169 きみがおとなになるまえに
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[おとなの柵、こどもの悩み。 世界一かわいいみんなのおんなのこにも、きっと、 運命に逆らいたくなる時が、ある。
聖女の言葉>>5:94に、身軽なこどもという存在を再認識しながら。周囲に囁かれる数々の話を聞き流し。 結局は、別に良いか、何て面倒くさく思ってしまえば明日はのんびりしよう、なんて聖女に伝えて。
夜道を歩む、ふたり。**]
(2) 2015/09/25(Fri) 07時頃
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─ 朝 ─
[珍しく寝坊したのは学者の方だった。 ──と、言うか。 一度は起きてある程度の準備は終えて、いつも通り安楽椅子に座ったは良かったのだけれど、此処のところ寝易く成ってきたせいなのか、それとも何か、ちいさな世界に変化があったからなのか、 そのままうとうと、二度寝の夢見心地。
待ち遠しい朝告げ鳥の羽音は、今日は遠くに聞こえて──
扉の外、がたん!という床を叩く音と続いて革靴の足音が騒々しく続いただろう。然して、何時もより少しだけ時間を掛けて、部屋の扉は開かれて。]
(3) 2015/09/25(Fri) 07時頃
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[静かな、ふたりだけのちいさなせかい。
普段は食卓であるところに、学者は居た。 原稿用紙に紺色の万年筆。一文字も進まない其に段々嫌気がさしてきた頃。
据え置きの黒電話が、鳴る。 "かわりもの"の学者のこと、滅多に電話何て掛かってこないし掛けないのだけれど、連絡用にと置物同然の其。久々の騒々しい音に眉根を寄せて、緩慢な動きで受話器を挙げた。
どうやら、ホテルからの電話だった。]
(4) 2015/09/25(Fri) 07時半頃
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[受話器を置いて、数分の思考。 さて、その時聖女は何をしていたか。ゆるり、其方をに目を遣って。]
──私達を探している客人がいるらしい。 どうやら、悪戯がバレたようでね。
[茶封筒の悪戯、と、学者は笑った。 原稿用紙以外に顔を合わせるべき者が出来た、なんて上機嫌で。 三日も連続で外に出るなんて、青天の霹靂、も、良いところだけれど、原稿用紙に当たっている時、学者は一人仕事と託つけて外に出ることも屡々ではあった。聖女を連れての三日は大変に珍しい。 そうしてもう一つ珍しいのは、]
──然し、彼等が何処に居るのか、分からないのだがね。 聖女様の勘は、君のおともだちを見付けられるかな…?
[目的地が決まっていないところ。]
(5) 2015/09/25(Fri) 07時半頃
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/* 推敲!!(眠かったんだ許してくれ…と学者に土下座する人影がある …)
(-2) 2015/09/25(Fri) 07時半頃
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[しっかりものの聖女が背伸びをして言うもので、セカンドバックと朱の外套、外出着の学者は確りと施錠した。 ちいさなせかいの鍵は未だ暫くの間頑丈だろう。 昨日の包みは、未だセカンドバックに押し込まれたままの様。
同じ馬車、帽子を深く被った御者には──珍しいですね?、とか、言われたり。]
(22) 2015/09/25(Fri) 17時半頃
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─ →キネーン・広場 ─
のびのびできるところ、太陽の、下──
[聖女の言葉を繰り返し。取り敢えずは、出逢ったところ、広場だろうか。 相変わらず人通りは多いので、のびのびできるかと言えばこどもは未だしもおとなは心配ごとも増えるというもの。また、あの活発なおんなのこであれば、何処であってものびのびと走り回っていそうな印象ではあった。目的地の定まらない旅に御者を付き合わせて、取り合えず、なんて曖昧に行き先を決めて。
今日もまた、天気が良い。 歌を口ずさむ淑女と共に、キネーン広場の地を踏む。]
…彼等も探しているのなら、出会った周辺を探しそうなものだけれど、
