227 【RP村】空回る時間の卒業式
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― 速水春風の頃 ―
…また?
[何回目だろうか、トレーニングウェアが無くなるのは。
最初はしまい忘れたのかと思った。入れ忘れも考えた。
しかし、出てくるのが泥水のバケツの中だったり、ごみ箱の中だったりすれば、さすがに誰かの『悪意』であることくらい、わかる。]
ウェアだって安くはないのに…
[ボヤキながら、自らの鞄に入れておいた別のトレーニングウェアを取り出し、着替える。 そして、今度はブレザーにワイシャツにリボンタイ、そしてスカートを鞄にしまう。 制服も一度隠されたから、持ち歩く。
悪意の発信元は知らない。]
(214) 2017/09/21(Thu) 01時頃
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― 多目的スペース・小劇場? ―
『あの子がここからいなくなれば、そうすれば私が……』 『あの子のせいでメンバーから外された…』
『ねぇ、ちょっとあの子、調子に乗ってるんじゃない?』 『だよね!ちょっとこらしめてやんないとね』
『アイツ、なんなの?超図太いんだけど』 『消えろよ!』 『ちょっとさ、階段から突き落としてやればわかるんじゃない?』
『アイツ事故ったらしいよ!もう走れないって!』 『マジ!?天罰下った!?』 『ざまぁ!』 *
(216) 2017/09/21(Thu) 01時頃
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― 現在・食堂 ―
(…走れてた時、私、そんなに見せつけてたのかなぁ…)
[机に突っ伏しているだけなのに、先ほどの小劇場、ミニシアターの内容が頭に浮かんでは消える。
モノが隠される、消える、その程度でなく、自分自身が消えることすら願われていたのなら、走れていた自分とはいったい何だったのか。]
……「こう」なったのも、自業自得ってこと?
[3年間封じてきた感情が、大きく揺さぶられていた。]**
(218) 2017/09/21(Thu) 01時頃
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― 回想・高校生活と「いるまゆう」 ―
[セーラー服を着て1年目から、あの子はよく近付いてきた。]
(272) 2017/09/21(Thu) 22時半頃
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[入学したばかりの頃は、まだ両手で杖を使っていた。 教室移動と言われれば、都度小さなリュックサックに教材を入れ、必死で歩いた。 移動先の教室が遠ければ、その前後の休憩をすべて移動時間に費やしても、授業開始に間に合わないことが多々あった。
遅れて入っても、先生たちは私の足を見て、何も言わない。 悪目立ちしていたと思う。
5月の連休が明けた頃の教室移動の時間。 前の授業が終わるなり急いで荷物をまとめて教室を出た。
途中で、後ろから楽しそうに話しながら歩いてきたクラスメイトが、自分を追い抜いていく。
今日もまたみんなに抜かれたかな、と思いながら階段を上っていたら、不意に杖が滑ってバランスが崩れた。]
(273) 2017/09/21(Thu) 22時半頃
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[あっ、ヤバっ、落ちる――
絶対落ちる。また病院かなぁ…。 なんて諦めかけてたその時、だれかが後ろから自分を支えてくれた。
それが、「入間祐次」。 はじめはとっさに入間くんって呼んで怒られたかな。 ゆうちゃん、って呼んだらどうだったんだっけ。
――その次の教室移動の時から、移動距離が長ければ長いほど、1人で教室を出ようとすると声をかけられて、一緒に始業のチャイムに遅刻したっけ。
少しずつ早く動けるようになって、教室移動で遅刻しなくなって、杖が1本になっても、学校からの帰り道の途中までだったり、校外学習だったり、それなりの確率で一緒に歩くことが多かった。明るいあの子の周りには、いつも仲の良さそうな子がたくさんいたのに。
でも、この子がいなければ、「みかみ はるか」は、今でも入学当初の、まるで能面のような無表情、無感情のまま、だったかもしれない。]*
(274) 2017/09/21(Thu) 22時半頃
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― 食堂 → 廊下 → ? ―
[校内をあてもなく歩くなんて、足がこうなってからは初めてだ。この学校は3年通ったけど、本当に必要最低限の場所しか行ってなかったんだね、なんて改めて感じながら歩いていると、廊下には杖の音が響く。
教室から出てきた時は飛び出して一目散に自分の巣のようなところに向かってたから周りも見てなかったが…]
(本当に、他の人がいないんだ…)
[改めて、この不思議な空間をふらふらり。]*
