169 きみがおとなになるまえに
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[>>0:243。彼女の瞳は、真っ直ぐだった。]
うん、そうだね──…
[私もそう思う。 「そんなに怒らなくても、いいのに。」 続く言葉は飲み込んで。 ゆるりと苦笑に変えた。]
(35) 2015/09/15(Tue) 07時頃
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『貴方は何故そういつも顰めっ面なのかしら。』
君が淑女でないからだよ。
『そんなの、最初からじゃない。』
『身を売る淑女が何処にいるのよ?』
(-5) 2015/09/15(Tue) 07時頃
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[気丈な瞳を、思い出し。]
[くるんと色を変えた彼女からは老体には酷かもしれない、そんな指摘>>0:244 ──老体とはいっても、そう長くは生きていないのだけれど、 少し、遠くに視線を反らして、]
─子育て、10年はしてきたのだけどなあ、…
[段々と、少女が手の掛からない年齢に為るにつれて、こう動くことも少なくなった。 まだ、彼女が歩き立ての頃は、走り回るくらいの体力は有ったと思うのに。]
(36) 2015/09/15(Tue) 07時頃
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[朱が軽く、引かれる。 細やかに頷いて、導かれよう。
一つの卓を4人で囲うのは、とても、とても、久し振りだった。 誰かと、オーレリア以外と食卓を囲むのは、殆ど無い。 聖女の隣に、腰掛けて。足元にセカンドバックを置く。 ─よくもまあ、此を持って駆け出したものだ。 彼と共に珈琲を頼み、少女の注文を珍しく聞いた。
れもんすかっしゅ、という響きが、口慣れない。
少女が、彼に話しかけるのを聞く>>5。 彼女が知るおとなは、数える程度。名前を知るおとななら、片手で足りる。 この光景も、珍しいものだ。
珈琲を待つ間、只好奇心で話す少女を、呆、と。 くるくると良く動く、おんなのこを同時に視界で追いながら。]
(37) 2015/09/15(Tue) 07時半頃
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[待つ間。 彼と少女の、短いやり取り。
幼い子は、筋肉の使い方が違う。 おとなが思う以上に、延々と動き続けることができて、また、体力を使いきってしまったとしても保護者がいる。
ヒトの、子は。 先ず保護者がいる前提で育つのだから。 進化の賜物、ではあった。 現在の世の中がこどもに酷しく、同時に甘やかそうとも。]
(46) 2015/09/15(Tue) 17時頃
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[店員が、通り過ぎ。 その手元の下げられたカップの奏でる金属音に意識をとられていた頃。
少女が呼ぶ其の声に、見遣って。 ひそひそ、小さな声に此方もまた首を傾ぐ形になった。 ブロンドは、落ちないが、 似たような動きになったろう。 誰が、何方に似たのか。
>>45]
(47) 2015/09/15(Tue) 17時半頃
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[旅に出たいとか、そういうお願いではなかったけれど。 矢張り、少しの化学反応があった模様。
もし、旅に出たいというならば。 多分、学者は離れられない。
少しの、思案。 一緒に走るような、そんな肉体ではもう、無いことは痛いほどに自覚してしまった。 もし少女が、学者の体力の無さ──と言うか、衰えなのだけれど──を、彼と比較したのならば、共に走り回る未来を想像したのかもしれない。 そう思えば、色好い返事ではないが。]
──離れすぎないのなら。
(48) 2015/09/15(Tue) 17時半頃
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[ 痛みを堪えるような、 何かに耐えるような、 ]
[ 同時に、歓びに近い感情がある。]
[子の成長なんて、今さら感じるものではない。 何かもっと、違うものだ。]
(49) 2015/09/15(Tue) 17時半頃
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[其は、何方かというと。 親離れを強いられた子の方が近い。
親の、子離れよりも。多少の決意が、必要だった。]
[爽やかな柑橘と、珈琲が香る。]
(50) 2015/09/15(Tue) 17時半頃
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[─────未だ。
自身の時には漸く気付こうとも。 彼女の時からは、目を、背けたまま。]
(51) 2015/09/15(Tue) 18時頃
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/* う、細切れし過ぎたか、な。
(-7) 2015/09/15(Tue) 18時頃
