126 【誰歓】見捨てられた子羊【薔薇村】
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―朝•ミサへと向かう途中―
っくしゅん!!
[風邪を引いたか、思わしくない顔色で、ベージュのカーディガンを羽織って闊歩する。 窓の向こう側を、影のように舞う鴉が視界に入る。 最早ミサには確定間に合わないというのに、頭の中の警鐘はまだ惰眠を貪っているようだ。 緩慢な足取りで寮の床を踏み鳴らす。 ――カサリ。 ふと、足元に敷かれた一枚の羊皮紙(>>6)に気づく。 そこに書かれていたのは、旧約聖書の第23章の引用…はて、この癖のあるアルファベットの書き方は]
サイラスの…説教学の課題か。
[ホレーショーの所に提出される筈の課題であろう。 真面目な彼のことだから、きっとミサには出ている。 ミサには遅刻するが、この課題だけは届けてやりたい。]
『……――自室…機』
(63) 2014/06/23(Mon) 20時半頃
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[説教の一端を読んでいると、窓の外から、ホレーショーの低い声が聞こえてガラス越しに見下ろす。 粒のような人だかりが、其処にはあった。 ……何に集まっている? 目を凝らしても、輪の中心まではよく見えない。 ただ、黒い布の塊を抱えるチャールズと、周囲には…サイラス、オスカーとノックスもいるだろうか。 図書館勤務のベネットの姿も、そこにはある。 もう一度、ホレーショーの声が聞こえる。それは確かに、自室待機と… はっとして、羊皮紙をページが欠けた本が入ったポケットに押し込む。 踵を返し、足早に向かう先は図書館。
生徒は自室待機、ベネットも、教師達も外にいる。 ――図書館には、誰もいない。]
(64) 2014/06/23(Mon) 20時半頃
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/* 先に大聖堂へ行けばよかったと心の底から後悔の嵐に苛まれています
(-74) 2014/06/23(Mon) 20時半頃
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―図書館→大聖堂―
[結局、図書館で実際に手に入れられる物は無かったが、見たい物は見られた。 あとは大聖堂に向かって、他の生徒に紛れてしまおう。
距離は豆粒程の大きさの、見覚えのある癖っ毛はセシル(>>61)だろうか。 昨晩何かあったのか、いつもよりも随分くたびれた格好をしていた。
そうしていると、もう一人の人影が現れる。 あのブロンドの髪はサイラス(>>62)だろうか。 大勢が集まる大聖堂前に出れば、一番近くにいた教師、チアキ(>>84)の話を輪の外から聞いていただろう。
その輪の中で、一人だけ冷静に見えるオスカー>>83>>86を視界の端に捉えながら。]
(90) 2014/06/23(Mon) 22時頃
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―廊下→図書館―
[図書館に向かう途中、外の騒ぎを他所に廊下を歩いていると、見えたのは]
ルーカス…?
[ミサに出席しているはずでは? 思わず声を掛けてしまう。 はた、と足を止めて、揺れる眼で彼を見つめた。]
君…ミサに出たんじゃ…
(96) 2014/06/23(Mon) 22時半頃
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[>>93向けた眼差しを察したかのように、セシルと視線が交差する。友人達と声を掛け合う彼もまた、>>99オスカーと同様に平静を保っているように見える。 その真意が知りたいからこそ、すれ違い様に囁かれた言葉には真剣な面持ちで頷いた。
>>99オスカーもまた、何やら囁いていたようだが。 尋ねる前に>>102ホレーショーの忠告に勇み足を踏む。 >>106サイラスから手を差し出されれば、軽く指を絡めた後、先ほどまで落ち着かない様子であった友の髪を優しく撫でただろうか。]
ああ、戻ろうか…
[その場は大人しく、自室への道を辿ったであろう。 ほんの少し、その場にいた誰かに猜疑の目を向けながら。*]
(111) 2014/06/24(Tue) 00時頃
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―授業後の時間帯•セシルの部屋の前―
[大聖堂の前で耳打ちされた言葉には、眼を伏せて答えた。 あの時、セシルが急いでいるように見えたのは、自分の気のせいだったのだろうか。 どうやら各部屋の行き来は自由に出来るらしい。 手に持った黒魔術についての文献でドアを叩いた。]
セシル、トレイルだ。 約束の本を持ってきたよ。 ……顔を見せておくれ。
[果たして、相手は出てきてくれるだろうか。 今朝のくたびれた様子がどうにも気に掛かって]
(-152) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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[>>112ルーカスの言葉には、冷や汗を流すのを我慢した。]
戻る…って、一体外で何が…… ……君は、部屋に帰らないなら…なぜここに?
