80 あの日、僕らが見た空は
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― フランクの機関車 ― >>@0:22 [興味あるのかい、と問われ、一瞬目を見開いてから、 伏せ、考え込む。 それから、何度か眉を寄せたり、垂らしたりしながらも…。]
――……いっでみたいだな。
[そう告げたあとに、その場に座り込んで、「支那支那亭」と見えるTシャツの背を丸くした。 そう、膝を抱えて、丸く、組んだ両手の間に顔を埋めて…。]
だども……。 おやっさん手伝ってやらんと……。
[見ず知らずを拾って、飯食わしてくれる黒い肌のつるっぱげのおっさん。 出前はじめて、きっと儲けはあがっただろうに。]
(2) 2013/04/19(Fri) 08時頃
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んあ?トレイル。
[そんな話のときに、友達が現れて、視線だけあげた。 投げられる飴を長い指を持つ手のひらで受け止める。
それから、座り込んだまま、上を
空のある窓を見上げた。**]
(3) 2013/04/19(Fri) 08時頃
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――うっせーけど、 でも、うっさいからいいんだろうな。 目、覚ましてくれやがるだ。
[響く警笛、トレイルもフランク続いて運転席に乗り込んでいく。 トレイルもその黒い鉄の塊が好きなようだ。
そして、彼は、二人の姿をしばし追ったあと、落ちた紙飛行機、手を伸ばして拾い上げた。]
(15) 2013/04/19(Fri) 20時半頃
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[その中身をあけてみるけれど、 とくに意味は感じない。
でも、なんとなく、雑嚢に突っ込んだ。]
じゃ、オラ、休憩時間、おわっがら、 また、くっがも?
[なんとなく、ため息な気持ちのまま、フランクとトレイルに手を振る。 そして、空をまたに見上げてから、チャリに跨った。]
(17) 2013/04/19(Fri) 21時半頃
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サミュエルは、チャリ走らせて、元に戻っていこうとして、デメテルを見かけた。
2013/04/19(Fri) 21時半頃
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― 道の途中 ― >>16
――……そんただところで、何しでるだ?
[たまに見かける、ボサボサ髪の女の子。 デメテルを見かけて、声をかけた。]
(18) 2013/04/19(Fri) 21時半頃
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――……空
おまえがか?
[一瞬、あっけにとられる。 でも、満面の笑みで、そう告げた少女に、しばし黙り込んだ。]
(21) 2013/04/19(Fri) 21時半頃
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――…で、どうやっでいくんだ?
[黙り込んだあと、 空とまた言葉に出して黙り込んだ少女をゆっくり見下ろす。 結果、見上げた少女と視線があった。]
――……どうやっでいぐ? あんなに高いどころだべ?
[少女の戯言。 そう、それは、彼にもそう聞こえていたけれど。]
(23) 2013/04/19(Fri) 22時頃
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サミュエルは、デメテルの拳を簡単に受け止めた。
2013/04/19(Fri) 22時半頃
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――……何、泣いてるだ。
[突き出された拳を長い指で受け止めて包んだ。]
方法、わがってんじゃないが。 おまーの言う通りだべ?
[そして、自らの顔を伏せる。 そのデメテルの拳を見つめるように。]
(25) 2013/04/19(Fri) 22時半頃
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向かわなきゃ…歩がなきゃ、 たどり着けないな。
絶対にな。
[その手を離して、また空を見上げた。]
(26) 2013/04/19(Fri) 22時半頃
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あ? ――……一緒にか……。
[今度は顔を下ろして、デメテルを見下ろした。]
――……おまーは本当は誰といくんだ? オラはおまーの兄ちゃんじゃないべ。
[表情は仏頂面のまま、少女にそう言って……。]
おまーはデメテルだろ? オラは誰だ?
(29) 2013/04/19(Fri) 22時半頃
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[俯いて、顔が見えなくなる。 でも、囁くような声。
見下ろしたまま、頭に手を当てた。]
――……もう一度いうべ? オラはおまーの兄ちゃんじゃないべ?
で、誰といくんだ?
[ゆっくり繰り返す。 それは、自分に向けての問いにも近かったかもしれない。
誰が、どこに、いきたいのか。 そんな…。]
(31) 2013/04/19(Fri) 23時頃
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――……じゃ、にいちゃんを探すといい。 オラは、おまえの兄ちゃんじゃない。
[その頑なさは、元来のものか、それとも…。]
(*3) 2013/04/19(Fri) 23時頃
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――……なんだ。つええじゃねぇか。
[そこまで少女が兄にこだわるわけなど知らない。 でも、過去を密かに探している彼は、
兄と呼ばれること、快くは思っていない。 だから、素直にそう告げる。]
――……ひとりで行けるだが? なら、もう何もいわね。
それとも兄ちゃんといくだが? じゃ、おまーの兄ちゃんと行けばいい。
[手を振り払い、睨みつけて去る様子に表情は、やはり変わらないまま…。]
(34) 2013/04/19(Fri) 23時頃
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[駆け出していく姿に、目はやや細める。]
――……もしがして、あんな妹がいたがもしれないんだべな。わがんねぇけど……。
[そして、自転車、一漕ぎ、 一つ先の路地、そこは狭くて自転車は入れない。 ただ、その先に転び蹲っている少女が見えた。]
なにやっでんだが。
[やや眉を寄せる。 その時、誰かこちらに来ただろうか。]
(36) 2013/04/19(Fri) 23時頃
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なんで、あんなに兄ちゃんにこだわるんだべな?
