25 仮面舞踏会
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私の数少ない外出のうちの2つよ。
[お返事は口調は明るいものであったけれど、相変わらずディーン様の表情は険しいままでした。ですから、私は淑女の嗜みとして深く尋ねることは致しません。]
ディーン様が貧乏籤……そうかしら?そうなのかしら? けれど、ディーン様は、とても綺麗な色彩をお持ちだと思うけれど。
[馬車にあがる為に差し出される手を取ります。 それが武道をされる殿方と比べると華奢であるとは、知りません。 私の鳥のように貧相な身体を支えるには十分に力強いもので、安心してその身を任せながら、きっとずれたお話を致しました。]
(3) 2011/02/03(Thu) 02時頃
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[馬車に乗り座ろうとすれば、服の皺を気にするいつもの家庭教師の姿。 私はずっと部屋に籠ることが多いですから、服に皺着けぬように動かず座るは得手とするところです。気遣いを無駄にせぬように、出来るだけ動かぬように座って他愛のないお話を致します。
ただ、久々の外出でしたから、物珍しさに一度だけ、窓から後に連なる馬車達を眺めたりしましたけれど。それくらいは許されるでしょう。 馬車の数はいくつだったでしょう。ディーン様のお荷物も多いようでしたが、私の荷物も多いようでした。侍女のアンナもあの馬車の中のいずれかに在るのでしょう。けれど、詳しくは私の知るところではありません。
そして、程すれば、お兄様の離宮へ辿り着くのでしょう*]
(4) 2011/02/03(Thu) 02時頃
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[目的の場に辿り着けば、耳元に寄せられる唇。 吐息が耳にかかれば、少しくすぐったいのだけれど、笑みを浮かべたのはその所為ではございません。]
あら、護って下さるの?
[コトリと小首を傾げました。 ディーン様の言葉の意味合いは薄らとは、私でも判っているところでした。おかしかったのはそこではなくて。]
私が早く死んだ方が、お父様もディーン様もご自由になるのに。 貧乏籤をお引きになったと言ったのは 何もエスコートのことだけでないの、ないわ。
[お父様に二重の意味。まるで反応を確かめるようだと自分でも思います。ディーン様は、どう思われたでしょう。少なくとも、馬車を降りる際に差し出された手の仕草は洗練されていて動揺は見られませんでした。]
(-3) 2011/02/03(Thu) 02時頃
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/* 〜でしょうの連発が読むに酷い。 むりくり書いた文章よくないですねorz おとなしく寝ます。
ディーン様に、PLが、ごろごろする。ごろごろ。 けど恋愛RPとはまた別なんだぜ!と言っておくでした。
(-4) 2011/02/03(Thu) 02時頃
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― 第二王子離宮 ―
[私はディーン様の手を借りて馬車から、地へ降り立ちます。 先方へ視線を向ければ、先客の離宮へ向かう鮮やかなお姿も見えましょうか。]
お洋服、舞踏会のものを着込んでくるべきでしたかしら? 此方で着替えさせていただければ良いと、思ったのだけれど。
[私は急に不安になって、ディーン様に尋ねました。 着替えたとて、今とあまり代わり映えはしないでしょうけれども。 肌を露出させたとて、肌と布の境は定かではないでしょう。 リボンもフリルも白に白ならば、装飾余り無い今のドレスとどれ程印象が変わるものか、客観的には判らないものです。
けれど、一つ馬車の中交わした会話で、改めたい箇所があったのです。頂いた紅に想いを馳せながら、エスコートされるがまま歩いていれば、背後で新たな来客を知らせる馬車の音が聴こえました。]
(18) 2011/02/03(Thu) 10時半頃
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まぁ、まるで炎の妖精のよう。 素敵だわ。素敵ね。
[ご挨拶をと思って振り返れば、地味な色彩の馬車から現れたのは、燃える火炎。ほぅっと感嘆の息を吐いた私の存在は、視線彷徨わすその麗人の視界に入ること叶ったでしょうか。お気付きになれば、私もディーン様も挨拶を向けたことでしょう。
私は流行に聡い方ではございませんが、麗人が纏われているドレスが流行からは外れていることは判ります。けれど、それすら超越し、赤を纏うはかくあらんやといったようなお姿に、頂いた紅をつけるに少し意気地が湧きました。嗚呼、けれど、近くにこのような方が居られれば、私が纏う紅も可哀想でないかもしれないとも思うのです。]
(19) 2011/02/03(Thu) 10時半頃
