198 冷たい校舎村4
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― 教室 ―
[時間ぎりぎりに教室に飛び込んできた御堂>>0:651は、タオルを確保できたかな。 困ってるようだったら、折角持ってきたのに一度も出番がなかった保健室のタオルの出番だ! 御堂、パース!って自分の席から投げつけただろう。
頬杖をついて、私はチャイムが鳴るのを待った。 先生が来るのは、正直もうほとんど期待してなかった。 チャイムが鳴っても先生が来ないのを確認して、帰ろう……というのは無理だから、食堂で小雨になるのを待っていよう。 そんな気持ちだった]
来ない、ねー。
[チャイムが鳴って、そしてその余韻が遠ざかっていく。>>#0 そうして完全に消えてしまったのを確認して、私はそう言った。んだけど]
(1) 2016/09/15(Thu) 00時半頃
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……え?
[よーし、それじゃ、食堂行こっかあ!という言葉は、私の口から出てこなかった。 代わりに、かすれた小さな声が漏れる。 だって、なんで?食堂のスイーツに思いを馳せていたから、幻覚ならぬ幻匂なんてかいじゃった? 鼻腔をくすぐるのは、食欲をそそる食べ物の匂い。>>#1 ねえ、どういうことかな。 助けを求めるようにきょろきょろしたけど、みんなはどんな顔してただろう]
(2) 2016/09/15(Thu) 00時半頃
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[頭はきょろきょろみんなを見回したけど、首から下は動かなかった。動けなかった。 だけど、志水は違った。>>4 立ち上がって、ドアの方に向かう志水を視線で追いかけて。 そうして、志水がドアを開く]
なに、これ。
[ドアが開いた瞬間、食べ物の匂いはいっそうはっきり教室の中に流れ込んできた。 それだけじゃない。 目に飛び込んでくるのは、チカチカ、カラフルな光。 耳に届くのはJ-POP それは本来なら、人の気配を感じさせるもののはずなのに、なぜか誰の気配も感じさせない。 まるで……そう。お化けのお祭りみたいだ]
志水、ドア、閉めて!
[見たくない。聞きたくない。 それは現実逃避だってわかってる。だけど、今はちょっとシャットアウトしてほしい。 落ち着いて、考える時間がほしい。 私のその懇願の叫びと同時、壊れたはずの私のスマホが、メッセージの着信を知らせた>>#3]
(16) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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[弱気な顔なんてしたくなかった。冗談にして、なんだって笑い飛ばしてしまいたかった。だけど、朝比奈と目が合った時>>11、多分私はそんな見栄ははれなかった。 ドアを閉めろというのは、傲慢だ。 見たくないなら、目をそらせばいい。聞きたくなければ、耳をふさげばいい。 それなのに、私は、ドアを閉めてと懇願しながら、ドアの向こうの景色から目が離せない。
だけど。 壊れたはずのスマホが鳴って、私の視線はドアを離れた。 確かに壊れたと思ったのに。乾いたから、直った? だったら嬉しいな。レティの画像も無事で、修理代の心配もしなくてよくて。 そして、なにより、電話ができたら。兄ちゃんに迎えに来てもらおう。 どんだけ恩を売られたってかまわない。とっととこんな場所から帰るんだ。 ……なんて。私のそんな期待は、すぐに砕かれてしまう]
なに、これ。
[馬鹿の一つ覚えみたいに、私はまた同じことを言う。 直った、と思ったスマホは圏外になってて、それなのにメールを受信してた。 差出人は、わからない。 だけど、クラスメイトの誰かからに決まってる文面>>6に、スマホを握る手が震えた。 ううん、震えていたのは、手だけじゃなかったかもしれない]
(24) 2016/09/15(Thu) 01時半頃
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[ばたん!と音がして、光が、音が、匂いが、遠ざかる。>>23 誰かが楽しくなかった文化祭が遠ざかる。
文化祭でお世話になったみんなには、って言っておいて、文化祭、楽しくなかったんだって。嫌味かなあ?なんて。そんなことを言う元気はなかった。 無性に悲しかった。理由は、私にもよくわかんない。
