104 愛しい貴方を逃がさない!?
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……何か、対策教えてもらえないかな。
[診療所に行けば、寒空の下で十分な防寒具が無い状況下でも生き抜く方法を教えてはもらえないだろうか。 医療行為では無いから、無論無料で。そんな厚かましいことを言えるなら、きっと今困窮してはいない。
思い返せば、診療所を一番最初に訪れたのは、高熱に魘された小さな女の子を抱えた時のこと。 その時のことをミナカタが覚えているかは知らない。自身の不調は我慢できる。小さな女の子が苦しむ姿は見たくない。 財布の中のなけなしの有り金を全て費やしても構わないと思うくらいには切羽詰っていた。
有り金をはたいてもたいした金額ではない。だけど、有り金で済む程度には、思いのほか安く済んだ。 そして、それが医者の仕事であったとしても、小さな女の子を助けてくれたことに個人的に恩義を感じていた。]
(10) 2013/12/06(Fri) 00時半頃
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[小さな女の子を診てもらってからは、診療所は滅多に訪れなていない。
財布を常に気にして、体調が著しく悪くなったタイミングにしか訪れない。 見るに見かねたのか、ミナカタからは賞味期限ぎりぎりの栄養食を分けてもらったこともある。 良い人なのだと思う。もっとも、自分にとっての良い人のハードルは驚くほど低い。 何か物をくれたかどうか、それだけだ。それが食べ物であれば、鰻登りで評価は花丸急上昇。 お菓子をあげると言われても見知らぬ人についていくなとは子供の時に習ったが、間違いなく自分はついていく。]
くしゅん……!
[思いのほか可愛い声でくしゃみしてしまう。寒い。本当に寒い。 診療所に行けば、ぬくぬくの布団のおまけつきであることを知っていれば、間違いなく今すぐに行く。 だがそれを知る術がないために、自分のこととなると結局はお財布の中身と相談して、足が遠のくのだった。]
(11) 2013/12/06(Fri) 00時半頃
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[恋人達が周囲のことを気にせずにいちゃいちゃと腕を組み歩く様子を見つめ、苦笑する。 クリスマスプレゼントをねだる女性の甘い声。
恋愛に興味が無いわけでもない。ただ、余裕が無いだけで。そう、主にお財布面での余裕が無い。 病弱で儚げな風貌と言えども、顔の造作は整ってはいる。 告白されることも少なからずあった。断ることに罪悪感を覚えることもある。それでも、断り続ける。]
……割り勘、奢り、プレゼント。
[どれも嫌いな言葉だ。割り勘にしてもらっても、外食すれば高くつく。奢りなんてありえない。 プレゼントを期待されても、自分には無理だ。ただただ煩わしいのが目に見えるようで、恋人を作る気にもならない。 恋愛などは衣食住が満たされた人間だけの特権なのだ。]
(26) 2013/12/06(Fri) 01時頃
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え、……あの?僕、ですか?
[物思いに耽っていたところで、突然の申し出>>17には、周囲を見渡してみる。 他に少年の姿はどこにもない。相手からの申し出に瞳を瞬く。 ブルーベリーまんとココア奢ってもらった後だ。暫し、逡巡した後]
……お金ならありませんよ。悲しくなるほど、ありません。何なら、見ますか?
