169 きみがおとなになるまえに
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[あまいかおりの少女が持ち上げられ、人混みに紛れた少女の頭がぽこんと出る。 そう言えばあの時の、別の少女も。男に"取っ捕まって"ふわり、宙に浮いた。時折──ほんの少しだけ、こどもに負けないくらいの体力を持った頃で留め置けば良かった、と、思うこともあるのだけれど。
聖女が、ちいさなともだちに、良いなあ、なんて思う頃。 学者は、若き青年に、良いなあ、と。
握られた手、柔く握り返して。]
(8) 2015/09/23(Wed) 07時頃
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[彼等の目指すところは、雑貨屋らしい。>>2 髪飾りを探すと言う。
学者はゆぅるり、首を傾げる。 確かに、此の学者はキネーンに育ちもうだいぶだけれど、かなり知識に偏りがあるので。 "手ごろな"雑貨屋を御存知無い体たらく。 ──ああでも、一つ。
記憶の向こう、紛れ込んでいた新店お知らせのチラシ。 「おんなのこはこういうものが好きなんだろうか、」とか、おとこ足る己は理解が及ばなかった、あの。 確か場所は、──]
…確か、近くにあったような…、一度も立ち入ったことはないのですが、「おんなのこに人気」?とか。 カフェも併設されていたように思います。
[フォンダンショコラが有るかは、言ってみないと分からないけれど。 "すいーつ"専門だった気がするので、きっとある。
視界に揺れる黒のリボン。髪飾りなんて、このくらいだろうか。 嗚呼、此に金糸で刺繍を入れても良いな、と。未だ家紋を与えることに拘っていた男である。]
(9) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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──たまには珍しい所に行ってみるのも、社会見学かもしれない。 ちょっと、行ってみませんか。
[さて、"誰"の社会見学やら。 人良い笑みには僅かに悪戯なものが滲み、]
(10) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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[彼等が良いと言うのなら、学者は聖女の手を引いて。
この広い通りの、一つ奥。こどもがいるので通りやすい道を選んで進む。 人混みは少し薄くなるだろうか。]
(11) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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─ 装飾品店・Flor Box ─ [花とあまいかおりに満ちた店。]
[男一人では入りにくい雰囲気に満ちていた。 こどもがいるから、どうにか、とか。 社会見学のわりに足の竦む思いはありつつ。
花と、お菓子をモチーフにした装飾品が人気らしい。 大きなマカロンのついたネックレス、溶けたチョコレートの指環、薔薇をポップにあしらったブローチ。 何れも此も、今にもあまく香りそうな。 確か、このマカロンを見て、乙女心の理解及ばなさに首を傾げたのだった。かわいい…の、だろうか? 間違ってたべてしまいそうだ、とは、思うけれど。
奥には、あまいものと少しの軽食のある、カフェが有るようで、わりと盛況だった。]
(12) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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[常日頃学者の狭い行動範囲と共に生きてきた聖女は、さて。
初めて見るような"おんなのこのための店"に、どんな顔を、しただろう。]
(13) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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/* >>Q-p●t<<
(-0) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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/* いつもなのだけれど、RP村での独り言の使い方が分からなくて悩む… とりあえず学者に学者らしくないことをさせるのが大変愉しくて堪らない…ゅぇっ…とは思っていることを書き記しておこう(学者が背後でバットを振りかぶっている)
(-1) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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/* カキーン
(-2) 2015/09/23(Wed) 08時頃
