167 ― さいごの手紙 ―
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2015/09/01(Tue) 00時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2015/09/01(Tue) 00時頃
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ザック[[who]]
(-13) 2015/09/01(Tue) 06時半頃
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フランク[[who]]
(-14) 2015/09/01(Tue) 06時半頃
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休日、店の前に置いた鉢植えに水をやった後、わたしは本屋へ行くことにした。そこは、祖父が子供の頃から本屋だったという。わたしも子供の頃、母に連れられよく通ったものだ。新刊の冒険小説をねだって泣いた少年の日は、昨日のことのようによく覚えている。大人になった今でも、こうして時折立ち寄っては数冊を買い込み、たまの贅沢を堪能するのだ。
「こんにちは」店の奥には、何十年も前からお婆さんの姿の店主が、小さな椅子に背中を丸めて座っている。長い間、その隣には彼女の夫が何十年もお爺さんのままで座っていたが、去年の春に彼は逝ってしまった。「こんにちは」わたしはもう一度、大きな声で言った。彼女はすっかり耳が遠くなってしまっている。近づいてきたわたしに気づいた彼女は顔を上げ、微笑んだ。
(21) 2015/09/01(Tue) 12時半頃
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まったくいつものことだが、この本棚は著者順でも出版社順でも種類順でもなく、店主のきまぐれのままに本が並べられている。おかげで普通なら出会わないような本の出会えたりもするのだが、まあ、大体の場合は、不便だ。
「少女と少年」「因果応報には遠すぎる」「朽ちゆく日々」「女神は舞い降り、去りぬ」「誰が死神を殺したのか?」「黒き太陽の下で」「さらば、我が影」「父へ……」「無慈悲なる山水画」「白鳥の歌」
表題だけを流し見て、三冊ほどを手に取った。ページをぱらぱらとめくり、あるいは裏表紙のあらすじを確認して、わたしはレジへと向かった。店主はすややかな寝息を立てて、こっくりこっくりと船を漕いでいた。
(22) 2015/09/01(Tue) 12時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2015/09/01(Tue) 12時半頃
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イアン[[who]]
(-28) 2015/09/01(Tue) 21時頃
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こんにちは。あなたの作品を読ませていただきました。 こういった恐怖ものは初めて読んだのですが、日常が侵食されていく恐ろしさにはらはらしながらページを進め、いつしかその恐ろしさをも楽しんでいる自分を発見したことは、新しい楽しみでもありました。続きを楽しみにしています。
暑い日が続いておりますが、どうぞお身体に気をつけて。
(-39) 2015/09/01(Tue) 22時半頃
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いつの間にか、もう夜更けだ。今日読んだのは、普段は食わず嫌いのごとく、なんとなく避けてきた部類の物語だった。どうしてこれが、なかなか面白い。新しいことはしてみるものだ。
充実した一日に感謝しつつ、床についた。流れ星のことをすっかり忘れていたことを思い出した時、わたしはすでに半分夢の中。明日店を閉めたら見に行こう。まどろみながらそう考えるのだった。
(45) 2015/09/01(Tue) 22時半頃
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