この現象の理由なんて、全然わからないし説明できない。 だけど、たちの悪いいたずらだとは思えなかった。だって、いたずらにしたって手が込みすぎでしょ? 休校のお知らせをシャットアウトして、 学校の鍵を開けて、空調と電気をつけて、 電話を不通にして、 教室に御堂が飛び込んできてから数分もたたないうちに、文化祭の再現なんてしてみせる。 そんなこと、誰ができる?どうやったらできるのかな? わからない。わからない、から]
……帰ろうよ。
[そんな言葉が、転がり落ちた]
(34) 2016/09/15(Thu) 01時半頃
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びしょ濡れになったって、風邪ひいたって、もういいよ。 近くのコンビニまで行けば、公衆電話だってあるじゃん。 そこからなら家に連絡できるよ。迎えに来てもらおうよ。
[居心地が悪くて帰りたくないとか、そんなこと言ってる場合じゃない。食堂でお茶をする約束は延期になっちゃうけど、今から食堂にいって楽しい気分でお茶ができるなんて全然思えなかった。 だから]
ね、帰ろ?
(35) 2016/09/15(Thu) 01時半頃
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篠崎、大丈夫?
[ようやく立ち上がって、私はへたり込んでいる篠崎>>21の頭をそっと撫でた。 せっかく篠崎が市宮とお茶する機会ができそうだったのに、延期になっちゃうのは悪かったなって思うけど、篠崎も調子が悪そうだし、仕方ないよね。 だけど、この様子で雨の中を強行突破に付き合わせるのも可哀想だ。 私がコンビニまでダッシュして、迎えを呼んで、学校まで他のみんなを拾いに行けばいいかな。 そんなことを冷静に考えてるつもりだった。だけど本当は、ちっとも私は冷静なんかじゃなかった]
え?香坂、どうしたの?
[なにしろ御堂に言われるまで>>52、香坂が教室を出て行ったこと>>38に気づけなかったんだから]
(54) 2016/09/15(Thu) 02時半頃
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― 御堂のこと ―
[御堂の苗字が変わったことは、もちろん知ってる。 だけど、なんていうか。御堂は、御堂っていう名前が似合ってるって勝手に思っていた。 御堂っていう苗字が、御堂らしいって。
母さんは、いまだに高校時代の友達と仲良くしてる。 電話で話したり、たまに会ったりしてるらしくて、時々話題に出てくるんだけど、私は母さんの友達の旧姓しか知らない。 何度か私も会ったことがあるけど、その時、母さんの友達の方も、母さんのことを旧姓で呼んでた。 高校の時からそう呼んでたんだから、今更違う名前でなんか呼べないよって母さんも、母さんの友達も言ってた。
私の感覚は、その感覚に近いのかもしれない。 今更亀井なんて言われても、御堂のことは御堂としか呼べないよ。 もちろん、御堂が嫌がったら改めるつもりだったけど、特に嫌がってる感じもしなかったから、私は御堂って呼ぶことを、これからもやめないと思う。
そのことを、御堂が本当はどう思っているかはわからないけど。 タオルが顔面を直撃しても、お礼を言ってくれる御堂だから、多分許してくれるんじゃないかな**]
(60) 2016/09/15(Thu) 02時半頃
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[教室から、誰かが出て行くたびに、引き止めたい気持ちに駆られた。 なんで出てくの。ここにいようよ。 少なくともこの教室は、文化祭の日に巻き戻ったりしてないよ? ここだけは、まともだよ? そう言いたくなって、飲み込んだ。 だって、その言葉には何か根拠があるわけじゃない。感情的で、衝動的な言葉だ。理性のかけらもない言葉だ。 この教室にいれば大丈夫なのかなんて、本当にはわからない。 なにより、帰るためには、この教室を出て行かなきゃ行けないんだ。 だから、私は篠崎のそばに立ったまま、出て行く人を黙って見送るだけだった]
うん。 わけわかんないよね。
[大丈夫じゃない、と篠崎は言う。>>89 その反応は、正常だって私は思った。 だってこんな意味のわからないことが起こってるんだもん、大丈夫でなんかいられない。 そんなの、仕方なくない?]