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/* 本当はミカエルさんってレオ氏の名前一つで負縁故も有りうると思うんだけどこどもどうし仲良くしてほしいので言い出せずにいる(いる)
(-3) 2015/09/23(Wed) 08時頃
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[少しの躊躇の間に、少女らはするりと扉を開いていた。 離れた手、こどもは、こどもどうし。
ふたりのちいさなおんなのこが数々の装飾品を眺める間、興味深げに暫くお菓子を象るネックレスやらブレスレットやらを視界にいれながら。おとなどうしカフェの席を得て。 花を象るものよりも、ずっと、"意味がわからない"と思っている。 全く、無粋な男。鳥の囀りよりパン、とも、違うか。とか。
カフェの方にも女性が多い印象を受け、こどもの方へ、目線を向けつつ、こどもの付き添いオーラ。]
(26) 2015/09/23(Wed) 17時半頃
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[可愛らしい形の焼き菓子、宝石の様に砂糖を纏ったゼリー菓子。 珈琲に付いてきたらしい一口サイズの其れを、噛りつつ。 ──フォンダンショコラも、注文しておこう。一応、ふたつ。 少女らの分。飲物は後でも良い。]
いえ、私も初めてですから。 こんなことが無ければ訪れなかったでしょう。
[学者が此処を思い出したのは、彼が連れる小さなおんなのこ、その名前からの連想に近い。 "ショコラ"が居なければ、来なかっただろう。そう言って、笑う。]
(27) 2015/09/23(Wed) 18時頃
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[少女たちの歩みを追いながら。 ふ、と。聖女が何かを手に取っているのを、見た。 此処からでは何を眺めているのか、そんな小さなものまで見えず、碧は遠くを見るように、きゅ、と細められ。
そんな頃。青年からの問い掛けに、学者は聖女より視線を外した。 異なる色の虹彩に碧を合わせて。]
──貴金属…? どんなものを、御探しかな。 金なら、此処から───…
[彼の目は、正しい。 貴金属に置いて色々使う場面の多いこの学者、金やら銀やら、白金やらで店を分けているらしい。金属には柔らかさがあるから、得意不得意がある、とかなんとか。御託も並べて。 地図がないので、あの便箋を出して、簡易地図。わりとナビゲーション能力は高いらしい。
さらさらと書き記しながら、ちらと聖女に目をやる頃には彼女は既に別のものを見ている様。 小さく首を傾げた。]
(28) 2015/09/23(Wed) 18時頃
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[便箋裏の地図を完成させて、愛用の万年筆を置く。 数々並んでいることに学者の装飾品好き─しかも、大抵は金の、──なところが伺える。 金枠をす、と、直して。珈琲を一口。 ──こう言う店にしては、まあまあ。 あまいものに合わせたセレクトなんだろうか。]
いえ、良い店を紹介するのは、義務ですから。
[店を利用する身にとっては、ね。
紹介するとか、勧めるとか、そう言うことが好きな御年頃。ちょっと自慢気なのは、御愛嬌と言うことで。]
(60) 2015/09/24(Thu) 07時頃
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[聖女に目を遣る学者に、気がついた様子の青年は>>36、と。 暫の思案。ちいさなおんなのこふたりを視界に入れて。
聖女が何かを、勧めている>>51 小さな手のひら、その中のものまではやはり、見えないが。 おんなのこのための場所、其処で秘密のおしゃべりをする、ふたりの邪魔は、出来なくて。 彼女らが此方に来るまで、腰を据えておこう、と、
親は、待つものだから。
それに──、 彼女が持っていたものを、当ててやろう、なんて。 聖女の服や、リボン、装飾品は殆ど渡してこなかったけれど、ハンカチとか、日常のもの。此れまで、学者が選んでいた。其の自負、というか。 反動なのかもしれない。 黒を基調にしたものばかり、出来るだけ目立たない為に選んでいたから。]
──いえ、お気になさらず。 彼女もなにか、見つけたようですよ。
[鏡を覗くチョコレートの少女、其方を示しては青年に声掛けて。]
(62) 2015/09/24(Thu) 07時半頃
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[ちいさなおんなのこがふたり、席へと。 碧の双眸はあまい少女の手の内、黄と青の花のあしらわれた髪飾り。 見覚えのある、色だった。 頬を掻く青年を見ては、微笑ましく。
ショコラの香りは甘く、香ばしい。 二つの温かな其が運ばれて、おんなのこの前に並ぶ。 やけに似合っていた。この店の主人公は、やはりおんなのこなのだろう、と。
聖女の声に視線を落とす。細められた灰を覗き、]
君は良かったのかい?