[まさかカツ丼まで奢ってくれるわけはきっとない。それならば、恐喝なのだろうか。 中身が入っていないために驚くほど薄い財布を取り出し、相手に律儀に中を見せる。 中には、気の毒がられるほどの数枚の小銭しかない。 お茶ならともかくカツ丼なんて色気のないものでナンパされているとは到底思えず、警戒するように相手を見つめた。]
(28) 2013/12/06(Fri) 01時頃
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[びしっと指差されれば、気圧されて一歩後ずさる。身長は変わらないはずなのに、おかしい。]
……そういうわけでは。
[相手の問いかけには否定をするも、訝しげな表情までは隠せない。 懐の寒さまで指摘されて、内心涙目。口をぱくぱく開くが、図星なので何も言えない。見た目ほどに繊細ではないが、それでも繊細なのだ。 そもそも、見せたのは自分だ。自業自得だけど、心が痛い。 今日は厄日だ。ココアを持って帰って引きこもろう。そうしよう。 そう思っていたところで、とても魅惑的な言葉が耳に入った。]
行きます!是非、お供させて下さい。
[カツ丼を前にすれば、プライドなんて邪魔なだけ。 深く考えるわけもなく、食い気味に即答する。 知らぬ人?変な人?食べ物くれるなら、皆良い人に決まっている。]
ところで、あなたの名前は?僕はエリアスです、エリアス・クライム。
[女についていきながら、途中で思い出したように名を名乗った**]
(42) 2013/12/06(Fri) 01時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/12/06(Fri) 01時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/12/07(Sat) 01時半頃
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/* 本気でどうしたらいいんだろう。 ログの設定の波を全て拾えるか不安で仕方ない。
ストーカー村は出遅れると大変なのは知ってたけど、1年ぶりの村でこうなるとどうやって人と絡んでいいかが分からない。
負担掛けないように頑張らないと。
(-65) 2013/12/07(Sat) 02時頃
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ジェニファー・ブラウンさん…?
[その名>>57はどこかで聞いたことがある。 本なんて買う余裕も無ければ、基本お腹が膨れない恋愛小説には興味が無い。 暫し、考え込むも結局どこで聞いたか分からなかった。]
……そんなに細い、細い言わなくても。 大体、太ったら服が着れなくなるし。
[相手のご機嫌な様子に少しだけ不満そうに唇を尖らせる。 華奢ではあるし、洋服のサイズを買い替え費用的な意味で気にしはするけれども、一応は年頃の男の子。 繊細な心にぐさぐさと突き刺さる。そうは言っても、筋トレなど試みたことすらない。そもそも筋トレに消費するような余剰なカロリーが…(以下略
若さを気にしてか傷付いた相手の様子>>58には、口元に指をあてて考え込む。女性に年齢の話題は禁句。本能がこの話題に反応はするなと警告音を鳴らす。 奢ってくれる相手の気分を害したくはないので、下手な言葉は口にせず、定食屋の暖簾をくぐった。]
(291) 2013/12/07(Sat) 03時頃
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あ、僕も同じ物を。
[ジェニファーが大盛りを頼む>>91のにはちゃっかりと便乗した。 何故か店員に食べ切れるのかと何度も念押しで自分だけが確認されたのも細さゆえか。 落ち込みそうになったところで、盛大なくしゃみが聞こえた。]
………、風邪引かないようにして下さいね。
[そう伝えたのは、相手を心配しての意味もあるにはある。 その周囲を気にしないくしゃみの仕方から、何となく目の前の女性は一人暮らしのような気がした。 そう、一人暮らしにして、独り身。この推理には自信がある。 恋人なり配偶者と暮らしている女性がそんなくしゃみをするわけないと、物腰柔らかい言葉の裏で失礼なことを思った。]
(292) 2013/12/07(Sat) 03時頃
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援交ですか……。
[呟いた言葉>>92に反応して、首を傾げる。周囲がちらちらとこちらを見ているのは知っていた。 そういうことかと納得し、相手が大げさに否定するのを見つめ、緩く瞬く。]
それって、僕に弁解しても意味ないと思います。
[ご無沙汰だとかは聞こえてはいたけど、反応に困るから、聞こえていない振りをした。 そこまで堕ちていないと言うが、どこまでなら堕ちているのかは個人的に興味はあったが、聞いていい話題でもなさそうだ。 周囲にはどのように映ったかはこの際考えないことにした。]
まぁ、大丈夫じゃないですか。
[カツ丼を食べる前に相手に帰られても困る。 相手や自らの風評よりも、ただただ食欲を満たすことを優先するために、全く根拠の無いことを言った。]
(293) 2013/12/07(Sat) 03時頃
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いただきます…!
