人狼議事


169 きみがおとなになるまえに

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【人】 双子 夕顔

[噴水のへり、立ちうたう。片手には一輪の花。ゆらゆら手の中で遊ぶそれが、手鞠の代わりにリズムを取った。
 再び、ざわざわと木擦れよりさわがしく、おとなたちの輪ができる。
 聴かせるために歌っている分、先程より輪は大きい。
 『ショーで見た子だ』『ユウガオだ』大人たちの言葉はしばしに、素性や名を示す言葉が紛れていたか。

 見つかる、のだろうか。こんなことをして、何か意味があるのだろうか。
 疑心暗鬼は拭えないままに、おとなたちへ時折目を向ける。]

(14) 2015/09/17(Thu) 01時頃

【人】 双子 夕顔

『花さくや わが里のさち』

             『とおき野の もゆるまで』

         『うたわまし 天のさずかり』

  『めでたきや――――

[歌声は、そこで途切れた。中央に踊り出るようにして、声をかけてきた女がいたからだ。
 ざわめいていたおとなたちも、にわかに静まる。静まって、すぐに水を指すなとブーイングがはじまった。]

(15) 2015/09/17(Thu) 01時頃

【人】 双子 夕顔

やめて。

[声を上げるおとなたちを、一言制する。
 噴水のへりを跳び下りる。随分と身長差のある、女の目を見上げた。
 近づけば、ここら一帯だけが急に秋になったかのような、金木犀の香り。]

――わたしを、この街でそんなふうに呼ぶ人は、はじめて会ったわ。
あなたも、あの里の、

[そこまで言って、口を噤んだ。
 わたしはキネーンのこどもで、ショーキャストのユウガオ。
 ここにいるうちは、それ以外であってはいけない。]

(16) 2015/09/17(Thu) 01時半頃

【秘】 双子 夕顔 → 薬売り 芙蓉

場所を変えましょう。

(-6) 2015/09/17(Thu) 01時半頃

【人】 双子 夕顔

ごめんね、歌はもうおしまい。
わたし、この人を待ってたの。

その間だけだったから、ごめんね。

[あまい、まるい、こどもの声が、ごめんなさいと繰り返す。
 ただ聴きの恩恵に預かっていたおとなたちに、それに反論することがどうしてできようか。
 甘えるみたいに女の片手をとって、いくつか早口で、小声で、囁いた。]

(20) 2015/09/17(Thu) 01時半頃

【秘】 双子 夕顔 → 薬売り 芙蓉

行って。

(-8) 2015/09/17(Thu) 01時半頃

【秘】 双子 夕顔 → 薬売り 芙蓉

どこでもいい。まずここを抜けて。

(-9) 2015/09/17(Thu) 01時半頃

【人】 双子 夕顔

[睦まじく、手を取り合うおとなとこども。
 それは突然輪にやってきたおとなと、ここで歌っていたショーのキャスつつという取り合わせとしては不自然かもしれないが、それでもひとまずは切り抜けたか。]

――おどろいた。

[人気の少ない方へ、と抜けてきて、建物の裏手でようやく息をつく。
 知った大人がもう一人くらいいれば、事態の収集に協力を頼めたかもしれないが、まさかこんなまっすぐに、呼び声の主から現れるとは思ってもみなかったから、仕方ない。]

(21) 2015/09/17(Thu) 02時頃

【人】 双子 夕顔

お察しの通り、サクヤに産まれた、ユウガオよ。

あなた――だれ。
かかさまではないし、わたしが出る前は、あなたのような人、いなかった。

[とすれば、考えられるのは素性を調べて弱みを握りに来た狡いおとなか、それとも。
 ……いや、「まさか」。幼いころに、不義理を働くように別れたきりだ、覚えられているとも思えない。

 けれど不思議と、覚えある表情のような、気がして。
 幼いころの面影を探すように、色の乏しい子供らしさを失った目が、じいと女を見つめた**]

(22) 2015/09/17(Thu) 02時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2015/09/17(Thu) 02時頃


【人】 双子 夕顔

――路地裏――

ありがとう、合わせてくれて。

[ぽつと小声で囁いて、甘えすがって歩き出す。
 人気を避けていけば、関係者以外の人影少ないショースペースの裏。
 自分は関係者だから、まあいいだろう。楽屋でもないし、人の邪魔になる場所でもない。
 素性を問うて、答えを待った。その間も、何処か覚えのあるような顔つきを、首が痛くなるくらい、じっと、じっと見つめて。]

(54) 2015/09/17(Thu) 21時半頃

【人】 双子 夕顔

[フヨウ、と名を示す三音が目の前の唇から零れる>>27
 それは予想に違わぬ音で、同時にそんなはずがないと、頭の中で否定し続けていた音だった。]

まさか。
どうして。

[こどもが食い扶持減らしと、簡単に売られてしまうこともあるあの里で。廃れる一方の、あの里で。無事に成人の良き日を迎えて、ひとりのおとなになれたというのに。
 どうして里を出てしまったのか。
 ただの旅行者ではない、都会もの然とした――少し行き過ぎのきらいのある――香水の香りが、観光ではないと教えてくれる。]

(55) 2015/09/17(Thu) 21時半頃

【人】 双子 夕顔

フヨウ――芙蓉。忘れるはずない。
ずっと、一緒で……うたって。

どうして。

[疑問を繰り返しても、目の前の現実が変わりはしないとわかっている。
 それでも重ねた。再開を言祝ぐ思いよりも、口惜しさ、のような、苦味ある感情が胸を支配していた。]

っ……!

