191 The wonderful world -7 days of MORI-
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/* おはようございます。 トリさんたちの最期読んできて泣けた…死は罪かもしれないですが、眠気もまた罪悪だなぁ。 こんないい物語に気づけないなんて。
そしてミームちゃんの褒め殺しがこそばゆいというか擽ったいというか恐れ多いというか(ふるえ ……我儘でごめんなさい。 トレイルであろうとすればするだけ、一番大切にしなければいけない人を平気で犠牲にしようとする矛盾(単に中身がバカなだけともいう)
(-16) 2016/06/11(Sat) 13時半頃
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― 3th day/スクエア内部 ―
[倒れた男を抱え上げて、なんとか運ぼうとしていると こちらに駆けつけてくる警察官の青年>>3:528]
…!
[彼が男を運ぶのを手伝おうとしてくれるのを見れば 助かる、と小さく目礼して。 そしてもう一人背の高い青年が此方に駆け寄ってくる。>>25
先ほどまで別の誰かを探していたらしい彼が、 男を担ぎ上げるのを見て、そのまま彼らと一緒に避難しよう。]
[どうやら無事に逃げ出せそうだ、と。 視界に入った出入口に安堵しかけた、そのときだった。
――どこか悲鳴じみた、彼女の“声”が聞こえてきたのは。]
(75) 2016/06/11(Sat) 14時頃
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…!
『ミームちゃん…!?』
[慌てて周囲を見回すが、 さっきまでそこにいたはずの彼女の姿が見当たらない。]
『…っ、ミームちゃん……!』
[彼女の姿が、見当たらない。
――…まさか、さっきはぐれたのか?
血の気が引く、というのは陳腐な表現だけど これほど的確に表したものもなかなかない。]
…っ。
[咄嗟に振り向いて進行方向を反転しかけたときだった。 その場を一目散に駆け去っていく、彼女の姿が見えたのは>>34]
(76) 2016/06/11(Sat) 14時頃
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[出入口を出たところで、 背の高い青年と警察官の彼に慌ただしく頭を下げて。 それから、赤い髪の彼女の背中を追いかけた。]
『――ミームちゃん!!ミームちゃん待って!!』
[耳を塞ぐ彼女に、何度となく“呼びかける”も反応はない>>34]
…っ。
[そのまま駆けてゆく背中を追いかけて、やがて、背後から爆発音が聞こえてきた。 恐らく、あの爆弾が起動したのだろう。]
…………。
[爆音に蹲る彼女に、咄嗟に手を伸ばそうとして――…]
(77) 2016/06/11(Sat) 14時頃
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「――兄さんってさ、ほんと馬鹿だよね」
(78) 2016/06/11(Sat) 14時頃
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……っ。
[脳裏に蘇る「 」の声に、身体が竦む。 蹲る彼女の姿が、すぐ目の前に見えるのに。
その背に言葉をかけることもできないまま、 やがて意識は暗転する――**]
(79) 2016/06/11(Sat) 14時頃
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/* (ロル読み返して) この男ミームちゃんしか言ってねぇ(とおいめ
(-19) 2016/06/11(Sat) 14時頃
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― 回想/家族の話 ―
[世間一般における、ごく“普通の家族”というものが 具体的にどんなものか僕は知らない。
ただ一つ言えることは、僕の家はその“普通”の基準からは おそらく外れているのだろうな、とは思う。
父も母も、音楽家としてとても優秀な人だった。 彼らが家にいたことは、記憶にある限りごく僅かで、 言葉を交わすこと自体少なかったと記憶してる。
高校に入るまで僕ら兄弟を育ててくれたのは、 もっぱら母方の祖父母たちだった。 母の方は、一時期家にいた時期があったが、 僕が高校に上がる前には、再び家にいることが少なくなった。
それでも、彼らの公演の話にはいつも胸躍らせていたし、 雑誌に彼らの記事が載れば、小遣いを出し合って書店で欠かさず三冊買った。 日本に戻ってくると聞けば、二人揃って彼らに会いに行ったものだった。]
(103) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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[さて、僕には弟がいる。>>1:161 六歳年下の、僕とは違ってなんでもできる本当に優秀な弟だ。
