230 K.O.T 2017〜DREAM MATCH NEVER ENDS〜
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― 開始前回想>>0:3 ―
（ああ、やっぱり。知らないかあ）
[唐突に名前を呼ばれた事に、ソフィアさんは戸惑った様子だ]
わたし、実は…
[と、どう言ったものかと悩みつつ切り出したところで。彼女は名古屋ブースに急かされ、去って行った
それをただ、見送る。いつかの様に]*
(7) 2017/10/18(Wed) 09時頃
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― Once upon a time 2001年 ―
（私は、与野市の化身として昔から存在していたのだが）
「小さな与野でも、いいじゃない」
[そんな市民の言葉は、時代の大きな流れの前に囁きの様
かくして、大宮市と浦和市、その間に挟まっていた小さな「与野市」は合併し。「さいたま市」が誕生し、与野市は大方「中央区」とされ]
(34) 2017/10/18(Wed) 23時頃
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― そして21XX年K.O.T ―
（今。私はさいたま中央部の化身として存在している）
与野市のままだったら、老婆になっていたかな
[新しい都市には、大勢の人が住まい活気に溢れ。長い時が過ぎた今も、この身は若いままの姿で]
(35) 2017/10/18(Wed) 23時頃
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[ソフィアさんが>>0:148過去に訪れた某アリーナは、旧与野市の位置。
つまり、私は彼女がアリーナを訪れる度、その姿をひっそりと見、知っているのだった]
ふつーの人間とは違う存在だから、私が気づかれないのは当然だけどね。だけど、この大会の間だけは…
[埼玉の特別な力の元に、具現化して。我が故郷をアピールしようか]
(39) 2017/10/18(Wed) 23時頃
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「コバトン、さいたまっち。スタンバイオーケー！」
[ぱたぱたと周囲を舞う、マスコット達の言葉を合図に。県花サクラソウのステッキを、鞄からすらりと取り出し掲げた]
変身！彩の国ヒナコ、いっきまーす！
[ハート型の花弁を風に散らし、くるりと舞えば。身に纏う衣装は忽ち、変化してゆき。制服から、フリルやリボンに彩られた緑のパステルカラー魔法少女服に]
(42) 2017/10/19(Thu) 00時頃
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[なお服が緑系なのは、県のイメージカラー故である。いまいち目立たないがしょうがない
状況を、携帯端末で確認すれば。既に闘いの火花は散っているようで]
さて、誰に会いに行こうかな？
[歌うように口ずさみ、向かう事にした場所は]*
(46) 2017/10/19(Thu) 00時半頃
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[派手に怒号に混じって、炎や煙が会場内を飛び交う中、いまいち目立たない私はちょっと離れた場所からその様を眺めていたのだった]
…っと、どこからか視線を感じるわ！
[普段あまり注目されないだけに、視線には敏感体質で。気配のした方を向けば、そこには芸妓姿のお方が>>84]
(99) 2017/10/19(Thu) 23時頃
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おおーすごーい
水流から現れるなんて、手品みたいだ…
[自分も魔法少女風な変身をしていた事は棚にあげて、暫し感心]
ふふ、彩の国にも小江戸と呼ばれる場所があってね。
和風な方は好きなのよ私
いいわ、その勝負受けて立つわ！
[クロユリの花言葉を、知ってはいるものの。先方の県花ならばとそのまま受け取り、こちらもサクラソウを挨拶代わりに投げ]
(101) 2017/10/19(Thu) 23時頃
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フォームチェンジ！小江戸川越唐桟バージョン！！
[再びくるりと舞えば、衣装は魔法少女風から着物風に。
川越唐桟…それは、木綿でありながら、絹そっくりの風合いを持っている縞木綿。着心地は軽くて抜群だ！
変身ついでに繰り出す技は]
まずは小手調べよ、
(103) 2017/10/19(Thu) 23時半頃
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川越唐桟イリュージョンアターック！！
[かけ声と共にサクラソウのステッキを振れば、現れるは無数の唐桟反物。
それが鏡花を雁字搦めにしようと、一斉にしゅるりと布をはためかせて蛇の様に襲いかかった！]
(104) 2017/10/19(Thu) 23時半頃
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