[「気分転換?」と尋ねれば、何時もの調子で首をかしげることができただろうか。]
(123) 2014/06/24(Tue) 00時半頃
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[>>118小さい声で誘いを呟くオスカーに向けた視線を、幾分か和らげる。 …少し、冷たく当たってしまっただろうか。誰が悪魔だとも分からない…そもそも自分は、現場を目の当たりにしていないというのに]
ボクも、一人は心細いな。 ご一緒させてもらっても?
[この温度差の違いは直接現場を見ていない事から来るのだろうか。]
…なんでもいい、落ち着く話でもしようか。
[ね。と、首を傾げた先は、まだ不安の色が残っているように見えるサイラス>>121]
オスカーの部屋にお邪魔しようかな。
[そのまま、オスカーの部屋に移動しただろうか。]
(129) 2014/06/24(Tue) 01時頃
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[>>164いつも通りの泰然自若としたルーカスの態度も、今だけは胸騒ぎを助長するものでしかない。]
それは、本当に黒魔術だったの…? 一体どんな死体が……
[そこまで言うと、口をつぐんだ。 彼が、いつもの微笑みの奥で、本当は無理をしているかもしれないと考えると、強い質問は投げ掛けられなかった。 代わりに、小声で何事かを呟いたか。]
……ルーカス、いつも通りに振舞わなくてもいい。 何も考えずに部屋に戻りなよ。
[出来るだけ優しい声音で言ったのだが、伝わったぢろうか。]
(203) 2014/06/24(Tue) 14時半頃
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―オスカーの自室―
[促されるままに木の椅子に座る。 >>131オスカーによって運び込まれた菓子にお礼を言うと、漂ってくるお茶の香りいつも通りの日常を彷彿とさせた。 >>132>>133サイラスの軽口には、「お茶を飲む為に遅刻したんだ」なんて言ってみせただろうか。 >>147>>148サイラスとミナカタの口論には、目を細める。 ――誰とも分からない死体一つで、友人達を疑いの目で見てしまうことが恐ろしい。 湯気の少なくなったカップの取っ手を落ち着かないようにカツカツ叩いた。
ルーカスの無事を伝えると、男四人のお茶会を終えて、各々別の場所に移動しただろう。
自分は、再び図書館へと足を運んで、確かめることを確かめなければ。 黒魔術が誰が何の為に、何を犠牲にしたかを、知るために。]
(204) 2014/06/24(Tue) 14時半頃
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[心臓が嫌に早くなる。 それは発作か、胸騒ぎか、判断を付ける事は出来なかった。]
は…やめてくれ、ルーカス。 今は…冗談にならない。
[まるで、他に理由があるかのような言い方だ。 服の胸元を抑えながら、目を見開く。 呼吸が、一瞬だけ止まった。 小声しか漏れない口から出た言葉は、相手に伝わっただろうか。]
……思っていても、ボクの口から言える訳がないだ、ろ… ボクの口から、それを…聞いてどうするの…? …ただの根拠の無い妄想しか、語れる事などないのに…
[例えば、"自分が殺した死体を客観の位置から眺める為に"だとか。 口にしたら、そこで彼との関係が崩れてしまうような気がして。 溜息とも思えるような呼吸を、一つ吐いた。]
(-263) 2014/06/24(Tue) 14時半頃
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―午後•礼拝堂、集会後―
[集会では黒魔術と、犠牲者についての話が成されただろうか。 ――犠牲者の名前が、知り合いでは無かったことに微かに安堵し、自身を軽蔑した。
集会が終わると、いつものようにセシル、ルーカスとも合流しただろうか。 >>210と、後ろから名を呼ばれて振り返る。]
チアキさん? 時間なら…あるけれど。
[授業外で話すのは、何気に初めてかもしれない。 今、教員に呼ばれる理由と言えば、一つしか思い浮かばなかった。 出来るならばこの場で聞いてしまいたかったが、それも憚られる。 チアキの部屋に行くことを承諾すれば、セシルはどうか、と相手に視線を送っただろう。]
(211) 2014/06/24(Tue) 16時半頃
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―オスカーの部屋→図書館―
[誰もいない図書館に、扉の音が虚しく響く。 扉を入ってすぐ、カウンターに置いてあるいくつかの鍵を手に取る。 誰もいない図書館は、以前来た時よりも増して広く見えた。 ごくごく稀にしか訪れない図書館。 だからこそ、此処を訪れて初めて見たソレは一際目立って見えた。]
……?なんだ、この……
[本の奥の奥。重い鉛色をした扉には、以前には無かったペンタクルのような模様が浮かび上がる、否、誰かの手によって彫られていた。 礼拝堂に向かう前には、見落としていたのだろうか。 まるで扉が、開けるのは今だ、とでも言っているようで。]
