131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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/* 昨日はあんまり顔出せんかったが…… アマト、確定で死んだのに蘇生されたのな…!www 邪気村怖い、だがクラリッサGJだと思うwww
あのままアイツが死んでたら光に勝たせる気でいたが、 カリュクスの決死の歌でこっちに帰ってこれるなら、 まだ闇側の勝ち目はある、と思うぞ。
(-7) 2014/08/24(Sun) 18時頃
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─ 大聖堂:中庭 ─
[ぼんやりと視界が霞む―― 時間が無い。 しかし、ティソに与えられた王冠の手掛かりは僅か。 恐らく間に合わないだろう。……そう思われた、が。]
………… ッ ティ ソ……?
お前ッ…… ほん とう に ………
[>>0 彼は、確かに手に「王の冠」を抱えていた。]
(11) 2014/08/24(Sun) 19時半頃
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[色は純白に染まっているが、太陽の如き荘厳な装飾。 中央には、真紅の丸い宝石が横一列に装飾されている。
そっと頭に戴けば。冷え切った身体に熱が戻って。 ……己に眠る悪魔の血に、嘗ての「智」が染み渡る。]
これが…… レガリヤの、力……
……… すげェ……
[その奇跡のような効果に、感嘆の声を漏らした。 自分でも、少しずつ傷が癒えていくのが分かる。]
(12) 2014/08/24(Sun) 19時半頃
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[>>8 傷が癒えるのを確認すると、 ティソは、アマトを探してこの場を去って行く。 何故、彼は間に合ったのか? ――答えは悪魔の少女が「聞いて」いた。]
( ……………。)
(ルゥ《お兄ちゃん》…… ありがとう。 これなら、まだ勝ち目が残されてるかも。)
[ 其れは気紛れか、闇の使いとしての使命か。 「彼」の助けが、ティソを冠へと導いた。]
( 私《闇の使い》は、ヒトを見捨てないわ。 ――――――― この身が亡びる、最後まで。)
[闇の濃さを取り戻した漆黒の少女は、空を見つめ。 ふっと笑うと、霧となり黒陽の痣へと戻っていく。]
(13) 2014/08/24(Sun) 19時半頃
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[ ――――――――――― ド ク ン ]
[「王の冠」が、失っていた「血」の記憶を呼び起こす。 ……それにつれて、男の身体に変化が起こり始めた。]
(14) 2014/08/24(Sun) 19時半頃
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ぐゥ オ ォォォォオオォオオアアア!!!
[天を衝く咆哮。 見開く眼には、焔の赤が燃える。
咆哮に呼応する様に、「王の剣」が漆黒に共鳴し。 迸る闇の霧となって、男の身体を包み込んだ。]
(15) 2014/08/24(Sun) 19時半頃
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[―――軈て、黒きオーラが全て身体に収束され。]
[ 其処に、漆黒のマントを纏う男が、立っていた。
闇夜に舞う蝙蝠を彷彿とさせる、2対の漆黒の羽。 米神からは、捩じれ曲がった漆黒の2本の角が生える。
右肩には、新たに銀の籠手纏う漆黒の腕が生え。 本来の両手剣の形を取った「王の剣」が握られている。 装飾の荊には、黒き薔薇の蕾が数個綻びかけていた。]
[その姿、正に。―――――降臨せし「悪魔」。]
(16) 2014/08/24(Sun) 19時半頃
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嗚呼、この姿…… 悪かねェ。
[自身の変貌に動揺する事も無く。 己の腕を眺め。手に馴染む剣を見。ニィと笑った。]
有難うな、ティソ。 おかげで、漸く思い出してきたぜ……
[己の知らぬ筈の、「悪魔」としての血の記憶。 「王の冠」の知恵の力が、眠る其れを呼び覚ました。 ―――今なら、やっと其の血の扱い方が理解できる。*]
(17) 2014/08/24(Sun) 19時半頃
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/* 俺、また人間をやめてしまった…………(ぜつぼう
(-8) 2014/08/24(Sun) 20時半頃
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………ティソ。アマトの事、頼んだぜ。 今度こそ、俺ァ……
落ち目の闇を、叩き起こしに行かねェとな。
[ ――――― 地を蹴り、飛翔。 飛び方なら、その身に流れる血が覚えている。 悪魔は、漆黒の翼でレグレシアの空を羽搏いた。
中空にて目を瞑り。息を吸い。覚悟を決めて。 身に着けた「王の声」に意識を注ぎ込んでいく。 …いつの間にか、首飾りは漆黒に染まっていた。]
…………………。
(31) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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― かくて、最後の王は帰還する ―
光に抗う者らよ!!此の声が聞こえるか!!
