人狼議事


169 きみがおとなになるまえに

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【墓】 薬売り 芙蓉

[屋台は貨物置きに乗せれば大丈夫でしょ、といいながら、乗れた汽車もあったし、荷台のない汽車だってあった。

それでも、自分は足で歩くのが好きだった。
乗り物で一番恋しいのは畑の馬なのだ。

次、お金を手に入れたら買いたいのは馬ですね。が口癖になっていく。

そんな冗談もウケが良いらしく、初めてみた時の顔よりも随分頬に赤が差し込んだ気がする。>>+1

化粧の白を薄めているというのもあるだろう。
だが、女はこちらの綺麗な色のほうが、すきだった。]

(+8) 2015/09/25(Fri) 01時頃

【墓】 薬売り 芙蓉

[返しに、ユウガオのほしいものはなに?と聞いた事もある。]

 …針と、糸?

[返ってきた答えに首を傾げる。

一張羅の女には女らしい器用さは殆どないといっても過言ではない。だからこそユウガオにはそういう才もあるのかという意外そうな反応と――、何かしたい、というのなら叶えてあげたい想いは重なる。
きっと、見かけた街で売っていたのならそれらを買いつけ、もし出来るのなら、巾着袋を作ってほしいと強請っているだろう。

旅路は、果てしなく続く。
書くものにも終わりはなく、見るものはいつも違って、書きとめていくものは日々変わるけれど、必ず、夕顔という文字は綴られていった。]

(+9) 2015/09/25(Fri) 01時頃

【墓】 薬売り 芙蓉

[それが初めて見つけられた時の少女の可愛らしい癇癪顔をみたときは流石に驚いた。
破かれるかとおもって死守をしながら夜を明かしたのは忘れられない。

彼女を落ちつかせながら、その時、こう告げた。]

 ――……。
 ユウガオには散ったままでいてほしくないんですよ。

 生きた証を残させて。アナタの生きた記録。

[成長日記、という言葉がよくなかったのかもしれない。
女に燻っている才は限られている。だからこそ、その全力で、書きとめたいものを書き続けたかった。

そんな説得もどこまで通用したか。
今では気にしてはいるが落ちついている様子を見る限り、その少し想いは通じたのだと信じている。]

(+10) 2015/09/25(Fri) 01時頃

【墓】 薬売り 芙蓉

[書いてますよ、と小さく返してから、彼女の拒否の言葉は右から左へ受け流す。

代わりに目がよく動いた。

夕顔の突然の沈黙に、視線をおいかけただろうか。]


 どうしたんですか。ユウガオ。

[いまだ沈黙を続けるならそうやって尋ねただろう。
世間に疎い女に、遠く歩いた所で知り合いは少ない。彼女の「なにか」への目は捉えたとしても彼女のために手押し車をとめるくらいか。]**

(+11) 2015/09/25(Fri) 01時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/09/26(Sat) 21時頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/09/26(Sat) 21時頃


【墓】 薬売り 芙蓉

[彼女の目線と同じ先を伺えば、目にうつるものよりもさきに聞こえて来るのは甲高い声だった。

かなしいものもなく、たのしく、たのしく。
きゃらきゃらと弾けるような声は久しく聞いていなかった。

夕顔の声でも十分満たされた旅路の果てにみたのは、郷の景色にも見たことがないほどの子供の笑顔。]

 おや。
 まあ。まあ。

[その光景をみて、キネーンを旅つ前に酒場の男から聞いた話が過る。

 『こどもがこどもでいる。』

蕾が花開くのと同じように当然でなければいけない出来ごとが目の前に広がるまで、男の話が半信半疑でしかない事実に、今の女は気づかないのだけど。]

(+27) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

【墓】 薬売り 芙蓉

 ……着いたのかしらね。

[その子供の中に、夕顔が混じっていく。

止まった時はゆっくり進みはじめた旅の果て。
彼女はこれから時間を刻んでいくに違いない。


それを目の当たりにした自分まで、走る事はなく。いつものように進み続けた道を歩く。その道は、彼女にしっかり続けるように、だけれども。]


[やがておいつけば、見慣れない手押し車に目が奪われる子供がいるだろうか。

なんだなんだ、と近づいた一人の子に、にっこりと女は微笑んだ。]

(+28) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

【墓】 薬売り 芙蓉

 ……坊や、本は好き?
 何か読んであげましょうか。


[夕顔がこちらに戻りかけるのなら、気にせずに周りをみればいいと目で促す。
タリンについたからといって、そこがゴールではない、はじまりなのだ。

彼女が癖のように歌で金を稼ぐ>>+24様をみて、その才を朽ちさせる事はしなくていいのだと気づいたのはいつだったか。
歌は歌えなくとも、物事を伝えるのが才であるのなら、物語を聞かせるだけも悪くないと。

そうして、手押し車を止め、中から一冊の絵本を取り、読み聞かせるだろう。
自分のみてきたものの話を。]

(+29) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

【墓】 薬売り 芙蓉

[平穏の中にもなにかがなければ結局人生なんて死んだままなのだ。

何かを知る楽しさが、誰かに伝えられれば。


子供の多い世界に溶ける少女を見つめながら、
冒険譚を1ページ、*開いた。*]

(+30) 2015/09/26(Sat) 23時半頃

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