253 緋桜奇譚・滅
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/* たいへんなことに気が付いた。
はーれむだこれ!!!
(-0) 2018/11/16(Fri) 01時頃
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― 路上 ―
グル、ゥ……、ゥ……。
[ツェンの喉笛に、深く、深く、牙を食い込ませてく。 爪で内臓でも抉ってやれればよかったんだけど、生憎、左前脚は動かないし、それじゃ右前脚に力の込めようがない。 もしかしたら、まだ反撃がくるかもって思ったけど、コイツが完全に事切れるまでは、絶対に離してやるもんかってね。]
…………。
[どんくらいかして、やっと、オイラは牙をゆるめた。 大丈夫だ、もう立ち上がってこない。]
(21) 2018/11/16(Fri) 22時半頃
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はぁ、これで…………
[一件落着、ってなれば、よかったんだけど。 これはこれで、緋桜の件は別ときてるから厄介だ。
血がたんなくなって、ボーっとした頭に、犬たちの鳴き声が響く。 あぁ、あれは六道珍皇寺に走らせた奴の鳴き声だ。 むこうも何かあったのかな。]
え、なんだって……?
[正確なことはよく分からない。 ただ、天狗の爺が倒された、一緒にいた娘の様子がおかしい。 鬼火が舞っている……等々。]
八手さんと暖琴が……。 まずいね、すぐそっち向かわないと
(26) 2018/11/16(Fri) 23時頃
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……って、うわっ!?
[>>7行こうとする先の提灯が、不意に灯った。 それがだんだんとこっちに広がって、誘われるように亡者の気配が強まってくる。 普通じゃない、こんなの。
前脚、一本動かないけど。 それでも精いっぱい早く、六道珍皇寺へ向かわないと!*]
(31) 2018/11/16(Fri) 23時頃
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― 六道珍皇寺 ―
[びょっこびょっこ、三本足じゃ走るのにも時間がかかる。 ましてや腹が灼けるように痛いんだ。 ヒトの姿に戻れば、二本足で立てるのかもしれないけど、多分あの姿じゃ、今の怪我には耐えらんない。 それに着物もないしね。
寺が近付くにつれ、灯る提灯の数が増え、亡者の気配が濃くなってくる。 それに、言い争うような声や、笑い声……?]
ぅおーーーい、そこいんの誰だー!
[やっと辿り着いた緋桜は、前に見たときよりずっとずっと鮮やかで、幻想的で。 うっかり見とれそうになって、息を呑んだ。]
(45) 2018/11/17(Sat) 00時頃
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凜! ……じゃなくて、へいも?
[>>49どっちだって、一瞬迷ったけど。 まぁどっちでもいいや、今は。]
あぁうんそりゃ見ればわかる、手か、そのために来たんだし!
[とは言ってもこの状態で、どんだけ役にたてることやら。]
(53) 2018/11/17(Sat) 00時半頃
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伽耶、よかったオマエさんも無事だったんだ!
[まぁこの状態で、無事って言っていいのか分かんないけど。 むしろ現状、生きてりゃみんな”無事”だ。]
あぁうん、折れてるってか砕けてるんじゃないかな。 途中であの、きょんしーとかいう異国の妖に出くわしてさ。 えらいボロボロだったんだけど、ちょいときつい稲妻喰らっちまって……
……っと、お?
[>>50ざっと話して聞かせてたら、ひんやりしたものが傷口に巻きついてきた。 役立たずな前脚、ぐらついて邪魔にならないだけでも随分助かる。]
(56) 2018/11/17(Sat) 00時半頃
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かなり楽になるよこれ、ありがとう。
それよりなに、なんだよアイツ。
[目前にいる敵とやらは、暖琴によく似てる。 けれどなんか、暖琴じゃない。]
おいなんだよ、暖琴どうしたよ! 八手の爺さんは!
(57) 2018/11/17(Sat) 00時半頃
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端末だ? なんだ、つまり平たくいえば、桜だか何モンだか分かんない奴が、暖琴に取り憑いて操ってるってことなのか?
[>>60その何モンかが手にしてる団扇見たら、左肩の傷より、胸のほうがよっぽど痛んだ。 なんだって、こんなことになっちまったんかなぁ。]
八手さん……。 暖琴、こないだ一緒に、オイラのとこに珈琲飲みきてくれたのに。
[言葉もそうだ。 店先に出て珈琲の香りを漂わせると、嬉しそうにふわふわ舞ってくれたのに。]
(74) 2018/11/17(Sat) 15時頃
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うん……。 ありゃそうだ、八手さんのだ。
[>>66伽倻の言うことが、厭な思考と合致した。嬉しくなくて、渋い顔になっちゃったよ。]
本人、本人なぁ……。 なぁ暖琴、いや暖琴っぽい誰かさんさ、アンタがその団扇、握りしめてんのってさ。 オイラたちにわざと見せつけるためなんか? それとも……暖琴がそいつを離したくない、どっちなんだ?
