241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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/* 史上最高のロルの進まなさですね……時間ばかりが過ぎてゆく。
(-36) 2018/05/15(Tue) 22時頃
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── 2nd day 南エリア・いちご横丁入口 ──
[────門の上から、黒い三つ編みが垂れていた。
いちご横丁への入り口にある、門。 路地へ入るそこに、細い少し褪せた桃色の塗装の柱が2本ある。 その上に、レトロな字体で『いちご横丁』と書かれた看板。
そんなシンプルな門の、その、さらに上。 ひとりの死神が、お嬢様にはあるまじきお行儀の悪さで、腰かけていた。 頬杖ついて、唇をへの字に曲げて、ぼんやりとしている。]
(@20) 2018/05/15(Tue) 22時頃
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[なんせ、1日目は、成り行きまかせで吹っ掛けたサブミッションだけで終了してしまった。 ……と、いうことで。 今日こそは、それなりに真面目にミッション遂行のお邪魔をしようかと、些か真面目に、嫌々ながらも待ち構えてはみたものの。]
……このへんまで、出かかっているのよねえ。
[とんとん、と喉元を片手で押さえ。 ひとり、首を傾げている死神は、ミッション妨害もそっちのけ。 どうにも、思い出せないことが、あるらしい。]
(@21) 2018/05/15(Tue) 22時頃
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……"どうにもならない事を、 どうにかするためには"。
"手段を、選んでいる遑はない"。
[とある小説の一節を諳んじて。 これって何だったかしら、と陰気な死神は呟く。 何の小説だったかしら、と。
嘗て、教室の片隅で、その一文に目を落としていたような気がするのだ。 そんなことを考えるのも、昨日の後輩さん方との邂逅で、──何か、そう。ちょっとした"あの頃"の記憶が、少しだけ、かき乱されたのかもしれない。]
(@22) 2018/05/15(Tue) 22時頃
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……老婆が。ああ、そう! 老婆が居たわ、なんか。居た気がする。
[ただ、その記憶を追いかけようとすると──"見えない壁に阻まれたように"記憶が歪んで、それ以上は進めない。 その壁の正体は、嘗て、自分が支払ったエントリー料に関係している。
それを知っているから、深追いはしない。 ──というよりも、出来ない。
ため息をついて。諦めて、門の下を見下ろす。 ……たまたま、運悪く目があった参加者なんかがいれば、尋ねてみてもいいかもしれない。 解答のご褒美ならば、幸い、手の中にバッヂがあるのだから*]
(@23) 2018/05/15(Tue) 22時頃
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/* なんか、頭にはふわっとこう返そう、こういうサブミッションにしよう、が浮かんではいるんだけど、文章にまとめて落とすところでだいぶ難儀しちゃってて。
ちょっと新規のお仕事で頭フル回転させてるもので、脳みその余力があまりないのかな。。時間的余裕はあるから、と思ったんだけど、ううむ。 死神勢少なめの中、どうにも不安定な参加っぷりで申し訳ないです……><
(-40) 2018/05/15(Tue) 22時半頃
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この髪を抜いてなー! この髪を抜いてなー!
(-43) 2018/05/15(Tue) 22時半頃
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鬘にしようと思うたのじゃーーー!!