[聖女の灰と街並みを見比べながら、自然と学者の足は彼等と辿った道を進む。 ──走ったんだったなあ、なんて遠い昔のように思いながら。離れていくちいさなふたつの背中、この人混みだと未だ少し、恐ろしくある。
此処のところ身体を酷使してばかりだ。もう忘れ去っていたはずの捻った足音、幻痛さえ覚えて。]
(23) 2015/09/25(Fri) 18時頃
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[──はるか遠く、緑の地。 一度は、夢見た土地では、あった。
都会に腰を据えた強いおとなと、 おとなになることを選んだこども、
ふたりの女性を、同じ様に誘って、同じ様に振られて、 こどものままを願った少年は今だ此処に居る。 本当に有るかどうか何てものは関係無く只、逃避の為に目指されても、きっと、其処は"わたしのための土地"になんか成ってくれないだろう。
学者にとっての、何の地は、屋敷で完結しているのだ、恐らく。 静かでちいさな、ふたりの世界。出ていく己は、想像できない。 置いていけないものが、多すぎるのだろう。何せ此の男は偏屈で、見栄っ張りだから。]
(24) 2015/09/25(Fri) 18時頃
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/* ミスこれいがいにもめっちゃあるけどな…
(-4) 2015/09/25(Fri) 18時半頃
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[聖女の考えを知ってか知らずか、ふと取られた手、抵抗なく受け入れて、柔く握る。 置いて、いかれないように。
おとなの視界は小柄な影を探すには向いておらず、少女ふたりが瞳を合わせる頃、未だ気付けずに居た。 ぼんやりと、それとなく、街並みと其の先を金枠に映して。
──と、かるい足音が届く>>26 同時、聖女の名と"ともだち"の名、交差する其にゆるり、笑み。 引っ張られるまま付いていく。]
(30) 2015/09/25(Fri) 20時半頃
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[おんなのこどうしの、他愛ないおしゃべり。 聖女が紡ぐのを、微かに聞きながら。 一人駆けてきた少女の後ろ、青年が追いついて来ているだろうか。大変に良い外面の顔、青年に向けて。]
奇遇なことで。 また御会い致しましたね。
[一寸前に聖女がネタばらししているけれど>>29青年には、さて、聞こえていただろうか。 態とらしい言葉選びで再見の挨拶を。]
(31) 2015/09/25(Fri) 21時頃
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──ふ、それはそれは、驚かせてしまい申し訳無い。 気に入って頂けたようで、何より。また使ってやってください。
[紳士は頭を下げる青年に礼を返した。 少しの角度、腰を折って。 然して、姿勢を正せば彼の、複雑そのものの表情を見る。 暫く、その言葉の意味を考えてしまった。ぽかん、という擬音まではつかないものの、首を傾げる。]
何か、他に驚くようなことが、有りましたか。
[心を察するなんてことが苦手なおとなであった。]
(44) 2015/09/25(Fri) 23時頃
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[此の、男は。割かし即物的である。 恩、信頼、そう言ったものを金で買ってきたタイプで、借りなんか背負うものなら即形にして返した。。
今回、茶封筒の悪戯に関しては偶然ではあったし─もし、茶封筒が無かったとしても、名前にツケさせてはいたと思うけれど─ホテルの用意に関しても、オーレリアの"ともだち"、そしてその保護者足る彼への恩や感謝と言ったものをざっくりかたちにした、と、そう思っていて。
学者にとって。 聖女と己のちいさなせかい、其の変化の切欠となったのは、彼等との出会いだろう、と言う勝手に抱いた恩は、大きいものであった様。 そうか、厚待遇だったかもしれない、なんて、今さら。]
(45) 2015/09/25(Fri) 23時頃
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──恩返しなのですよ、ジェフ君、
[若い見た目に引っ張られて、君呼びであった。 下手したら己よりも長く生きている可能性もあると言うのに。 人生の先輩風。