勉強だって運動だって、弟はなんだってできたし、 なんだって人並み以上にこなすことができた。 ピアノもまた、然りだった。
両親にとっても、彼は自慢の息子だった。 会いに行くたび、両親が嬉しそうに弟を出迎えるのをいつもみてきた。
弟のことで両親が不満を感じていることといったら、 精々ピアノの練習が好きではなかった――いっそ嫌いだったことくらいか。]
(104) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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「僕はサッカー選手になるから、ピアノは兄さんがやってよ」
「そのくらいなら、兄さんにだってできるでしょ」
[まだ幼い頃、ボール片手に無邪気に笑いながら、 弟はよくそんなことを言っていたっけ。
サッカー選手とか船の操縦士とかお笑い芸人とか、 「将来の夢」の内容こそちょくちょく変わったけれど、内容自体はさして変わらなかった。
――…僕はピアノを、弟はそれ以外でそれぞれの道を歩いていこうと。
あの子のようには、弟のようにはなれないことはよくわかっていたから。 そのこと自体に、僕は特に異論はなかったんだ。>>3:104*]
(105) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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― 4th day/ヴァニタスコロシアム前 ―
「兄さん」
……。
[意識が途絶える前、聞こえたような気がした。>>0:49 ……なんとはなしに、彼や“家族”のことを思い出したのは、 あのとき聞こえた、彼女の“声”の影響だろうか?]
(106) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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「こちらから入れる4番ホールは 現在、封鎖されていまーす」 「現在待機列での熱中症が多発しておりまーす、 皆さま各自日射予防や水分補給をお願いしまーす。」
…。
[不意に眩しさを感じて目を開ければ、 いつかと同じ、ヴァニタスコロシアム前。>>38 とっさに東側を振り向く。 この位置からその光景はいまいち判然としないが、 あれだけの爆発があったとは思えないような、 いつもどおりの光景と街並み。]
[あの男たちは無事だったろうか? 今となっては確かめようもない。 ただ、無事であればいいと今は祈るしかないだろう。
――…それよりも。>>34]
(107) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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[きょろきょろとあたりを見回して彼女の姿を探せば。 果たして、彼女はそこにいただろうか>>40]
「………ごめんな、さい。」
[彼女の傍に駆け寄って言葉を紡ごうとすれば、 沈んだ声に遮られた>>40 声ばかりではなく、顔色もかなり悪い。 昨日、意識が途絶える前のことを思い出して]
『いや……僕のほうこそ、ごめん。』
[あのとき、もう少しで僕は一番大切な人を、 あの爆発の中に置いていくところだった。
……誰よりも一番、大事にして。 守らなければいけない、かけがえのない存在は たった一人の「パートナー」である彼女だけのはずなのに。]
(108) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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[――死んで、ほしくなんかなかった。>>3:473 たとえそれが、誰であったとしても。 たとえ、自分や他の参加者が既に死んだ存在であったとしても。 だって……。
そして、それは自分がトレイルであろうとそうでなくても、 その思い自体は何も変わらない。]
「兄さんは馬鹿だよ」
「守れもしないのに無茶ばっかしようとするんだからさ。 ほんっと、馬鹿みたい」
[――それでも。 昔、弟に言われた言葉が今更ながらに胸に刺さる。 でも、それ以上に胸に刺さったのは、 あのとき聞こえてきた彼女の“声”>>75]
(109) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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[そっと手を伸ばして、彼女の髪を撫でる。
よしよし、と、いつだったかコロシアムで出会った、 マブスラの男の子にしたのと同じように彼女の頭を撫でて。
