人狼議事


207 愛しの貴方を逃がさない。

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【人】 重層培養 イースター

― 翌日・大学 ―

 [ 本日は一限目の講義。
  食生活以外は(多分)普通の卯月だから、
  遅刻もせず、むしろ余裕を持って教室に向かう、
  …訳 だけど。
  
  まばら、と言うべきか。
  時間が経っても教室に来ない学生。
  普段、あまり周りを見ない卯月も
  首を傾げた。 ]
 

(26) 2017/01/15(Sun) 19時頃

【人】 重層培養 イースター


   休講…?

 [ キャスケットの陰から、見回す。
  そういえば 大学からの連絡を、
  見ていなかったなあと気付いたのは、
  それから少し後のこと。

  スマートフォンを白い手で操作しながら、
  ぼんやり考える。

  ―― どうしようか。
  今日は一限しか取っていない日で、
  暇になりそうな予感が、した** ]
 

(27) 2017/01/15(Sun) 19時頃

重層培養 イースターは、メモを貼った。

2017/01/15(Sun) 19時頃


【人】 重層培養 イースター


 [ 片手で器用にスマートフォンを弄って。
  休講の知らせを見ながら、サンドイッチを食べる。
  買ったのは購買だけれど、
  いつも食べているのは
  クッキーみたいな栄養調整食品群だ。
  それ故に、これも多分 珍しかった。
  
  コンビニの店長さんがいたのなら、
  昨日の様な反応を返されただろうか>>6、と、
  思ってみたり、する。

  レタスが多めに入っているから、
  ……栄養的には、セーフ、なんだろうか。
  口内でレタスを噛む音を聞きながら、
  もうひとつ、思うことがあって

  白い指先が画面を滑る。 ]
 

(40) 2017/01/15(Sun) 22時頃

【人】 重層培養 イースター


  『あいり先輩、
   お昼ご飯にいいところって知ってますか
   栄養バランス良いところだともっと嬉しいです』

 [ ぽん、ラインのメッセージが飛ぶ。
  
  宛先は、先輩。
  入学当時、大学構内を迷ったところを助けて貰って、
  そのご縁から お話をするようになった 
  そんな、ひと。
  
  返事、くるかなあって。
  お行儀は悪く、スマートフォンを弄りながら
  教室を出て行った* ]
 

(41) 2017/01/15(Sun) 22時頃

重層培養 イースターは、メモを貼った。

2017/01/15(Sun) 22時頃


【人】 重層培養 イースター


 [ 丁度大学から出たところで、
  通知ランプが光る>>42
  
  流石先輩、と思いつつ、
  商店街にあるらしいレストランへ向かうことに。
  先輩お勧めなら、きっと美味しい。
  
  寒さで更に白くなった指先。
  タップするのは、のろのろ。 ]
 

(49) 2017/01/15(Sun) 23時頃

【人】 重層培養 イースター


  『ありがとうございます。
   商店街、いってみます。

   あ。
   今度、お菓子一緒に食べましょう。
   コンビニで美味しいの、あったんです。』

 [ 一言添えられたメッセージに、
  ふ と、マフラーに埋めた口元は
  笑みを浮かべ。
  
  やさしいなあ って。
  そんな感想* ]
 

(50) 2017/01/15(Sun) 23時頃

【人】 重層培養 イースター

― レストラン《エルブダムール》 ―

 [ のんびりたどり着いた "レストラン"の中。 ]

 [ …此処かな?って 首を傾げたのは、
   食べ物系統のお店なんて
   コンビニか購買の二択しか無かったからだ。

   お洒落なお店、という
   シンプルな感想しか出てこないけれど。
   店内も、店外に並んでいた人々も、
   女性が多い気がするから、きっと間違ってはいない。
   
   ちらほら、卯月の真白な髪を見遣る人も居て、
   どこか、そわそわ、むず痒い、様な 感覚。
   キャスケットは何時もより深く被って、
   赤色の瞳は、メニューをじいと、見ていた。 ]
 

(51) 2017/01/15(Sun) 23時頃

【人】 重層培養 イースター


   ……す すみませーん

 [ 正直な、話。
  どれを頼んだら良いか分からなかったけれど、
  それでもこの慣れない場で、
  手を挙げられた理由は、ひとつ。
  
  好物があったから。

  そうっと挙げた手は、
  店員に見えただろうか。 ]
 

(52) 2017/01/15(Sun) 23時頃

【人】 重層培養 イースター


 [ …外人さんもいるのかな?
  お洒落なお店だし。
  
  やってきた店員さん>>54の、
  卯月に似た容姿を見て、内心。
  
  キャスケットの陰、
  赤色はメニューの一点を見詰め、
  白い指先も其処を示す。 ]
 