(97) 2016/09/15(Thu) 13時半頃
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[篠崎に市宮が声をかける。>>81 市宮の顔を見て、それから、どうする?って篠崎の反応をうかがった。 保健室。具合が悪くなったら行く場所。 だけど今は、保健の先生はいない。薬はあるだろうけど、なんの薬が正解なんだろね?
行くって言った篠崎に、一緒に行くかって誘われる。 いつもなら、篠崎が市宮と二人きりになれる機会を邪魔したりはしないんだけど。 そんなこと、しないんだけど]
そうだ、私、保健室にタオル返さなきゃいけないんだった。
[誰かが使うかと思って何枚も持ってきたタオル。 結局、御堂に一枚進呈しただけ。 余っちゃった分を、返さないといけない。 そんな理由を見つけてしまって、私はこっくり頷いた]
私も行く。
(98) 2016/09/15(Thu) 13時半頃
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[真っ赤になって慌てる篠崎は可愛い。>>99 その姿を見たら、ちょっとだけ張り詰めてた糸が緩んだ気がした]
いや、私に聞かれてもわかんないよ? 調子が悪いなら遠慮しない方がいいと思うよー?
[助けを求めるようにこっちを見る篠崎に、にっこり。 別に、意味深な顔をしたりはしない。 そーっとアシストはするけど、余計なことはしない。 篠崎が隠したがってることを、暴いたりはしないよ。
結局、篠崎は自分で歩くらしくって、ちょっと残念って思ったけど。 おんぶなんて、大したことないのになあ。 私なんか、なんかやらかすたびに、しょっちゅう、 そんなことを考えかけて、打ち切った]
(103) 2016/09/15(Thu) 14時半頃
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― 廊下 ―
[わかっていたけど、教室の外は、文化祭だった。 蛍光灯の灯りにこうこうと照らされて、お化け屋敷だの、占いの館だの、喫茶店だのが派手に飾り付けられている。 ただよってくる甘い匂いは、きっとクレープ屋だろう。 食べに来いよなって、言われてた。 売り上げに貢献しろよ。なに言ってんの、奢りでしょ。 あの頃は、こんなことになるなんて、夢にも思ってなかった。 あの頃は]
うん。楽しかった。
[篠崎の呟き>>101に頷く。その続き>>102には頷けなかったけど]
(104) 2016/09/15(Thu) 14時半頃
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[これって、夢なのかな? だとしたら、楽しい夢?それとも悪夢なのかな?
文化祭の頃は楽しかった。 目の前に広がるのは、その楽しかった文化祭の景色。 だけど今は、ちっとも楽しくない。 きらびやかな装飾も。 楽しげな音楽も。 美味しいそうな匂いも。 全部そのまんまなのに、ここは空虚だ]
ねえ。 楽しかったよ。だけど、この光景は、全然楽しくない。
[それは、ただの思い付きだった。何の根拠もない、何も考えずに思い付いたことをそのまま口にしているだけの]
(105) 2016/09/15(Thu) 14時半頃
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もしかしたら、この光景は、文化祭が楽しくなかった人が見てる光景なんじゃないかな? その人には、文化祭当日も、こんな風に見えてたんじゃない?