彼女が、いつもつけていたイヤホンがなくなっていることに気づいたのはそのとき。 駐車場で爆弾を探している時か、避難している時に失くしたのだろうというのは容易に想像がついた。]
『……君が、無事でいてくれてよかった。 逃げてくれて、全然よかったんだよ。』
『君が逃げてくれたから、僕は今ここにいる。 謝らなければならないのは、 あのときふたりでの避難を優先しなかった僕のほうだ』
[頭一つ背の低い、彼女の目線に合わせるように、 少し屈んでみせながら“言葉”をかけた。――それから]
(110) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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『ね、ミームちゃん。 このあと、少し付き合ってもらってもいい?』
[いつだったかと同じように>>0:546 彼女にそう声をかけた。*]
(111) 2016/06/11(Sat) 17時頃
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― 回想/数年前 ―
[――あれは、いつの頃だったか。 あのときも、スカイタワーから見える街を眺めていた。]
…。
[強化ガラスが張られた展望台。>>0:657 そこから眼下に広がるモリ区の光景に、 そしてそこを行き交う人並みを眺めては、はぁと小さく息を吐く。
いつからだったろう。 大人たちの『期待』に応えることができなくなってから、 こうして展望台に昇って街並みを眺めるようになったのは。>>0:619]
[包帯が外れた右手の指先を一つずつ動かしながら、 ただぼんやりと外の景色を眺め続ける。
――日常生活には支障ないと言われたけれど。 でも、ピアノが弾けない自分に一体何の意味があるというのだろう。]
(133) 2016/06/11(Sat) 21時半頃
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[あの頃、ガラス越しにぼんやり見下ろした街並みは、 今死んで見ている世界と、きっとたいして変わらなかった。
――誰も自分を気に留めることなんかない、 人も街も何もかも鉛の色をした、そんな世界。*]
(134) 2016/06/11(Sat) 21時半頃
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― ヴァニタスコロシアム前 ―
[ぱた、た、と。 彼女の双眸から透明な雫が零れ落ちて>>126 一瞬驚いてその手を離したけれど、 溢れる涙そのままに、心情を吐露する彼女の言葉を ただ、黙って聞いて]
…。
[迷ったのは、たぶんほんの一瞬。 伸ばしかけたその手を再度、彼女に伸ばして、 泣いている彼女を抱きしめた。]
(136) 2016/06/11(Sat) 21時半頃
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[もしかしたら、嫌がられたかもしれない。 それでも、落ち着かせるようにぽんぽんとその背を軽く撫でながら]
『……生きようよ』
[彼女を抱きしめながら、胸の内にぐるぐると渦巻く気持ちを言葉に変えていく]
『生きて、家に返ろう? 家族や友達や、大切な人にもう一度会いに行こう?
やりたいことも、やり残したことも、 伝えたかったことも、伝えそびれたことだって……。 僕らにはまだ、こんなにも沢山あるんだ…。』
[それに、]
『君はまだ、死んでなんかいないよ』
(140) 2016/06/11(Sat) 21時半頃
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『だって、君の“心”はまだ、 死んでなんかいないじゃないか。 怒ったり笑ったり、こんなふうに泣いて、 悲しんだりすることができてるじゃないか』
[あの頃>>134 ピアノが弾けなくなって、 大人たちの『期待』に応えられなくなって。 そのまま、居場所を失った頃の自分を思う。
あの頃の、何も持たない空っぽの自分は。 ――きっと、生きながらにして死んでいた。]
(144) 2016/06/11(Sat) 21時半頃
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『それに……僕も、君のほんとうの名前を知りたい。 君が家族や友人や、大切な人に呼ばれていたはずの名前を』
(-44) 2016/06/11(Sat) 21時半頃
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[ぽつりと、心中で伝えた言葉。 それは、彼女に届いたかどうか。]
…。
[それから、彼女が落ち着くのを待って、 移動を開始することにしようか。 とはいっても、向かう先はそんな遠い場所じゃない。
ここから徒歩で数分ほど歩いた先にある、ミヤマ電気へ。 彼女と一緒に歩いていく。**]