(-44) 2018/05/15(Tue) 22時半頃
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/* ……の方が分かりやすかったかもしれないね。 ナンシーチップ、いい感じに似合うねこれ。
(-46) 2018/05/15(Tue) 22時半頃
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/* ひえっ。めちゃくちゃ来た。
(-50) 2018/05/15(Tue) 23時頃
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……………、あらっ。
[真下へと視線をやった瞬間、ばっちり視線がかち合った。>>130 ボーイッシュな格好をした女の子。と、いう認識。]
ごっ………、……きげんよう。
[と。ついつい反射で、お嬢様ならではのお上品なご挨拶。 驚いたせいか、派手につっかえているけれど。 ややあって、それが自分の口から零れたことに気づけば、不機嫌面を一層深めた。 どうも、昨日の後輩さん方に、影響されてしまったような気もする。]
(@27) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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……いやいや、それは今はいいのよ。 昨日のことは昨日のこと、今日のことは今日のこと。 今は、放っておくとして。
[ぶつぶつと陰気に呟きつつ、もう一度視線を真下へ投げる。 自分が見えているっていうことは、要するに、参加者だ。
ねえあなた、と、死神は、門の上から身を乗り出す。 ラプンツェルには足らない長さの、豊かというよりは烏のように黒々としているだけの三つ編みがぶらり揺れて。]
ちょっとばかり、 私の記憶探しに付き合ってくれる気はない? 手伝ってくれるなら、このバッジをあげる。
[掲げるのは、ホーリーバッジ、ひとつ。]
(@30) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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思い出せない、小説があるのよね。 そのタイトルに心当たりがあれば、 折角だから教えてもらおうかと思って。
きっと、学校の。 そうね、たぶん、高校の教科書か何かで読んだ……
[言いかけて、少女の姿をじろり。 12、13歳ほどの年頃にみえる、その姿を。 序に言えば、勉強が出来そうな雰囲気にも見えない。]
(@31) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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……貴女じゃ、無理かも。 無理だわね。ええ、無理。
[はああ、とため息をつく。
しっし、と手を振る代わりに、──ぱちりと指を鳴らす。 ちょうど彼女の足元、ネズミ型のノイズ<マウス>が4匹ほど湧いて出た。
こちらもこちらで、ちょろちょろとすばしっこい小型ノイズだ。 一度何かに齧りつけば、その歯でがっちりと噛みついて、なかなか離れようとしない性質を持つ。 GO!と言わんばかりにもう一度指を弾くけれど──、誰かの妨害か、或は本人からのストップがあったなら、多少は、耳を貸すかもしれない*]
(@33) 2018/05/15(Tue) 23時半頃
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/* 1d拾うのに3時間かかるの愉快すぎて……。あはは……。
(-62) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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[びしりと突きつけられた指先に、ぱちくり。>>159]
あら、果敢なこと。
[可愛らしい見た目には些かそぐわない、勇ましい言葉の数々にもうひとつぱちくり。 バッジが心底欲しい、というよりは、こちらの言葉に奮起したような様子にフフン、と笑う。 これぐらいの方が、お嬢様たちを相手にしているときよりは、幾分やりやすいというものだわ、ええ。]
(@38) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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分かりました。 貴女が答えられたら、バッジ2個、ね。 その条件、呑もうじゃないの。
[それじゃあ、と死神は指を立てる。
すう、と息を吸い込んで、さて。 バッジを2つ賭けたサブミッションならぬ、死神の記憶探しのお手伝い。 その出題といこうかしら、と。 意気込んだところで、不意に目に入ったもの。
────血塗れの、少女。>>141>>142]
(@39) 2018/05/16(Wed) 00時頃
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キェャアーーーーー!!!!!!
(@40) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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[大慌てで駆け寄った果敢な少女(ではないのだが)>>167とは裏腹に、数秒の硬直。 ……のち、派手な悲鳴。]
い、いや、いや、何よ何なのよ!? びっくりするじゃないのよ!?
ふ、拭きなさいよその血!!! 女の子がそんな格好でうろつくもんじゃないわよ!!!
[超絶早口である。絶叫である。 ちらほら、周囲にいたらしい他の参加者の気配にも気づけぬほどの動揺だった。>>135>>145 門の上から、びしりと今度は地上へ指を突きつけて、そんな言葉を投げかけて。]
(@41) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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[……たぶん、落ち着くのは、暫くは後のこと。 ちょっとばかり、貴重な時間を浪費してしまったかもしれないが、血塗れで現れる方が悪いので許してほしい。
おほん、と咳ばらいをして。 陰気でパニくり屋な死神少女は、漸く彼らへ出題をするだろう。]
(@42) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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高校だか、そのあたりの国語の教科書にでも 載っていた小説だった気がするわ。