[オイラだって、暖琴のことそんなに知ってるとは言えないけど。 少なくとも、友達に対してこんなこと言って>>68、笑うような>>69娘じゃ、なかった。]
(75) 2018/11/17(Sat) 15時頃
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あぁ、じゃあ桜は任せたよ。 オイラには相性が悪すぎる。
[>>65ひらひらした花弁や根を張った巨木は、オイラの爪と牙じゃどうにもならない。 凜なら火を使えるし、なにより戦い慣れてるだろうし。]
……わかった、伽倻もあんま無理すんなよ。
[無理だの無茶だの、今更言ったとこで無駄なんだろうなとは思うけど。 言われたとおり、伽倻と逆方向へ回り込んで、間合いを測る。
オイラ生憎、凜や伽倻みたいに飛び道具使えないからさ。 出来ることっていったら、隙きを突いて懐に突っ込んで噛み付くか、せめて繋がってる根を引き裂いてちぎるか、くらいなんだけど。]
(76) 2018/11/17(Sat) 15時頃
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[けど、隙きをついて飛びかかるのは、オイラわりと得意なんだ。 何やら策があるらしい>>72の彼女の助けになるように、背後から爪を見舞ってやろう。
撓る根っこで毛皮が切り裂かれるけど……今更だ!**]
(78) 2018/11/17(Sat) 15時半頃
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獲物になるつもりはないんだけど、ね!
[>>79目いっぱいに腕を伸ばしたつもりだけど、新しく伸びてきた根っこに阻まれた。 掌が熱い。たぶん肉球を裂かれたかなこれは。]
へぇ、そりゃ嬉しい。 なら猶更、暖琴には戻ってきてもらわないと困るなぁ!
[木の根なんかに負けてらんない。 傷口が広がろうが、根っこ一本でも道連れにしてやろうって、爪を強引に進ませた。]
(96) 2018/11/17(Sat) 23時半頃
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……ッ、あだだだだ!
[傷口なんて構うもんかって思ったけど、やっぱり痛いもんは痛い。 つかこんだけ根っこを斬られて、焼かれて、暖琴は痛くないのかな。 それより、凜も伽耶も、だいぶ消耗してるように見える。オイラより先にここに来て、それにたぶんその前にも、もっと敵を退けてきたんだろうから。]
そしたら、オイラが泣きごとなんて言ってらんないよね。
[怪我してたって、体力だけなら多分このふたりよりまだ余ってる。 まだ盾にでも何でもなれる。]
(100) 2018/11/17(Sat) 23時半頃
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…………!
[>>87日鬼火が浮かぶ。 楽しそうに、こっちを手招いてくる。 嗚呼、そうだなぁ、また言葉に珈琲と洋菓子の香り届けたかったし、八手に今度こそ珈琲の味を知ってもらいたかったし。 あの異国の妖、ツェンにだって、また店に来てほしかった。 ほかの皆もだ。 こうして会えなくなった途端、急に悲しくなって思い出が浮かんでくるんだ。 ふらっと絆されそうになったけど、ここで揺らいでたら、それこそアイツらに笑われかねない。]
(103) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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アンタを止められんなら猪でも何でもなってやるよ!
[>>98なんて、強がりでしかないけど。 自慢の不意打ちと機動が使えないんなら、力押しでいくしかないってだけだ。]
あっ……! おい伽耶ッ!
[>>89浮かんだいえの顔に、伽耶が手を伸ばすのが見えた。 騙されんな騙されんな! もしもの時は、無理にでも引き離さないと]
…………は、ビックリさすなって。
[>>97あぁ、よかった。 なんだよコイツ、オイラが思ってるよりずっと強いじゃないか。]
(105) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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オイラもさ、凜や伽耶に同感だ。 なんでもかんでも、一緒にすりゃいいってもんじゃない。
現世幽世、分かれてっからこそ、故人のことを偲んだり、ずっと大切に思えたりってなるんだろ。 そりゃ、ずっと一緒にいれたらッて思うこともあるけどさ。 そうなったらきりないだろこの世の中。
(106) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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[なんてさ。 所詮は綺麗事、屁理屈だって言われれば、それまでなんだけど。]
ぅおい随分と大きく出たね!?
[>>108この娘、随分おとなしい子だなって今まで思ってたから、吃驚だ!]
けどその願いごと、オイラものっかときたいね! どうなんだい暖琴のフリした桜のバケモンだか何だかさん!
(112) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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[で問題は、そのためにはどうすればいい? ただコイツをブッ斃せばいいってわけじゃないだろうしなぁ。]
楽しいのはオイラも大歓迎だけど、自分だけ楽しきゃいいってのには、賛成できないね! ましてや、たくさんのヒトや妖が死んでんだ。そんなもんが楽しいとは、到底思えないよオイラは!
[>>110あぁもうまたこの烏か! 炎はあんま好きじゃないんだ、けど、払いのけて消さなきゃまずい。]
(114) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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つーか暖琴、オマエは!
オマエはこんなのが”楽しい”って思えんのか?! この京の町も、友達も、大事なモンどんだけなくそうとしてんのか、分かってんのか?!
[叫んだところで、声が届くかなんて分かんない。 それより、まずいね。 ツェンにやられた傷が開いたのか、いつの間にか根っこに切り裂かれてたのか知らないけど、腹の傷からまた血が溢れてきた。 我ながらひどいありさまだねこれは。]
(118) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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おいまずいよ。 あの団扇、八手さんの力残ってたりしたら……
[>>120今のぼろぼろの状態じゃ、きっとひとたまりもない。]
くっそ……!
[せめて、伽耶と凜は助けなきゃって、無理やり体当たりしてやろうって思ったんだけど]
(125) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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……あ、暖琴……?
[>>121……の、声だよな? 聞き間違いじゃないよなって、ふたりを見た。 そうだよな、暖琴だよな?]
おい暖琴! 目の前で友達が呼んでんぞ!!
(127) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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あぁもう! オイラ、小技は苦手なんだよ!
[でも暖琴が、伽耶の手を取ってくれるんだったら、もしかしたらッて。 どうにか信じてみるしかない。]
どうなっても知んないからな!!
[爪に、ありったけの力を籠め、切り裂く。 できることなら、暖琴と、桜を、分とうと─────]
(128) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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