人狼議事


25 仮面舞踏会

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奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 09時頃


【人】 奏者 セシル

―前夜/ダンスホール―
[白刃は、それが必然であったかのようにアイリスの胸に吸い込まれた。
肉を引き裂く、もはや馴染みの感触をセシルの剣握る手に伝え、
スティレットを手に懐に飛び込んできた勢いをそのままに、刃は彼女の体を貫き通した。]

(23) 2011/02/14(Mon) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

[彼女の背から血塗れた切っ先が突き出ていた。
鮮血は刃を伝わり、柄と彼の手を濡らす。
串刺しになった彼女の身体が、がくがくと断末魔の痙攣をし――

力を喪った彼女の顔から、無貌の仮面が滑り落ちた。]

(25) 2011/02/14(Mon) 14時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 14時頃


【人】 奏者 セシル

―前夜/ダンスホール―
[磨き抜かれたホールの大理石の床に、白い仮面が軽い音を立てて転がった。
セシルは「アイリス」の肩に手を掛け、胸から噴き出す鮮血を浴びるのも厭わず、剣を引き抜く。
支えを失った「アイリス」の体は、糸の切れた操り人形のようにその場に崩れ落ちた。

血塗れた剣を下げたまま、彼女の亡骸の前に佇むセシルは、だが、たった今手に掛けたばかりの足元の女性よりも、その側に転がる白い仮面の方をじっと凝視していた。]

(37) 2011/02/14(Mon) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

―前夜/ダンスホール―
[床に落ちた真っ白な仮面。
目の穴がある他は何の特徴も無い、無貌の面。

セシルは跪き、空ろな眼窩を彼に向けるそれに、白手袋の手を伸ばした。]

(38) 2011/02/14(Mon) 16時頃

【赤】 奏者 セシル

[それを目にした瞬間から、愛しい恋人を前にしているかのように胸が高鳴り、喉が重く塞がれていた。
白手袋の指を這わせ、仮面を床から取り上げる。唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえた。
それを持ち上げ、ぞくぞくと背筋を走る快感と期待に打ち震えながら、自らの顔に押し当てた。]

(*1) 2011/02/14(Mon) 16時頃

【赤】 奏者 セシル

[頭に飛び込んでくるのは、無数の死霊の怨嗟の声。
男もいれば女もいる。老人もいれば、年端も行かぬ子供のそれも。
そのいずれもが己が死を何故にと問い、生者を恨み、報復を望んでいる。
そして、殺戮を促す呪いの声。

『踊れ』
『殺せ』

目の前が真っ赤に染まり、どくどくと頭蓋で血管が脈打つ。
奔流の如き赫の一色に押し流され、彼は叫びの形に大きく口を開けた。

――が、]

(*2) 2011/02/14(Mon) 16時頃

【赤】 奏者 セシル



 ――ああ、私は自由だ。


[己を戒める枷から解き放たれた歓喜に、目を細めながら恍惚と呟いた。]

(*3) 2011/02/14(Mon) 16時頃

【赤】 奏者 セシル

もう私は、誰からも、何からも縛られなくていいのだ!

[解放をうたう、心からの笑み。心からの悦び。
嗤いの形に唇を開き、解き放たれた獣は吼える。]

これで私は、父を、あの女を、あの子を、小紅を、フィリップを、ガティネを、バーナバスを、エインズワースを、アイリスを憎むことができる。

(*4) 2011/02/14(Mon) 16時頃

【赤】 奏者 セシル

私の秘密も知りもせず軽々しく恋を語る女どもも、
男と思い込んで口説いてきた男どもも、
私の秘密に気づいて犯そうとした愚か者も、
私に女の服を送りつけ、嘲笑ったヴェスパタインも、
命をかけた忠誠を捧げるに値しない愚かな王もユリシーズも、

そして、私にこれを譲ってくれたシリィ、
私の秘めた怒りを引き出したお前もだ!

[彼は周りを取り囲む死霊たちに嘲笑を放った。]

お前たち死者の恨みなど、何の意味があろうか!
私の怒り、私の絶望、私の憎悪の激しさを知るがいい!!

