132 Hogwarts School ~悪夢よ、再び~
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…。 [眠れない日が続く。窓際に置かれたベッドを、深夜の月がまるで眠る時間を奪うように明るく照らしていた。]
『ミャオォ』 [自分の膝の上で丸くなっていた愛猫が目を覚ましたようで、ふわふわの毛並みを、これでもかというほどヨーランダに擦り付ける。] …サンドラ。私、怖いんだ…。この5年で、何もかも変わってしまったよ。
[そう悲しげに呟くヨーランダ。そのスカイブルーの瞳には、5年前のまだあどけなかった自分達を懐かしむような、憐れみの色が滲んでいた。] ねえ、私、どうしたら良いと思う…?
[膝の上で再び丸くなる毛玉へ喋りかける。黒猫は、ご主人から喉や頭、お腹を愛撫され気持ち良さげに喉をゴロゴロ鳴らすだけで、答えは返って来るはずもない。]
はは…サンドラは気楽だね。何も考えなくて良いんだもの…。 [ヨーランダは黒猫へ愚痴ると、さみし気に窓の外を眺めた。月が煌々と外を照らしている。]
(2) 2014/08/27(Wed) 17時半頃
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ノクターン横丁で…マグルの惨殺事件…
[ホグワーツ魔法学校内。ここ、スリザリン寮談話室は、昼間だというのに薄暗く、寮生でさえ好んで集う場所ではない。そんななか、新聞を広げ、独りごちるヨーランダの姿。新聞の一面に大きく取り上げられた悍ましい事件に、彼女は顔を歪めた。]
(っ…酷い…。何で、こんな事…一体誰が…。) [自問自答をしてみるが、答えは分かり切っている。最近、純血主義の魔法使いの活動が活動になっていると聞く。彼らは極端にマグルを嫌い、自分達純血が至上であると考えている。きっとそいつ等の仕業なのだろう。ヨーランダは一つ、深いため息をついた。] 純血、主義… 『ウニャァン』 サンドラ…
[いつの間に散歩から帰って来たのだろうか。オッドアイの黒猫は、主人からの愛撫を求め己が頭をしきりに擦り付ける。ヨーランダはヒョイっと黒猫を抱きかかえると、そのまま膝の上に乗せた。どうやら、大広間で昼食を食べる気はないらしい。]
(175) 2014/08/29(Fri) 10時頃
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ねえ、サンドラ。人間ってバカね。 自分勝手な理由で他人を好きになったり嫌いになったり… [ヨーランダは黒猫の頭を撫でながら呟く。彼女の脳裏には、マグルを嫌う少年と、半純血の他寮生の少年が激しく言い争う場面が焼き付いていた。]
人間って、ホントにバカバカしい…。
[薄っすらと瞳に涙を浮かべ、震える息をひそめるように新聞で口元を隠す。黒猫はその様子を、ただ心配そうに見つめるだけだった。]
(181) 2014/08/29(Fri) 11時頃
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『ニャオォン…』 …そうだね。散歩にでも行こうか。
[黒猫の鳴き声に視線を向けると、ヨーランダは優しく微笑み、杖を出した。無言で杖を振ると、彼女の姿がみるみる変わっていく。身体は小さくなり、頭からは三角の大きな耳が生え…数秒後には、黒猫と変わらない姿へと変身していた。唯一違うのは、瞳・毛色が元の姿と同じ色である事くらい。]
ふふ…久々にこの格好で出歩くなあ…。
[そう呟くと、灰色の猫は黒猫に擦り寄り、2匹一緒にトテトテと廊下へ歩み出た。この姿であれば、教師や同僚生に見つかったとしても自分だとバレないので都合が良いのだ。]
(少しお腹も空いたし、大広間の方に行ってみようか。) [ひんやりとした石畳の温度が肉球越しに伝わる。久々の感覚に、ヨーランダは上機嫌で廊下を闊歩した。]
(185) 2014/08/29(Fri) 11時半頃
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[陽気に散歩を楽しむ2匹の猫。と、突然、前方から小さな悲鳴と、何かが石畳へぶちまけられる音が聞こえ、びくりとする。音のする方へ足を進めると、同僚生である女生徒と、見覚えのない男子生徒がぶつかった所らしい。>>184>>191]