少しの思案時間、口を開けば、]
貴殿方に出逢って、彼女は──オーレリアは、だいぶ大きくなりました。 …此の、私も。気がついていなかったオーレリアの成長を、知ることができて。 忘れていた古いやくそくも、思い出すことができた。
ふたりでは、恐らく。 世界は、狭いままでしたでしょうから。
[感謝の仕切りも、無いのです。 学者は柔い口調で続けた。]
(46) 2015/09/25(Fri) 23時頃
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──ですから、お気になさらず。
[此方は此方で、仁義はとおっているのです、なんて。 ちょっと大袈裟に押し通して見せれば、 にぃ、口角を吊り上げて、本の少し意地悪く、──今さら返せなんて言いませんから、と。 冗談一つ。]
(49) 2015/09/25(Fri) 23時半頃
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[聖女と少女のおしゃべり、やくそく。 其処まで、つと視線を下げて、ぱちり。 碧もまた景色を切り取る。金枠の向こう、瞬き。
聖女の手の押し花、栞にすれば持つかな、と、暫し眺めていれば。 青年の言葉に顔をあげる>>52。 彼の鞄からはまるで思考を読んだよう、美しき銀の栞。 悪戯の"意趣返し"。そう言われれば受けざるを得ない。 片手で受け取って、透かしを眺め、]
──有り難う。 私の蔵書も喜ぶでしょう。何時も栞も使わずに雑に扱っていますから。
(65) 2015/09/26(Sat) 07時頃
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[聖女たちのやくそく、叶えてやるのは、おとなの仕事。 ゆびきりげんまん、組まれた指に、]
…また、是非。此の街に──キネーンに、いらしてください。 旅に疲れたときも、旅が順調なときも。 其のときは、必ず私とオーレリアが御案内致しましょう。
こどもは、やくそくしてしまったようですから。 おとなは、守ってやらなければ、ね。
[ゆびきりの代わり、また手を差し出して。 取られたならばぐ、と強めに握る。]
(66) 2015/09/26(Sat) 07時半頃
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[絡めた指が解かれる頃、おとなもまた手を離して、 淑女の礼に並んで、紳士の礼。]
貴殿方の旅路に天の恵みが有ります様。 また、会う日まで。御機嫌よう。
[世界のはて、はるか遠くの、緑の地。 彼と彼女に伝説の地が訪れますよう。 聖女の隣、ちいさなせかいから、旅人の背に祈りを込めて。]
(67) 2015/09/26(Sat) 07時半頃
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[人混みに紛れ、ふたつの背が消える。 見上げる灰に、視線を合わせ。銀の栞をぴらりとセカンドバックに滑り込ませる。]
──…そう、だな。
[ともだちができて良かった、 そう、繰り返す。聖女に同年代の友人ができたことか、それとも。彼のことなのかは濁した様な。]
押し花、大切に取っておかなければいけないね。
[じい、と。灰色を見返しながら。]
(76) 2015/09/26(Sat) 14時半頃
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おとな何てものは願わなくても成るものだよ。 ──胸を張って立派な、ちゃんとしたおとなだと、言えるかは別だがね。
[見上げる聖女のプラチナブロンド、其にするり、指を通して。 そ、と、呟く。]
(77) 2015/09/26(Sat) 14時半頃
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──少なくとも、私は胸は張れない。
(78) 2015/09/26(Sat) 14時半頃
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[囁きは案外、人混みに通り、 溢れかえる若い姿のおとなたちの間に溶けて。 恐らくは尤も年を経た見た目の、己が言うのは皮肉だろうか。 今でも心の何処かの少年が疼くのだから、仕方がない。
ぽん、と、聖女の額に手を置いて、息を漏らすような笑い声。]
──次に会うまでにこの間の本位は読めるように成っておかないといけないな?