(*5) 2011/02/14(Mon) 16時半頃

【赤】 奏者 セシル

[歓喜の咆哮を一頻り済ませ、開放の陶酔が落ち着くと、彼は白い仮面を外した。
嗤いの形に歪んだ顔は変わらず、仮面を再び床に落とす。
弧を描く紅い唇が作る、凄艶な微笑。]

(*6) 2011/02/14(Mon) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

―前夜/ダンスホール―
[セシルは剣の柄を逆手に握り、仮面に向けて力一杯振り下ろした。
澄んだ甲高い音がして、白い仮面は砕けた。
いくつかの真白い破片が散らばり、断面を曝す。]

(41) 2011/02/14(Mon) 16時半頃

【赤】 奏者 セシル

[たとえ仮面の主が呪いを忌避して捨て去り、或いは打ち壊そうと、呪われた者が生きている限り、仮面は再び所有者の元に姿を現す。
でなければ、仮面は主を変え、所有者を殺して次の者に呪いを移す。
仮面を真に破壊できるとすれば、それは呪いを移さずに持ち主を殺したその瞬間にしかあり得ない。

セシルは、仮面がいずれ主である自分の手元に戻ってくることを確信して、一旦これを砕いた。
それが、更なる殺戮には必要であったから。]

(*7) 2011/02/14(Mon) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

―前夜/ダンスホール―
[セシルは一度だけ倒れた「アイリス」を振り返ると、空ろに見開いた彼女の瞳を指で閉ざした。
彼は悠然と立ち上がり、ホールの出口に向かって歩いていった。
そうして、ホールの扉の前で一度深呼吸して表情を峻厳な武人のそれに変えてから、扉を開けて叫んだ。*]

アイリスが、ベレスフォード侯爵夫人が!!
誰か来てくれ!早く!

(42) 2011/02/14(Mon) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[いずれシリィの顔は奪われ、仮面はセシルの――彼女の手に戻るであろう。
だが、今は。

内心でほくそ笑みつつ、彼は叫びを聞きつけた人々が集まってくるのを待った。*]

(43) 2011/02/14(Mon) 16時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 17時頃


【人】 奏者 セシル

[夜のうちに起きた、ベレスフォード侯爵夫人の死を知ることができたのは、滞在客の中に何人もいなかったかも知れない。

おっかなびっくり駆けつけた離宮の召使たちに現場を見せ、アイリスの手に握られたスティレットと傍らの仮面を指差す。]

彼女が呪われた仮面の所持者だったのは間違いない。
私がこの耳で聞き、この目で見たのだから。

ディンディア卿が来るまでこの状態にして置け。
後で他の方々にも検分していただこう。

(49) 2011/02/14(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

[呪われた仮面の欠片は、召使たちの眼前で丁寧に拾い上げ、持参の白麻のハンカチでくるみ込んだ。]

これをディンディア卿にお渡しし、保管していただくように。
……何。隠し通路探しをやっておられるだと。
それで居場所も分からないと。
フィリップとガティネ公爵夫人もか。

[包みを侍従に差し出すが、どうにも腰が引けて受けろうとしない。呪いを恐れているのは明らかだ。
呆れたような視線を投げ、]

……分かった。私が後でお届けしよう。
だが、見た時にはこのような状態であったと、誰かに訊かれれば必ず正直に答えるのだぞ。

[きっと言い含め、ダンスホールを後にした。]

(50) 2011/02/14(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

[オスカレットとは入れ違いになったらしく、ダンスホールの現場には彼はもういなかった。

召使たちは尋ねられれば、セシルに説明された通りに答えるであろう。
――不審に思い問い質したセシルに、ベレスフォード侯爵夫人が刃を持って襲い掛かったところで返り討ちにあった、と。
それを示すようにまだ、アイリスの死体もホールに横たわったままだ。**]

(51) 2011/02/14(Mon) 18時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 18時頃


【赤】 奏者 セシル

[――明け方、彼は…彼女は夢を見た。

隠し通路の闇の中を疾駆する己の足音。
背に短剣を突き立てられた男。
それを抜き取る時の、えも言われぬ感触と濡れた水音。
吹き抜けから下のホールを見下ろすと、ゆっくりと落下していくシャンデリア。
砕け散るクリスタル。
無数のガラスの破片が月明かりに煌き、その下から鮮赤が染み出して広がる。

それは夢かも知れないし、そうでないのかも知れない。]

(*9) 2011/02/14(Mon) 18時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 20時頃