[楽しかったのに、全然楽しく見えない目の前の景色。 文化祭当日も、その人にとってはこんな風に映っていたんだとしたら。 それは、とても悲しいことだ。 そんな人がクラスの中にいたのに、私はなにも気づけなかった。心底、文化祭を楽しんでいた。 それはとても……悲しい]
やっぱり、ここは夢の中なのかな。 私じゃなくて、文化祭が楽しくなかった、誰かの夢。
[非科学的で、馬鹿馬鹿しいって思うけど。 思わず、そんなことを口にしていた。 やだな、私も脚本家になれちゃう?シェイクスピア朝比奈の次に颯爽と登場する、市宮のライバルその2になれちゃう?]
(106) 2016/09/15(Thu) 14時半頃
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[そんなわけあるか、って笑い飛ばされるかと思った。突飛なことを言ってる自覚はあったから。 それなのに、市宮から返ってきたのは同意の言葉だった。>>108 私と同じくらい、みんなわけがわかってないってことかな。 そんなことあるわけないって笑い飛ばすのは簡単だけど、この現象を説明することはとっても難しいだろうから]
夢ってわかってたら、やりたい放題なんだけどな! いくら食べたって太らないし、ずぶ濡れになったって風邪引く心配しなくていいし、
[死んだって死なないでしょ、なんて出かかって飲み込んだ。ちょっとそれはブラックすぎる]
100%夢だってわかればいいのにな!
[試しにほっぺたをつねってみた。痛かった]
(109) 2016/09/15(Thu) 15時頃
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[やりなおしたいって篠崎は言う。>>112 その気持ちが、全然わからないってわけじゃない。 文化祭に限らず、後悔なんてものは人生につきものだ。
私だって、やりなおせるなら。 告白されたんだって?なんて聞かなかった。 そんな水を向けるようなこと、絶対言わなかった。 だけど。だけどさ]
ここ、文化祭かもしれないけどさ、全然楽しくないよ。 悪い夢みたいな場所だよ。 こんなところでやり直して、上書きして、それって楽しい思い出になるのかな?
[私には、どうにもそんな風には思えない。 眉を下げて篠崎の方を見たら、なんだか本当に具合が悪そうだった]
ちょっと、篠崎、大丈夫? 無理することないよ。負ぶってもらった方がよくない?
[ねえ?って同意を求めるように市宮の方を見た**]
(113) 2016/09/15(Thu) 15時半頃
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― 田井清花はゴリラじゃない ―
[昔、テレビで見たんだったかな。 ゴリラは、小さい頃から一緒に育つと、血がつながってなくても夫婦にはならないんだって。 お互いをきょうだいだって認識して、夫婦にはなれないんだって。
私はゴリラじゃない。断じてゴリラじゃないけど、気持ちはわかる。 それが正常だって、私は思う。
あいつのこと、どう思ってるのか、聞かれたことは何度もあった。 もっとはっきり、付き合ってるんでしょって言われたこともある]
やめてよ。近親相姦じゃん。
[聞かれるたび、私は本気でそう答えてた。 『近親相姦じゃ、ねーんだけどな』って、あいつが友達にこぼしてたことなんて、知らない。 その友達の中に、朝比奈が含まれてたかもしれないこと>>0:608なんて、もっと知らない**]
(119) 2016/09/15(Thu) 18時半頃
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[本当のことをいうと、このところ朝比奈とは二人にならないようにしていた。 朝比奈に何か問題があるわけじゃない。 朝比奈があいつと何か話しているのを見かけたからだ。>>132
考えすぎかもしれない。 でも、用心するに越したことはないと思う。
だって、あんなに簡単に、17年以上一緒にいた私とあいつは壊れちゃったんだ。 何かが壊れるのって、あんなに簡単なことなんだって、あの時思い知ったから]
(141) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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/* 「あいつ」を他の人に描写されると無性に恥ずかしいということを知りましたw 嬉しいしありがたいけど恥ずかしすぎるw あと、自分が描写してもなんとも思わないんだけど、他の人に描写してもらうとこう、無性に罪悪感がw 陸、ごめんよ…いけめんチップなのにね… NPCに思いを寄せられる設定はもうやらないと心に決めましたwww
(-62) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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― 廊下 ―
[大丈夫って篠崎は言う。>>115 真っ青な顔で、全然大丈夫そうには見えない。 ああ、そうだ、間違えた。そう悟る。 篠崎は自分から「やっぱりしんどいから負ぶってほしい」なんて言える子じゃなかった。 となれば、水を向けるべきは、篠崎じゃないんだ。市宮だ]
全然大丈夫そうに見えないって。 市宮もそう思うよね?