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[──やくそく。]
[彼女は微笑う。]
(84) 2015/09/15(Tue) 22時頃
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[──やくそく。]
["聖女"は微笑った。]
(-15) 2015/09/15(Tue) 22時頃
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[一度は、躊躇を滲ませ目線を反らすが。 じ、と。 好奇心と、歓びと、 こどもらしく、わかりやすく、─否。流石に10年の賜物だろう。輝く灰色に。
手を伸ばして、さらりと、ブロンドに指を通した。
冷たい汗をかく、グラスを手に取り恐らくは炭酸に瞳を見開く少女に、ゆるり、笑んだ。
珈琲カップを持ち上げて。]
(91) 2015/09/15(Tue) 22時頃
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[クラリッサ──"世界で一番かわいいおんなのこ"。 ともだちになりたい、>>66と声をあげる。 正に、こどもの発見だった。確かに。
こどもなのだから、「ともだちになろう」の一言でともだちになれるはずだ。
おとなになれば、この理屈は何故だか通らなくなってしまうのだから。 この世の中、見た目と年齢が相反することも、多い、とは言え。 こどもと言われる存在であることに変わりはない。
何故か、そう。 すとん、と、腑に落ちた。
然し学者にはショーキャスト直接、会わせるまでの力はなく。 吊り下がる鈍色に自然と触れた。少し前ならば、或いは。]
宿は、この辺りで?
[明日、と元気な少女に帰す彼に、問う。 持ち上げたまま口をつけられない珈琲は静かに冷め、]
(100) 2015/09/15(Tue) 22時半頃
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[ずっと、二人で立ち止まってきた学者と、少女と。 おそらくはずっと、二人で進み続けてきただろう彼と彼女と。
見てきた視野が、違うのか、年の経方か。 くしゃり、と男の手でかき混ぜられた小さな頭には、色付いた景色が詰まっているのだろう。
学者は、何もかも手離すのが、怖かった。 聖女の存在も、 過去の自分も、すべて。
同時に。目を閉じているうちに、時の流れに任せて。 無意識中に棄てる為に。 服薬も、彼女の時を止める手段もとらず。
飲み込むしか、してこなかったこのおとなもまた、こどもらしい彼女に多少の羨望を、抱いた。]
(105) 2015/09/15(Tue) 22時半頃
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[投げ掛けられた、問いは。 少女に僅かに波紋を残し。
水面は撓み、揺らぎ、静かな姿に戻る。
何かを強く発言すると言う事が、先ず珍しい少女が、真っ直ぐに。 言い返す、と言うよりも、主張するように語る。 少し、驚き。碧を見開いた。
空のグラスを動くものとして追い、氷の奏でる音を聞く。 漸く一口、カップに口をつけて。]
(111) 2015/09/15(Tue) 23時頃
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[返答をいただき。]
─…ふむ。
[暫しの思案後、椅子の下、セカンドバックからメモ代わりの便箋を一枚。懐からはだいぶ使い込んだ様子の紺色の万年筆を取り、柔い金軸を滑らせた。
二つ折り。微かに透かしの模様。 机に沿わせて彼へ差し出しつつ。]
少し外れですが、エスペラルと言う宿を、ご紹介しましょう。 教会側で、こどもにも良い。
──…一部屋ぐらいは空いているでしょうが、もし、空いてないと言われるようなら、此を。
(118) 2015/09/15(Tue) 23時半頃
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『 私と、あの子の新しい友人です。 少しの"待遇"を、いただければと。
追記、もし、明日のメインショーのチケットが取れるようなら、二枚。御客様に。 de Torres』
[内容は、簡潔。]
(119) 2015/09/15(Tue) 23時半頃
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[筆記の文体は丁寧ながら何処か高圧で。 人の悪さが少し、滲むけれどまあそれは、御愛嬌。
懐中時計の細かな模様、便箋の透かしは。 キネーンのはしっこに根付く、正教会に関わる"めんどうくさい"家柄の一つの証。]
(123) 2015/09/16(Wed) 00時頃
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[くい、と珈琲一口。 質問もあったかもしれないし、もしかしたら遠慮もあったかもしれないが、 一度記したその走り書きは、何時までも押し付けたまま。
何時かカップも空になり、ソーサーに据えられる。 空のグラスの氷は、大分溶け出していただろうか。]
(124) 2015/09/16(Wed) 00時頃