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[そのような想い持って、肌を焼く心配ない夜会ということもあり、珍しく流行に乗ったデコルテと背の肌蹴た型の白のドレスを纏い立った姿見の中。 まるで首と身体を切断するように首筋を廻る紅は、私に似合うかどうかは別といたしまして、斬首刑を思わせて好ましいと思うのは、もう少し先の出来事となりましょう。
今は無色彩のまま、客人にお会いすれば、ディーン様の隣で挨拶を向けつつ、私はエスコートされるがまま歩むのです*]
(20) 2011/02/03(Thu) 10時半頃
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/* >>19 訂正 意気地が湧きました× 意気地『のなさ』が湧きました○
(-18) 2011/02/03(Thu) 10時半頃
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― 時は少し遡りて ―
[馬車を降りる為に手を借りるその前。 私は、眼前に金が弧を描くのを見ました。 その色の軌道を追っていた所為で、ディーン様の微かな表情の移ろいを知ることは叶いません。]
……ディーン様に、ヨーリャと呼ばれるのは好きよ。
[それでもいつもの言の葉が返れば、私の視線は見詰める碧に落ちます。こちらも返すは、唇に弧を描きいつもと同じ。死に関する言はあえて重ねません。
かなしいという単語は、私には大した意味合いを持つものでないのです。死と言う言葉を向けた時の、使用人たちの表情を思い起こせば、意味のないことと知っているのですから。 それよりも、ヨーリャと呼ばれたくて、私は囁くのかもしれません。ヨーリャという響きに、両親や情の通った肉親というものの幻想を抱いているのでしょうか。私は束の間、ディーン様の碧の瞳の奥に、そのような幻想を見ました*]
(-23) 2011/02/03(Thu) 15時頃
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[麗人は、私とディーン様に気が付いて下さったよう。 下さる礼は、殿方のもののように思われましたが、それすらも彼の人の雰囲気に合ってしまえば、違和感など感じさせないものでした。]
あら、ディーン様。 仕立てが良いから素敵なのではないわ。なくてよ。 纏われる方にお色があってなければ どんな素敵なドレスも台無しだもの。
魅力的なのは炎の化身のような、あの方そのものでないかしら?
[私は、淑女の礼を返しながら、少しばかり様子のおかしなディーン様に、このような言葉をお贈り致しました。ディーン様が少し動揺なさるのは判る気も致します。それほどまでに素晴らしい色彩でございました。
その間に、人波分けて、現れるは麗人のエスコート役。 私はその姿を拝見し、微かに首を傾ぎました。 見覚えがある気がいたしますが、気のせいでしょうか? とまれ、いつまでも美しき炎に心奪われ立ち止まっている訳にも行きません。]
(45) 2011/02/03(Thu) 21時頃
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それではディーン様、お言葉に甘えさせてください。 衣裳を改めて参ります。
[私は衣裳を改める為に、一室の部屋に入りました。 纏う色は出立前に頂いた紅のみと決めておりましたが、ディーン様のお言葉通り、ローザが紅に合わせた小物をドレスを数えきれぬほど差し出すのです。赤色と括れるだけのドレスだけでも両手で足りぬほど。
私は示される赤の数々に、知らず唇の端を上げておりました。 咎めるような咳払いは、アンナのもの。思いついた他愛もない悪戯を、まるで見透かされた気がします。
青を纏いたいと言えば、どうなるのかしら?
そのような好奇心は、結局満たされることはありませんでした。 結局は、私は型だけは流行に乗ったデコルテと背のあいた白のドレスを身に纏い、緩く結いあげた髪と耳元には白真珠を散りばめ、仮面は白の鳥が羽根広げたようなものを着け、首筋と仮面の下見える唇に唯一の色彩である紅を引いて、お待ちくださっているディーン様の前に再度姿を表すこととなりました。]
(46) 2011/02/03(Thu) 21時頃
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お待たせいたしました。 どうぞ、エスコートお願い致します。
[改めて願いを向け、差し出す私の手は肘まである絹の手袋に覆われています。私とディーン様がダンスホールに向かったのは、開催より早かったでしょうか、それとも遅かったでしょうか。
ディーン様の眉間の皺が仮面に隠されるのを、どこか不思議な心地で拝見した後、踏み入れるダンスホール。 おそらく、ストロベリーブロンドの女性がご気分を悪くされたのは、私がその場に現れた直後のことでしょう。バランスを崩される前、視線があったような気がいたします。]
あら、あの方、大丈夫かしら?