[なんて、結局意地悪な学者であった。]
(79) 2015/09/26(Sat) 14時半頃
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[少し、躊躇したような、聖女の姿を碧が映す。 プラチナブロンドに指を通し、額に置いた手寄りこどもの体温を感じる。 細く、靱やかな、おんなのこの髮。
先生。ずっと然して来たように、彼女は呼んで、
ぺちり、と手が叩かれて、継がれた言葉に苦笑した。 ──苦笑、か、恥ずかしさに堪えるような、そんな表情。 されるがまま、手首の力を抜いて、ゆら、ゆら。]
…君も、私も、 けしておとなには成りきれそうもないな…?
君はきっと、大きくなっても何処かは少女のままだろう。
[学者に、似て。 また、過去の聖女に似て。
否、もしかしたらおとななんて、そんなものなのかもしれない。]
(94) 2015/09/26(Sat) 18時半頃
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──そして、私にとってずっと、君は。 "こども"のままだ。
[ 親が、ずっと、親であるように。
照れたような微妙な表情のまま、学者は継ぐ。]
(95) 2015/09/26(Sat) 18時半頃
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[照れ隠しの意地悪なおとなの言葉は、拗ねた様な聖女と、 そして返った言葉に寧ろ痛い思いをして。
空いた手で額を押さえ、大きなため息一つ。 なんだろう、"筋とれ"でもすれば良いんだろうか。いまさら。 戻ってこない自分の時に思いを寄せた。]
──その頃には急に走り出したりしない淑女になっていておくれ。
[返した言葉のキレは、良く無かった。]
(96) 2015/09/26(Sat) 18時半頃
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[指先を捕らえられたまま、学者は少し、考えて。 教会は、仕事を投げ出している今、行く気はなく。 聖女を連れての挨拶は──こどもを卒業してからでいいか。
聖女の見上げた表情を見て、はたり。]
─そうだ、リボンを、 新しいリボンを仕立てようと思っていたんだ。
おとなは形に拘るものだからね。
[多分拘らないおとなも、いると思うのだけれど、学者の価値観。 黒い、天鵞絨のリボンに、刺繍を入れよう。 学者は懐中時計を示して、同じ模様を、と。伝えた。]
(97) 2015/09/26(Sat) 19時頃
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/* >>94>>95 わたしの聖女がかわいすぎていきるのがつらい(意訳)
(-7) 2015/09/26(Sat) 19時頃
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/* やりたいことりすと ・12歳のおたんじょうびに指輪をわたす ・リボンに刺繍をいれたい←なう!
(-8) 2015/09/26(Sat) 19時頃
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[少しばかり自慢気な、聖女の顔に器用に片眉を挙げて、 ─何処ぞの誰かに似たような顔をしているぞ、 と、学者もまた何処か得意気に。
血が繋がっているから、親とは限らないと、此の聖女を見ていると思う。些細な仕草、表情、あのちいさなせかいで培ったものだったとしても、其は、確かに育ての親の鏡の様で。
血は、争えないというけれど。 この様な"空似"のことは、なんと呼べば良いのだろう。 彼女も、己も、その育ての親も、確実に血は繋がっていなくて、そういう意味では何処までも他人だと言うのに、"親"は親であり、"子"は子だった。
ころり、明るく表情を移す聖女の手を引いて、学者は歩む。]
(105) 2015/09/26(Sat) 23時半頃
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─ 洋裁店・Ropa ─ [学者にしては珍しい、こじんまりとした店構え。]
[なんの捻りもないネーミングの、小さな店。 聖女の手を引いて、学者が此処を訪れるのはもう、10年振りくらいか。一度、聖女を連れてきたとき、何て未だオーレリアという名を与えたばかりの頃だ。その後は、写真で何となく説明して、要所での服は仕立てて貰っている。 例えば、3歳の御祝いのとき。例えば、誰かの結婚式にフラワーガールとして呼ばれたとき。
普段の服のほうが金をかけている節がある、良くわからないこだわりだった。それもこれも、此処の店主とそこそこの付き合いがあるからなのだけれど。 小さな店の扉、聖女を潜らせれば店主は怪訝な顔をしたろう。そして、数刻の後、ぱあ、と表情を輝かせて、]
(112) 2015/09/26(Sat) 23時半頃
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