覚えているのは、この一節ね。
──"どうにもならない事を、どうにかするためには、 手段を、選んでいる遑はない"。
それから、たぶん……。 そうそう、老婆が出てきた気がするのよね。 あまり明るい話ではなかったような気も、するわ。
[門の上、そんな、断片のような手がかりを列挙して。 どう、分かる? 首を傾げて、そう、問いかけた*]
(@43) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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── 昨日:1nd day スクランブル交差点 ──
[自分たちに声をかけてきた少女へ誘いを向ければ、意気揚々と承諾の声が返る。>>1:311 それと同時、ちょうど烏の嘴から零れて、ひとりの少女──ジリヤの手に収まったバッジ。>>1:313 けれど、マユミと名乗った少女は、そちらには目もくれず、フェアにゆくつもりらしい。
ちなみに、かの有名な、天才少女の容貌と名前は。 残念ながら、生前はひたすら勉強漬けだったつまらない少女の記憶には、上手に引っかかってはくれなくて。 それでも、その美しい声が奏でる旋律ならば、どこかで耳にぐらいはしたことがあったかもしれない。 ……だけど、今は、それも存在しなかったから。
あっさりと、「それならどうぞご参加を」とだけ告げて、烏の群れに手を向けただけ。]
(@44) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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……、華やかなことねえ。
[少女たちの戦いっぷりへの感想は、そんな言葉ひとつ。
空に巻かれる鉛の弾丸、追って烏を裂く光の剣。 そこに加わる、空を舞う虹色の五線譜。>>1:312 ……姦しいだけの黒の群れに対して、なんともまあ、煌びやかな戦いだった。]
(@45) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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[召喚した烏のノイズは、群れとは言えど、せいぜい下っ端の死神が召喚できる限界だ。 群れは次第に数を減らしていき、黒の中から煌めきが零れ落ちる。>>1:358
いや、落ちた──らしい。 勉強漬けだった死神は、決して視力が良い方ではなかったから、それに気づくのは他の者たちと同様、一拍遅れて。 だから、ただ、ニーナと名乗った少女の一連の動作を眺めていた。
軽やかに地面を蹴って、バッジをキャッチして。 そうして、丁寧な手つきでマユミへとバッジを差し出すその姿に。>>1:359]
(@46) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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[生前、あの学び舎にいた時でさえ思いもしなかった、馬鹿みたいな感想を、抱く。 そう、本当に、馬鹿みたいな感想。
──まるで、王子様みたいね。なんて。]
(@47) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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[そんな、夢見がちのお嬢様のような思考に耽っていたせいで、反応は遅れた。 口々に告げられる礼に、ギョッとする。>>1:360>>1:376 最初に喧嘩を仕掛けたのはこっちのはずだったし、自分が死神であることは、彼女たちだって承知しているはずだった。 流石、育ちのいいお嬢様たちだ。いや、マユミはどうなのか分からないけれど。]
……お礼を言われる筋合いは、別にないわよ。
此方の提示した条件を満たしたのは、貴女たちだもの。 まあ、1日目にしては、上出来と言ったところじゃない?
[不機嫌な顔で、それだけ返して。]
(@48) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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……先輩と言えば、先輩ね。 少なくとも、同じ学び舎で勉学に励んだ者。 と、いう意味では、そういうことでしょう。
……住んでる世界が違う気がするけれど!
[マユミの問いには、そう返す。>>1:376 優美な態度で、互いにパートナーを称え合う後輩たちのやり取りを見つめる顔に浮かぶ感情はただひとつ。
────解せぬ。]
(@49) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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[ニーナから名を問われれば、暫くの逡巡の果て。]
……瀬尾 奈津美よ。
[渋々、といった調子で答えを返した、と思う。]
それじゃあ、さようなら、後輩さん方。 それから、マユミさん。
初日から、折角、バッジひとつ手に入れたんだもの。 せいぜい、有効活用してちょうだいね。
(@50) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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[そんな、ともすれば捨て台詞にでも聞こえるような言葉を吐いて。 そのままひらり、手を振って、彼女たちとは別れただろう。
生前、ひたすら、机にしがみついていた陰気な少女には。 王子様のような女生徒に憧れることも、お上品なご挨拶も、とんとご縁がなかったのだった。
だから、どうも気が狂う。 やりづらくって、仕方がない。
……1日目を総括すれば、そんな感想。*]
(@51) 2018/05/16(Wed) 00時半頃
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── 再び、現在:いちご横丁 門の上 ──
[……と、いうわけだったから。 昨日に比べれば、目の前の参加者たちは、随分とやりやすい。 そんな気持ちで、門の上でぶらり、ボーイッシュな女の子(と認識している)の回答を待つ。
その間、血塗れだった方へ恐る恐る視線をやれば、赤黒いオタマジャクシを抱きかかえて、此方をじっと見守っていた。>>177]
…………。 その、赤いオタマジャクシは。 貴女の趣味なの……?
[作るにしても、もっとこう、他に可愛らしい何かがあるでしょうに。 そんな表情で、ぽつり、言葉を零したりした**]
(@54) 2018/05/16(Wed) 01時頃
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