94 月白結び
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─ 『くれなゐ』でのこと ─
ぷりてー? きゅーと?
[それはどちらがイケメンで、どちらがダンディという意味なのだろうかと考えつつ、別な部屋で、七蔵の着付けが終わるのを待った。
やがて姿を見せた七蔵は、とても澄んだ色をした、紺の着物を纏っていて]
へぇ。 こいつはぷりてーだ。
[覚えたての言葉で賛辞を贈り、目を細めた。*]
(1) 2013/09/06(Fri) 22時半頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 22時半頃
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─ 翌朝・長屋 ─
[長屋の井戸前で、雀と戯れていると、道の先から紺色の着物が見えてきた。>>4:71]
えりさ、もう来たのか。
[うまく……とは言い難いが、それなりに様になるよう着付けられた着物に、まじまじと視線を巡らせ]
うん、よく似合う。 ぷりてーだ。
……さて、葛籠の中は宝か蛇蝎か、開けてみても構わないか?
[着物姿にはやけに不釣り合いな楽器の箱、それを受け取ろうと手を伸ばした。]
(8) 2013/09/06(Fri) 23時頃
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? どうしたえりさ、顔が赤いぞ。
……。
[僅かに染まって見えた頬、そして逸らされ気味な視線に、慣れぬ地でもしかして体調を悪くしたのではと。 やはりここの空気は、人間達の住む世界のものとは違うのだろうかと、若干の懸念を抱いた。]
ん、あぁ…… 有難う。
[渡された箱の金具は、初めて見る形状で、どうやれば開くのかとまごついたが、七蔵が手を貸してくれたお陰で事なきを得た。 そして現れた金管楽器は、やはり、初めて目にする物だったが。]
……ひどく錆びているな。
[形状の物珍しさより、まずはそちらに目がいった。]
こいつは、本当は金ぴかなんだろう?
(31) 2013/09/07(Sat) 00時半頃
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……ここは、あまり人間が長く留まるには向かないのかもしれんな。
[揺れる声に、僅かに目を伏せ、呟いた。 過去にも、そうして不調を訴えた者があった。 かわいそうに、命を落としてしまった者も居た。
できることなら、長く過ごしてもらいたい。 けれど、すべての人間が、ここに適応できるわけではない。 それにそうでなくとも……]
………。
[けれど、滲みかけた寂しさを払拭するかのように、箱の中に収められていた錆びた楽器へと意識を向ける。]
こんな恰好で、本当に、いい音がするものなのか?
[持ち上げようとすれば、ごとりと、少し重い音がした。 錆の色は、箱の中にも落ちていた。]
(42) 2013/09/07(Sat) 01時半頃
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[まずは小さな錆び付きから。 掌を滑らせ、撫でて、取り除いてゆく。]
なぁ、えりさ。 ひとつ頼み事をしてもいいか?
[錆が落ちれば、そこには金属特有の肌が現れる。 たしかに光沢はあまり無いし、傷を消すこともできないが。]
この奇妙な形の楽器、音が鳴るようになったらな。 おれにもひとつ、聞かせてくれ。 できるなら、えりさの好きな曲がいい。
[ざらざらの錆を、少しずつ、少しずつ消してゆく。 消えた錆は、すべて錠の身体に移ってゆき、そのごく一部が、首筋や手の甲にも浮かび出た。]
(45) 2013/09/07(Sat) 01時半頃
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まったく、不自由なもんだ…… なぁ?
[>>51できるなら、もっと長く留まっていて欲しいとは、いつも思うことではあるのだが。 それを口にすることは、いつだって憚られた。 だから今もまた、つとめて明るく、軽い調子で。]
そうか、人の声に近いのか。 だんでぃな……それは楽しみだな!
[そんな言葉を交わしながらも、錆を少しずつ拭ってゆく。]
(58) 2013/09/07(Sat) 03時頃
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…………。 そんなもの
仕方ないだろう。
[微かな声は、己に言い聞かせるように]
(*2) 2013/09/07(Sat) 03時頃
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[身体に移る錆は、人間でいうなら瘡蓋に近いもの。 なので、少々時間はかかるが、放っておけば、じきに消える。 しかし、身には当然、ざらざらとした痛み、痒みを覚える。 けれどそれを悟られまいと、表情は穏やかな笑みを浮かべたまま。
だから、少しずつ、少しずつ……]
……え
[不意に伸ばされた七蔵の手に、錆を拭っていた指が止まる。]
どうしたえりさ。 まだ、半分も済んでいないぞ?
