人狼議事


57 吸血鬼の決闘代理人

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【人】 落胤 明之進

― 養成所 ―

[は、と息を吐き出し目を閉じた後、
瞼を上げ、さらりと居住まいを正した。

 片手を伸ばし、女の頭上へと掌を翳す。]


  今をもって、私の決闘代理人に指名する。

   私に勝利を。


      ――― 期待している。
 

(3) 2012/08/23(Thu) 00時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
よおし。
今日も振るぞー。

投票… 5
襲撃… 2

(-12) 2012/08/23(Thu) 00時半頃

【独】 落胤 明之進

/*

あっ。ピッパ投票だ!
にゃー><

(-13) 2012/08/23(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

― 闘技場 ―

[椅子から半ば身を浮かせ、真白い頬を微かに紅潮させて決闘を見つめていた姿は、熱中しているようにも見えたろうか。

勝負ありのコールと共に膝が崩れそうになるのを、手摺を掴んでこらえる。


そのまま勝者に声を掛けることもせず、早々に闘技場を去っていった。]

(11) 2012/08/23(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

― 養成所 ―

[帰ってきた言葉に薄く笑みを浮かべ、頷く。

それから、ふと視線を空に投げた。]


 ―――……ああ。勝ってくれたか…。


[降りてきた視線は、今度は闘技場の方へと向いていた。]

(12) 2012/08/23(Thu) 00時半頃

【秘】 落胤 明之進 → 呉服問屋 藤之助

 
 …………。


[届いた声に、返答はしない。
だが、このままでいられないのもまた、事実だった。]

(-19) 2012/08/23(Thu) 01時頃

【人】 落胤 明之進

― 養成所 ―


 ああ。また。


[今し方契約を交わした彼女へと軽く手を挙げ、
背を向けてゆるりと歩き出す。

しばらく歩いたところでひとの姿がほぐれ、
くてり、と疲れた顔で仰向けになる黒猫が残された。]

(19) 2012/08/23(Thu) 01時頃

【秘】 落胤 明之進 → 呉服問屋 藤之助

[闘技場を去って後、1日は耐えた。
自力でなんとかできないかとも試した。

だが結局は、どうにもならないことを思い知っただけで―――


  翌日、黒い馬車が再び藤屋敷を訪れた。]

(-24) 2012/08/23(Thu) 01時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2012/08/23(Thu) 01時半頃


【赤】 落胤 明之進

― 地下 ―

[赤に染まった部屋へ影が差したのは、いつのことだったか。

金属に繋がれ、四肢を開かれた男の頭上へ立ち、
自分の影を落とすように見下ろす。
首元の鈴が、ちりりと鳴った。]


  起きているのか?


[頭の横に膝をつき、その顔を覗き込む。]

(*1) 2012/08/23(Thu) 10時半頃

【赤】 落胤 明之進


 敗者の運命は知っているだろう?

 君は、あれに嬲られ、絞り尽くされて殺される。
 或いは、永遠に死ぬことさえ許されず
 意志無き化け物になり果てるかもしれない。


[黒衣の袖を伸ばし、冷たい掌で男の頬に触れ、
先に待つだろう運命を語って聞かせる。
注ぎ込むように、浸すように。]

(*2) 2012/08/23(Thu) 10時半頃

【赤】 落胤 明之進


 君がそれを望まないのならば、

   私が、手を貸してあげるよ。


  地獄から逃れる機会を、君にあげよう。
 

(*3) 2012/08/23(Thu) 10時半頃

【赤】 落胤 明之進

― 地下 ―

 私とて、君を生きてここから連れ出すことはできない。
 君は、私のものではないから。


[あっさりと望みの一つを絶っておいて、言葉を続ける]


 けれども、君がこの場から"解放"されたいというなら、
 それを手助けすることはできる。
 君しだいでは、あれに一矢報いることも。

(*4) 2012/08/23(Thu) 16時頃

【赤】 落胤 明之進

[懐に手を入れ、つまみ出したのは小さなビン。
コルクの栓を外して傾ければ、小さなカプセルが転がり出る。]