(282) 2017/09/21(Thu) 23時頃
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― 体育館 ―
[人の気配のない体育館は、何だか不思議な感じがする。
この体育館、自分が歩くのはいつも壁際。 入学式は休んだし、始業式や終業式で集まることがあっても、後ろの隅に用意された椅子に座るか、保健室待機だった。 体育の授業は、見学だったし。
みんなでボールを追いかけてるのを、見ているだけ。 そんな時間を過ごしただけのこの場所に、なぜ足が向いたのか…自分でもよくわからない。]
(あ、ボール。)
[誰かが片付け忘れたのか、床にはバスケットボールがひとつ。 杖を突きつつ近付き、ボールを拾い上げる。 床に描かれたラインに立つと、杖を床に落とし、両手でボールを投げると、ボールは弧を描き、ネットに吸い込まれた。ネットに擦れる音も、心地良い。
床に落とした杖を拾い上げ、小さく息を吐くと、そのまま体育館を後にする。
ボールの弾む音が消えると、再び体育館には静寂が訪れた。]**
(387) 2017/09/22(Fri) 13時頃
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― 廊下 ―
…誰か、いるの?
[多目的ホールから、何か物音が聞こえたような気がして、恐る恐る声を出してみる]**
(388) 2017/09/22(Fri) 13時頃
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[多目的ホールの前。そこに彼はいた。 中のざわめきも、扉を閉めてしまえばそれほど大きくはない。…他の人にも見えて聞こえるとは思ってもいなかった、けれど。
そこに見えた姿は、「取り乱しました!」と全身で語ってるような、そんな感じ。>>389]
(ついでに、私の声にビクッとしたよね…)
[私の泣き、喚き、叫び、暴れた声が響く、多目的ホール。 私以外にもアレが見えて、聞こえてるなら。]
(422) 2017/09/22(Fri) 21時半頃
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(――私の声は、ホラーだ。)
[薄々は察した。きっとアレが見えて聞こえるのは、私だけじゃない。
でも、]
…どうしたの?具合悪い?
[確信が持てるまでは、すっとぼけよう。と心に決め、いつもの仮面を纏って、短く掛けられた声>>393に、それらしいことを返してみた。]*
(423) 2017/09/22(Fri) 22時頃
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[思いもしない言葉>>424が返ってきた。]
……はい?
[「なんで」の意味が分からず、聞き返してはみたけど]
あ、うん。
[コーヒーに付き合うのを拒否はしない。]
――って、そんなに速くはついていけませんけど!
[さっさか歩く彼の後ろ姿を追いかけて、食堂に舞い戻ったのだった。]
(432) 2017/09/22(Fri) 23時頃
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― 食堂・再び ―
[食堂に入ると、コーヒーを取りに行く彼に続いて、飲み物を物色する。 この足だから蓋ができるもの、もしくは、少なくとも席までは蓋がされているものでないと持ち運びが危ういなぁ、とそのあたりのラインナップから探していると、運んでくれる>>425そうで。]
あ、じゃあこれ飲んでみたい!
[それは、カップ式販売機のバナナ・オレ。 多目的スペースで勉強をしながら飲み物を調達するときから気になっていたものだった。]
[テーブルを挟んで、彼と向かい合う。]
…大丈夫?
[まだ少し青い気がする彼の顔を覗き込みながら、初めての食堂バナナ・オレのカップを手に、一口。]*
(438) 2017/09/22(Fri) 23時頃
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[少し落ち着いた、そう言いながらも彼は何かを探していた。 その様子を見ていて、何だろう、と思うより、覚悟が決まっていくというか、そんな感覚があった。
だから、がしがしっと頭を掻きむしった後に、投げ込まれた直球にも、怯まずに済んだのかもしれない。]
『あんなこと』ってどんなこと?
[すっとぼける言葉を口にはしたものの、たぶんもう…]
って、やっぱり十文字くんにも見えたんだね。
[微笑みを浮かべて、返す。でも、視界が歪む。]
(449) 2017/09/22(Fri) 23時半頃
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[―――大丈夫。…なわけ、ない。]*
(451) 2017/09/22(Fri) 23時半頃
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