[カツ丼を前にすれば、瞳を輝かせて、両手を合わせる。 ほかほかと温かいカツ丼を一口食べて、あまりの美味しさに小さくガッツポーズ。 何日ぶりの肉だろうか。しかも大盛り。幸せを噛み締めるように恍惚とした表情を浮かべる。
ブルーベリーまん同様ちみちみちみちみと一口一口を味わうように食べる。 目の前の相手がおっさんくさい姿で食べている>>93のと対比すれば、こちらはまるで女子のような食べ方。]
大学生ですよ。商学部で会計学を学んでいます。 普段は授業を受けて、バイトをして、バイトをして、バイトをして、バイトをして…の繰り返しです。 いたって平凡な学生生活です。
[バイトの量は平凡を通り過ぎてはいるけれども、気にしたら負けだ。 小説家と聞けば、先ほど名前を名乗ってくれた時に引っかかったのが何故かようやく合点がいく。 主にバイト話に偏ってしまったのは一日の大半を占めているから仕方ない。]
(294) 2013/12/07(Sat) 03時頃
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本当にありがとうございました。
[大盛りカツ丼を難なく食べ終わり、お会計を済まされれば、頭を下げてお礼を言う。 流石に奢られることが三回目ともなれば、もやしを差し出そうとはしない。 何かお礼をと思っても、何もできることなどないから口にもできない。
ひらり手を振る姿>>101を見送って、自身もまた商店街を歩き出した**]
(295) 2013/12/07(Sat) 03時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/12/07(Sat) 03時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/12/07(Sat) 13時半頃
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― 夜・商店街 ―
援助交際かぁ。
[その後、授業を受けて、街頭ティッシュ配りを終えて、商店街を歩く頃には既に夜。 カツ丼を奢ってくれた女性との会話を思い出す。 幾度と無く選択肢の中にはあった。お金を持っている人との契約とも言える関係。 プライドなんてお金の前ではあるわけもない。失うものなんて元々何も持たない人間には無い。
お金に綺麗や汚いはあるのだろうか。正直に言えば、そんなものはないと思っている。 時給いくらでシフトを調整しながらバイトを掛け持ちするよりも格段に収入が増えるだろう。]
……さすがにね。
[何故お金が無いのか。問われたことがなかったわけでもない。それくらいに困窮している。 学費に関しては成績優秀で免除。奨学金も貰っている。本来、生活費が稼げればそれでいい。 バイト代は月に一人暮らしならば、余裕で贅沢に暮らせる程度には貰っている。]
(379) 2013/12/07(Sat) 15時頃
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はぁ……。 クリスマス、どうしよう。
[重い重い溜め息1つ。前述の通り、男に恋人はいない。恋人はいないけれども、プレゼントをあげたい相手はいる。
商店街の面々と接するようになったのは大学入学と同時に引っ越して以来。付き合いは浅い方かもしれない。
それまでは、隣町の教会に併設した児童養護施設にいた。特に隠している話でもないが、聞かれない限りは答えていない。 施設では、高校まで出させてくれて、大学への進学を応援してくれた。本当に感謝している。 裕福な暮らしではなかった。それでも、施設での暮らしは満ち足りてはいた。
本来は働くべき年齢。進学せずに、働いていれば、いくら稼げただろうか。 大学に進学したことを負い目には感じていない。でも、自分と同じ境遇の子供のために仕送りはしておきたい。
お金に綺麗も汚いもないが、流石にそのお金を援助交際で稼ぐのはいかがなものかと躊躇いを振り切れていない。 そうして、真面目に働いたバイト代を仕送りをする毎日。手元に残る生活費はいつでもかつかつの最低限]
(380) 2013/12/07(Sat) 15時頃
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サンタクロースなんているわけもないんだけど。
[施設の小さな子供達はサンタクロースを信じている。夢は夢のままに、壊したくは無い。]
雑貨屋さんのマスコットやぬいぐるみっていくらくらいなんだろう。