[負ぶってやってよって視線に圧をこめて、市宮の方を見た]
(145) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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― 保健室 ―
[結局、篠崎は市宮に負ぶってもらったのかな。 篠崎が頑として拒否したら、肩を借りる程度になったのかもしれないけど。私に言わせてみれば、おんぶと肩を借りるのは大差ないような気がしなくもない。 どちらにしても、私は先頭に立って、いろいろ物が置かれていつもより歩きにくい廊下を保健室に向かったのだった]
篠崎、どうする?ちょっと横になる?
[保健室のドアを開ける。保健室はさすがに文化祭仕様ということはなく、いつも通り。ちょっとほっとした。 ベッドを仕切ったカーテンを引いて、どうする?って首を傾げる]
(151) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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[休んでいくっていう篠崎>>161に頷いて、一緒にいるよ、って言った。 だって、こんな状況で目を覚ましたら自分しかいないって、どうだろう。少なくとも私は嫌だ。 市宮はどうしたかな。おつかれ、ありがとねって言ったけど、私は追い返すことも引き止めることもしない。
文化祭の喧騒は、ここまではほとんど届かない。 聞こえるのは雨がざあざあ降る音。雨音の向こうから、かすかにJ-POP]
お茶したかったよねー。 篠崎は、エクレア食べたことある? 香坂がお勧めだって言ってた。
[篠崎>>162に相槌を打って、私は隣のベッドに座る。 寝顔見られるのは恥ずかしいかな。それなら仕切りのカーテン閉めるよ。 そう言おうと思ったら、篠崎が立ち上がって窓の方へ]
ちょ、
[空気の入れ替えしたいのはわかるけど、気をつけないとびしょ濡れになるよ! そう警告しようとして]
(171) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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え?
[間に合わないと思ったんだけど、窓は開けられなかった。 代わりに聞こえるのは、篠崎の戸惑ったような声。>>163 どしたの、ってその背中に声をかけようとして、思い出したのはシェイクスピア朝比奈の話。>>0:545 いやいやいや、そんなまさか]
ロックかかってるんじゃない?
[窓開けない方が、って言おうとしたことも忘れて、私はそんなことを言いながら篠崎の方へ]
ロック……は、掛かってない、ね? 立て付けが悪い?
[首を傾げながら、私は窓に手をかけて、ガラッと――――]
……あれ?
[ガラッと、窓は開かなかった]
(173) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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/* 来島か朝比奈に不毛な片思いをしようかって実はずっと考えている…どうしよう…
(-69) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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/* 御堂が!可愛い!(ばんばん!
(-72) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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[こう見えても、私は結構力持ちだ。 カナヅチをガンガンやって、自分で言うのもなんだけど、大道具係の中でも多分大分貢献した方だと思う。 だけど、窓はぴくりともしなかった]
え、この窓、はめ殺しだった?違うよね?
[力任せに開けようとした。けど、やっぱりびくともしない。 玄関はって篠崎が言う。>>191 ここは1階だ。昇降口はすぐそこ。ひとっ走りすればすぐに確かめに行ける。 反射的に、見てくるよって言いかけて、私は口をつぐんだ。 もし開かなかったら?保健室に戻ってきて、私は篠崎になんて報告すればいい? 開かなかったよって言うの?言える?]
