250 ─ 大病院の手紙村 ─
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/* メイちゃ、とてもよい(語彙の欠損)
誰もカガすぁんの子供にならないのかな? 私は年齢と双子なのがちょっとなのだが。
(-14) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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[病室にいる時だけが落ち着くなんて 健康体の癖におかしな話だ。
ああ、でも。兄がここにいる限り 私の帰る場所であることは確かなのだろう。 家にはあまり戻りたくない。
私たちを生んだ彼女は、何も分かってやしない。 あの人は昔からそうだった。 もうすぐ一年になる入院の費用と、高い個室の使用料を 払い続けてくれていることには感謝するが。
あるべき形を裂こうとするのは、大罪だ。]
(71) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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やっぱり変だよね、兄さん。
[宙を眺める彼の隣、見舞い客用のパイプ椅子の上 二枚の紙を交互に眺め、数度目の呟きを落とす。
子供たちにぶつかられ、それを許し 女の子の挨拶に会釈を返し、習慣として喫茶店に寄った。 つい昨日この病院での出来事の続きとなる話。
帰宅後、あの人が帰って来る前にさっさと部屋に戻り 上着を脱いだその時、ポケットからこの二枚が落ちてきた。 奇怪な出来事に一晩で納得することも出来ず、 こうして持って来てしまったのだ。]
(72) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[可能性としてはやはりあの子供たちが一番に浮かんだ。 あの時わざとぶつかり、悪戯をしたのではと────
だが、こんなものをよく来る見舞い客程度の私相手に わざわざこっそりと捩じ込んで何になるだろうか? どちらも誰かに宛てたものですら無い。 悪戯なら、おどかすような言葉でも綴ることだろう。 昔の兄さんならきっとそうする。 筆跡と紙の状態が違うのも妙な話だ。
まだ慣れない茶髪を弄り、ため息をつく。 ああ、兄さんが染めたいと言っていたから染めたのに。 彼はこんな態度を取ることはないのに。]
(73) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[でも、そう。兄さんだったのならば きっと御伽めいた話にも食い付くに違いない。 目を輝かせて、子供みたいに試してしまうんだ。]
リ・ジアン様ねぇ……。
[その言葉を浮かばせてしまった理由はもう一つ ────紙の上にその名前が確かに綴られていたから。
二枚の内一枚、どこか寄せ書きに似た構図の思考の羅列 中央を陣取る謎の生き物をなぞり、一度視線を上げる。]
(74) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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[花開いたばかりのアイビーが活けられた花瓶 その横に虚しく置かれた一冊。
喋ることが出来ないならせめてもと、 どんなものでも意思を示してほしいと、 私が持ち込んだ新品のスケッチブック。 未だにインクの染み一滴すらそれを汚してはいない。 だって、ペンを握らせることすら出来なかったのだから。
少しの罪悪感を覚えながら、一枚を丁寧に破り取った。]
(75) 2018/09/23(Sun) 21時頃
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メモ書きの君へ
大切なものから無くなっていくものだって、 昔どこかで聞いた気がする。
神様なんて、きっといないんだよ。 リ・ジアン様なんてものが本当にいるのなら 僕たちの願いを叶えてくれたらいいのにね。
とりあえずは、君に届くことを祈ってみる。
ポケットの僕より
(メモサイズの白紙に、整った文字で書かれている)
(-42) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[破り取られたスケッチブックの空欄は更に小さく 几帳面に分けられて、一つの断片があなたの元に。
誰かに綴るには適していない白紙は だが、確かに宛先を持った手紙として届けられた。
悪戯めいた無節操を見せたリ・ジアンさまも この時ばかりは二人の間で正しく働いたのだ。]
(-43) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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可愛い絵を描くあなたへ
リ・ジアン様がヤギだったら、 手紙を食べてしまいそうで良くないと思う。
あなたは何故、リ・ジアン様のことが気になるんだ 願いを叶えてほしいのかな?
ヤギより鳥のほうが合う気がする僕より
(-44) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[整った文字で綴られた手紙は折り畳まれ シワ一つないまるで対照的な姿で。 きっと、密やかにあなたのデスクに現れる。]
(-45) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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あなたの幸せって、なに?
(メモサイズの白い紙に書かれた短い問い掛けには そっくりな顔をした幼い男の子が二人 笑顔で手を繋いでいる絵が添えられている。 整った文字に対し、それは子供が描いたように拙い。)
(-47) 2018/09/23(Sun) 21時半頃
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[破り取られた一枚は、更に裂かれてかつての形を失う。 一つ、二つと。僕が怪異に呼び掛ける言葉が綴られて。 それから三つ目、宛先も名前も無い だからこそ書くことが出来たそれ。
眺める私の眉間には深く皺が刻まれた。
まるで子供のごっこ遊びだ。 そう思ってしまったのは、私が彼じゃないから 顔に熱が集まらなかったのは、彼が今日も虚ろだから。
スケッチブックの下敷きにするように全て隠してしまう。
どうせ気づかれないだろう、手に取られないだろう。 兄の病室に来る人間は、皆恨めしい程に この紙束がどれだけ無意味かよく知っているのだから。]
(97) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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でも、……いたらいいと思う。
[秘密がしっかりと押し潰されたことを確認し、振り返り ベッドの脇に座り、よく似た手を両掌で握り暖める。 いつからだろう、君の手がこんなに冷たくなったのは。 まだ冬は遠いのに、暖かさが伝わったことが無い。
それでも、確かに生者のものだ。]
(98) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[止まったままの世界に落ちた異物
リ・ジアンなんて不思議が存在して 彼が今尚生きているのならば、 きっと奇跡は起きるだろう。 いつかあの頃が戻って来るのだろう。 余計なことなんて何一つ無い、純粋なものが。]
(99) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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願い、本当に叶えてくれるのかな。 兄さんは、どう思う?
[今日も答えは返らない。]
(100) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[無機質な白い壁に四方を囲まれ 物言わぬ片割れの手を、人形遊びのように握る男。 彼の目には遠い過去の幸せが映っていたとしても。
その触れ合いは、冬の温度を思わせる光景。]
(101) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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[下敷きになる三つが消えてしまうことを、 それらは確かに届けられてしまうことを。 やがて病室を出ていく私はまだ、知らない。]
(102) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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/* /* アイビーの花言葉 「永遠の愛」・「結婚」・「友情」・「不滅」・「誠実」
「死んでも離れない」
(-57) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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/* お前が入院案件
(-58) 2018/09/23(Sun) 22時半頃
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