[ご気分悪くされた原因の1つが己にもあるとは知らず、私は仮面の下で瞬くのでした。]
(47) 2011/02/03(Thu) 21時半頃
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[ご気分優れぬような女性を気にするのは、私も時折あのようになることがあるからこそ。気を失って気がつくと、まるで瞬間移動をしているような感覚は面白くはあるのですが、周りは面白くはないらしいとは知っています。]
野暮なの?そうなのかしら?
[ディーン様のお言葉の意味は、実のところ良く判りはしていませんが、判った振りをして頷いておきました。 ディーン様と同じように、いえ、意味合いはきっと違うでしょうが彷徨わす視線の中、行き掛け話題に出した女性の姿を見つけました。5年も前のこ、と姿かたちはお変りになっている所もありますが、髪の色は変わることはございません。御集りになった女性の中でしたら、きっとあの方がそうであろうと。苦手と思われているとは露知らず、後ほどお声かけようと思ったその時でした。]
(55) 2011/02/03(Thu) 23時頃
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………?
[仮面の下、呆けた表情を浮かべてしまったのは、家庭教師のらしからぬ……まるで物語の中のような台詞にでしたでしょうか、それとも突然照明落とされた後、聴こえたお兄様の声にだったでしょうか。
ふいに引き寄せられる手。抱きとめられれば片手くらいは自由になった筈です。自由を得た私の片手は、縋るように胸元の青の布を握ります。けれど傍からは怯えるような仕草にも関わらず、私の今は紅い唇は、弧を描いているのですけれど。]
お兄様、面白いことをなされますのね。
[抱きとめてくれた人の思いとは正反対に、私はその悪趣味が、悪趣味故に思いの他気にいってしまったのでした。]
(56) 2011/02/03(Thu) 23時頃
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いいえ、お護り頂いて嬉しかったわ。 私こそごめんなさい。服に皺が付いてしまったの。
[握りしめた指先解いて、厭わられなければ、そっとその皺伸ばすような仕草を致します。ディーン様は身だしなみを気にされる方ですから、ご気分を害されなければ良いと思うのですけれど。
様子窺うように見上げた後、ダンスの誘いにはもちろん頷きます。 パートナーと初めの1曲踊るは、礼儀と聞き及んでおりますから。]
ディーン様の足、 踏まずに1曲終えることが出来ると良いのだけれど。
[そうお伝えしますが、案外私はダンスというものは好きでした。 ずっと踊っていられるような体力がないのが、口惜しいと思うほどには。さりとて、客観的にみて美しいかどうかは別問題でしょう。]
(64) 2011/02/03(Thu) 23時半頃
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[胸元の皺に指先這わせて、窺うように見上げ傾げる首には、斬首刑を思わすような紅の飾り。]
ディーン様が言葉違わぬ方と存じているけれど 本当に私を護ってくださろうとしているのね。
[嬉しがるでも厭うでもない口調で囁く唇は、吐血を思わせるルージュ。]
……良いもの?
[囁き程の音量で聴こえた言の葉には、一度鸚鵡返しのように尋ねるけれど、深く問わないのはいつものことでしょう。もしかすればその問いかけは、鳴る楽器の音にかき消されたのかもしれません。]
(-62) 2011/02/03(Thu) 23時半頃
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あら、それではお互い踏まぬように努力致しましょう。 そう致しましょう?
[服に皺つけてしまったはどうやら御咎めないよう。 引き寄せられ抱き寄せられるは、なされるがままに。 先程胸元握りしめた私の片手は、今度はディーン様の背に這わせるように宛がいます。
リズムをとってくれるに合わせて、取られた手が下がったのを節目に、私は最初の一歩を踏み出します。 ダンスは点と線なのだと、ダンスの教師は教えてくれました。 ポーズが点、足運びが線、点と点を線で滑らかに繋ぐように。
私はどうにかディーン様の足を踏むことはなかったでしょう。 くるりまわるターンの間に間に、他の女性の纏う美しい色々、ドレスの裾が、花のように咲くを見ました。]
(76) 2011/02/04(Fri) 00時頃
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[舞曲のテンポが上がったのは、一際動きのよい炎を思わせるお二人の踊りに合わせてでしょうか。 異国情緒あふれる女性をリードするのは、私のようなものの耳にまで届くほど嘗てダンスの名手と謳われた叔父様。私が眼を向けた時は、早まるテンポにも容易に合わされているように見えました。視線離した直後に、接触が起きたとは知れないこと。殿方があげた声は、聴こえた気は致しましたが。]
えっ……?