(あ、あの子…) [入学式の記憶が不意に思い出された。組分け帽子にスリザリンを示され、浮かない表情の少女。気分が悪いのか、大丈夫かと問うも、心ここに在らずといった状態で席へと歩んでいった。あの日から、彼女にはどうも苦手意識がついてしまったようだ。けれど、同僚生として心配でない訳がない。]
(…っ) ニャオォン [わざとらしい音で一鳴きし、二人の元へと走り寄る。テチテチと石畳を踏む音が廊下に木霊した。] ゴロゴロ… [少しだけ喉を鳴らし、同僚生へと擦り寄る。少しだけ…そう、少しだけ心配なんだ。そう自身に言い聞かせる。]
(194) 2014/08/29(Fri) 12時頃
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「優しい子ですのね。」 ウニャァン
[優しい子…褒められれば素直に喜ばないわけではない。頭を撫でられ>>199、伝わってくる掌の優しい暖かさに、うっとりと目を細める。と、彼女の庇う足首に自然と目が行く。]
ニャォウ… [幸い、ぶつかった相手が掛けた治癒呪文のお陰で腫れは殆どないが、痛みはあるのだろうか…。] (ああ…私、治癒呪文は苦手なんだよね…。) [自分には何も出来ないと悟り、ただ、痛みが無いか、それだけが心配で、グロリアの顔を覗き込む事しか出来なかった。]
(213) 2014/08/29(Fri) 17時頃
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ウニャン♪ [首に巻かれたハンカチ>>221は自身の灰色によく映える素敵な色で、普段お洒落なんてしない彼女にとって絵も言われぬ嬉しいさであった。]
…! [食事、と聞いて、自身が空腹である事を思い出す。そういえば、今日は一口も何も食べていない。]
ニャォウ [ヨーランダは一声、サンドラへ大広間へ行くことを告げると、物陰で待機していた黒猫が待ってましたとばかりに走り寄る。2匹(いや、一人と1匹か?)は、早く早く、と4人を急かすように大広間の方へ向き直すと、] ニャォウ!
[2匹同時に一鳴きし、テチテチ進んでは4人の方を振り返った。]
(227) 2014/08/29(Fri) 19時頃
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「アニメーガス」
…!? [不意に聞こえたその言葉に、ドキリとした。途端、幼い頃の忌まわしい記憶が脳裏に響く。雨音、雷鳴、風の音、母の悲鳴…。]
ー回想・幼少期ー 『ヨーランダ』 [父と母は、魔法省の監視下に置かれているアニメーガス(動物もどき)だった。その間の子となると、その才能が引き継がれない事はないわけで…。そのため、彼女自身も魔法省から目を付けられていた。]
『お前は特別な才能を持った子だ。』 [優しく微笑む父の姿。] 『その力は、決して人の前で使ってはいけません。良いですね。』 [心配そうに見つめる母の姿。]
[幼い頃から、変身術とアニメーガスの区別を教え込まれてきた。その危険性の違い、力の特別さ、希少故の周りからの扱われ方。幼いヨーランダにとって、その能力は未知のものであり、また、関係のないものであった。…とある事件が起こるまで。]
(239) 2014/08/29(Fri) 20時半頃
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[本能が警告を発している。ここに居てはいけない。このままではいけない、と。]
…っ! [ヨーランダは突然、その場から逃げ出し、大広間の途中にある細い通路へと逃げ込んだ。人間の姿の際に、変身術を1人でも解けるようにと、廊下にとある呪文を仕込んでいたのだ。薄暗い通路の端、不自然に浮かび上がる呪陣の上へと身を投げる。]
『スペシアリス・レベリオ≪化けの皮 剥がれよ≫』
[途端、みるみるうちに元の姿へと戻った。]
…っ、はぁ…っ… [荒い息を何とか整え、首にまとわりついたハンカチを半ば乱暴に剥がす。少しだけ髪を整えると、涼しい顔で元いた通路へと歩みを進め、4人>>171、>>221、>>226、>>232の前へと姿を見せた。]
…やあ。あなた方も今からお食事? ご一緒しても…? [いつもの癖がでて、左頬が髪で隠れるよう右に小首を傾げ、尋ねる。]
(241) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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