見て取れたか。
問いかけを待つ間、先に宿内にいた娘が窓越しで話した娘と気付くか。 一度奥へと引っ込んだ彼女が、また此方に戻ってくるのを、何となしに視線で追い。]
……あ、ぁ、……まぁ、…… 暫くしたら、また、経過を見るために、来い、と。
[告げたのは、そんな、医者に言われた言葉の鸚鵡返し。 名を問われれば、一度、意味無く視線を辺りに向けて。]
……ヘクター、と、……そう、呼ぶ、らしい
[何だか変な言葉になったが、これ以外の言い回しは思い浮かばなかった。]
(49) 2013/06/17(Mon) 22時半頃
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まだ、何も思い出せてないな、……便宜上の名に、近い。 ……ここに、彫りが。
[そう言って、左の腕の腕輪のプレートを、軽く掲げるようにして。 掠れてはいるだろうが、読めないことはないだろう。 それが由来だと、示すように。
そうして、彼女の中で連想されたらしい、ヘクトルという名に軽く、俯く。 絵本の中、海の向こうの絵本。 並べられたキーワードに、真面目に考え込みそうになり。
そして突拍子もなく告げられた「おじいちゃん」の言葉>>53に、脱力しかけた。]
……もしこれが、俺の名ならば、恐らくはその、ヘクトルが名の由来なのだと、思う。 この村には、ないのか、聖人の名を肖って、子に名付けたり、とか。
[そんなような事を、ため息混じりに。
自分の中にある、ヘクトルという名に纏わる知識も、寓話だとか、神話だとかいったものの登場人物。 語学、宗教、そういった知識はあるのに、己の事は思い出せない事が、もどかしかった。]
(65) 2013/06/17(Mon) 23時半頃
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[呆れたような表情も、女主人が現れれば>>56切り替わるか。 目の前に置かれたコップを、軽く頭を下げ手に取った。 コップの縁に唇をあて、口の中を湿らすように、ゆっくりと一口。]
……えぇと、確か、そこの、
[そこの彼女が何かを用意していた、と、説明するのも難しく。 言葉もなく、視線だけがクラリッサの方を向いた。 それだけで、伝わるとは思えないが、他に適した言葉を知らない。 無言の視線の訴えは、名を呼ばれた>>61事により、解かれる。
目の前で広げられる麻袋は、診療所で見かけた時、彼女が抱えていたものではなかったか。 何故あの時渡さなかったのか、と疑問に思うも、医師とのやり取りがあった事>>1:160まで、自身は知らなかった。
見たところ、使い方に困りそうな道具は、含まれていない。 そこに少し安堵したのは事実だった。]
(69) 2013/06/18(Tue) 00時頃
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……髪が短くても、櫛は必要と、思うが。
[放り込まれた櫛を見ながら、彼女の言葉にそう返す。
記憶のあった頃の自分が、何を意図してこうも短く髪を切ったのか、わかるはずもない。 もしかしたら櫛を煩ってということもあるかもしれない。 伸びた髭に、無意識に触れながら思った。
漂流していたらしい時間は然程長くないと聞く。 多分、伸ばしていたんだと思う。 お陰で自分の顔に抱いた感想が、人相悪いな、だった事は伏せておきたい。
麻袋を引き寄せれば、もう一つの荷の側に置く。 ほんの僅かの間なのに、もうこんなにも荷があるのか、などと、他人事のように思った。
そうして、荷に向けられていた視線は、新たな来客>>64の方へと、あっさり向いた。]
(71) 2013/06/18(Tue) 00時頃
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[筋肉馬鹿。残念駐在。 一つとして名前の要素が拾えないが、或る人間を指していると推測できる。 そして、名は拾えなかったのだが、二つとも、特定の一人を指して居ることも分かる。
加えての彼の行動>>70を見て、推測は核心に変わった。 表だった表情は、殆ど変わっていなかっただろうが。
成程。彼は筋肉馬鹿で残念な駐在なのか。
一人の村人についての情報を得た所で、名に関して納得したらしいミルフィの様子>>76に、頷きを一つ、返事とした。 突拍子の無い発想が多いが、物分かりはいい性格なのだろう。 余計に話が拗れないのは、良い事だと思う。
特に、混乱しやすい今の自分にとっては、尚更。
走り去るミルフィに、見えたかどうかはわからないが軽く手を振り、見送りの変わりに。 それから、事情を聴取という、駐在の言葉>>78に、少しだけ、姿勢を正した。]
(83) 2013/06/18(Tue) 00時半頃
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……話をして、思い出せたら楽なんだがね。
(*1) 2013/06/18(Tue) 00時半頃
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〜〜………、