[「王の声」は、森羅万象の「声」を司る宝具。 天使の使った「姿見」の様に話者の姿は見えねど、 増幅された「声」は、世界の隅々へと響き渡る。 >>4:53>>4:54 勿論、聖都の外に控える闇の元へも。]
我が名はヘクター・ローガン! またの名を、黒陽王ヘクトルという!
「王の剣」を携え、時の彼方より今舞い戻った…
―――ルーベリオン最後の王族、
ソル・ニゲルの継承者である!―――
(32) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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………ッと。
あァ〜、堅苦ッしい自己紹介ァ此処までだ。 もう時間がねェ、手短に行くぞ!
[早くも面倒になったらしい。男はこきりと肩を鳴らして。 普段の口調そのまま、また演説を再開する。]
今、この声を聴いてるヤツらはほぼ全員、 あの偉大なる天使サマの宣言を聞いただろう。 「神だから、天使だから、貴方達を導きます。 何も疑いを持たず、私の言う通りにしていればいい。 もしも疑問を持って逆らうなら殺しますよ。」
簡単に言やァ、あの天使の演説ァそーいうこった!
(33) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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>>2:222 なーにが「地上の恒久楽土」だァ!? ふっざけンのも大概にしやがれ!! テメェらのやってんのは、只の「独裁」だ!!
人間にはなァ… 生まれた時から権利があンだよ。 自分の信じてェ物を信じ、やりてェ事をやる権利が! それが「欲」だ!!それこそが、人間の行動原理だ!!
それを一切合財全部奪って「導く」なんざァ、 テメェら、思い上りも良いトコだ!!
(34) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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人間を!!舐めンなァァァァァア!!!!
[「王」たるべき口調が崩れようと、止まらない。 この世界で見て、聞いて、感じた全てを発散する。 其れが、男にとって最も伝えたい事だったから。]
(35) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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テメェら覚えとけ……
強ェ光でどれだけ世界を照らそうと、 必ず、何処かに引き換えに濃い闇ができる。
どんなに素晴らしい教えを広め、押し付けても。 周りと違う考えを持つ人間は、必ず現れる! それが、人間の「生まれながらの権利」だからだ!
その「異端」を殺して、潰して……最後に何が残る? なんにも残らねェんだよ!!バカヤロォ!!
[己の足で古を探究せし男には、今なら分かる。 5000年後の未来。神に見放された、鉄の時代。 あのクレーターの下には「闇」があったのだと。]
(36) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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………なァ、お前らァ。 闇だけじゃねェ、ルンフィアのお前らも全員だ。
この国に。この光の教えに。 一度でも疑いを持った事ァなかったか? その不満をずーっと誰にも言い出せずに、 天使サマに負んぶに抱っこで本当に良いのか?
テメェら!!いい加減目ェ覚ませ!! 何時までも甘ったれてンじゃねェ!!
リスクを恐れて、お偉い方の言いなりになって、 自分で自分の生き方すら選べねェ人間なんざ、 ただの天使サマの家畜だ!人形だ!
悔しかったら、自分の意志で立ってみせろ!! ……闇に生きる人間には、それができる。
[如何程の人の心に響くかは分からぬ。 だが。此処で己が言わねば…誰が声を上げるのか!]
(37) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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おい、天使ラディエルよォ… このまま俺らを潰せると思ったら大間違いだぜ?
【闇の王は、此処に光への宣戦を布告する!】
[見えるだろうか。中空に漆黒の大剣を掲げ。 高らかに反逆の声を上げる「悪魔」の姿が。]
(38) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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闇の者よ。もう充分すぎるほど知ってンだろ? 光は強大だ。何もしなけりゃ、闇ァ消えちまう。
だから―――
[ここまで話して、男は一度、言葉を切った。 『だから、俺がこの世界の光を打ち倒して見せる』。 >>3:191 最初に演説を試みた時には、その心算であった。 だが男は。一度天使に敗れ、己の力の限界を知り… 真の王とは、仲間とは何たるかを知った。そして…]
――――だからお前らァッ! 俺に力を貸してくれ!