 これは、吸血鬼にも害を為す毒薬だ。
 口の中で噛み潰せば、毒液が流れだし、
 君の血に乗って全身をめぐる。


 一時間ほど苦しんで、死ぬことになる。
 その間に君の血を飲めば、ただではすまない。

(*5) 2012/08/23(Thu) 16時頃

【赤】 落胤 明之進


[カプセルをつまみあげ、目の上にかざしてみせる。]


 使い道は任せるよ。
 これを受けるつもりなら、口を開けてごらん。


[そういって、誘うように指先を揺らした。]

(*6) 2012/08/23(Thu) 16時頃

【秘】 落胤 明之進 → 呉服問屋 藤之助

― 藤屋敷 ―

[迎え入れられ、通された部屋は
過日と変わらず、濃密な香気に満ちていた。

花蜜の香りを嗅いだとたん、さまざまな記憶がよみがえり、
眩暈に似たものを覚えて、小さく頭を振る。]


 先日お借りした服をお返ししにきた。
 

(-41) 2012/08/23(Thu) 16時半頃

【秘】 落胤 明之進 → 呉服問屋 藤之助


 それと―――

 ………早く、出してもらいたい。


     … 私の中に、いれた ものを。



[機嫌よく屋敷の主が語る言葉の一切に答えず、
それだけを口にして、押し黙った。]

(-43) 2012/08/23(Thu) 16時半頃

【秘】 落胤 明之進 → 呉服問屋 藤之助

[携えてきた赤い衣は綺麗に畳まれ香を焚きこめられている。
藤の香りが支配するこの屋敷で、そこだけは白檀の香が占めていた。


今は、気力を奮い立たせて立ってもいるが、
気力が尽きればどうなるかわからない。
奥底から伝わる響きは、時に手足の末端にまで伝わって、
金属をつづった腕輪を震わせ、涼やかな音を立てさせていた。]

(-44) 2012/08/23(Thu) 16時半頃

【赤】 落胤 明之進

― 地下 ―

 どうするのも君次第だ。

 道連れを狙うのも、自らの身を処すのも。


 どちらでもいい。
 わたしはただ、あれを―――


[言葉が途切れ、きし、と歯を噛み締める音が鳴る。]

(*7) 2012/08/23(Thu) 17時頃

【赤】 落胤 明之進

[途切れた言葉が続けられることはなく、
激情を追い出すように、ひとつ息を吐く。]


 ……もし君が本当にうまくやって、
 あれだけを害することができたなら

 その時は、ここから連れ出すことを約束するよ。


[覚悟を決めたか、追い詰められた末の自棄か。
開かれた男の口の中へ、カプセルをひとつ、ころりと転がした**]

(*8) 2012/08/23(Thu) 17時頃

【赤】 落胤 明之進

― 地下 少し前 ―


 ――――――。


[目を閉ざした男へと、重ねて声を掛けることはせず、
黒衣の姿はその場から離れる。

赤の部屋から出る少し前、黒は解け落ちて猫の姿に変わり、
そのままどこかへと去っていった。]

(*11) 2012/08/23(Thu) 21時頃

【秘】 落胤 明之進 → 呉服問屋 藤之助

― 藤屋敷 ―

[楽しむような、弄ぶような藤の君の笑みを視界に捉え、
黒檀の瞳に一瞬苛烈な光が浮かぶ。

しかしそれも、肌を合わせられるまでのこと。]


  …な……っ


[手首を引き寄せられ捕らえられ、
密に触れあう肌の奥で輪転する異物の感触に
息を呑み、呻いて腰を捩った。

それもまた、新たな刺激を呼び起こすとも知らず。]