(146) 2016/06/11(Sat) 21時半頃
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― ミヤマ電機 ―
[時折、彼女に何度か視線を向けながら、そのまま、 オーディオ機器が並ぶコーナーへとまっすぐ進む。]
『イヤホン、失くしたみたいだったから』
[彼女のほうから何か問われれば、 自分の耳許を指先で指し示しながらそう答えるだろう。]
『好きなの、選んでいいよ。 昨日、奢るって言ったしね>>3:515』
(162) 2016/06/11(Sat) 22時半頃
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[>>176目を丸くする彼女に、無言の笑顔でアピールする。 あのとき、彼女が平気だと言っていたことは 勿論覚えているけど、そのときとはだいぶ状況が違う。
彼女も、此方の考えていることを それとなく察してくれたようで。 しばらくして彼女が選んだのは、 耳の部分にシリコンがついた 白地に金のよく見かけるタイプのイヤホン。]
『そう言えば、普段はどんな曲を聴いているの?』
[ふと、思いついて問いかける。
最初に出会った頃、「お月さまとグレーテル」を 彼女が好きだと言ってくれていたことは覚えていたから。 他には、どんな曲が好きだったんだろうという、 そんな、何気ない問いかけ。*]
(181) 2016/06/11(Sat) 23時頃
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― ミタマ電機 ―
『昭和歌謡かぁ…恥ずかしながら、あまり詳しくないな』
[ついでに彼女の曲リストを見せてもらう>>208 「商い通りの女たち」や「酒場の蜜」という曲は聴いたことがなかった。]
『演歌も昭和歌謡も、ヴォイドのカバーなら一通り聴いてたつもりだったんだけど。 まだまだ、知らない曲も多いんだね』
[アプリの一覧を眺めながら。 VOICELOID(ヴォイスロイド)――通称ヴォイド。 数年前、クスクス動画で爆発的に流行したネギを振り回す電子アイドルもその系統だ。]
(315) 2016/06/12(Sun) 07時半頃
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『そうだね。ヴォイド系の曲はよく聴いてる。 「エンテン・プロジェクト」って知ってる?』
[自分が普段聴いている曲を聞かれれば>>209 今度アニメ化が決まった某有名曲のタイトルを出す。 この系統の曲には、歌い手として本当にお世話になった。
昔、歌い手としての活動を始める前は僕も彼女たちに歌わせていた>>2:21 調声が苦手で、PUREPRO(ピュアプロ)やSNSで教えを請うたり。ああいうのも楽しかったな、とふと昔を思い出していれば>>210]
『そう、だね。歌は好きだよ。』
[言外に彼女の言葉に同意と肯定をしてみせた。]
(316) 2016/06/12(Sun) 07時半頃
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『僕にとって、歌うことは“絆”だから』
(-71) 2016/06/12(Sun) 07時半頃
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[かつて、自分は独りだと、空っぽだとずっと思っていた。 何もできはないし、自分が何かしたところで誰にも気づかれないと思っていた。>>169 ――そうじゃないんだ、と気づかせてくれたのは>>0:82]
『はじめまして! 貴方の曲を聞いてすっごくすっごくファンになりました!』
『これからも活動続けるんですか? 新曲あったら、ぜったいぜったい、聞きたいです!』
…………。
『少し前に、スカイタワーで話したこと覚えてる? あの頃、僕はいろいろ思い悩んでて。 それを吹っ切るきっかけをくれたのが、歌だったというか。 …僕の歌を聴いて、応援してくれた人がいたんだ』
[あの時の言葉は、僕にとって確かに“魔法”だった。]
(317) 2016/06/12(Sun) 07時半頃
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[それから、活動を続けて。 かつて、何もないと思っていた自分を応援してくれる人たちは、気がつけば、再生数三千万なんて数を支えるくらい膨大な数に増えていた。
ネットという暗闇を通した顔も名前も知らない人たちの、 それでも彼らがくれた言葉は、自分の中で確かに“生きて”いる。]
『そのとき、応援してくれた人が使ってたHNが ミームちゃんと同じでね。 だから、守りたいって思ってたんだけど…。 実際には、いつも助けられてばっかりだなぁ』
(318) 2016/06/12(Sun) 07時半頃
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