(58) 2017/01/16(Mon) 00時頃

【人】 重層培養 イースター


  えっと…シチューをください。
  パンと、セットの。

 [ とろとろのシチュー。
  卯月の好物。
  卯月の母の、得意料理。

  店員の碧眼を見上げて、注文。
  
  どんなシチューかなあって、
  こどものような、期待もあった。
  好物という理由だけじゃあ、なくて。
  実家を思い出して頼みたくなったのは、
  内緒** ] 
 

(59) 2017/01/16(Mon) 00時頃

重層培養 イースターは、メモを貼った。

2017/01/16(Mon) 00時頃


重層培養 イースターは、メモを貼った。

2017/01/16(Mon) 00時頃


【人】 重層培養 イースター


 [ お願いします、と。
  そう相手>>72に示すように、小さな会釈。
  行き先が厨房だった所を見るに、
  どうやらシェフの人だったらしい。
  
  シェフの人なんだ、
  そんなふんわりとした感想は直ぐに消え、
  赤色の瞳は手元のスマートフォンに落とされた。
  
  シチューとフランスパン。
  "美味しそう"なそれらが運ばれるまで、
  さほど時間はかからない。 ]
 

(80) 2017/01/16(Mon) 22時頃

【人】 重層培養 イースター


 [ シェフの声に、再度小さな会釈。
  赤色は料理の方を見ていたから、
  今度は視線が合うことはなかった。

  遠くなる足音を聞きながら、
  真白な手を合わせ、

  "いただきます"。 ] 
 

(81) 2017/01/16(Mon) 22時頃

【人】 重層培養 イースター


 [ 「玉葱は飴色になるまで火を通すのよ」
   
   料理の得意な母の、シチューの秘密。 ]
 

(82) 2017/01/16(Mon) 22時頃

【人】 重層培養 イースター


 [ 卯月は。
  そんな母の手元を見るだけだったけれど。
  幼いときから、今に至るまで、
  ずうっと食べている、母の 味。

  ―― を、
  何処か思い出すような 気がした。 ]
 

(83) 2017/01/16(Mon) 22時頃

【人】 重層培養 イースター


 [ ―― 上手なんだなあ。
  
  一瞬だけ止まったスプーン。
  赤色はまあるく、
  口の端は"好物"を思い出したからだろう、弧を描く。
  
  銀色に映し出される自分の顔を見ながら
  そんな、感想。
  
  自然と食べ進んでいって、
  何時も食べるのが遅い卯月にしては、
  あっという間、とも言える 速さで完食した。
  成程、これなら賑わうのも分かるものだ。 ]
 

(85) 2017/01/16(Mon) 22時頃

【人】 重層培養 イースター


  ―― ごちそうさまでした。
  美味しかったです。  

 [ お会計の時に気になってしまったのは、
  悲しきかな、学生。軽くなった財布の存在だ。
  美味しかったからまた来たいとは思ったけれど、
  これは 来るにしても、暫く後だろう。

  どうやら持ち帰れるスイーツもあるようで。
  並ぶそれらを無意識に追ってしまうが、
  我慢、と言い聞かせた。
  手軽に食べられるスイーツも、小食な卯月の好物だ。

  誘惑に耐えながら告げた"ごちそうさま"は、
  厨房に届いたか、どうか。 ]
 

(86) 2017/01/16(Mon) 22時頃

重層培養 イースターは、メモを貼った。

2017/01/16(Mon) 22時半頃


【人】 重層培養 イースター


 [ 帰り際
  シェフが手渡してきた袋>>98
  どうしたことかと中を覗けば、
  コーヒープリンとパンケーキが見えた。

  どうしてこれを。
  サービスでもしているのだろうか。
  浮かぶ疑問を声にする時間は無く、
  ただ、戸惑いを返し。 ]
 

(110) 2017/01/17(Tue) 00時頃

【人】 重層培養 イースター


   えっ
   ああ、――― はい…。
   懐かしい味がした気が、します、
   ありがとうございます…?

 [ あまりに突然のこと。
  問いかけ>>101にも、
  ぽかんとした様子で応えるほか無く。
  
  更に来客の姿>>88が見えたものだから、
  卯月の視線とお辞儀もちろんのこと、
  シェフもそちらに行ってしまって。 ]
  

(111) 2017/01/17(Tue) 00時頃

【人】 重層培養 イースター


 [ とうとう
  貰った袋分のお金を払う間も無く、
  両手に袋を抱えたまま、
  店を出ることとなった。

  ……今日の夜ご飯、と
  思ってしまったのは
  生活と言うより、悪癖 故だ* ]
 

(112) 2017/01/17(Tue) 00時頃

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