[孤児院の子供達が一度だけこの商店街に遊びに来たことがある。 ちょうどその時に高熱を出して、診療所に連れて行った女の子もその一人。 関係性を問われれば>>369、いつも困る。妹のように思っていても、妹ではない。妹だと言い張っていても、診療所でばれないわけがない。 そうなると自分は妹でもない女の子を妹だと言い張る19歳大学生になるわけで、そんな噂が出回れば、商店街にはいられない。 関係性を語るには自分の生まれ育ちから説明しなければならないが、そんなことより早く診て欲しかった。
「行き倒れ」自らの口を滑り出た言葉。間違ってはいないが、その言い回しはどうなのか。 善行を働いたと思われているような気がしたのは気のせいではない。そんなに善人ではないとは言えず。まぁ、行き倒れの見知らぬ小さな女の子がいても同じことをするから許して欲しい。 全てが終わった後で、教会に赴き、神様に懺悔をしたのはまた別のお話だから割愛する]
(382) 2013/12/07(Sat) 15時頃
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よし、……まだ、とめられていない。
[何年前かそもそも分からないほど年代物のガラパゴス携帯を取り出して、画面を見る。 最近は画面の液晶にも不具合が見られ、よくブラックアウトするが、それでもまだ使える。まだ頑張れる。むしろ頑張れ。 支払いが滞りがちな青年は気付けば、携帯が止められていることもしばしば。止められていないことの方が奇跡に近い。 一人暮らしの自宅に固定電話もないから、携帯がライフラインではある。
むろん、料金最低プランかつ受信専門の用途しか持っていない。
鞄の中から、1枚の履歴書を取り出す。バイトを掛け持つことが常の苦学生にとって、履歴書は必須アイテム。 「アルバイトを希望します。宜しくお願いします。エリアス・クライム(連絡先:***-***-***)」とメモに書き、連絡先も付け加える。 かじかんだ手だから、多少筆跡は震えていたが、誠意くらいは伝わるといい。 封筒に入れた後、雑貨屋の郵便受けに入れといた。]
あれ……?
[携帯が鞄にしまおうとしたところで、メールの受信>>383を告げる振動が伝わってくる。 内容を確認するために、かじかむ手で携帯を操作した。]
(385) 2013/12/07(Sat) 15時頃
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― 回想・数ヶ月前 大学構内・食堂近く ―
お腹、空いた……
[その時は大分生活に困窮していた。もやしすら買えないほどに。 食べ物が食べられなくても、せめて食べ物の匂いを嗅ごうと食堂に来たのが悪かった。 良い匂いに晒されながらも、何も食べられないのはある種拷問だ。匂いでお腹など膨れるわけもない。 霞を食べて生きていける仙人になりたいと何度願ったか。ふらつきながらも、食堂から脱出しようと試みていた。]
え?
[朦朧とする自分が見たのは綺麗な人>>381。まさか男とも思わず、同類疑惑をかけられたとも知らず。 真っ青な顔で見つめ、ご飯を食べたとの問いには弱弱しく首を振った。]
いや、あの……僕。
[矢継ぎ早な質問に返すだけの気力はもはや無い。 1回生だけど、研究室に行ったらどうなるのか分からないけれども、引っ張られれば、抗う力などない。 この拷問から連れ出してくれるなら、何でも構わないとふらふらとついていった。]
(388) 2013/12/07(Sat) 15時半頃
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もう3日間、ほとんど食べていなくて…。 バイト代入るまでに、あと1週間。即日支払いの日雇いバイト探さないと。
[研究室で壁にもたれかかりながら、項垂れる。 即日支払いの日雇いバイトは概ね体力系。健康体でも乗り切れないのに、今の状態では乗り切れるわけもない。 なるほど、言っていた通り、研究室の人たちはいい人で色んな食べ物を気の毒そうに差し出してくれた。 大学での一人暮らし。寂しくないが、人との関わりを持つよりもバイトに明け暮れていたから、人の優しさに涙が滲みそうだった。]
ありがとうございます…!
[いつでも来ていいと皆に言われたものの、度々訪れるほど厚かましい性格でもない。 ただ、時折顔を出す程度。その時連絡先を交換し、ミルフィと名乗った女性が男性だと気付いたのはもう少し後のこと。 本名は違うのかもしれないが、あえて触れず携帯電話には今でもミルフィ名で登録されている。*]
(389) 2013/12/07(Sat) 15時半頃
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―夜・商店街―
あぁ、ミルフィ先輩か。
[メールの内容は簡潔かつ地味なもの。そのことにホッとしたように瞳を細める。 受信にだってお金がかかるのだ。意味も無く長いメールは正直困る。迷惑メールほど腹が立つものはない。]
コート……!?