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/* 万年筆について、めっちゃぐぐる私であった…
(-22) 2015/09/16(Wed) 00時頃
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/* あ、 金額についてとか、触れるのを、忘れた、けれど。
ご想像にお任せしようか…。 たぶん、安くなるけど
(-26) 2015/09/16(Wed) 07時半頃
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ええ、勿論。 ──良い旅を、なさってください。
[おとなは、少し考える。 裏、とか。 そういうものは何処かに有るもので、世間に擦れるほど良い話を簡単に肯定できない。
良いのか、>>145と確かめる彼に言葉を接いで。]
昔は良く、使ったのですがね。 この子が来てからは1度行った程度です。
一室浮くより、良いでしょう。
[こう言う宿にはオーナーがいて。 部屋を何室か買っていたりするので、寧ろ使わないでは勿体無い。
長い滞在としても、特に問題は生まれないだろう。]
(147) 2015/09/16(Wed) 17時半頃
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[おんなのこが紙を拐うのを追い、彼が頭を下げるのを見る>>146。 良いのですよ、と笑んで。
空のカップを透かし見て、溶けた氷を聞き。 もう出られる、と笑う聖女に、]
炭酸、平気なのだね。
[と、はじめて知ったオーレリアのことを、話してみる。 平気なんだなあ、と。感慨に近いトーンで。
彼と彼女が準備を終えたなら、バックを拾い喫茶を後にする。 本を返しに、行かなければ。]
(148) 2015/09/16(Wed) 18時頃
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[ 学者のセカンドバックには、二冊が納められている。 歴史──古きよき、こどもが貴重でなかった遠い昔を記し、80年程の生を謳歌した人間たちの生活と。 医学──200年の生が育んだ現代と、かの薬の成り立ちと。口を噤まれた手術について。
失ったものと、得られたもの。そして、此れから得るもの。 天秤に掛けるでもなく、自然と手に取った二冊。 また、放り出される未来も幻視しながら。
選びきる、勇気もなく。 ただ、其の重さを主張するばかりで。]
(151) 2015/09/16(Wed) 18時頃
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───久し振りに、教会に行くのも、良いな。
[聖女と二人になったならば、ぽつり、 思い出したように学者は紡ぐ。]
(152) 2015/09/16(Wed) 18時半頃
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──、 ええ、"また" 。
[去り際、おとなは言葉を交わす>>174。 彼の中の複雑な其は知らず。然し又、学者は珍しい言を選んだ。 再び見える事を願い。祝福するでもなく、神に祈るでもなく、たった二文字。
人付き合いを好む性ではない学者にとって、他人行儀過ぎない其は、新しかった。
聖女もまた新しい友人に別れを告げ─其にも、多少の言葉選びの刻があり─、教えた通りの淑女の御挨拶の隣、腹に手を添え腰を折り、それなりの紳士の御挨拶。]
(195) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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[喫茶を後にし、数刻。 囁きは小さな淑女に拾われ、返る。
私も、君も、行きたいのなら。行こうか。 久方ぶりに信徒の真似事をするのも良い。 "聖女"に出会ってから、あまり行かなくなってしまったのは、別に一度見離されたからとかそういう、恨みがましい感情はそこまで、無く。 祈り捧げる対象が変わっただけの話で。
磔刑の神を唯一神として思えなくなってしまったから。 祈りも形だけに思えて。
オーレリアという新しい聖女を連れたときには、教会の彼らに酷く気に入られたものでもあった。帰れない、場所では、 けして、無い。]
(197) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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─ 遡る。─
[ 純潔でない聖女は、聖女とは認められなかった。 子を成す力を持つ女性は、ほんの一握りだというのに。 否、それは若き学者と彼女の出逢いと、その身分から生まれる"区別"のせいでもあったのだけれど。
或繁華街の片隅で、Mariaに出逢い、此れまでの世界を崩してまで、 二人で駆けた夜道は。
彼女が天に隠れてからも、忘れられずに居る。 ]
(202) 2015/09/16(Wed) 23時半頃
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