233 冷たい校舎村5
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/* あああああよかった間に合った
メモ書きながら手が震えたしマイPC0時差してたから メモ貼れててよかった……
(-0) 2018/02/17(Sat) 00時頃
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―???―
[夢と現実の境目は、酷く曖昧だ。 俺は、誰かと連れだって歩いている。
――「どうして、演劇を始めたの?」
それは、いつかの話。 演劇部の奴に聞かれた問いだったと思う。]
……興味があったから。
[その時と同じように、俺は不愛想に答えた。 けれども、これは夢だから。 いつかの現実とは違って、俺は言葉を続けたことだろう。]
(+0) 2018/02/17(Sat) 00時半頃
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……誰かに、なりたかった。 誰かの記憶の隅に、残りたかった。
[俺が生きた痕跡は、もう残っていない。 割れた卵は元には戻らない。 死んだ人間が生き返ることはない。 俺の名前が呼ばれることは、決してない。
……当然だ。それが俺の選んだ道なのだから。
それでも、心のどこかで、俺は、 兄とは別人であることを望んでいたのかもしれない。
声を張る。誰かを演じる。 少なくとも、舞台の上での俺は、 十朱進として見られることはなかった。]
(+1) 2018/02/17(Sat) 00時半頃
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[夢は都合のいい世界だ。 視界は暗転して、また黒に沈む。
あぁ、兄が選ぶはずのない道を歩んだ俺は、 とうの昔に、兄を演じきれていなかったのかもしれない。*]
(+2) 2018/02/17(Sat) 00時半頃
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/* 委員長すまんのう……
っていうか永谷の反応マジ有難いというか 永谷のレスポンスが毎回すごい…… ワイ多分アレ書くだけで1日かかる(遅筆)
(-43) 2018/02/18(Sun) 00時頃
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―自宅/自室にて―
[アラームの音に、意識が浮上した。 やけに暗い視界。身じろぎをしたなら、 ばさり、と紙束が落ちるような音がする。 瞼を刺すような光に、俺は顔を顰めた。
どうやら、台本を読みながら眠ってしまっていたらしい。 頭を振って意識を覚醒させる。 周囲を見回す。そこは良く見覚えのある、 自分の――進の部屋だ。 雪が降っている様子も、ましてや校舎などでもない。]
(+10) 2018/02/18(Sun) 00時頃
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[嫌な、夢だった。首元に手をやる。 当たり前だ。縄なんてあるはずもない。
それでも、いつもの夢より、やけに真実味があって――。]
……?
[アラームを止めた画面に、何か表示されているのに気付く。 電話とメール。差出人は、守屋かららしい。>>+4
その内容に、俺はベッドから勢いを付けて立ち上がった。 コートを手に取りつつ、思い浮かべたのは いつかの会話だった。
(+11) 2018/02/18(Sun) 00時頃
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[人食い魔女なんか出来る筈ない、と。 そんなことを言っていた彼女の方が よっぽど、演技に長けているんじゃないか。鼻を鳴らす。
あぁ、けれども。 あのメールの内容――優しすぎる文面と、彼女の顔は ぴったりと、合うような気がした。]
(+12) 2018/02/18(Sun) 00時頃
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[玄関へ向かう俺を、居間の母が呼び止める。]
……見舞い。 クラスメイトが、怪我したらしいから。
[何となく、自殺未遂だとか、そういうことを言うのが 躊躇われたものだから、当たり障りのない台詞を吐いた。 母の心配そうな顔は変わらない。
けれど、引き留めるようなことはされなかった。 「気を付けてね」と、かけられた言葉に 俺も、大丈夫と頷いた。]
(+13) 2018/02/18(Sun) 00時頃
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……いってくる。
[少しだけ、口角を上げて見せた。そうして、家を出る。
やっぱり、あれは夢なのだ。そう思う。 だって、兄はこんなにも心配されている。愛されている。
俺の意志なんて関係ない。俺は、兄を演じ続ける。 “十朱進”を、生かし続けなければいけない。]
(+14) 2018/02/18(Sun) 00時頃
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[閉じた扉の向こう。 母の口からこぼれた、自分の――弟の名に、 瞳から零れた涙に、
俺が気付くことは、決してない。**]
(+15) 2018/02/18(Sun) 00時頃
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―病院前―
[吐き出した息が白い。 病院まで辿り着き、 ガラス戸の向こう、級友たちの姿を認めたはいいものの、 何となく足を踏み入れることは躊躇われて、 俺は、外にぼんやりと突っ立っていたと思う。
別段、深い理由があるわけじゃない。 御供のホットミルクティーを啜りつつ、空を見上げた。
星は、見えない。]
(+19) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[――進君は、怪我はないかい? 白衣のおじさんを見上げて、俺は小さく頷いた。 何か聞きたげな顔をしていたけれど、 俺はそれに気づかないふりをしていた。
血だまりに沈んだ弟と、その傍らで茫然としていた兄。 死人に口はない。 その真相を知り得るのは、生き残っていたほうだけ。
一体何があったのか、探るような眼差しと 片割れを喪った憐み。
病院は好きではない。 もう、十年も前の話で、 今となっては誰も気にしちゃいないというのに。 未だ、視線を感じるような気がした。*]
(+20) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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