[ティッシュ配りで冷え切った身体には魅惑の単語。今日は年に一度のラッキーデーなのだろうか。 ブルーベリーまん、ココア、(猪か鹿)、カツ丼、コート。 実は診療所に行けば、布団までもらえていたことは本人は知らない話。
皆の優しさが心に染みる。そもそも、皆にこの冬を越せないかもと思われていることには気付いていない。]
あれ、でも女物?男物?
[どちらのコートだろうか?と疑問に思うも、そんなことは大した問題ではない。 温かければ、この際何でも構わない。似合うか似合わないか、サイズはとか、そんなこと気にしたら負けだ。]
(392) 2013/12/07(Sat) 16時頃
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−−−−−−−−−−−−−− TO:ミルフィ先輩 MESSAGE:ありがとうございます。コート、欲しいです! 今日はブルーベリーまんとカツ丼食べました。 また研究室にはお伺いさせていただきます。皆さんに宜しくお伝え下さい。 −−−−−−−−−−−−−−
[ミルフィへの返信を作成すれば、そのまま送信。 送信時の文字数が気になれども、先輩だ。失礼があってはならない。]
くしゅん……!
[小さくくしゃみをする。やはり一度きちんと診療所に行った方がいいだろうか。 明日時間があれば、寄ってみようと心に決めて、また商店街を歩き始めた。]
(393) 2013/12/07(Sat) 16時頃
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―回想:暑い夏のあの日のこと―
[寒さにも弱いが、当たり前のように暑さにも弱い。 ただ、猛暑の日の外での体力系のバイトは誰もやりたがらないこともあり、時給が高騰する。 これを逃す手はないと身の程知らずにも応募したのが間違いだった。
足手まといとまではいかなくとも、他のバイトには次はいつ来れるか聞いているのに、自分だけは聞かれなかった。 徹夜明けに炎天下のバイト、さらには空腹のトリプルアタックになす術も無く、コンクリートに倒れこんだ。]
熱っ…!
[熱せられた鉄板の如くコンクリートも半端ない熱を放っている。 日陰で倒れればよかった!と後悔しても遅い。そもそも、炎天下の中では日陰はどこにもない。 じわじわと弱火で焼かれているような熱を全身に感じ、自分の人生はここで終わると思っていた。 走馬灯のように廻る自分の人生。うん、幸せだったと、人間諦めが肝心だとばかりにとっとと意識を手離そうとした。]
(399) 2013/12/07(Sat) 16時頃
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………っ…、……?
[身体全身に感じていた熱が遠ざかり、救いの手かとわりと期待した。その時はまだ意識があったから、本当に期待した。 しかし、次の瞬間、世界が揺れるほどの勢いで揺さぶられる>>352。 多分生きてはいる。生きてはいるが、返事をしようと思えば、間違いなく舌を噛む勢いで揺さぶられている。 頼むから止めて欲しい。日曜礼拝を欠かさなかったのに、そんなささやかな懇願は神様には通じない。 眉を寄せて、うっすらと瞳を開くが、残念ながら相手の姿をはっきりと認識できない。]
……、ぅ……
[水が欲しいと伝えようと僅か開いた唇は乾ききって開かなかった。くぐもった声が漏れるのみ。 突如襲ってくる浮遊感。 どこに連れて行かれるのかよく分からないまま、そのまま意識を手離そうとし…―― 相手の騒ぎようがあまりにも賑やか過ぎて、完全には意識が手離されないまま診療所に運ばれていった。]
(400) 2013/12/07(Sat) 16時頃
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[屍>>353とは失礼だと思っても、口にできる状態ではなく。診療所は嫌だと思っても、口にできず。 日雇いのバイト代があるから、お金は支払えるかと本末転倒なことを思ったのに、何故か自分までごっこ遊びをしている一人と認定される>>374不本意さにも抗議の声はあげられず。]
………、
[血が必要なら…と叫ぶ声>>393、呆れたように止めようとする音。 もうなんでもいいから、自分のことを診て欲しいという願いは聞き入れられるわけもなく。 ただ、診療所があまりにもひんやりとして涼しかったから、これ幸いと意識をようやく手離した。というよりは、今の現状を認識したくもないから、意識を手離させて欲しかったのが正解か。 迷惑料だけは頼むから請求しないで欲しい。そんなささやかな願いが叶えられたかどうかは知らない。
以来、往来で倒れることがトラウマになるほどにはこの記憶は深く刻まれた。*]
(404) 2013/12/07(Sat) 16時半頃