[軽い調子で言いながら見た七蔵の表情は、どこか怪訝なものに感じられて。]
……どうした……?
[手は、錆びた楽器から離れ、七蔵の手指を包み込もうとするように伸ばされた**]
(59) 2013/09/07(Sat) 03時頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2013/09/07(Sat) 03時頃
地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2013/09/07(Sat) 21時半頃
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……え。
[響いた声の鋭さに、一瞬、ビクリと身を竦めた。 両手はまだ、七蔵の手に触れたまま。]
いや、えりさのせいでって……そりゃ……
[たしかに、まめに手入れをしていれば、ここまで錆びることはなかったろう。 そういう意味では、七蔵の言うとおり、錆びてしまったのは彼女の責任かもしれない。 けれど]
呪われてるって……あぁ
[>>71手の甲や、おそらく各所に浮かぶ錆。 普通の人間では、到底ありえないこと。]
(82) 2013/09/07(Sat) 22時頃
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いや気にするな。 人間の怪我と同じで、放っておけばじきに治る。
だから……
……えりさ?
[七蔵の指が、錆の浮かんだ楽器を撫でる。 けれど、それで錆がとれるはずもなく]
指、汚れるぞ。 お前は人間なのだから、そんなことをしてもどうにもならないことくらい、分かるだろう?
(83) 2013/09/07(Sat) 22時頃
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そう、おまえは人間だ。 人間っていうのは、本当に面白くて……やさしいな。
[己の着物の袖を掴み、汚れてしまった七蔵の指を拭うように寄せて]
もしかして、おれのことを心配してくれたのか? 大丈夫だ、さっきも言ったが、こんなものはそのうち治る。
それよりおれは、えりさの笑った顔が見たい。 この、人間の声と似た音がするという奇妙な楽器が、どんな音を出すのか、聞いてみたい。
[肩を落とすえりさの顔を覗き込み、笑いかけ]
な、俺の我儘。 聞いてやってはくれないか?
(98) 2013/09/07(Sat) 23時頃
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そうか、おあいこか。
[>>114真っ直ぐに向けられた視線は、先程のような頼りなげなものとは違って思えて。 自然と、淡く笑みが浮かんだ。]
……ん。 なら、これ以上の我儘は言わないでおこう。 だんでぃな音というのがどういうものか、気になるところではあるのだがな。
[目を細め、楽器から手を離そうとしたのだが。 続けられた言葉に、少し驚いたように瞬いて>>115]
えりさ
[手の甲に触れた布は、柔らかく。 とても、あたたかかった。]
(119) 2013/09/08(Sun) 00時頃
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えりさは、おれのために怒ってくれたり。 悲しんでくれたり、笑ってくれたり。
……やさしいな。 それに、強い。 今まで会った人間の女の中で、いちばんぷりてーだ。
(121) 2013/09/08(Sun) 00時頃
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───。
そう、だな。 ここはあやかしの住む里だ。 お前達人間が、あまり長くいられる場所じゃない。
[そう告げる声は淡々と。 どこか、普段の陽気な感情を押し殺そうとしているかのように。]
あぁ、分かっている。
[錆びた楽器が、七蔵の手が、自分の手から離れれば、その声は、更に低く]
………
(134) 2013/09/08(Sun) 01時頃
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おまえも、あやかしだったなら
(-39) 2013/09/08(Sun) 01時頃
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[それは、声と呼ぶにはあまりに儚く。 微かな音にも、掻き消されてしまうような。]
………いや。
[けれどすぐに、それは愚かなことだと。 あまりに身勝手と、否定するよう首を振った。]
そうか……。
なら、宿まで送ろうか。
[その場からは動かぬままで、声をかける。 拒絶されたならば、何処かへと立ち去るつもりで**]
(137) 2013/09/08(Sun) 01時頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01時頃
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