[言葉を呑んだ。
 これ以上は、言葉にならなかった。]

(56) 2015/09/17(Thu) 21時半頃

【秘】 双子 夕顔 → 手伝い クラリッサ

/*
メモ連絡おつかれさまです。
心の目で補完しておりましたので今日中にお伝えするつもりではおりました。

相方と話した結論が少し曖昧で申し訳ないのですが、「キネーンに残るつもりはないけれど、初回落ちは少し厳しいので、3d以降ならランダム吊られ可」ということに、なりました。(場合によっては順次立候補の可能性もあります)
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

(-27) 2015/09/17(Thu) 22時頃

【人】 双子 夕顔

[けれど、出会えたならば。
 交わしたい言葉も、あり。懐かしみたい時も、ある。
 ただ、傾いてわずかに朱のさす陽が、一般的なこどもの時間の短さを、語ってもいた。
 どこかに行くくらいならまだ充分明るくとも、語り合うには短すぎる。
 ゆるく、空を仰いだ。]

……ねえ、芙蓉。
あなた、夜は早いほう?

よければ、今夜、話をしましょう。
夜のほうが、人目が少ない。

[それなら、逆に咎めるものもない。
 明日は仕事もあるけれど、少し寝不足なくらい、どうてことない。]

(85) 2015/09/17(Thu) 23時半頃

【人】 双子 夕顔

[夜も一人で外出するのは昼の何倍も危険ではあるけれど、近場まで芙蓉に来てもらえばどうにかなるかと、考えて。
 定宿はあるのだろうか、泊まり込むなら交渉も必要かと、様子伺う。]

(89) 2015/09/17(Thu) 23時半頃

【人】 双子 夕顔

子持ちでないおとななんて、いくらでもいるでしょう。

[扱いを知る知らないなんて、たいした差ではない。
 袖を引くようにして、影へ身を隠す。]

生きているわよ。この世に、わざわざ、好き好んでこどもを殺す人なんて、そういやしないわ。
生かして人に預けるだけでも、お金になるのだもの、こどもは。

[芙蓉の手指が、頭の上を行き来する。おとながこどもによくするそれは、他のおとなからされるのと違って、どことなくくすぐったい思いがした。]

(115) 2015/09/18(Fri) 01時半頃

【人】 双子 夕顔

[ええ女になったでしょう、とくるり回る姿は、こどもの自分よりもどこか子供っぽいような気すらして、くすりと笑みこぼす。]

ええ。
少しその金木犀は、きついけれどね。

[回って揺れた袖が、香を振りまくのを皮肉んだ。]

でも……ほんとうに。
おとなになれたのなら、あの里で暮らす道も、あったでしょうに。
慎ましい生活かもしれないけど――ううん、それはあとね。

(116) 2015/09/18(Fri) 01時半頃

【人】 双子 夕顔

明日もステージはあるから、そりゃあほんとうは早く寝たほうがいいでしょうけれど、一日くらいどうってことない。
物書きを、してるのね。すてき。

[次の休みまではまだ遠い。それなら、早いほうがいいと思った。
 旧友との出会いで、案外自分も舞い上がっているのかもしれない。]

よければ、ひとり来客がくる事を、伝えておいて。
それから、迎えに来て。流石に夜のひとり歩きは、昼と違ってめんどうが多いから。場所は、そこの角まででいいから。

[そこなら、家から少しまっすぐ行くだけ。たいした危険もなく、会えるはずだ**]

(119) 2015/09/18(Fri) 01時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2015/09/18(Fri) 01時半頃


【人】 双子 夕顔

[芙蓉には、約束の少し前には来ていてほしい、と言い含めて別れた。
 こどもが待つよりおとなを待たせるくらいのほうが、危険は少ない。]

ただいま。

[ショーステージから、さほど離れていない一軒の小屋敷。
 少し古びた、けれどしっかりと手入れのされたドアを開ける。
 ここから向こうは、鳥籠だ。
 『なんだ、帰ったのか』と男の声がする。]

(164) 2015/09/18(Fri) 20時頃

【人】 双子 夕顔

帰ってきたわよ。生憎ね。
ねえ、今日はこの後も出かけるから。
ショーに新人が入ったの。
また歌を教えに行くから、そっちに泊まるわ。

[『またタダ働きか』男が溜息混じりにぼやく。
 友達に歌を教えるから、今日は帰らない、なんて。
 本当にこどもじみた、幼い嘘。自嘲の笑みを苦笑に混ぜ込んで、肩を竦める。]

一晩だけよ。
それより、そのままショーに出るから、買い物を頼んでいい?
ハムとワインと、それから野菜とチーズを買ってきて。

[一通りの買い物を押し付ければ、男の溜息はなお深くなった。
 『買えるもんは自分で買ってこいよ』などとのたまう。]

(165) 2015/09/18(Fri) 20時頃

【人】 双子 夕顔

何よ、結局そうやってわたしの事外に出したがるのね。
本当に次こそ帰ってこなかったら、どうするつもりなの。

[『そうしたら、お前のショーとの契約を打ち切って、新しい子でも探すかね。お前には随分稼がせてもらったからな、次のひとりくらいどうとでもなるさ』あっけらかんと、笑って、男は言う。]

次はよくよく言うことを聞く子にしなさいよ。
間違ってもひとりで出歩こうとはしない、素直で、愛らしいお人形がいいわ。

[楽譜を探しながら、こちらも笑って返した。
 お互い、冗談だとわかっているから言えるやりとりだ。
 けれど、冗談でも自分のマネジメントするこどもに、そういうことを言える男。
 だからこそ、少しずつ世界の価値が薄まっていく。]

(166) 2015/09/18(Fri) 20時頃

【人】 双子 夕顔

――月明かりの中で――

[静かに家を出る。
 月が空の真ん中に昇って、少しした頃。
 待っているはずの朱色を探して、路地の角へ向かった。]

(167) 2015/09/18(Fri) 20時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2015/09/18(Fri) 20時半頃


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