[ディーン様の尋ねに返えそうと口を開けば、思うより上がった呼吸の存在に気が付きます。ダンスに、ダンスフロアーに咲く色々に気を奪われて己の体調など気付く間もありませんでした。]
大丈夫よ。せめて、1曲終わる、までは、良いでしょ……う?
[唇に弧を描くのは無理やりにではなく、本当にダンスを愉しんでいるからなのだけれど。私の小さな願いをディーン様は受け入れてくれるでしょうか?]
(91) 2011/02/04(Fri) 00時半頃
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[紅色のルージュひいた唇は弧を描きます。 タイミング的には、ディーン様の頷きを受けて。 けれど、笑みの理由は相手には判らないことかもしれません。
背に温もりを感じるのは、肌を擽る瞬間があるからでしょう。 少しくすぐったくはありましたが、もしかすれば境が捲れてしまっていたのかと、何かを確かめるような動きなればこそ、動く足のテンポ落とされることも含め、されるがままに身を任せました。]
(-95) 2011/02/04(Fri) 00時半頃
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そうね、もうすぐ、終わ る わね。
[口惜しいと思うのは、もう1曲終わってしまうということか。 それとも、1曲正規のテンポで持たなかった我が身か。 私自身も良く判らないまま、落とされたステップのテンポに抗うことなくパートナーのリードに身を任すに至ります。]
気持ちは、もっと踊りたいと、思うの だけれど。
[残念ね、と呟く頃には、体重を半分以上預ける形。 周りの様子、判らぬほどには、視界が白く濁ります。 折角の色とりどりの世界、遮られて、それが少し哀しく思いました。]
(102) 2011/02/04(Fri) 00時半頃
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[1曲最後までと願いながら、いつ最後の音が鳴ったのかは覚えていません。 気が付けば私は長椅子に座っていました。 白くぼやける視界の中、金の糸が揺らめいて見えます。 それで、目の前に居らっしゃるのがディーン様だと理解できました。]
でも、とても愉しかった、わ。 死出の思い出には、十二分なほど。
[ディーン様の下さるお言葉に、返す言葉はお礼のつもり。 緩く首を擡げれば、幾分はっきりしだした視界に、2つの影が映りました。それはどうやら、叔父様夫婦であるとは、纏われるお色で判断がつきました。]
(115) 2011/02/04(Fri) 01時頃
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[緩く首を擡げたのは、途切れた言葉が気になってのことでした。]
………?
[小首を傾げれば、緩く結んだ髪の1筋零れました。]
(-119) 2011/02/04(Fri) 01時半頃
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[体力がないのはいつものこと。 暫く安静にすれば落ちつくのもいつものことでした。
視界覆う白い霧は緩やかに退いて。 乱れた髪一筋、ディーン様の指先にすくわれる頃には、1曲終えた皆様も休憩されていると認識できるほどになっていました。]
叔父様御機嫌よう。 叔母様、足をくじかれてしまったようね。 大丈夫なの?大丈夫かしら?
[ディーン様と一言二言交わしていれば、近くに来てくださるは叔父様でした。話かけたはどちらが先だったでしょう。どちらが先にせよ、私が口にする1番の話題は、奥方のご様子についてなのは変わりないことです*]
(130) 2011/02/04(Fri) 02時頃
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[続きを請う視線は、はしたないものでしたでしょうか。 願うは、ヨーリャという響き。 願う響き聴こえれば、唇の端を持ち上げます。]
本日は、2回目ね?
[呟けば、はらり落ちたままだった白が掬われて行きました。 頭上まで行けば見えなくなる指先、いずこへ?と思えば、頬に感じる温もり。それは首筋に落ちました。
くすぐったさに、唇から吐息が零れます。 首を絞められる瞬間というのは、きっともっとくすぐったいのだろうと思うのですが、ちがうでのしょうか?