【人】 奏者 セシル

―朝―
[あれから朱に染まった衣服を脱ぎ捨て、体を清めてから眠りに就いた。
翌朝の目覚めは彼にしては遅く、既に日も高く昇っていたが、気分は頗る爽快であった。忠実なる侍女から、早朝白い仮面の男が現れ、第四王子を殺害したと聞かされた時も、白大理石に刻んだような淡い笑みは崩れなかった。

洗濯したてのシャツに袖を通し、数日前に着用した上着を侍女に着せ掛けて貰う。
服を燃やさざるを得ない誰かと異なり、彼が替えの衣装に困らないのは、血を浴びることが――昨夜を除いては――無いのと、世話をしてくれるナディアの才覚のお陰であるのに間違いない。
袖のカフスを自分で留めながら、その侍女に言い置く。]

ああ、まずはディンディア卿の元に赴くつもりだ。
私のいない間に昨夜の件について私を訪ねてくる方がいたら、適当にあしらっておいてくれ。

[と、ちょうどその時扉を叩く音がした。]

(63) 2011/02/14(Mon) 20時半頃

セシルは、侍女に出るように命じた。

2011/02/14(Mon) 20時半頃


【人】 奏者 セシル

―自室―
[長い袖に隠れた手を振られて、唇が苦笑に似た形を形作る。]

持ってはいるが。
ディンディア卿に報告したいので、彼と一緒であれば。
あなたは何をしでかすか分からないので、止める手が足りない時に見せると不安だ。

(66) 2011/02/14(Mon) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

私が今も持っているよ。

[と腰に佩いた剣を叩く。
少し訝る表情をし]

何故急にそんなことに興味を持った?

(68) 2011/02/14(Mon) 21時頃

【人】 奏者 セシル

ああ。なるほど。そういうことか。
君は私を疑っているのか。

[皮肉な笑みが唇に上る。
剣帯から剣を外し、彼女に差し出す。]

いいよ。さあどうぞ。

(71) 2011/02/14(Mon) 21時頃

【人】 奏者 セシル

[オスカレットが剣を手に取れば、少し傷ついた顔をして、じっと観察するように見下ろす。]

君はそして、あれほど逃げたいと思っていた夫を、自分の居場所と言うのだね。

(73) 2011/02/14(Mon) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

[ぎり、と歯を食い縛る音。]

帰る場所、帰る場所か。

ハッ。
私への愛は火遊びに過ぎないという訳だ…!

[食い縛った歯の間から、怒りと絶望に塗れた声を絞り出す。]

(77) 2011/02/14(Mon) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

聞きたいことがある?
聞きたいのはこっちの方だ!

いったい何があった。
たったその程度、その程度の言葉で、何故君は、あれほど厭うていた夫の死を悼み、仇を憎む。

私はあなたのすべてを受け入れると言ったのに、あなたの方は私に何も与える気が無いと来ている。
そして、君は私に愛しているかと聞き、愛してくれと言いながら、すぐさま他の男を誘惑し、殺したと言う訳だ!

[セシルの唇から火を噴くような怒りの言葉が迸る。]

疑いたければ疑うがいい。
私はあなたを愛しているが、それでも腹を立てない訳じゃあないんだ!

(78) 2011/02/14(Mon) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

[憤怒の業火に包まれ、鋭い視線がオスカレットを射抜く。]

……剣を返せ。小紅

[ずいと手を出し、彼女の手首を掴んで剣を奪おうとする。
叶わねば――白刃を握ってでも。**]

(82) 2011/02/14(Mon) 22時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 22時頃


【人】 奏者 セシル

[取り返した剣を鞘に収め、腰に吊るす。
その間一度もオスカレットを見ようとはしなかった。]

(87) 2011/02/14(Mon) 22時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/02/14(Mon) 22時半頃


【赤】 奏者 セシル

[滾る憤怒を浴びて、懐の仮面の欠片が歓喜に震える。
それを胸に感じ――と、同質の何かの存在をほど近くに感じる。]

(*11) 2011/02/14(Mon) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[背けた顔に、浮かぶ表情は彼女には見えないだろう。]

……多情で淫奔な『オスカレット』。
もうあなたは小紅ではない。

(91) 2011/02/14(Mon) 22時半頃

【秘】 奏者 セシル → 双生児 オスカー

男にはなりえず、
女でもいられない、

私の怒りが、憎しみが、あなたに分かってたまるか。

(-103) 2011/02/14(Mon) 22時半頃

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