(195) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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― 回想:うさぎ同好の士、発見 ―
[その日食べていたのは、チーズケーキだった。 私はレアじゃなくてベイクド派。 食堂のベイクドチーズケーキは綺麗な焼き色で、甘すぎなくて程よい大きさ。 ぺろりと平らげて、私は紅茶を飲んでいた。 待ち合わせの時間までは、もう少し。残っていた紅茶を飲み干してしまおうとした時だった]
あ、御堂ー。
[持ち上げたカップをテーブルに戻す。 御堂もお茶しに来たの?誘えばよかったーなんて言おうと思ったら、思いもよらぬ言葉と共に、差し出されたのは可愛らしい単語帳だった>>187]
可愛い! えっ、何、御堂もうさぎ好きだったの!? 言ってよ!!
[いや、今聞いたんだけど。もっと早く聞きたかった! うさぎの愛らしさについてもっと語り合いたかった! いささか興奮気味に、私は御堂とうさぎの単語帳を交互に見やって]
(202) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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いいの!?わー、嬉しい!ありがとー!
[わあいって単語帳を受け取った。 ふくふくしたうさぎの形の、とても可愛い単語帳>>186は、ちょっと使うのがもったいない。 どうしようかな、観賞用にしてしまいそうだな、なんて思ってたら、待ち合わせの時間になってたらしい。 あいつが来た]
ねー、見て見て!めっちゃ可愛くない!?
[ハイテンションで、あいつにも見せびらかす。 しかしあいつはうさぎ同好の士じゃない。鳥派なのだ。 志水と話が合うかもよって言っても、気のないそぶりだったけど。 とにかく、御堂はあいつにまで単語帳を差し出した。>>189 同好の士だと思ったのかな。それとも布教用?だとしたらすごすぎる。 わかんないけど、ああ駄目駄目、って私は首を振った]
こいつは鳥派なんだよー。鳥も可愛いのは認めるけどさ、わかってないよねー?
[わかってないやつにやるのはもったいないって止めたけど、悪いことしちゃったかな。 別れ際、今度うさぎの可愛らしさについて語り合おうねって言ったけど、そういえばまだ実現してないような気がする]
(203) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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― 現在:保健室 ―
[篠崎の言うこと>>204はもっともだった。ぐうの音も出ないってやつ。 一緒に寝ちゃう?って言われて、考える。それは、すごく魅力的なお誘いだった。 何も考えずに眠ってしまえたらいい。 これは誰かの夢かもしれないんでしょ。眠って、起きたら、ああやっぱり夢だったって、いつもの日常が帰ってくるのかもしれない。 そこまで考えて、ふっと頭によぎったのは。
……帰りたい?本当に。 いつもの日常は、壊れてしまったのに? 私が帰りたい日常は、文化祭前の日常じゃない? ここは、文化祭。つまり、壊れる前の時間軸。 そんな場所から、帰るの?本当に?
――――って、なに考えてるんだ。頭を振って、打ち消して。 すごすごと、私は元いた場所に戻る。篠崎の隣のベッドに、座った]
(212) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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そういえば、聞いたことあるかも。 都市伝説みたいなもんだって、思ってたんだけど。
[篠崎の話>>205は、聞いたことがあった。ちょっとしたオカルトの都市伝説だと思ってた。 ああそうか。聞いたことがあったから、あんなこと>>106思い付いたのか。 オリジナルじゃなかった。脚本家にはなれなかった。市宮のライバルその2なんておこがましかったごめんなさい]
……わからない、けど。それは違うかもしれないよ? 楽しくなかったっていうのは本当。だけど、本当は楽しみたかった、っていうのは? 文化祭を楽しみたかったのに、楽しめなかったのが心残りで、やり直してるっていう可能性もあるんじゃないかなあ?
[篠崎だって、やり直したいって言ってた。>>112 そういうことなのかもしれないって、思う]
(217) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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