[デメテルから確実に、優しくないお兄ちゃんであることは間違いない。 ただ、優しくはないが、 その状態の女の子をそのまま放っておく気もない。
ただ、誰かが訪れたのなら、きっと優しい誰かのほうが彼女は嬉しいだろう。]
(38) 2013/04/19(Fri) 23時半頃
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サミュエルは、しょーがない、と自転車から降りて、路地奥に足を踏み入れようと
2013/04/19(Fri) 23時半頃
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お?
[その時、トレイルの姿を見かけて、足を止める。 優しいヤツだ。 なら、もう、心配いらないだろう。
そして、踵を返し、また自転車に戻りかけて、空を見る。 四角い空。
誰もが、四角い、としか呼ばない、空。]
(42) 2013/04/19(Fri) 23時半頃
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――……あー、やっば、行ってみたいだなぁ。
[走っては転び、ぐちゃぐちゃになっている少女でさえ、 言えることが、なぜ、自分は言うことができないのか。
そう、考えると、 顔は、ややぐしゃり崩れたが、なんとか自転車に足をかける。]
(45) 2013/04/19(Fri) 23時半頃
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[ちらり見れば、トレイルがちゃんと世話しているようだ。 ふいっと視線を逸らすと、店に帰っていく。]
――……
[矛盾した気持ちを抱えて、 なくなった時間をもう、求めてはいないのに。 それまでの、に無駄な期待を馳せることも、
空がみたい理由になっている。]
(50) 2013/04/19(Fri) 23時半頃
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明日の朝、警笛がきっと鳴るだな…。
[店に戻り、自転車を降りる。 また四角い空を見上げ、目を伏せた。
でも…。]
(53) 2013/04/20(Sat) 00時頃
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そんな黒肌のレィディの警笛や、 フランクの話、 そして、デメテルの、無邪気な勇気に、受けるものはあって…。
きっと
(*5) 2013/04/20(Sat) 00時頃
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おやっさん…… オラさ………。
[店に入り、ぽつり、 晩の仕込みをはじめた店主に、 言う。]
――……上に、行ってみたいだっぺ。
[その手がぴた、と止まったこと、すぐには気づけずに。]
(54) 2013/04/20(Sat) 00時頃
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― 支那支那亭 ―
[そのあと、彼は普通に店で働いた。 それはいつものように。
店が閉じたあと、その店の生活の灯りが消えたのは、多分、いつもより遅くて。 そして、翌朝、警笛が鳴る頃、いつもじゃない朝を迎える。]
(60) 2013/04/20(Sat) 00時半頃
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[彼がその店主とどんな話をしたのか。 そして、そこになされた約束があったのか、否か。 それは、おそらくは、もっと先に判明するおはなし。
ともかく、彼は、雑嚢に旅支度をして、 そして、もらった自転車に跨る。]
ほいじゃ……。
[ゆっくりとペダルを漕ぎ始めた時、店主はどんな顔をしてたのか、振り向かなかったから知らない。 いや、振り向けなかったから知れない。
だけど、店主も彼がどんな顔をしてたか。知ることはないだろう。]
(61) 2013/04/20(Sat) 00時半頃
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― 翌朝・フランクの機関車 ―
[そして、立ち寄ったのは、フランクのところ、 とりあえず、ちょっと上に行ってくる、と報告だけする。]
どっがおすすめとがあんだか?
[そんな風な軽いことを聞きながら、 頼むのは、軽い自転車の点検・整備。 持ってきた肉まんをフランクの荷物のある場所に置きながら。]
(62) 2013/04/20(Sat) 00時半頃
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サミュエルは、黒光りする機関車を眺め、撫でている。
2013/04/20(Sat) 01時頃
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そう、一人じゃなかったのに、 それを自ら失うことは、本当はとても悲しくて…。
(*8) 2013/04/20(Sat) 01時頃
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サミュエルは、ぺたぺた、汽車ぽっぽ7だべだべ。
2013/04/20(Sat) 01時頃
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ドーナツ屋? カナリヤって?
[ドーナツはわかるけれど、カナリヤがわからなかった。 そう、空を飛ぶ、存在なんて、機械や羽虫以外にみたことがない。だけど、フランクが懐かしそうな顔をしはじめたのには、少しきょとりとしたあと、なお、真面目な顔になって、話を聴こうとする。]
(70) 2013/04/20(Sat) 01時半頃
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そのふっくらとした看板娘って、 フランクの恋人だっだりするだか?
[そして、真面目な顔で、そんなことも聴いてみた。 おそらく、なんだかとてもいい顔に見えたからだろう。]
(71) 2013/04/20(Sat) 01時半頃
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ほぉん、違うだが? でも、やらかいだっぺ?
バーベキューにされぞうって、上はもしがして、ヒト喰うだか?
[ちょっと怯えた。]
や、でも、オラ勇気出すだよ。
[拳ぐっとか握りつつ。**]
(72) 2013/04/20(Sat) 01時半頃
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― フランクの機関車 ―
[そして、どれくらいフランクと話しただろう。 上への道は、途中で関所とかあるんだろうか。 そもそも、なぜ、大人たちは上には行かないんだろう。]
――……なぁ、フランク……。 あんたはもう……。
一生上には行かないんだか?
[その時、ヘッドフォンから、空の名前が告げられた。 とてもよく晴れている、清々しい朝だとか。
清々しい、空が、わからない。 あの天井の宝石のような色。 あれが、そこらじゅうにあるなんて…。
ああ、見てみたい。]
(79) 2013/04/20(Sat) 08時半頃
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>>@17
でも……。
[フランクの言葉をじっと聞いている。 じっとじっと、聴き終わったあと……。]
あんたも行かないか?
(80) 2013/04/20(Sat) 11時半頃
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