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買えるかなぁ。
[雑貨屋のぬいぐるみやマスコット。 それにクリスマスケーキと、チキンくらいは買ってあげたい。 雑貨屋でバイトできるといい。そして、格安でぬいぐるみやマスコットが手に入らないものか。そんな打算。 雑貨屋でのバイトが可愛い女の子を求めていたのではないかとは思ったけど、この際置いておく。 断られるにしても、履歴書は返して欲しい。履歴書だってただではないのだ。]
次は早朝の交通整理のバイトかな。
[寒空の下で、ストール1枚羽織っただけで、長い時間居過ぎた。そろそろ帰ろうか。そう思いながらも、うだうだ外を歩いている。 家に帰りたくないわけでもない。でも、今帰ったとしても、問題が1つだけある。たった1つ。自身にとっては慣れたことではある、些細な問題。
何しろ、昨日から電気がつかないのだ。 何があったかはもはや言わなくとも分かるだろう。というか、聞かないで欲しい。]
電気代はどうして、あんなに早いんだろ。
[水道代はもう少し猶予があるのに、電気代は待ってくれない。携帯の電池は3分の1しか残っていない。 携帯の充電が残っているうちに、コートとバイトが決まればいいと、祈るように夜空を見上げた。]
(416) 2013/12/07(Sat) 16時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/12/07(Sat) 17時頃
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/* ええと、ええと。
一応接点持てたのが、ルーカスさん、ミナカタさん、マユミさん、トレイルさん、ジェニファーさん、ガストンさん、ミルフィさん。 接点持てていないのが、クラリッサさん、ケイトさん、ジリヤさん、ラディスラヴァさん?
女性と接点持ててないね。どうしよう。
ログの波におぼれて、昨日はどうしたらいいか分からず、今朝もどうしようと悩みに悩んで泣きそうでした。皆と接触までに、もうちょっとだよね、頑張ろう。
(-94) 2013/12/07(Sat) 17時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/12/07(Sat) 20時頃
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[ブルーベリーまんを奢ってくれたルーカスのことを思い出す。 夏の日の1件>>412があったからか、会う度に、許可なく行き倒れるな!と少しでもふらつけば、念押しされる。 熱した鉄板のようなコンクリートでじゅわっと焼かれ、世界が揺れるほどの衝撃を味わったことは、間違いなく自分にとってはトラウマとも言える出来事。
「(夏場には)倒れないよ」 小さな子を相手にすることが多いがゆえに瞬時に曖昧に適当に答えた。 守る気があるのかと問われれば、ないわけではない。ただ、できるかどうかは別の話。
以来、何かと話しかけられることがあるし、中二病談義も聞かされることも多い。 瞳を何度か瞬き、意味の分からない言葉や設定については説明を求めて、聞き入っている。
興味があるのかと問われれば、そこはまた答えに困るところだ。 単に施設の小さな男の子と遊ぶにあたって、かっこいい必殺技を教えてー!とねだられた時のために聞いているだけ。 さて、メモを取るほど熱心なわけでもなく話半分に聞いているがゆえに、隣町の施設では若干間違った形で彼の設定は子供達の文字通り玩具となっている。]
(457) 2013/12/07(Sat) 20時半頃
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[よもやルーカスに食事の心配をされている>>428とは思うわけもない。 ちなみに食事は、ルーカスとクラリッサの間で神の如き扱いでメールの話題にされているジェニファーにカツ丼を奢ってもらうという待遇を受けている。
空腹感はそれほど感じないのは、カツ丼大盛りのおかげ。そうは言っても夜ともなれば冷え込む。 どこかのお店に入れるお金があるわけもなく、ただぼんやりとしていた。 小さく肩を震わせ、家に帰ろうか迷っていたところで、背後から大きな衝撃を受けた。]
………わっ…!
[華奢な身体は衝撃に耐えられるわけもなく、いともたやすく体勢を崩した。 悲しくなるほど薄手のストールがひらひらと寒空に舞い上がるが、体勢を崩していて、掴めるわけもない。]
(461) 2013/12/07(Sat) 20時半頃
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……っ、…な、な、な…!?