[駐在の言葉>>84に、小さな異国語の独り言。 悪態ではないのだが、それはどうしようもない本心。 とはいえそれを吐露したところで何にもなり得ない事を知っている。
やや離れた位置から向く視線に、気付けない程鈍くは無い。 が、彼が情報を集めるなら、下手に気を回す方が悪手だろう。 そう、判断して。
宿に関して、主の意見を聞こうと、主の方へ軽く、向き直る。 呼びとめようと、口を開いて、]
……ぁー、 ……有難う、
[記憶が無い事。金が無い事。行く場所も無い事。 全てを総括した上での彼女の意見を聞きたかったのだが、聞くまでも無かったらしい>>86。
お人好しが多いことだ、セオドアの口調>>1:110を思い出しながら、その背に向けて頭を下げた。]
(88) 2013/06/18(Tue) 01時頃
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/* えっなにそんな重要なものなのあの指輪
(-16) 2013/06/18(Tue) 01時頃
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[奥へ向かっていたクラリッサが、皿を手に戻ってくる>>89。]
すまない、手間を、……かけさせて、
[一度彼女が厨房に向かってから、僅か、時間が経っていた。 そうして、出された皿は、作りたてのように暖かい。 冷めたものを、暖めなおしたのだろう。
暖められたパン粥、漂う湯気。 空腹でも差支えは無いだろう、数瞬前まではそう思っていた自分を、思い切り否定した。]
(98) 2013/06/18(Tue) 01時半頃
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/* 今更なもしかして:ヴェスが抜けきってない。
だってなんかヘクター返ってこない!!1へくたー1!!!ちょっと!!!でておいで!!!!
(-17) 2013/06/18(Tue) 01時半頃
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/* 何か俺はそこそこな位置に居る人間なのではねーだろうかと思う今日この頃デス。 ので、あんまし言葉も砕けない!まいっちんぐ!
(-18) 2013/06/18(Tue) 01時半頃
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[スプーンを手に取り、掬い上げたそれに息を吹きかけ、一口。 ゆっくりと咀嚼し、時間をかけて飲み込めば、長く息を吐いた。]
……あぁ、 その焼き菓子なら、……さっき、
[貰ったものが、と、纏められた荷を軽く指差して。]
……流石に、急に量は入らない、から、 また後で、……有難う。
[そう告げて、薄く笑む。 これで少女との約束の、半分が達成された、としよう。]
(99) 2013/06/18(Tue) 01時半頃
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[クラリッサが二階へと消えた後。 スプーンを置き、真面目な様子のセオドアに向き直る。 身長差のせいか、彼の顔を見下ろすようにして。]
……指輪?
[見せてもらえるか、と、片方の手を出す。 自分の持っていたものと言われれば、しっかりと見ておきたいと思った。
金色の指輪。施された複雑な装飾。 腕環の様に、文字などの装飾は無く。 恐らく、この形自体に何か、意味があるのだろうが。]
……これは、本当に俺の物なのか?
[問いかける声には、怪訝そうなものが紛れも無く滲んでいた。 それを示す様に、痛む腕を上げ、掌をセオドアの前に出す。 掌を軽く広げれば、摘み上げた指輪を中指の前に。]
(100) 2013/06/18(Tue) 01時半頃
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……入らない。
[装飾こそ豪勢であれ、自身の指にはそれは細すぎるように思える。 隣国を示す何かとセオドアは言うが、これを象徴としていた国は、軍部も、王家も、同じものを国の印として用いていた筈だった。
確かにその国は、己の“母国語”である言語圏にあるのだが。 だが、その言語圏というのもまた、やたらと広かった筈だ。
改めて、指輪に向き直る。 細い指輪だが、装飾は本当に細かなところまで施されている。 金の純度まではわからないが、そこそこの価値があるだろうとは推測できた。]
(101) 2013/06/18(Tue) 01時半頃
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[物入りの際>>97と、彼が言うのも最もだな、などと内心頷いて。
そうして、或る事に気付けば眉を軽く寄せた。]
……セオドア。 この欠けは、元からか。
[そう言って、指輪の内側を軽く、示す。
指輪の内側、柔らかい金で出来たそこを抉る様にして、ついた傷。 細い鎖か何かで擦れたような跡は、いつ、ついたものなのだろう。**]
(102) 2013/06/18(Tue) 01時半頃
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