家族、友人、恋人、お前らの国や文化、誇り…… 大切な何かを護る為に、この俺を手伝ってくれ!!
[言葉に出るのは、一人の人間としての男の「願い」。 王の「先導」ではなく。王との「共闘」を呼び掛ける。]
(41) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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さァ、ぼちぼち押っ始めようじゃねェか……
この千年紀(ミレニアム)を締めくくる、
光と闇の 大 喧 嘩 を なァァァァ──ッ!!
[魂から絞り出した、闇の使い…「悪魔」の叫び。 闇の声に、奮い立つ者は、果たしてどれ程か。**]
(42) 2014/08/24(Sun) 22時頃
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/* アマトが通常運転だ………(嬉し涙 もうそのまま闇落ちしちまうんだと思ってた…… ありがとう。戻って来てくれて、俺にも希望ができた。 墓に落ちたいなら、クラリッサ辺りと相討ちとか狙えるし、 その辺は俺も全力でアマト殺す方向で手伝うからな。
(-11) 2014/08/24(Sun) 22時半頃
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/* 仁右衛門って飛べるのか……!?!?wwwwwwww
(-12) 2014/08/24(Sun) 22時半頃
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/* 仁右衛門って巨大魚だったのか!?!?wwwwww ヤベェ、全然読んでねェから知らねェwwwwwwwwww
(-13) 2014/08/24(Sun) 22時半頃
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/* おお、流石仁右衛門、鋭い。
実はさっきの演説には「戦う意志のない人間は逃げろ」と、 そういう文言があったんだが、投下しなかったんだよな。
というのも、@大体アマトがぶっ殺しちまった。 A残りはクラウディアが賢者の塔に避難させた。 なので、あんまり一般人は残ってない前提だったからだww
(-14) 2014/08/24(Sun) 23時頃
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/* おお、上に飛んだだけだったんだがwwww まあいい、王城で戦うか!! どうせ「王の座」にも用事があるからな。
(-15) 2014/08/24(Sun) 23時頃
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― 旧王城:城門前 ―
[上空での演説を終え。悪魔の血の導くままに。 男は、目的地である旧王城へと降り立った。]
さァ、て。
「王の座」といい、アマトやティソといい。 この辺からそう遠くない筈だが……
[気配を追って城の中に入ろうとした、その時。 >>57 背後で、水の跳ねる音がした。]
! テメェ、たしか ……
[見覚えがある。雑貨屋の前に立っていた男。 スラムの者に、何らかの術を掛け誘導した男。]
…………そうか。 互いに譲らねェなら、戦うしかねェだろうな。
(66) 2014/08/24(Sun) 23時半頃
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/* アマト……よく帰って来てくれた…… 本当に、本当にありがとう。
ティソとカリュクス、あとクラリッサのお蔭だな。 これでやっと、なんとか話が纏まる方向になりそうだ! もう少しだけ、諦めずに頑張ってみようぜ。
(-17) 2014/08/24(Sun) 23時半頃
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/* >>70 だが山賊頭領は聞き捨てならねェ!!!
[灰からゲンコツ(2発目)]
(-18) 2014/08/24(Sun) 23時半頃
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あァ? バケモノにバケモノと言われる筋合いはねェなァ?
[>>73 目前に立った和装の男が、手を広げる。 指の股には、人間とは思えぬ水掻きが張っていた。]
……ハン、そりゃァありがたいこって! 見たとこ、テメェの首の方が楽に取れそうに見えるが?
[和装の男の首に目をやると、治りかけてはいるものの、 ざっくりと喉に裂けたような傷があるのを見逃さない。 悪魔は剣を構えると、首に狙いを定めて構えた。]
(78) 2014/08/25(Mon) 00時頃
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/* い、1mの極太レーザーだとwwwwwwwwwwww 当たったら一発で溶けちまうってのwwwwwwwww さて、現状ドナルドはクラウディアの味方だからな、 これからどうなっていくやら……?
(-19) 2014/08/25(Mon) 00時頃
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あー… 俺ァ、ほんの数十分前まで真っ当に人間してたからな。
[左の手で生えた角を摩り、答える。]
どうやらこっちが俺の本性らしいんだが…… 今まで、何にも知らずに生きてきたからな。
俺も認めたくはねェが、正直、自分が 禍々しいバケモノになっちまった自覚はある。 周りから怖がられ、嫌われる事もあるかもしんねェ。
(96) 2014/08/25(Mon) 00時半頃
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