[せめて受身を取ろうとしたのに、両手を掴まれる。 ぐるり、遠心力で回転させられる華奢な身体。軽やかに銀糸の髪もふわり舞う。 その時点でぶつかった相手が誰か気付けば、もう内心では溜め息。
何度も言うが、お金がかかるから、恋人は要らない。 要らないけれども、恋人のように手と手を取り合って、回るなら女の子の方が良かった。 いや、そもそも女の子とでも外でメリーゴーラウンドのようにくるくる回るのは、やっぱりごめんだ。 そんなどうでもいい感想が浮かびながらも、ぐるぐると回される。]
ちょ、ま……っ!
[回転に耐えうるほどの身体ではない。病弱かつ虚弱だから仕方ないじゃないか。]
(462) 2013/12/07(Sat) 20時半頃
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……うぅ…。 ちょ、と、…まって。
[転倒を回避し、立たせてもらったのに、その場ですぐ膝をつく。 朗々とした調子での口上の大半が耳に入るわけも無く、気持ち悪さに耐えるように胸元に手を置く。 辛うじて聞こえた暗黒騎士でダークパワーは何度か聞いた気がする。施設の子供達の間では、専ら悪役として活躍中の設定だ。 そろそろ新しい設定が欲しいところだ。]
……ぅ…、――!!
[大げさにせきが出たが、それはただ気管が詰まっただけ。別に病気でもなんでもない。 呼吸ができずに、目じりに涙が浮かぶ。]
はぁ……、はぁ………、…ん、こんばんは。 そうだね、ごめんね。 ルーカスは……怪我はなさそうかな?
[自分のほうがぼろぼろだが、しばらくして落ち着けば、相手に素直に謝罪をし、問いかけた。 子供の扱いで心得ている。怒ったところで、無駄なのだ。色々思うところはあれども、流した方がいい。]
(467) 2013/12/07(Sat) 21時頃
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[子供に懐かれることも多い自分にとっては、子供の扱いはお手の物。
「すごいね!」「強そうだね!」「一撃必殺技?それは誰も止められないよ」 こっそりと技を見せられれば>>478、中二病の彼を褒めて、褒めて、褒めて、褒めてみた。 褒めれば、小さな子供は皆喜ぶものだから。もはや彼の扱いは18歳ではなく、小さな子供。 時には拍手なんて贈ってみたりもした。無料のものについてはどこまでも惜しみなく与える。言葉然り、拍手然り。 それが相手を調子付かせたかどうかは分からない。そして、彼の親や塾講師の苦労など知る由も無い。
もしかしたら、あの夏の日以降、彼の中二病の促進の一端どころか大きな原因を担っているのかもしれない。 大きな声で突拍子も無い口上を述べる彼を常々横目で見てきた。 ミナカタだけではなく、友だちを選べと周囲に何度と無く言われたこともある。 それでも友だちをやめないのは、ここが一番重要なところだが、時折食べ物を奢ってくれるからに他ならない。]
(491) 2013/12/07(Sat) 21時半頃
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[―――ルーカスのせいだろ! あまりにも理不尽な言い分>>481に、声を大にして言いたいが、理性で飲み込む。 そもそも、咳でそれどころではない。背中をさする手は尊大な態度に反して、意外と優しい。 咳を抑えるとともに、怒りを抑えて、首を振る。]
いや、倒れる気もないし、倒す気はないよ。 畳の上で死ぬなんて、幸せなことだね。
風邪じゃないよ。ちょっと寒い気がするけ……、 ……って、ストール!ストール、どこ!
[ミルフィ先輩からコートがもらえるとは言え、ストールが無ければそれまでをどう過ごせばいい? どちらかと言えば、春物だろと言われかねない薄手のストールとは言え、防寒具。 突如、寒風が吹けば、あまりの薄さのそれはひらひらと舞い上がり、そうして夜の闇に消えていった。 ルーカスを責めたい。でも、ルーカスに悪気がないことも分かっている。そして、おそらく言っても無駄だ。 言葉も無く、力なく項垂れた。]
(496) 2013/12/07(Sat) 21時半頃
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