………
[鍵の束から、一つずつ手に取り、鍵穴に相応しい物を探り始める。 もし鍵に合う物があったとしても、ドアノブを回して開かなければ意味がない。 鈍い音が図書館にこだまする。 額を扉にぶつけて、溜息を吐いた。]
(213) 2014/06/24(Tue) 16時半頃
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―放課後•セシルの部屋―
[鍵を回す音が聞こえなかったということは、本当に開けっ放しだったのか。 今朝の今で随分と不用心だなと少し呆れたが、本で叩かれた手を見つめる視線に気付くと、相手も同じような心持ちなのだろうか。 腰掛ける事を促されれば、椅子がなければベッドの端にでもお邪魔したことだろう。
手に持った本と、本の内容をしたためた羊皮紙を無造作にベッドに放り投げる。 そうして、お茶の準備をしている相手の背中に話し掛けた。]
昼間の話だけど、あんな事が起こってすぐに内緒話なんかしても良かったのかい? ……話す内容が内容なだけに、疑われてしまうかも
[黒魔術の情報を共有したいというのは、事実であった。 だが、そのせいでセシルが言われのない容疑を被るのは御免である。]
集会の後も、チアキさんに呼び止められてしまったしね。
(-295) 2014/06/24(Tue) 17時頃
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―食堂―
[皆が集まっているのは机ではなく、壁に書かれた二列の文字。 人の集まる場所を目指して歩いていた自分は、唐突な事実に、ただ驚くしかなかった。
――サイラスが?どうして? 疑問は頭の中を巡り、落ち着く所を知らない。 それは周囲の人間も同じようで、>>260>>280何処かへ向かって駆け出す者。 >>271教師に理由を問いただす者。 >>274>>278食堂を飛び出して行ったのは…セシルとサイラスだろうか?
自分も後を追おうと後に続いた…が、如何せん二人とも足が早い。 あっという間に姿を見失ってしまった。]
………
[無駄になった汗を拭うと、昼間の…彼の言葉を、表情を思い出した。 その時に発した、自分の言葉と共に。*]
(293) 2014/06/25(Wed) 00時半頃
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[激しく脈打つ心臓を、服の上から鎮めるように握り締めた。 難しい説教を読み解くように状況を説明する様子は、やはり普段と変わらない。
しかしその笑顔は、人ひとり死んだ状況の中では格別奇異であった。]
……可笑しいよ、ルーカス。 いつもも、可笑しい位に真面目だったけど。 今日は格別に。
[それを見て、つられて笑っているのは自分の顔だろうか。 内側から叩く音は鳴り止まないというのに、口元だけは上がる。 ――悪夢のような景色だなぁ。]
……"黒魔術を使って、自分の病気を治したかった"と言ったら、君、軽蔑するかい?
[「出来れば、人が死なない方法がいいけどね」と付け足せば、意味も分からないままに笑っただろう。]
(-438) 2014/06/25(Wed) 01時頃
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[癖っ毛の向こう側から、芳しいお茶の香りが漂ってくる。 鼻を擽るそれに、僅かに頬を緩めた。 隣には座らず、落ち着きなく発せられた疑問にも笑みが零れる。]
こんな時に、言葉遊び? そうだなぁ…
[受け取ったカップから、透き通る液体を口に含む。 数秒、沈黙の時間が訪れる。]
神様だって、ラム肉ぐらいは食べるんじゃない?
[お茶を一気に飲み下してから、一言そう言った。 空になったティーカップを押し付けて、調べた事は、全て紙に書いてあるから、とだけ述べる。 部屋から出て行く前に、終始落ち着かなかったであろう、相手の爪先を、自分の爪先で止めてやってから。*]
(-447) 2014/06/25(Wed) 01時半頃
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[相手の口から出て来たのは、また可笑しな質問。 抱えていた物を言ってしまえたからだろうか。 先ほどまでの緊張も、のし掛かる心臓の圧も、だんだんと引くようで。]
ボクは、ただの人間だよ。 神様からの啓示を待つ、迷える仔羊…なんてね。
……そう、黒魔術で自分の生を願ったら、他の誰かが死ぬんだね。 それがわかっただけで…いい。
[自分の生を諦める為に。 人の命の上に立つのは、お偉い医者だけで充分だ。]
そういう君は、神様かい?
[黒魔術による、誰かの死を伝えてくれたルーカス。 黒魔術で命を延ばす事を諦めたのなら、他の命を労わる事にも目が向くだろうか。 自分の行動に指針を与えてくれた彼は、仔羊を諭す神様だろうかと問いかける。]
(-462) 2014/06/25(Wed) 02時半頃
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