[目の前の青年が、チョコレートの少女に気を取られている隙。 意地悪く笑う。"何か"を手に取っていた、其処までは見ていたことは、聖女にも伝わるかも、しれない。]
(69) 2015/09/24(Thu) 20時頃
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[フォンダンショコラにナイフが通ると、中からはとろり、"ショコラ"が湧く。 あまいカカオの香りが強く。
香りをあてに、カップに口をつけた。]
──思い出、か。
[そう言えば、彼等は旅人だった。 巡礼の旅に、終点は無いのか、それとも。
ふと、貴金属店を探す青年に思い巡らせる。 都会であるからこそ、信用できる店も少ないが良い技術者が集まるのも事実。記憶を形に残すなら、未来の贈り物を作るなら、 此処キネーンがうってつけだったのかもしれない。
ならば。 昨日、彼等と出逢ったのも、何かしらの導きであったのか。
学者は既に神を信じてはいないが、彼等は"教会の人"であるので。 そう言ったものの手繰り寄せた縁なのだろうか。]
(72) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
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[カップを置いた。底に薄く残る琥珀。 その頃には窓に映る外の景色は黄昏の様相。赤と黒の合間、人々の顔に影が差しはじめる。 可愛らしい焼き菓子の、残りを口に入れてしまえば御馳走様。
一足先に学者はカフェの支払いは纏めてやってしまって店内を歩く。 甘く匂い立つ装飾品たち、何れも此も、見慣れない為にどうしても見る目が滑る。髪飾りとか、ブローチとか、色々眺めてみてもピンとは来なくて、渋い顔。
おんなのこの勘って言うのは、魔法の類いなのだろうか。 広い庭から彼女の場所を探し出してみたり、多分、おとこには出来ない。 別に自分が特別鈍感な訳でもないだろう。ぶつぶつ、脳内で言い訳を募らせながら。
恐ろしいほど似合わない空間で似合わない顔を、している。
───さて、]
(73) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
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/* 1
(-12) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
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[ ───学者の目に留まったのは、一つの指環。 赤い、薔薇の蕾。両脇に飾られた小振りな宝石。
宝石は、恐らくはジルコニアだろうけれど、中央の蕾は仕立て良く丁寧に包まれて見えた。 学者にとっては、小指サイズの小さな指環、聖女の指には本の少し大きいだろうか。──否、もしかしたら丁度良いかもしれない。学者が思う以上に、聖女は成長しているから。
赤い薔薇、──情熱の赤。然し咲き誇る前の蕾には、"純潔"の意味がある。 聖女オーレリアはエニシダの象徴だけれど、咲き誇る前の純潔の聖女たる"私の"オーレリアには、赤薔薇の蕾が良く似合う。
聖女が手に取っていたものを当てる、とかその目的は消え去っていて─結果的に当たっているのだけれど─学者は其の指環を手に取った。 青年が髪飾りを買うに合わせて、隠れるようにしてプレゼント包装。]
(74) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[近くに居ただろう青年には、しーっ、と指を立てて。 小さな包みはセカンドバックに押し込まれた。
然して、彼等を見送る時。]
──ええ、貴殿方にも。 "また"、御会い致しましょう。
[何時ぞやの別れのように、学者は次の縁を口にして。 手を振る聖女と共に、暫くおとなとこどもの旅人の背中を、見送っていただろう。]
(79) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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/* ランダム1→薔薇の蕾みつける ランダム2→ドルフィンリングみつける
の、にたくでした。
(-15) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[聖女が手を下ろすまで、碧を細めて見送る。
学者は、先程の慌て様、そして其れからの気まずげな聖女に、気付いてか気付かずなのか、反して上機嫌だった。 あまい香りを身に纏う、去っていった小さな旅人。手に揺れていた袋。──嗚呼そう言えば袋を貰わなかった。紙の箱一つ、セカンドバックにころんと投げ込まれている。 心はそわそわ、表情は、あくまで平静を装って。
ぼんやりと空に輝く星々を眺める聖女の、呟きは確りと拾い上げ、]
──そうだな、もう、こんな時間か…
[ぱちり、懐中時計を開いた。 さて、屋敷に帰ろうか、暫しの思案。]
(86) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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[また、馴染みのホテルに戻るのも何だか気まずい。 茶封筒を押し付けてきたばかりだし、今日は彼方の教会に近付くのは、盛大に転んだ手前恥ずかしかったのも、あり。
──そうだ、もし、彼女に"ファミリーネーム"を渡すなら。 教会にも、また、回らなければいけない気がする。]
挨拶をしにいかないとならないな、オーレリア。
[己にも言い聞かせるように、口に出して。 手を差し出せば帰路を進む。明日は原稿を書こうか、それとも…─]
(89) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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