(-57) 2012/08/23(Thu) 21時頃

【秘】 落胤 明之進 → 呉服問屋 藤之助


  っぁ……、ぁぁ………


[腰から上へと突き抜ける甘さに、膝が落ちる。
支えを失って床へ崩れ落ちた体は、
しばらく動くこともできずに悶えていた。]


  …………、


[耳朶を掠める濡れた感触に背筋を震わせ、
翻る袖をぼんやりと見上げる。

視界から消えていく藤の君を睨みつけ、
血が滲むほどに下唇を噛み締めて、

  ―――重い体を起こし、後に従った。]

(-58) 2012/08/23(Thu) 21時頃

【赤】 落胤 明之進

― 地下 ―

[藤の君を追うように赤の部屋へと現れたのは、黒を纏うもの。
よろめき、覚束ない足を進める毎に、手首の腕輪が幽けく鳴る。

藤の君が敗者の眼帯に手を掛けるのを見ながら、
赤い壁に背を預け、荒い息をついていた。]

(*16) 2012/08/23(Thu) 21時半頃

【人】 落胤 明之進

― 決闘前 ―

[首元に鈴をつけた黒衣の姿は、
それからも気まぐれのように養成所へ現れていた。

馬車もなく、先触れもなく、
ふらりと現れては消えていく。
正直なところ、目的も無いようだったが、
一度だけ、明確な目的を持って訪れたことがある。

それが、ヤニクを呼びだした時のことだった。]

 先日の戦い、見事だった。
 君の戦いぶりは、誰もが賞賛するだろう。
 

(53) 2012/08/23(Thu) 21時半頃

【人】 落胤 明之進

[型どおりの賞賛の言葉はそこで途切れ、
短い沈黙を挟んで、万感の思いが零れる。]


 ―――よく、勝ってくれた。

  君に賭けて、よかった。


   ――― ありがとう。
 

(54) 2012/08/23(Thu) 21時半頃

【人】 落胤 明之進

[貴族が代理人に礼を言うなど、おそらく異例のこと。
それでも、言わずにはいられなかった。]

 君への報酬はここに用意してある。
 今回の働きに報いるだけのものは用意したつもりだ。


 もし、次の機会があったならば

  ―――その時も、期待している。


[ずしりと重い布の袋を手渡し、
そのままふらりと去っていく**]

(56) 2012/08/23(Thu) 21時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2012/08/23(Thu) 21時半頃


【赤】 落胤 明之進

[壁際に、はり付けられたように添ったまま、
床に括られた男に群がる影たちを見る。

まるで視線の呪縛にでもかかったかのように、
全てを剥ぎ取られていく様子から目を逸らせずにいた。

ぞく、と背筋を震わせるたび、
腕輪がさやかな音を立てる。]

(*21) 2012/08/23(Thu) 22時半頃

【赤】 落胤 明之進

[不意に藤の君から視線を受けて、
ついと逸らすように横を向いた。
磁石の同極が反発するかのごとく。]


 好きになさればいい。

  ……それは、私のものではない。


[素っ気なく、それでも一応言葉は返す。]

(*22) 2012/08/23(Thu) 22時半頃

【赤】 落胤 明之進

[失せよ、と冷徹に宣言する声に、瞳が揺らいだ。

伸びゆく蔓に視線を走らせ、立ち去る藤の君の背を凝視する。]


 ………。


[なにか葛藤するように、蔓に絡まれる男を見つめ、
去りゆく足音を耳で追う。]

(*25) 2012/08/23(Thu) 23時半頃

【赤】 落胤 明之進

[行ってしまったのだ、と判断するまで耳を澄ませた後、
湿った息を吐き出して、身を剥がすように壁から離れ、
男へと近寄った。]


  ……まだ、殺されてくれては、困る。


[小さく呟いて、蔓を握る。
手の中でそれは黒く染まり、塵と化して砕け散った。

残る三本も同じように砕き、残骸を端へ押しやる。]

(*26) 2012/08/23(Thu) 23時半頃

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