そう思う間に、ディーン様の指先は私の手を包みます。 私は叔父様が来られるまで、その行動の意味合いを探るように、じっと鳥の様な仮面の奥の碧を見詰めたのでした*]
(-128) 2011/02/04(Fri) 02時頃
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ヨーランダは、叔父様の背後に懐かしい女性を認めれば、微笑みかけたかもしれず*
2011/02/04(Fri) 02時頃
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/* 白濁(の酒)ですと!? [中の人の思考がかなり残念だった。]
(-147) 2011/02/04(Fri) 13時頃
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[叔父様とお話を始めた直前のことになりましょうか。 どこからか向けられる視線は感じておりました。 ですから、私は少し回復をしたのを契機に、叔父様の大柄な身体の向こうを少し覗ったのです。]
あら、覚えて頂けていたのね? 頂けていたのだわ。
[その視線はローズマリー様のものでした。 相手様の胸中など知らず、私は微笑を送りました。 嗚呼、是非、あとでお話をと、そう思います。 叔父様が怪訝な顔でもされたのでしたら、見知った方がいたのだとお伝えしたことでしょう。 その間に過ぎるは、銀と紫の瞳を持つお姉様でした。]
(156) 2011/02/04(Fri) 13時半頃
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[お姉様が、くださる礼に立ち上がり礼を返すほどには、まだ私は回復しておりませんでしたから、頭を垂れるだけの礼でご容赦を願います。 その後、計ったようなタイミングで、ディーン様から白濁が印象的なお飲み物を受け取りました。]
無理はしないわ。約束致しましょう。 ディーン様も、私の御守ばかりではつまらないでしょう? 仮面舞踏会は無礼講と聴きます、どうぞお楽しみになって?
[教師然としたお言葉と髪を撫でる感触に、私は仮面の奥で眼を細めました。ディーン様の視線は、先程私が視線向けた先に向かったように思いますがどうだったでしょう?]
ローズマリー様もお美しい方ですもの。 ああ、けれど、パートナーの方はどういったご関係かしら?
[世間に疎い私はそのように呟いてから、ディーン様が距離を取ろうとする前に、片手をとり引き寄せて、内緒話を1つ2つ致しました。]
(159) 2011/02/04(Fri) 13時半頃
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[ディーン様が距離を取られるその前に、私は手を取ります。 そっと金の髪の間に見える耳朶に唇を寄せました。 先程頂いた言葉の応え、お伝えするために。]
私という存在が欲しいのでしたら 私はそれを止めることは、致しません。 いいえ、できないのだわ。
[思い出すのは、使用人たちの噂話。 ディンディア家は貧乏籤(私)を引かされたのだと。
貧乏籤でもいるというのならば。 繋ぎとめるを拒否することが、どうしてできましょう? いいえ、できません。 ただ、同じようにこの身に潜む 死 という存在も、どうにもできるものではないのでしょうけれど。
私はゆっくりと手を引いて、距離取るディーン様を笑みを持って見送りました。]
(-153) 2011/02/04(Fri) 14時頃
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― 少し先のお話 ―
[それからどれほど時間が経ったことでしょう。 その間の内、どれ程叔父様とお話をしていましたか。 その内容は、また改めることとし、少し時間を進めましょう。
時刻は、一度立ち去ったお姉様がお戻りになるくらいは、過ぎていたようです。私の手には空になったグラスが握られておりました。随分ふわふわとするのは、飲みなれぬアルコォルを摂取したためでしょうか。それとも華やかな空気に酔ったためでしょうか。 どちらにせよその所為で、ローズマリー様とお言葉交わすは未だ叶わぬままでした。
あれから踊ることは無く見詰めていた空間。 そこに響いたのは乾いた音。 きっと、皆様の目は其方に奪われていたのだと思います。 ですから、私はこっそりと酔いに任せて思いついた悪戯を決行したのです。音を立てずにひっそりと、鳥の翼からもがれた羽毛のように、それとも幽鬼のようでしたでしょうか?ふわふわと、誰に告げることなく、1人ダンスホールを後に致しました。]
(162) 2011/02/04(Fri) 14時半頃
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― お庭へ ―
[私の足は自然と外に向かっておりました。 太陽の下は出れぬ身、夜は冷えが身体に障ると外に出るは叶わず。けれど、私は今、仮初の自由を得ておりました。
冷えた外気は、今は心地よく感じます。 光少ないお庭は、恐ろしさより幽玄さが勝って私には見えました。]
嗚呼、冬薔薇が。
[外へと向かったのは、もしかすれば、淡い花の香に誘われたからかもしれません。庭の片隅に忘れ去られたように咲く薔薇を見つけました。月明かりでは色ははっきりと致しませんが、それはおそらく紅だと思われました。]
(163) 2011/02/04(Fri) 14時半頃
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